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製作① 後ハメ加工など ⇒ 製作② 改修・塗装など ⇒ 製作③ 塗装・脚部の合わせ目消しなど ⇒ 製作④ 各部筆塗り、スミ入れ、デカール貼りなど ⇒ 製作⑤ 仕上げ
こんにちは!今回は、HG 1/144 ガンダムキマリスヴィダールの製作②をご紹介します!
ガンダムキマリスヴィダールはガンダムヴィダールの真の姿ですが、ほとんどガンダムヴィダールの面影はないですね。全体的にはキマリストルーパーが進化したような形になっていると思います。個人的にはガンダムヴィダールにそれほど思い入れがなく、どちらかというとこちらの方が好みです。というか、キマリス系はなぜか惹かれるものがありますねぇ;
まぁ仮面の男ではなくガエリオが本来の姿ですし、ガンダムもヴィダールよりキマリスヴィダールのほうが親しまれるようにとデザインされたのかもしれません。勝手な想像は尽きませんが、アーム付きのシールドもいいですし、ドリルニーもダインスレイヴも魅力的なので、きれいに仕上げてポージングしていきたいですね。
では前回の続き、HGガンダムキマリスヴィダールの製作をしていきます。
肩部のシャフトは金属シャフトに変更していきます。ここで使用するのはwaveの1.5mmAL・ライン。ディテールアップやパーツを接続する時の真鍮として使用できる金属シャフトです。自由に曲げ伸ばしができますが、一度折り曲げて型をつけたらまっすぐきれいには戻りにくいので、その点だけ注意して取り扱います。
AL・ラインをペンチで適当な長さにカットしておきます。切り方が悪いと端が潰れたようにカットされるので、潰れたら金属やすりなどで端を削るといいかと。ですがものによっては逆にヤスリのほうが傷む場合もあるので、そのあたりは注意して行ってください。あと、鉄粉が出るので怪我などにもご注意を。(鉄粉で怪我はないかな?)
胸部パーツのシャフトを差し込むところをニッパーでカットしてピンバイス1.5mmで開口しておきます。あまり穴を広げすぎると差し込むところが切れてしまうので、1.0mmで一度開けてから徐々に穴を広げてやったほうがいいかもです。慎重に作業を行う必要がありますね。
カットしたシャフトはマスキングテープなどでまとめておくとなくすことがなくていいですよ。
次にメタルパーツを埋め込む部分にピンバイスで穴を開けておきます。使用するメタルパーツはハイキューパーツのツインパイプ2の2.0mmと2.5mm、それといつものイボルブワークス1.0mm、1.7mmマイナスモールドです。
左から、脚部裏スラスター部分(四角いところの中心)とショルダーアーマーの丸型モールド中心は2.0mm、胸部は1.7mm、腰部フロントアーマーは1.0mm、リアアーマー黄色パーツの穴は2.5mm、サイドアーマー黄色パーツの穴は2.0mmで開口。ドリルランスの200mm砲とシールドはメタルパーツは埋め込みませんが、穴が空いていないので開口しておきました。
ではとりあえずサブアームの接続部とドリルニー、刀の刃の部分をスターブライトアイアン(ガイアカラー)、膝裏と腹部のシャフトをスターブライトシルバー(ガイアカラー)で塗装しておきます。
塗装が乾いたら、刀の刃の部分と各パーツのシャフト部分をマスキングしておきます。
次にドリルランス、シールド、リアアーマーとサイドアーマーのスラスターパーツ裏側、そしてサブアーム各パーツをジャーマングレー(ガイアカラー)で塗装します。シールドは組み替えると露出する部分(表側)も合わせて塗装しておきます。
塗装が乾いたらシールド裏面や表面の露出する部分、そしてリアアーマー、サイドアーマーの裏面をマスキングしておきます。
ドリルランスは先程塗装したパーツを組み込んで合わせ目を消しておきます。噛み合わさる部分に注意して接着します。
クリップでしっかりと挟み込んでムニュ付けしておきます。ドリルランス先端には隙間ができるので、フィニッシャーズのラッカーパテで隙間を埋めておきました。
以上、今回はここまでです。全体的になかなか器用な手先作業が求められますし、根気の入りそうな処理が多いです。ですが、合わせ目消しやマスキング、ちょっとした改修などのガンプラ製作の基礎のような部分はかなり散りばめられたキットになっていると思います。
なので、レベルアップや経験を積むという意味ではなかなか最適なキットになっていると思いますよ。まだお持ちでない方や罪ぷらになっている方はぜひ製作してみてはいかがでしょうか。
では次回をお楽しみに~。良いガンプラライフを。ではでは~。