今回は、RE/100 1/100 LM111E02 ガンイージのレビューをご紹介します!
RE/100 ガンイージは、『機動戦士Vガンダム』に登場するMS「LM111E02 ガンイージ」の1/100スケールモデルキットです。ガンイージの特徴的な機体形状を再現。RE/100ならではの洗練されたパーツ構成に加え、ハイディテールな外観を持つ高品質なキットになっています。ビームバズーカや肩部に収納可能なビームサーベル、ホログラム加工が施されたビーム・シールドが付属。価格は3,780円(税込み)です。
リガ・ミリティアがV計画の一環として開発した量産型MSで、劇中では主にシュラク隊が搭乗。ザンスカール帝国軍との戦闘で活躍した他、戦場で散っていったシュラク隊の悲劇の象徴ともなった機体「LM111E02 ガンイージ」がRE/100でキット化。
グリーンを基調としたミリタリー調のカラーリング、量産機らしい小型でシンプルな機体形状が新規造形で再現されています。付属のビーム・ライフルやビームサーベル刃のみMG VガンダムVer.Kaからの流用です。
成型色はくすみのあるグリーンとブルーが大部分を締め、腹部や各部ダクトなどがダークグレー成形色での再現となっています。その他はビーム・バズーカがグリーン成形色での再現。
ダークグレーの内部や関節パーツにはKPS素材が使用されています。ABSは不使用。全体的にパーツの組み合わせが少し固めなので、塗装で仮組みする場合は分解時に破損しないよう注意が必要です。
ポリキャップはRE/100定番のPC-210を使用。このポリキャップは大型キットで関節の緩さが目立ちますが、このガンイージは小柄なこともあって関節強度はそこそこ高め。造形的にシンプルで脚底も平らなので自立は安定しています。
■付属品
ビーム・バズーカ、ビーム・ライフル、ビーム刃(扇状、サーベル状)、ビーム・シールド、肩カバーパーツ✕2、ジョイントパーツ各種(ビーム・バズーカ用、ビーム・ライフル用✕2)が付属。
MG VガンダムVer.Ka用のパーツやビームサーベル刃が余剰で付属します。
シュラク隊のロゴが収録された専用のマーキングシールが付属します。
■各部形状
RE/100 ガンイージの各部を見ていきます。
■頭部
頭部。ガンダムタイプのようなヒロイックなデザインで造形。ただし額にV字アンテナなどはなく、センサーのみの量産機らしいシンプルな造りになっています。メット部は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができますが、少し段差があるのでモールドとしておいてもいいのかも。こめかみのバルカンは塗り分けが必要です。ツインアイはシールによる色分けで少し垂れ目気味。
とさか後部のセンサーはグリーンのシールでの色分けです。ツインアイは額のセンサーと一体のクリアーグリーンパーツ。頬のダクトにはスリットモールドが造形され、その上からシールで色分けするようになっています。
■胴体部
胸部・腹部。モールドは少なめですが、複数パーツの組み合わせでスタイリッシュに造形されています。両肩には特徴的なウェポンコンテナを装備。エアインテークやウェポンコンテナのハッチは別パーツでの色分けです。コックピットハッチの開閉ギミックなどはありません。
肩のウェポンコンテナは前面のハッチが展開可能。右肩にはビームサーベル柄、左肩には2連マルチ・ランチャーが内蔵されています。2連マルチ・ランチャーはしっかりと奥まで収納されるのでやや引き出しにくいかも。
肩のウェポンコンテナは脱着が可能。付属のカバーパーツを取り付けることでシンプルなスタイルに変更することができます。
ウェポンコンテナを外した状態で全身から。
腰部。こちらもモールドが少なく軽装ですが、フロントアーマー上下のダクトなどは裏打ちパーツとの兼ね合いで細かく色分けされています。スリットモールドもきっちりと造形。
腰アーマーはフロントアーマーのみ裏打ちパーツが造形。リアアーマーには簡単なフレーム状モールドがデザインされています。サイドアーマーは付け根がボールジョイントとヒンジ型のパーツで接続されているため広く可動します。
■腕部
腕部。こちらも全体的にモールドが少なくシンプルなデザインで造形。ただし造りは簡易的ではなく、複数パーツによって細かく分割されています。
上腕は筒型で合わせ目はありません。前腕も複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールド化。少し幅のあるアーマーになっています。台形型モールド内部は黒いシールでの色分け。個体差かもですが、肩と上腕の接続部分が少し抜けやすいので注意です。
前腕のアーマーはロールが可能。表情を変化させることができます。
左腕部の前腕にはビームシールド発生装置を装備。ビーム発生装置は脱着可能で右腕部にも組み付けることができます。
ショルダーアーマーは前後の組み合わせですが、上部の合わせ目は端で段差モールド化。側面のダクト部分にのみ少し合わせ目ができます。ダクト内部はグレーに塗り分けが必要。上下のスリット入りダクトは裏打ちパーツとの兼ね合いで細かく色分けされています。
■脚部
脚部。こちらも見た目はシンプルですが、膝から下は複数パーツの組み合わせで少しメカニカルに造形。膝のダクトはパーツでの色分けです。
大腿部は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段差モールド化。膝から下は多数パーツの組み合わせですが、ふくらはぎ後部に合わせ目ができます。膝は一部が分離しますが、完全に分離はできないので合わせ目を消す場合は後ハメなどの加工が必要そう。
ソール部は簡易的な作りですが、各部にエッジの効いた装甲が造形。脚裏はモールドの入った裏打ちパーツで蓋をするようになっているため、肉抜き穴はありません。特につま先の可動ギミックもなし。
■バックパック(背部)
背中にバックパックなどの装備はなく、4基のスリット入りダクト(バーニア)のみの軽装スタイルで造形されています。
中央の蓋を外すとポリキャップ穴があり、ガンブラスターを意識した作りになっています。後発のRE/100ガンブラスターとは背部形状が同じなので、このガンイージにもブースターパックを装備させることができます。
■他キットとの比較
MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)。MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べて。ガンイージはかなり小柄です。ダブルゼータと比べると、同じ1/100とは思えないようなサイズ差があります。ちなみにガンイージの全高は14.9m、ダブルゼータガンダムの全高は21.11m(頭頂高:19.86m)です。
MG VガンダムVer.Kaが手持ちにないのでMG V2アサルトバスターガンダムVer.Kaと並べて。V2と比べてもこれだけ差があります。V2ガンダムの頭頂高は15.5m。設定以上の差がある気がしないでもないですね;
RE/100ガンブラスターと並べて比較。成型色や配色が違うのでだいぶ印象が違って見えます。ガンイージは量産機らしい渋みがありますが、ガンブラスターはややヒロイックなカラーリングなのと、ブースター・パックを背負っているのでその分重厚感あります。
RE/100ガンイージ(陸戦タイプ)、ブルーバード隊仕様(共に画像左)と並べて。陸戦タイプ、ブルーバード隊仕様はガンイージ(画像右)に比べて少しミリタリー要素が強め。形状も少し特殊です。
HGとしては大きめのHGUCシナンジュ・スタインと並べて。ガンイージは1/100ですが、何気に1/144サイズのキットよりも小さいという・・・;脳がバグる・・・;
■各部可動域
頭部の上下可動はあまり広くなく、顎引きや見上げる状態はそれなりといった感じ。
左右への可動は、ウェポンコンテナと顎が干渉するので水平にまで動かすことはできません。ウェポンコンテナを外すと左右への首振りが柔軟になります。
腕部は多少ショルダーアーマーが干渉しますが、Y字程度にまで上げることができます。肘も深くまで折り曲げることが可能です。
肩の前後スイングは、後方へはほとんど可動しませんが、肩内部パーツが引き出せるので前側には適度にスイングが可能です。
腹部が可動するので、わずかですが上半身を前後にスイングさせることができます。わかりにくいので赤ラインを引いています。
腰部はリアアーマーが干渉しますが、一応360度回転可能です。アクションベースへは付属のマウントパーツを使ってディスプレイします。マウントパーツは股間部にしっかりとスライド固定されるので、キットが落下することはありません。小柄のキットなので、小柄のアクションベース5でもラクにディスプレイが可能でした。
股間部がスライド可動し、脚部のポージングの幅が広がります。
フロントアーマーも広く可動し、リアアーマーもそれほど干渉しないので、前後開脚は広く展開させることができます。
膝も深くまで折り曲げることができます。
足首の可動は前後左右ともまずまず。
左右への開脚は水平まで幅広く展開します。
内股は股間部と大腿部が干渉するのでそれなりですが、がに股は広く十分に可動します。
立膝は不安定。可動域は広いものの、立膝に適したキットではないようです。
可動域を総括すると、可動がやや制限されるところはありますが、肩部や股間部など重要な部分は広く可動します。なのでポージングでは比較的柔軟に対応できそうですし、動きが付けやすい優秀なキットになっていると思います。
■武装類
ビーム・バズーカ。サナリィが開発した大口径ビーム兵器です。グリーンの装甲部分は左右の組み合わせですが、上下の合わせ目は段落ちモールド化。その他も合わせ目ができないパーツ構成です。
砲口は適度に開口され、内部にはメカニカルなスリットモールドが造形がされています。センサーは赤いシールによる色分けでクリアーパーツなどは使用されていません。グリップは収納可能です。
ビーム・バズーカは付属のジョイントパーツを介してリアアーマーにマウント可能。固定強度はちょうど良く、塗装しても擦れはおそらくできないくらいかと。
前腕にも台形型のジョイント穴がありますが、形状が少し違うのでビーム・バズーカを前腕に取り付けたり、ビーム・シールド発生装置をリアアーマーに取り付けたりすることはできませんでした。
ビーム・ライフル。MG VガンダムVer.Kaに付属しているものと同じです。複数パーツの組み合わせで合わせ目はありません。
砲身は左右にロール可能。これによってフォアグリップを左右に振ることができます。センサーはクリアーグリーンのパーツによる色分け。クリアパーツは一度差し込むと抜けにくいので注意です。
ビーム・ライフルを分解することでビーム・ピストルにすることができます。
付属のジョイントパーツを組み付けることで、ビーム・ライフルを脚部にマウントすることができます。
クリアーピンクのビーム・シールド。表面には特殊な模様が入っています。ホログラム加工なので、角度を変えると虹色に輝きます。PET素材。
MG V2アサルトバスターガンダムVer.Kaに付属のもの(画像右)と比較して。画像左がガンイージのものです。模様などもほとんど同じですが、若干ガンイージのほうが厚みがあって虹色感が強い気がします;
ビーム・シールド発生装置に挟み込んで前腕に装備します。バラけることなくしっかりと固定できますが、ポージング時はショルダーアーマーが少し干渉するので注意です。
■ポージング
一通り武装して。
このVガンタムからの流用ビーム・ライフルは、後部ストックが前腕と干渉し、ビーム・ライフルがバラける場合があるので注意です。
グリップはダボ接続ですが固定強度はやや浅め。ですがハンドパーツである程度しっかり挟めるのでまずまず保持できます。ふらつきも少ないのでストレスは感じませんでした。
背中にビーム・バズーカをマウントしていると、腕を動かす際にビーム・シールドが干渉するので少しポージングが制限されるかもです。
ビーム・バズーカはグリップが前後に可動するので、担ぐポーズでもかなり持たせやすいです。添えるための平手があると、もっと自然な表情が付いて良かったかも。
若干ぎこちないところはありますが、脇に抱えて射撃するポーズも問題なく再現できます。
ビームサーベルも手のひらのダボを柄に組み付けて固定するため、抜けたりすることなく安定した保持が可能です。ビームサーベル刃は硬めの素材なので曲げて表情を付けることはできません。
肩の2連マルチ・ランチャーから弾頭を射出するシーンを演出したり。弾頭は特にディスプレイできるようにはなっていません。今回の撮影ではそれなりに表現しています。
以上です。ワンランク上のHGを組んでいるような感覚で、小柄のキットなので量産機として複数揃えても置き場所などにも困らない感じですね。キット自体はモールドが少なめのプレーンな造形になっていますし、体型も最近のキットに比べると短等身型なので、どことなく昔のキットを思わせるようなスタイルになっていると思います。なので旧型キットファンにも比較的受け入れられそうな造形になっているのではないでしょうか。
組み立ても短時間で出来て可動域も広く、下手にボリュームのあるキットよりも完成度が高いので、取り扱いやすいキットとして、シュラク隊の劇中シーンを再現するのも楽しみの一つですね。
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