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HG ハインドリー レビュー

今回は、HG 1/144 CFP-010 ハインドリーのレビューをご紹介します!

HG ハインドリーは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMS『CFP-010 ハインドリー』の1/144スケールモデルキットです。グラスレー社製MSの特徴的な機体形状を新規造形で再現。後はめ加工をメインとするパーツ構成により、組み立てやすさが追求されたキットになっています。3本ノズルのバックパックの他、回転可動を備えた専用武器も付属。価格は1,760円(税込み)です。

「PROLOGUE」に登場したハイングラの正当な後継機で、グラスレー社がハインOSを基幹に開発したシリーズ最新型機『ハインドリー』がHGでキット化。西洋甲冑を彷彿とさせる外装を持つ特徴的な機体形状が新規造形で再現されています。

成型色は淡めのグリーンとパープルグレーをベースに、バックパックや武装類にグレーを配色。その他、頭部バイザーや胸部のドームはクリアパープル、ランスはホワイト成型色パーツでの再現となっています。量産機らしいミリタリー調のカラーリング。

シールは頭部アンテナやセンサー、胸部や肩部モールドを補うくらいで多くはありません。一部ダクトやモールドをグレーに塗り分ける必要がありますが、素組みでも十分な色分けが再現されています。

パープルグレーやグレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。

ポリキャップも不使用。足底は広くはないですが、足首の可動域が広く接地性が高いのと、関節強度も高いので自立は安定しています。3本のスラスターユニットを持つバックパックも特に負荷はかかりません。

ランタンシールド(ビームハンドガン、ランス付き)、ラウンドシールドが付属。

頭部と腕部(二の腕以下)以外の部分には簡単な内部フレームが造形されています。

頭部は曲状のメット部や後頭部の1本アンテナが印象的に造形。前面に顔のようなモールドはなく、無機質なバイザータイプになっています。1つ目っぽく見えるのも印象的。

全体的に合わせ目が出来ないパーツ構成。後頭部アンテナ先端の白やピンクのセンサーもシールでの色分けです。

アンテナ用のシールは上が浮いたり剥がれたりしないよう、巻きつけて貼り付けるようになっているのはいいですね。

バイザー内部にモールドはなし。内部はシールで色分けしますが、表面のクリアパーツに細かなモールドが入っています。

ベギルペンデ、ミカエリスの頭部と並べて比較。同社製のMSですが、全く異なる形状でバリエーションに富んでいるのが面白いですね。

胸部は西洋甲冑のような装甲を装備。表面の十字型モールドも印象的に造形されています。十字ラインの中央は別パーツでの色分けで一部は白いシールでの色分けです。

ドーム状クリアパーツのコックピット内部には簡単なモールドが入っています。

肩はボールジョイント接続で幅広く展開させることが可能。

腰部は他のグラスレー社製MSと同様に軽装。中央に溝のある縦長装甲が印象的に造形されています。脚の付け根もベギルペンデやべギルベウなどと同じ楕円形状。ただし表面にクリアパーツはなく、シンプルなKPSパーツのみの組み合わせで構成されています。

リアアーマーは幅のある装甲。前後とも一部モールドはグレーに塗り分けが必要です。

腰アーマー裏は前後とも簡単なモールドが造形。内側から見てもチープさがないような作りになっています。肩部や股間部のジョイント穴は他のHG水星の魔女シリーズと共通。組み替えてお好みのカスタマイズを施すことができます。

胴体内部フレームはランナーこそ新規造形ですが、同社製のHGベギルペンデとほぼ同じ構造。ただし外装パーツとの兼ね合いで前面のダボ穴が上下2箇所に造形されています。

胴体部をベギルペンデと並べて比較。

腕部をベギルペンデと比較して。構造自体は同社製のベギルペンデやベギルベウと殆ど同じですが、ショルダーアーマーはスラスター付きの厚みのある装甲が造形されています。

上腕左右の組み合わせですが、合わせ目は端にくるので目立ちません。分解できるので合わせ目消しもラク。前腕は前後(上下)の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。

肘関節はヒンジ接続。ですが前腕パーツとの兼ね合いで抜けない構造になっています。耐久性が考慮されているので、経年で関節が緩くなるようなことも少ないかと。

腕部構造が同じなので、ベギルベウのベイオネットやベギルペンデのノンキネティックシールドも装備可能。

ショルダーアーマーは内部フレームに外装を被せる構造で適度に厚みがあります。合わせ目はありません。側面スラスターも別パーツ化されているので、塗装でする場合も色分けがラク。前後のモールドはパープルのシールを貼って色分けします。

脚部をベギルペンデと並べて比較。構造自体は同じですが、外装は膝表面に円形モールドが造形されるなどハインドリー特有のデザインになっています。大腿部、膝から下ともに前後から外装パーツを組み付ける構造で裾のほうに合わせ目ができます。

脚部には直線状の内部フレームが造形されています。こちらもベギルペンデなどとよく似ていますが、一部のダボやモールドなどが少しずつ違っています。

ソールをベギルペンデと並べて比較。ベギルペンデはソールがハイヒール型のフットユニットになっていますが、ハインドリーは対象的なデザインで全体が接地するタイプ。

足裏も適度にデザインされ、中央には円形のスラスターが造形。かかとの肉抜き穴もそれと感じさせないようなデザインになっています。

背部をベギルペンデと並べて比較。ハインドリーのバックパックは3本の縦長スラスターユニットを持つシンプルな構造。

バックパック基部は簡単な2枚パーツ構成。表面には適度にモールドが造形されています。

上部のスラスターユニットは簡単なモナカ割ですが合わせ目は段落ちモールド化。

一方の下部スラスターユニットはモナカ割で全体的に合わせ目ができます。ちょっともったいない気もしますね。

下部のスラスターユニット先端は開口されていますが、浅いのでジョイント用ではないようです。

スラスターユニットの付け根はボールジョイント接続で適度に角度調整が可能です。

ハインドリーの背部とは簡単な2ダボ接続で他のHG水星の魔女シリーズと共通。

同社製のベギルペンデやベギルベウとも交換できますし、HGACウイングガンダムのバックパックやHGUC系のバックパックを組み付けてカスタマイズを楽しむこともできます。ベギルベウの背部ユニットを装備させるとよく似合いますね。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。キットの大きさは陸ジム程度と小柄です。装甲に丸みがあるのでその分マッシブな感じはありますが、軽装なのでまとまりも感じさせるキット。ハインドリーの全高は18.4mです。

HGミカエリスと並べて。ミカエリスとはだいぶ大きさに差があります。

HGベギルペンデHGベギルベウとも並べて。同社製なので似た部分は多いですが、ハインドリーは最も量産機らしい落ち着いたデザインになっています。

頭部は適度に上下させることができます。顎引きは比較てき深く可動。左右への可動は顎が干渉し易いですが、真横にまでスイングさせることができます。

四肢の構造はベギルペンデなどと同じ。なので腕はY字程度まで幅広く上げることができますし、肘は1重関節ですがV字程度までしっかりと曲がります。腕はベギルペンデよりも少し高くまで上がる印象。

胸部と腹部の付け根が360度回転します。膝は1重関節ですがV字程度まで曲げることが可能。立膝もきれいな姿勢で再現することができます。

左右への開脚も水平以上に幅広く展開させることができます。

足首の可動は、前後への可動は制限されますが、左右へは幅広くスイングさせることができます。

全体的に可動は柔軟。特に前方や左右への開脚はガンプラの中でもトップレベルで、立膝なども柔軟に再現することができます。ティックバランへの搭乗もしやすそうでいいですね。

ラウンドシールド。左腕に装備する防御兵装で、攻撃の受け流しを重視した円形状の防御盾になっています。裏面にはモールド入りの裏打ちパーツが造形されています。

裏面にはヒンジ接続ながらも可動式のマウントアームが造形。各部が上下やロールなどフレキシブルに可動します。

ランタンシールド。小型のラウンドシールドにビームハンドガンとランスが組み込まれた携行装備になります。電磁射出式のランスを用いた刺突攻撃と同時に、射撃による複合攻撃が行えるとのこと。

シールド部分はラウンドシールドと同様、裏打ちパーツが造形された2枚構造。

内側にはモナカ割のビームハンドガンが造形されています。簡易的な構造ですが、合わせ目は各面とも段落ちモールド化。

ランスは白成型色の1個パーツ構成でシンプル。一応引き抜くことができますが、特に脱着や射出などの表現はなく、刺突のみの攻撃武装になっているようです。ランスは一部に溝(赤◯)があるので定位置で固定させることができます。

ランス部分は上下にスイングさせることができます。

一通り武装して。

西洋騎士のような甲冑姿には独特の格好良さがありますし、槍(ランス)、円形状のシールドなどの装備によって近衛兵っぽい雰囲気が出ているのがいいですね。

ランタンシールドはハンドパーツにグリップを差し込むだけで保持が可能。グリップには適度な長さがありますし、グリップ穴に隙間なく収まるのでしっかりと保持させることができます。

ランスは回転して自由に角度が変えられるので、腕部との干渉も避けられますし、お好みの位置に配置しておいても問題はなさそうです。

ランタンシールドはシールド、ビームハンドガン、ランスの複合武装なのでポージングバリエーションが多彩。

ラウンドシールドは手首の溝にパチンとはめ込んで組み付けます。軽武装で干渉が全く無いのがメリット。固定強度があまり高くなく、グリグリ動かしていると外れる場合があるので注意です。

アームを展開して基部を反転させることで、ラウンドシールドを拳の前方に配置することができます。

可動が柔軟なので立膝を付くポーズなどもラクに再現可能。若干股間部の可動がぎこちないくらいで関節強度も高く、一旦ポーズを取らせるときっちりと姿勢を維持してくれるので取り扱いやすいです。足首が幅広く可動するので接地性も高いですね。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。西洋騎士のような甲冑姿が印象的。派手さではベギルベウやベギルペンデに劣るものの、各部円形モールドがマッシブさを表現していますし、造形的なバランスも良く、まとまりを感じるデザインになっています。頭部はバイザースタイルですが、1つ目のような謎めいた雰囲気も持ちつつ、それでいて近衛兵のような品も感じさせるなど、何とも言えない魅力を感じるキットになっているのがいいですね。

他のHG水星の魔女シリーズキットと同様、気になる点は殆どなく、完成度も高いですが、多少ラウンドシールドが外れやすいので注意です。それと、背面の下部スラスターユニットや脚部の裾に合わせ目ができるのはちょっともったいない気がします。

可動が柔軟なフォーマットなので、ポージングにおける自由度の高さは折り紙付き。ティックバランへの搭乗も難なく可能です。複合武装のランタンシールドを使えばポージングの幅も広がるなど、量産機でありながらその枠に収まらない、ハイスペック・高クォリティなキットになっているのがいいですね。

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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら

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積みプラは罪 管理人様、いつも記事を楽しく読ませて頂いております!レビューを見て満足してしまい自身の積みが消化出来ません笑 オデッセイの制作をされるどの事でしたが、実車用のタッチアップペンで塗装などされて見ては如何でしょうか?これからもガンプラレビューや制作など楽しみながら見させて頂きますので、管理人様も楽しみながら制作&記事更新をお願い致します!

長太郎様 ガンダムブログ、とても参考にさせていただいております!MGEX ユニコーン、自分も楽しんで製作しようと思います(^^♪

おっさn様 いつも参考にさせていただいております

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