MG V2アサルトバスターガンダムVer.Ka レビュー

今回は、MG 1/100 V2アサルトバスターガンダムVer.Kaのレビューをご紹介します!

MG V2アサルトバスターガンダムVer.Kaは、『機動戦士Vガンダム』に登場する主人公機『V2アサルトバスターガンダム』の1/100スケールモデルキットです。MG V2ガンダムVer.Kaに、メガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・シールドといった新規造形の追加武装を装備した最終形態。組み換えによってV2アサルトガンダム、V2バスターガンダムが再現可能な他、V2ガンダム本体用のアップデートパーツが付属するなど、プレイバリューの高いキットになっています。価格は7,560円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

2015年2月に発売されたV2ガンダムVer.Kaを素体として、劇中エンジェル・ハイロゥ攻防戦に登場したV2アサルトバスターガンダムがVer.Kaスタイルでキット化されました。肩部、背部、腰部、膝部などのアサルトバスターパーツが新規造形され、関節や背部などが一部新規パーツで強化、マウント基部増設が図られています。

成型色は全体的にV2ガンダムVer.Kaから変わらずのブルー、ホワイト、レッド、グレーになっていますが、イエロー部分は鮮やかなつや消しゴールドメッキカラーが再現されています。

ゴールドは成型色にシルバーメッキで塗装し、その上からゴールドを吹いたような仕上がり。ランナーを見ると部分的にムラっぽさもありますが、組むときれいなゴールドに仕上がっていてムラっけはほとんど感じられません。

V2トップファイターやV2ボトムファイターなどにも変形が可能で、複雑な合体、変形機構を持ちながらかっちりとした組み合わせになっています。新規アップデートパーツで関節が強化されたからか、ポージングもしやすくなっています。重武装ながらもどっしりとしているので自立も安定しています。

まずはアサルトバスター形態で各部を見ていきます。

胸部、背面。背中に大柄なバスターパーツ(メガ・ビーム・キャノン、ビーム・スプレー・ポッド)を装備しています。重武装ですが前後比重が安定しているので、自立に影響はありません。

バスターパーツはV2コアファイターに新規パーツが増設され、3爪によってしっかりとマウントされます。

バスターパーツをいろんな上下左右から。複数パーツの組み合わせで細かな造形が再現されています。

メガ・ビーム・キャノン、ビーム・スプレー・ポッド共に砲口が造形されています。

背面や内部構造も特徴的。

バレルと砲口を組み換えることで、メガ・ビーム・キャノンとビーム・スプレー・ポッドを左右逆にすることができます。

メガ・ビーム・キャノン、ビーム・スプレー・ポッド共にアームによって上下などに可動します。

ミノフスキー・ドライブの下部に装備しているウイングは数個パーツによる構成。接続部はダボ穴が付いた新規パーツに変更されています。

腰部。前後とも派手さのある増加装甲が加えられていて肉厚な造形になっています。パーツによって細かく色分け、モールド化されています。ゴールドパーツはフロントアーマー中央部の溝にはめ込むだけのシンプル構造。ゴールドパーツ中央の6角モールドはクリアーパーツにシールを貼っての色わけです。

フロントアーマーに装備しているミサイルポッドは前後挟み込みタイプでしっかりと固定されます。

内部パーツを組み換えることで、弾頭が露出した状態も再現可能です。

サイドアーマーにはロングサイズのヴェスバーを装備。それほど複雑な構造ではないですが、裏面は肉抜き穴というよりもモールドのように造形されています。

サイドアーマーへはそのまま被せて固定するタイプ。サイドアーマーの赤◯はシールによる色分けです。

砲身部分はスライド展開が可能です。

リアアーマーにも増加装甲が追加されています。V2には展開する白アーマーがありますが、その白アーマーを上下で挟み込んでかっちりと固定されるので強度は高めです。

リアアーマーのミサイル・ポッドも弾頭露出型が付属。組み換えで変更が可能です。

腕部。通常のV2腕部の肩にアサルト装甲を装備した状態です。

アサルト装甲は脱着可能。画像のように左右にモールド入りのグレーパーツを開き、枠型のゴールドパーツを展開させてV2のショルダーアーマーから脱着させます。ストッパーなどがあり、しっかりと固定されるので保持力は高いです。ポージングしても全く外れることはありませんでした。かっちりとはまり込んでいるので、腕を外してからのほうが脱着作業がしやすいと思います。

脚部。膝部とふくらはぎ側面にミサイル・ポッドが造形された装甲を装備した状態です。装甲ははじめはしっかりと固定されていますが、徐々にポロリしやすくなり、ストレスの対象になったりするので補強なども必要かもです。

膝のアサルト装甲中央のセンサーはクリアーパーツにシールを貼っての色分けとなります。

膝のゴールドアサルト装甲は、V2の膝パーツを少し引き出し、その隙間に上からスライド固定させるタイプ。側面の装甲はV2のふくらはぎにそのまま差し込むタイプです。

こちらも弾頭露出型パーツが付属するので、組み換えることでミサイル・ポッドのハッチが展開した状態が再現可能です。

すべてのパーツを外した状態。

次にV2ガンダムを見ていきます。まずは全身から。

頭部。前後挟み込みタイプなので上部から側面にかけて合わせ目ができます。とさか前後のセンサーはシールによる色分けで、前側のセンサーはツインアイと一体のクリアーパーツですが、後部のセンサーはグレーパーツになっています。

ツインアイは左目に組み換えで精密射撃デバイス(ロング・レンジ・アダプター)のパーツを取り付けた状態が再現可能です。

胴体部。胸部から腰部にかけて、丸角の特徴的な造形が再現されています。腹部やフロントアーマーの丸型モールドが特徴的。V2コアファイタ―への分離構造ながらもプロポーションはしっかりとしたものになっています。

ドッキング機構があるため、内部構造は通常のMSとは全く違った細かいパーツの集合体で構成されています。

フロントアーマー、腹部共に展開可能です。MS形態でコックピットハッチが展開できないかやってみましたが、V2コアファイターを分離させないと機首展開などはできにくいようです。一応機首を展開した状態でも胴体との連結はできました。

腕部。細身ですが細かいパーツが組み合わさって構成されています。肘の赤◯はシールによる色分けです。ハンドパーツは親指のみの可動で、その他の4指は組み換え式です。肘の表側にある白いカバーパーツは新規パーツに変更されています。

赤い肘パーツは展開可能。先端にはビームサーベル柄が格納されています。サーベル柄を外した状態でも武器類装備用のマウント穴として使用します。

脚部。細身でモールド類は少なめ。曲線型のプレーンな造形ですが、複数の外装パーツが組み合わさっていて合わせ目はモールド化されています。左右ふくらはぎの赤◯はシールによる色分けですが、グレーの内部パーツで色分けされています。

腕部もですが、脚部は内部フレームが造形されています。

足首から下の部分。こちらも比較的プレーンな造形。足首を動かすと、くるぶしを覆っている白い外装パーツやかかと上の白パーツが外れやすいので注意です。足裏はパーツによって細かく色分けされています。

ミノフスキー・ドライブ・ユニット。ゴールドパーツで鮮やかに演出されています。ゴールドパーツに少しヒケが出ています。

適度にスイング、左右に展開します。

下部の装甲は開閉式。内部もゴールドパーツが使用されています。下部装甲の内側は、グレーの裏打ちパーツこそあるものの、造形が中途半端なのでちょっと残念。

頭部の可動はまずまず。適度に顎引き、見上げる状態が可能です。左右へは多少顎と襟が干渉しますが、交わすことで問題なく可動します。

腕部は水平程度にまで可動します。肘は深くまで折り曲げる事が可能。ショルダーアーマー側面のアーマーも可動します。

肩パーツは強度を高めるため、新規パーツに変更されています。肩構造が新規に変更されたことで、ショルダーアーマーの内部パーツも新規パーツ化されています。肩の前後スイング可動はまったくなく、固定式になっています。

変形機構を優先させているため、腹部や腰部の可動はありません。なので上半身の前後スイングや腰の回転などもできないようになっています。

アクションベースへのディスプレイは、股間部のパーツを組み換えて行います。股間部のパーツが、直線型から少し斜め新規パーツに変更されています。

アクションベースへはしっかりとディスプレイでき、キットが落下することなくポージングができそうです。V2単体は軽量のキットなので、アクションベース5でも問題なくディスプレイできます。

前後開脚は、前側には水平にまで可動しますが、後方へはリアアーマーが干渉するのでわずか。前側への可動も、大腿部の装甲が干渉してリアアーマーが外れやすいので注意です。

膝の可動はまずまず深め。V字くらいにまで折り曲げることができます。

足首の前後可動はまずまず。左右への可動はごくわずかです。あまり深く左右に振ると、側面の白い外装パーツが外れてしまうので注意です。

変形機構があるため、つま先は深く折りたたむことができます。

股間部がボールジョイント接続なので、左右への開脚はごくわずか。あまり広く広げると脚部が外れてしまいます。

内股、ガニ股もごくわずかに可動するのみ。

立膝はきれいな姿勢でこなしてくれますが、干渉によるリアアーマーの外れには注意が必要です。

全体的な可動域としてはやや狭め。変形による可動箇所は広く柔軟ですが、変形機構を優先しているからか、全体的には可動域が狭く、MG形態でのポージングの柔軟性にはやや乏しいかと。

新規造形のメガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・シールドが付属。

ビーム・シールド、V2コア・ファイター用クリアーマウントパーツ×2、扇状のビームサーベルエフェクトパーツ、ビーム・ライフル、差し替え用グレネード・ランチャー、精密射撃デバイスパーツ、シャクティ・カリンフィギュア、ビームサーベル刃×2、バスターパーツ用弾頭型組み換えパーツ×8、平手パーツ(左右)、武器持ち手パーツ(左右)2種、変形時のハンドパーツ(左右)、台座マウントパーツが付属。

その他、通常のMG V2ガンダムVer.Ka用各部パーツが余剰で付属します。

水転写デカールが付属します。リガ・ミリティアやウッソのロゴマークも入っています。

メガ・ビーム・ライフルを左右、上下から。複数パーツの組み合わせで、モールドなども細かく造形されています。合わせもほぼなく、消す必要もなさそうです。

バレルユニットとコントロールユニットは分離が可能。

バレルはスライドさせてロングサイズにすることができます。

後部のハッチは展開します。

コントロールユニットも各部が展開、収納可能です。

メガ・ビーム・シールド。こちらも複数パーツの組み合わせで凝った作りになっています。ゴールドのV字が特徴的。赤い部分はクリアーパーツにシールを貼っての色分けとなります。

グリップやマウント部はフレキシブルに可動します。

さらに基部は上下にスライド可動します。わかりやすいよう赤いラインを引いています。

3基のバリア・ビットは脱着が可能です。固定強度はまずまず。

ビーム・ライフル。MG V2ガンダムVer.Kaに付属しているものと同じです。複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールド化されていますが、上部に少しパーティングラインがあります。

左右の小型センサー(丸型)部分は展開が可能。上下のセンサーはクリアーパーツにシールを貼っての再現で、左右の小型センサーはグレーパーツにシールを貼っての再現となります。

下部のハッチが展開し、内部にはマルチプル・ランチャーが内蔵されています。※マルチプル・ランチャー・・・対MS用グレネード弾などの各種実体弾を発射可能。フォアグリップ?は可動式。

ビーム・ライフルは各部が分離可能。

ビーム・ライフルにはビームピストルが内蔵されています。

付属のパーツと組み換えて、連装式グレネード・ランチャーも再現が可能です。

ビームシールド。角度を変えると虹色に輝くなど、鮮やかなホログラム加工が施されているようです。

ビーム・ライフルとビーム・シールドを装備して。ビーム・ライフルの保持は指パーツを組み換えて保持しますが、ダボ接続などがないため、少し心もとない感じです。ビーム・シールドはサーベル収納部のパーツで挟み込んで固定するので保持強度は高めです。

ビーム・ライフルはふらつきますが、あまりハンドパーツを弄らなければ問題なくポージングできるようですね。ポージングは割としやすかったです。脚部を動かすとリアアーマーが干渉して外れやすいので注意です。

ビームサーベルも少し不安定さはありますが保持が可能です。小型で軽量なので保持はラクですが、掴んでおくには親指が頼りという感じ。親指が破損したら保持は難しいかもです。

V2本体とは別にV2コア・ファイターが付属。クリアーパーツのランディングギアも付属しています。

V2コア・ファイターを色んな角度から。

コックピットが造形され、ウッソ・エヴィンとマーベット・フィンガーハットのパイロットフィギュアが付属。V2コア・ファイターが2体あるので、一方はウッソ機、一方はマーベット機として再現可能です。

先端は複数箇所が可動し、コックピット部分を格納することでMS形態として胴体に収納が可能になります。

クリアーパーツを使ってアクションベースにディスプレイさせます。固定強度が高いので、全く外れることなくディスプレイが可能です。

V2バスターガンダム。ゴールドパーツのない装備状態です。ちょっとしたフルアーマー感が味わえる形態になります。

V2アサルトガンダム。こちらも違った重武装感が味わえます。

トップリム。上半身を変形させた状態です。

トップリムにV2コア・ファイターをマウントしてV2トップ・ファイターに。重武装のトップ・ファイターになっています。V2トップ・リムが落下しやすいので、ポージング時は注意が必要です。

C字パーツ2箇所を差し込むだけでの固定で、接続強度が甘く、ちょっとしたことですぐに外れてしまいます。(赤◯を緑◯に組み合わせます。自分の組み立て方が違うのかな。)

ビーム・ライフルは変形させた腕部に固定可能です。

ボトムリム。下半身を変形させた状態です。

ボトムリムにV2コア・ファイターをマウントしてV2ボトム・ファイターに。しっかりと固定されるので、ディスプレイしても外れることはありませんでした。

説明書ではちょっとわかりにくいですが、コア・ファイターと接続する際は胸部と股間部パーツ合計4箇所のC型マウント部で接続します。

アサルトバスターパーツを装備した状態で、MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaとの比較です。比較的小柄なキットになります。V2アサルトバスターの全高は15.5mです。

メガ・ビーム・ライフルとメガ・ビーム・シールドを装備して。メガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・シールド共に肘のビームサーベル柄格納部にマウントしてハンドパーツでグリップを保持させます。肘の方はカチッとはまり込むので固定強度は高めですが、ハンドパーツでの保持がやや不安定。両武器とも保持できますが、干渉などもあってポージングは少し難しさを感じるかと。この重武装感はなんとも言えない良さがありますね。

ポージングしていて両腕部の武装は外れることなく保持が可能でした。脚部のアサルトアーマーやリアアーマーが外れやすいので、そのあたりを注意しつつポージングすれば割と形にはできるかと。

アクションベースにディスプレイさせてもそれほど苦なくポージングできました。この重装備でも小型のアクションベース5でディスプレイできます。多少角度によっては倒れやすいので注意です。

以上です。全体的に見ると、ポージングにはちょっと苦労する部分がありますね。アサルト装甲(下半身の装甲)はポロリ頻度が高く、変形機構も説明書を見ながらでも分かりにくいところがあります。変形させても、ボトムリムが落下したりするので、ストレスを感じてしまうことも。

ただ、一度変形させてしまえばポージングなどで弄る必要がないので、そのあたりはまぁいいかなぁと。武装類が換装できるので、様々な形態が再現可能な楽しみが多いのも魅力です。脱着してお好みのV2が楽しめるのもいいですね。

変形機構用の造形は見事ですし、プロポーションの良さ、アサルトバスターの豪華さはとてもいいものになっていると思います。欠点も多いですが、その分キットの良さや楽しみも多いものになっているのではないでしょうか。

色んな部分での良し悪しがありますが、念願のキット化なので、お気に入りのポージングを頑張って決まらせ、ディスプレイして眺めつつV2アサルトバスターを楽しむのもいいですね。

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