今回は、HG 1/144 MS-06 量産型ザク+ビッグ・ガン（GUNDAM THUNDERBOLT Ver.）のパッケージ、説明書、ランナーをご紹介します！その他、箱絵やカラーガイド等についても合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビッグガンで狙撃する量産型ザク（サンダーボルト版）の姿が掲載。背景は稲妻が迸るサンダーボルト宙域。破壊されたコロニーのビル群や道路、埃などが生々しく表現されています。
これは劇中、ムーア同胞団の空母ビーハイヴから出撃したジムを狙撃するシーンを描いたものですね。ちなみにサンダーボルト宙域のコロニーはムーア同胞団の故郷であるサイド4。ガンダムNTではヘリウム3備蓄基地のある場所になります。
パッケージサイズは一般的なHGの2倍ほどの大きさ。まぁ量産型ザクとビッグガンで実質HG2体分ほどのボリュームがあるため、この大きさになっているものと思われます。
パッケージ側面にはビッグガンを構える量産型ザクの画像が3枚と、そして武装した量産型ザクの画像が1枚掲載されています。他のキットに比べると画像数は少なめ。HGサンボルシリーズは基本的に紹介ボリュームは少なめですが、アニメイラストやキービジュアルを交えた紹介があるのは良いですね。
開封。
全部で7袋分のランナーです。
説明書は量産型ザクとビッグガンで別々に用意されています。珍しいといえば珍しいですが、量産型ザクを単体で発売する意図があれば、必然なのかなとも思います。それぞれ個別にご紹介していきます。
まずは量産型ザクの説明書。HGUCなので表紙は塗装済みの量産型ザク画像です。劇中ではそこまで目立っていない印象ですが、冒頭で浮遊する車をサブアームで避けるシーン、ジムの狙撃シーン、最終局面でのガンキャノンとの戦闘シーンで確認できます。「しばらく食ってねぇな・・・ばあちゃんのりんごタルト・・・。」
量産型ザクの説明書を一通りどうぞ。
以上、説明書でした。部分的にオリジン版ザクの匂いを感じさせるサンボル版ザクフォーマット。簡単な左右の組み合わせ箇所もありつつ、バーニアなどは細かくパーツ分割されています。サンボル版の特徴はなんといっても武装モリモリ仕様。このキットもそれなりに武装がモリモリしています（笑）
カラーガイド。最近のカラーガイドはえげつないほど細かいですが、このキットは何気に10年以上前に初販されたものなので割とシンプルです。ただし塗装、制作する場合は各部の合わせ目処理で後ハメ加工などが必要で少し手間。
続いてビッグガンの説明書です。こちらの表紙はビッグガンとそれを構える量産型ザクの塗装済み画像ですが、ビッグガンが少し目立つ形で配置されています。ビッグガンはとにかく威力が絶大で、一撃でジムなどの通常MSを撃破することができます。劇中でこれより恐ろしいと思ったのはフルアーマーガンダムの2連装ビームライフルと人の心を失わせる戦争自体；
ビッグガンの説明書を一通りどうぞ。
以上、説明書でした。ビッグガン基部や脚などは少し大味ですが、センサーやグリップ周り、クランプなどその他の箇所は比較的造りがよく、モールドも細かいです。HGサンボル版のキットだけでなく、HGジークアクスシリーズやHG SEED FREEDOMシリーズなどと組み合わせてもそんなに見劣りしないレベル。
カラーガイド。色種は特別多くないですし調色もシンプルです。
では各ランナーを簡単に見ていきます。まずは量産型ザクのランナーから。
↑Aランナー。グリーン成形色で、腰部や腕部、脚部外装パーツ。
↑B1ランナー。グリーン成形色で、頭部や腕部、ソール部パーツ、ハンドパーツ各種など。（画像がボヤけていてすいません；）
↑C1、C2ランナー。C1はダークグリーン成形色で、胴体部パーツ。C2はブラック成形色で、胸部や肘、膝、ソール部パーツ。
↑Dランナー。ダークグレー成形色で、頭部モノアイや胴体部、腕部、脚部の内部パーツ類。HGサイコザクからの流用ですが、右上に量産型ザク用の腕部パーツが追加されています。
↑E1、E2ランナー。グレー成型色で、E1は背部のサブアームやザク・バズーカ、ザク・マシンガンパーツなど。E2はヒートホーク、大型バックパックパーツ、プロペラントタンクパーツなど。HGサイコザクからの流用ですが、E2にヒートホーク以外のパーツが追加されています。
↑Fランナー、ポリキャップ（PC-001）。Fはダークブラウン成形色で、頭部や胴体部、脚部のシーリング動力パイプパーツ。
↑量産型ザク用のホイルシールとマーキングシールです。
続いてビッグガン用のランナーです。全て新規ランナー。
↑BA1ランナー。グレー成型色で、ビッグガンの砲身や大型ジェネレーター、センサー兼用グリップパーツ、脚のスラスター部パーツなど。
↑BB1ランナー。ダークグレー成形色で、ビッグガンの本体部やセンサー、脚部、クランクパーツなど。KPS素材です。
↑BA2、BB2ランナー。BA2はグレー成型色で、BA1の一部と同じ。BB2はダークグレー成形色で、BB1の一部と同じです。KPS素材。
↑BC、BD1、BD2ランナー、ビス。BCはパープルグレー成形色で、砲身部パーツ。BD1はクリアレッド成形色のセンサーパーツ、BD2はダークグレー成形色の脚部モールドとバーニアパーツ。KPS素材です。
↑ビッグガンのホイルシールとマーキングシールです。
以上です。何気にHGサンダーボルトシリーズはリックドム（サンダーボルト版）がキット化されていません。もちろんそれ以外にもガンキャノン、バンディットフラワーではグフ、アッガイなどもキット化されていないので、もしサンダーボルトがバンディットフラワー以降も映像化が続けられるのであれば、このあたりはぜひキット化してもらいたいですね。そして続くのであれば、いずれはパーフェクトガンダムやパーフェクトジオングも・・・？
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