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エアーブラシなしで作る① ⇒ エアーブラシなしで作る② パーツ洗浄 ⇒ エアーブラシなしで作る③ 塗装その1 ⇒ エアーブラシなしで作る④ 塗装その2 ⇒ エアーブラシなしで作る⑤ デカール貼り ⇒ エアーブラシなしで作る⑥ つや消しスプレーを吹く ⇒ エアーブラシなしで作る⑦ 仕上げ
今回は、HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る①をご紹介します!
今回からHGガンダムアスタロトオリジンを製作していきます。ガンダムアスタロトオリジンは鉄血のオルフェンズ外伝『月鋼』に登場するMSで、ガンダムアスタロトの原型です。赤いカラーが特徴的でシャアのイメージさえ感じさせるこのキットですが、今回はいつもの製作とは少し趣を変えて、エアーブラシを使わず製作していきたいと思います。
普段は塗装や仕上げのつや消しなどでは必ず使うエアーブラシですが、ガンプラ初心者の方には少し敷居が高いというか、お値段が高かったり使い方が難しかったり、近所迷惑で使えなかったりといろんな理由でお持ちでない方もいらっしゃると思います。
なので今回はこのエアーブラシを使わず、筆塗りやスプレーなど身近な道具類だけを使って、手間をかけずサクッとお手軽に仕上げられるような製作をしていきたいと思います。まぁいつもやっている製作方法とは違う番外編ってかんじですね。では早速製作をどうぞ~。
<2017年8月29日 記事と画像を追加しました。>
まずはエアーブラシなしの製作に使う道具類をまとめておきました。素組み&シールを貼った状態のHGガンダムアスタロトオリジン、筆塗り用のエナメル系塗料、エナメル溶剤、スミ入れ用コピックモデラー、分解用のマイナスドライバー、面相筆、ヤスリがけ用の紙やすり、きれいに魅せるための水転写デカール、そして最後の仕上げ用つや消しクリアースプレーです。
道具類を揃えた画像にはこのメラミンスポンジが写っていますが、当初はこれを使ってつや消し状態にして仕上げようかな~と思いました。ですが、実際にやってみて「これはめんどい・・・・・、時間の無駄だ・・・・・_| ̄|◯」と思ったので使うのをやめました(笑)
もちろんメラミンスポンジを使ってきれいに仕上げている方もいらっしゃいますし、絶対にだめということは無いと思います。ただ、最後につや消しスプレーを吹くのとそれほと変わらないですし、スプレーのほうが手間がいらないのでいいかな―と。ひたすらスポンジで表面を磨く作業も性に合わないのでね^_^; なので今回はこのメラミンスポンジは使いません。
なので使用する道具類はこんな感じになります。道具類やエナメル塗料色に関しては、製作している途中で随時追加されるかもしれません。一応はじめに揃えたエナメル塗料は、タミヤのチタンシルバー、ダークグレイ、フラットホワイト、ジャーマングレイの4種類って感じです。(はい、いつものやつです^_^)
コピックモデラーは、アスタロトオリジンの外装が赤色なので、ブラックよりはブラウン系の方がしっくりくるのでコピックマルチライナーのブラウンを使います。そして仕上げのつや消しは、つや消し塗料の比較で一番ヤスリキズを消してくれた、Mr.スーパークリアーつや消しスプレーを使います。スプレーは1本で足りると思いますが、使い方に慣れないうちは使い果たしてしまうこともあるので、予備でもう1本くらい入手しておくといいかもです。
より美しく仕上げたいのでデカールだけは貼り付けに少し手間のかかる水転写デカールを使用します。こちらもいつも使っているハイキューパーツのRB01 1/144 コーションデカール(ホワイト)ですね。って言ってる側から追加道具が^_^; このデカールをカットするためにデザインナイフ、水気を取るための綿棒、デカールを挟むためのピンセットが必要ですね^_^; そちらの道具類もどうぞご用意をm(_ _)m
なお、ガンプラの製作道具を一通りまとめていますので、もしどんな道具類が必要かわからないという場合は以下のページをご参考下さいまし。⇒初心者のためのガンプラ製作・塗装道具をまとめました。
それでは製作に参りましょう。まずは各パーツをヤスリがけするために、全てのパーツを分解しておきます。分解は無理やり外そうとするとダボが折れたりすることがあるので、隙間にマイナスドライバーを挟みつつ少しずつ割りながら分解していくと破損が防げるかと思います。分解時は説明書を逆に辿りながら分解するとよりラクに分解出来ますよ。
素組み時に貼ってしまったホイルシールは、ピンセットで少しずつ剥がしていきます。貼り付けあとに糊(のり)がついていることもあるので、ツメでこさげたりしてきれいに剥がしておきます。
エナメル溶剤を綿棒につけて糊を拭き取るという手もありますが、エナメル溶剤はパーツを破損させてしまうこともあるのであまりオススメできる方法ではありません。なので、根気よくツメやティッシュなどでパーツを傷つけないように糊を取るのがいいですね。
剥がしたホイルシールは、また使う可能性もあるので、元のシール枠に貼ったりしてきれいに取っておくクセをつけておくといいかもです。(まぁ、いらなかったら作り終えた後で捨てたりするんですけど^_^;)
パーツを分解したら、パーツを無くさないよう、色ごとに分けてタッパなどに入れておきます。
紙やすりで各パーツごとにゲート跡などをヤスリがけしておきます。今回は仕上げに吹くMr.スーパークリアーつや消しスプレーがヤスリあとを見えないように消してくれるので、目の粗い400番くらいでヤスっておくだけでいいと思います。
フライングアーマーなどは一旦パーツを組み合わせてからヤスリがけしたほうが、角落ちしなくていいですね。
オマケとして、メラミンスポンジを使って表面をつや消しにした状態をご紹介してみたいと思います。画像右のフライングアーマーがメラミンスポンジを使ったものです。見た感じ、とりあえず艶は消えているっぽいものの、つや消しコートをした状態のようにがっつりつや消しにはなっていないようです。
悪くはないですが、パンチがないっていうのかな?ちょっと物足りなさを感じてしまいます。なので今回は、しっかりとつや消しスプレーで表面をコートして仕上げていきたいと思います。
以上、今回はここまでです。今回の製作では、ガンプラ初心者の方が一から製作に取り組みやすいよう、できるだけ全ての工程を細かくご紹介していきたいと思います。なので、ガンプラを作り慣れている方にとっては「そんなことは知っとるわい!」というようなこともご紹介していきますが、こんな方法があるんだ―とか復習てきな感じでご覧いただけると幸いですm(_ _)m
もちろんアスタロトオリジンだけでなく、いろんなガンプラでも同じことなので、いろいろと応用にも役立ててみてくださいね。
では次回はパーツ洗浄などをご紹介していきますのでお楽しみに~。良いガンプラライフを。ではでは~。
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HG 1/144 ASW-G-29 ガンダムアスタロトオリジン
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2 件のコメントがあります。
U.C.0063
on 2017年8月27日 at 02:37 -
nori様
こんばんわ。制作の更新ありがとうございます。
HG ガンダムアスタロトオリジン、積みプラにあります(^_^;)
以前、素組のレビューは拝見しました。
その時、「完成品までUPして欲しいなぁ〜」と思っていました。
今回、その願いが叶いました。ありがとうございます。
しかも、お手軽仕上げ、いいですね!
アスタロトとオリジン買っては見たもののアスタロトの素組を見て好みで無く
塗装完成まで辿り着く事が出来ていません。オリジンは箱すら開けて無い状態でした。
nori様がサクッと仕上げる方法を伝授して頂けそうなのでモチベーション上げて
スタンバってますので。宜しくお願い致します(^_^)
nori
on 2017年8月27日 at 23:30 -
こんばんわ^_^ コメントありがとうございます!
今回はとにかく簡単で短時間で済ませられる仕上げ方にしてみました。たまにはこんな感じに仕上げてもいいかなーってところです^_^
仕上がりはそれなりですが、コストも手間もかけないようにするにはわりとベストな製作方法だと思いますので、少しでもご参考いただけると有難いですm(_ _)m