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HG 量産型リコ専用ザク レビュー

今回は、HG 1/144 量産型リコ専用ザクのレビューをご紹介します!

HG 量産型リコ専用ザクは、ドラマ『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』より、量産型リコ専用ザク』の1/144スケールモデルキットです。ドラマ用のロゴカラーと、前作の1話で組み立てたザクのデザインをモチーフにしたカラーリングを再現。スタートアップ企業「ドリームクレイジー」や「矢島模型店」のロゴが収録されたマーキングシールも付属します。価格は2,530円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

前作『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』第1話にて、リコが初めて組み立てた「左肩を赤に塗装したザク」をモチーフにデザインされた『量産型リコ専用ザク』がHGでキット化。2021年12月に発売されたHGUCザクⅡをベースに、『量産型リコ』のロゴカラーであるレッドとグリーンを基調にしたカラーリングが再現されています。

成型色は外装がレッド(ピンク)とグリーン(ライトグリーン)基調としたカラーリング。その他、内部・関節、武装類はダークグレー成型色での再現となっています。ホイルシールは付属せず。塗装もほぼ必要ありません。

内部・関節のダークグレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。

ポリキャップも不使用。肘・膝関節はKPSパーツ構成で関節強度はまずまず高め。特別負荷のかかるような装備はなく、足底が広く接地性も高いため、自立は安定しています。

ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、予備マガジン、ヒートホーク、ヒートホーク用ジョイントパーツ、指揮官機用メット部パーツ、ハンドパーツ各種(平手:右、握り手:右、武器持ち手:左右)、ディスプレイ用ジョイントパーツが付属。軟質素材(ゴム素材)の腰部アーマーパーツは付属しません。

HGUCザクⅡの余剰パーツが多数付属。特にピンクのB1、B2ランナーは一部のパーツしか使用せず殆どが余剰になります。これらのパーツを組み替えて異なるカラーリングを楽しんでみるのもありですね。(動力パイプなど一部のパーツは一色分しかないので、真逆のカラーリングにすることはできません。)

専用のマーキングシールが付属。『量産型リコ』のタイトルロゴから、リコの寄りどころである『矢島模型店』、スタートアップ企業の『ドリームクレイジー』、更にはフードロスシェアリングサービス『NOKORUNA(ノコルナ)』のシールまで付属しています。量産型リコファンにはたまらないラインナップ。

頭部。モノアイやモノアイスリット、左右の動力パイプ、ドーム状のメット部など、量産型ザクの特徴的な形状が再現されています。動力パイプはピンクに配色された印象的なカラーリングでの再現。

モノアイにモールドはなし。ピンクのモノアイレールパーツに、モノアイ付きの黒いマーキングシールを貼って表現するようになっています。輪状に貼り付けるため、シワが入りやすいので注意です。

下部のレバーを左右に振ることでモノアイを左右に動かせ、表情を変化させることができます。

アンテナ付きのメット部に組み替えて指揮官機仕様に。少し雰囲気が変わって強く見えますが、量産型リコ専用ザクとしてはアンテナなしのほうが様になる気がしますね。

胸部・腹部。ザク特有の重機的な装甲が再現されています。中央の装甲や腹部動力パイプがピンクでの色分け。

首、肩共に前方にスイング可能。頭部や腕部が広く可動します。

左右の装甲はボールジョイント接続で柔軟に可動。

胸を左右に広げることができますし、上下にもロールさせることができます。この可動によって腕部をより幅広く動かせるようになっています。

腰部は背広状のなだらかなスリットモールド入り装甲が造形。こちらはグリーンで統一されています。リアアーマー中央のマウントラッチはヒンジ接続で展開可能。

腰部の関節部分を引き伸ばすことで、上半身を広く前後させることができます。

腰アーマー裏は全くモールドがなくプレーンな状態。フロントアーマーはボールジョイント接続で幅広く展開可能。サイドアーマーもリアアーマーへの固定軸で左右に展開させることができます。

右腕部にはザク特有のL字シールドを装備。大部分がグリーンで統一されていますが、前腕の一部装甲のみカラバリでピンクが配色されています。

上腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は細かいパーツ構成ですが、一部が左右の組み合わせで前面に合わせ目ができます。肩も一部に合わせ目あり。どちらも合わせ目を消す場合は後ハメなどの加工が必要。

前腕の手首側はボールジョイント接続で、少し引き出すことで上下にスイングさせることができます。柔軟に可動するので表情が付けやすいですが、経年で緩くなる場合もあるので注意です。

肘関節はロール可能。上腕もロールするなど可動箇所が多く、腕部を柔軟に可動させることができます。

なのでガワラ曲げも再現可能。

ショルダーアーマーはジョイントパーツを挟んでの2枚パーツ構成ですが、内側には丁寧なモールドが造形。塗り分けるなどするともっと映えそうです。ジョイントは前後にスイング可能。

肩側のジョイント部分も少し上下します。

左にはスパイクアーマーを装備。劇中第1話でリコが1/144 量産型ザクを塗装した際、左肩のスパイクアーマーが赤く塗装されていましたが、それをモチーフにしてピンクで色分けされています。球状パーツですが合わせ目ができないパーツ構成。前後のスパイクは別パーツ化されています。

スパイクアーマーはボールジョイントでフレキシブルに可動。肩側のジョイント部分も少し上下に可動します。

脚部。こちらも大部分がグリーンで統一されていますが、側面の動力パイプと膝の装甲がピンクで色分けされています。動力パイプは各部とも少し柔らかめの素材での再現。

大腿部は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化。膝から下もモールドに沿ってパーツ分割され、各部合わせ目は段落ちモールド化されています。

脚部は全体にKPSパーツによる内部フレームが造形。

ソール部。ザク特有の丸みのあるデザインでモールドはほぼありません。脚甲がグリーン、脚底がピンクという異色のカラーリング。足首のダークグレーパーツは前後にスイング可能。

足裏はメカニカルなモールドが造形。肉抜き穴もなく見栄えがします。スカートの内側も丸モールドが造形されるなど、チラ見を意識したデザインになっていますね。

バックパック。こちらはピンクの装甲でまとめられています。一部装甲や下部バーニアは内部パーツとの兼ね合いでダークグレーに色分け。

バーニアに可動ギミックはなし。シンプルな形状でスリットなどのモールドもありません。別パーツ化されているので塗り分けると変化が出て良さそう。

ベースキットであるHGUCザクⅡと並べて。通常版のザクⅡは見慣れているせいか、ミリタリー調のグリーンカラーでかなり親しみがありますが、並べてみると量産型リコ専用ザクのカラーリングの奇抜さが良く分かりますね。

エコプラ版ですが、HG 量産型ザク(040)と並べて。量産型リコ専用ザクはリメイク版のザクがベースなので、プロポーションが良くスタイリッシュ。

ENTRY GRADEのRX-78-2ガンダムHGUC RX-78-2ガンダム(REVIVE)と並べて。どれも比較的近年発売されたガンプラなので、組み合わせてもプロポーション的に全く違和感がないですね。どうせならガンダムも量産型カラーにしてみるのも・・・。

構造がHGUCザクⅡと全く同じなので、可動域も全く同じ。頭部は幅広く上下しますし、腕も水平以上に上げることができます。肘も2重関節で深くまで曲げることが可能。上半身も適度に反らすことができます。

腰は干渉なく360度回転可能。膝は2重関節で深くまで曲げられますが、動力パイプが突っ張るため少し位置が戻るようになります。新品だと動力パイプが白化するくらい抵抗がありますが、経年で強度が落ちているザクⅡは抵抗が少なく曲げやすいですね。

左右への開脚は幅広く展開可能。足首はあまり広くは可動しません。

可動域の総括としては、全体的にかなり幅広く可動します。特に首や胸部、腰回りの可動は柔軟なので自由にポージングが楽しめそうです。軟質素材の腰部アーマーが付属しませんが、なくてもそんなに困ることはなさそうですね。

ザク・バズーカ。MS用携行無反動砲で、口径は280mm。装弾数は5発とも単発とも言われ、対艦用や支援射撃を主目的として運用されたとのこと。

砲身部分は左右の簡単な組み合わせで上下に合わせ目ができます。

フォアグリップやセンサーは上下に可動。センサーは特にクリアパーツ化などされておらず、レンズは塗り分けが必要です。センサーハッチの開閉ギミックなどもなし。グリップは前後にスイングします。

砲口、後方の4穴も深くまで開口。

ザク・バズーカはリアアーマーのマウントラッチにマウント可能。グリップの節を組み付けて固定します。固定強度が余り高くなく、干渉などで外れやすいので注意です。

ザク・マシンガン。ザクⅡの手兵装で、120mm口径の実体弾火器になります。スコープとモノアイを連動させることで精密射撃も可能。弾種も豊富で、徹甲弾をはじめ、対宇宙艦艇用装甲弾、散弾などが用意されたとのこと。

基部が左右の組み合わせで上下に合わせ目ができますがあまり目立ちません。

フォアグリップは左右に、センサー(スコープ)は上下にスイング可能。上部マガジンは予備マガジンと交換することができます。

マガジンはサイドアーマーとリアアーマーにマウント可能。こちらはしっかりと固定されてポロリなどもほぼありません。

ヒート・ホーク。簡単な1個パーツ構成ですが、動力パイプなども細かく造形されています。展開型のもののみが付属。特に刃などの色分け指示はないようです。

付属のジョイントパーツを使用することで、ヒート・ホークをサイドアーマーにマウントさせることができます。ジョイントパーツは少し緩い感じがありますが、ヒート・ホークはしっかりと組み付いています。

アクションベースやスタンドを使って浮かせてディスプレイさせる場合は、股間部に付属のジョイントパーツを組み付けます。固定強度はあまり高くはないですが、コの字型に組み付いていてキットを斜めにしても外れにくくなっています。

一通り武装して。

ザク・マシンガンは付属の武器持ち手で保持します。トリガーに指を添える自然な形での保持が可能。手のひらにダボ固定されるのでしっかりと保持することができます。

後部ストックが前腕と干渉しやすいですが、前腕の装甲が伸ばせますし、肘もロールしたりするので余裕で干渉を避けることができます。独特のカラーリングですが、武装した状態でも全く変な感じはないですね。このようなカラーリングの地方配備機があっても不思議ではない感じ。

足首があまり深くまで曲がらないので、左右に開脚しての自立は少し安定性に欠けるかも。

ですが可動箇所が多いので、片足立ちはラクにバランス調整ができて自立を安定させることができます。

肩や胸部に可動ギミックがあるので、ザク・マシンガンの両手持ちもゆったりとラクに再現可能。

平手が付属するのでポージングに表情が付けやすいです。ザク・マシンガンに手を添えたり、指揮する姿を再現しても様になりますね。

ザク・バズーカも付属の武器持ち手で保持。グリップにダボ固定できますし、グリップが可動するので肩などとの干渉もなくラクに構えることができます。

どうせなら余剰でグリーンのパーツも付けて、レッドショルダーカスタムのカラーリングを再現させても良かったかと。残念ながらパーツは付属しないので、再現したい場合は塗装で・・・ということになりそうです;

ヒート・ホークは付属の握り手で保持させます。グリップの太い部分でハンドパーツに隙間なく挟めるので、スルッと移動することなくしっかりと保持ができます。

メット部を指揮官機に組み替えて。

左右どちらの武器持ち手も付属するので、両手に武装してより攻撃的な演出をすることができます。

マーキングシールを貼った状態で。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。カラーリングが左肩のスパイクアーマーだけでなく、各部動力パイプや前腕、膝装甲などがバランス良く色分けされていて何気に格好良いですね。ファンシーではありますが、インパクトがあって面白みのある量産型ザクになっていると思います。ベースキットが優秀なので、プロポーションも良いですしポージングの自由度も高いです。改めてHGUCザクⅡの良さ、遊びやすさを体感することができるのも魅力。

気になる点はそんなにないですが、どうせなら軟質素材(ゴム素材)の腰部アーマーも付属しても良かったのかなと。それと余剰パーツが多いのが・・・・;

このカラーリングでも武装してのポージングが格好良く決まりますし、武装類が程よく付属しているのでポージングバリエーションも適度に再現可能。指揮官機仕様の頭部もきっちりと付属し、風格のある量産型リコ専用ザクを再現することができます。限定パッケージやマーキングシールもファンの心を掴む要素で、量産型リコの魅力が詰まったキットになっているのが良いですね。

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