HG フォースインパルスガンダム レビュー

今回は、2004年11月に発売されたHG 1/144 フォースインパルスガンダムのレビューをご紹介します!

HG 1/144 フォースインパルスガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する主人公機『フォースインパルスガンダム』の1/144スケールモデルキットです。中距離戦闘に特化したフォースシルエットを装備し、シルエットフライヤーと組み合わせることで飛行形態が再現可能。本体部はチェストフライヤーとレッグフライヤーに変形が可能など、様々な形態が楽しめるキットになっています。価格は1,620円(税込み)。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY放送当時に発売されたREVIVE前のHGフォースインパルスガンダムです。スタイリッシュなプロポーションが再現されています。

ガンダムタイプ特有のトリコロールカラー。胸部やフロントアーマーはシールで色を補います。肩アーマーやエアインテーク、シールドなど、塗装で塗り分けが必要がある箇所は多いですが、そのままでもあまり違和感のない配色になっています。

付属のポリキャップはPC-123プラス。ほとんど使用し、量が多めで関節の大部分に使用します。なので各部関節強度は高め。REVIVE版に比べて安定度は高いです。フォースシルエットを背負っていますが気にすることなく自立が可能です。

頭部。やや濃いめで特徴のあるフェイスになっています。スミ入れをすると締まった感じになりそう。

前後挟み込みタイプで、上部から側面にかけて合わせ目があります。とさか前後のセンサーは塗装が必要です。

胸部。胸部、腹部、エアインテークはそれぞれパーツによる色分けで、中央のライトブルーはシールでの色分けです。上部のバルカンやエアインテーク内部、中央のV字マークは塗り分けが必要です。

腹部は上下半身とコアスプレンダーが分離可能。

コアスプレンダーは白一色なので、各部を細かく塗り分ける必要があります。

腰部。まとまりのある造形。中央下部のダクトはグレーパーツ、フロントアーマー下部のライトブルーはシールによる色分けで、中央上部をブルーに塗り分ける必要があります。

腰アーマー裏は各部とも造形はありません。股間部はボールジョイント接続。可動に柔軟性はないですが、強度は高いです。

腕部。細身の角型タイプ。二の腕は小さいですが筒型パーツ。前腕は左右挟み込みタイプで、上下に合わせ目ができます。肘から下が分離可能なので、合わせ目消しは楽そうです。

ショルダーアーマー。前後挟み込みタイプの簡易的な作りで、上部と側面に合わせ目ができます。付け根側のコの字モールドは白く塗り分けが必要で、側面のダクトは内部をグレー、縁をライトブルーに塗り分ける必要があります。肩内部パーツも挟み込みタイプなので側面から合わせ目が見えるようになっています。

脚部。全体的に白ベースですが、後部のバーニアや膝周りはパーツによって色分けされています。膝の三角モールドなどは塗り分けが必要です。

大腿部、膝下共に左右挟み込みタイプで前後に合わせ目ができます。膝から下は分離しないので、マスキング塗装など合わせ目消しは少し手間がかかりそうです。

足首から下の部分。パーツによって色分けされ、足裏には肉抜き穴もありません。

変形機構があるので、つま先を折りたたむことができます。

フォースシルエット。パーツによって適度に色分けされ、作りもしっかりとしています。

フォースシルエットはコアスプレンダーのポリキャップ穴と背中両脇のダボ穴固定。3箇所で固定されるので強度は高いです。

ウイングは大小共に赤色部分がシールによる色分けです。サーベルマウント部や上部4基ウイングの可動ギミックはありません。スポイラー(可変板)のような造形もないプレーン型。

下部のウイングは白い基部を細かく塗り分ける必要があります。

ウイング先端白パーツのダクト内部も塗り分けが必要です。後部のスラスター内部は特に造形はありません。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。HGとしては小型な部類になります。

改修、塗装済みですがREVIVE版のHGCEフォースインパルスガンダム(画像下)と並べて。プロポーションがだいぶ違いますが、旧キットのプロポーションのほうが好みという意見もありそうですね。

頭部はかなり広めに上下可動し、高く見上げることができます。左右へも少し顎が干渉しますが柔軟に可動。

腕は水平程度まで。肘も90度程度です。

肩を外側に少し引き出せます。腕が胸部からの軸固定なので、肩の前後スイング可動はほぼありません。武器の両手持ちなどは制限されそうです。

ただし変形時には更に肩部が引き出せ、上部に大きく可動させられるようになっています。

腹部が分離・合体構造になっているので、上半身の前後可動などはオミットされています。腰は少し浮かせることで干渉を避け、360度回転できるようになっています。股間部にアクションベース用マウント穴がないので、アクションベースに付属のコの字パーツを股間部に挟み込んでディスプレイさせます。

前後開脚は広めに。フロントアーマーの干渉はありません。

膝もまずまず深めに折り曲げることができます。

足首の前後可動はまずまず。左右へも適度に可動します。

股間部がボールジョイント型なので、左右への開脚はハの字程度まで。

内股、ガニ股も共に45度程度までとなります。

立膝は、悪くはないですが今ひとつといったところ。

可動域の総括としては、フォーマットが球型で股間部がボールジョイント型だったり、肩が軸型だったりでやや今ひとつという部分が多いです。ですが特別悪いわけでもないので、ある程度のポージングはこなしてくれそうです。

MA-BAR72高エネルギービームライフル、MMI-RG59V機動防盾、MMI-RG59V機動防盾用組み換えパーツ、ハンドパーツ付きMA-M941ヴァジュラビームサーベルが付属。

シルエットフライヤーが付属します。本体部分は白一色なので、各部を塗り分ける必要があります。

フォースシルエットの下部ウイングを水平にし、ジョイント部を可動させることでシルエットフライヤーと合体可能。

シルエットフライヤーと合体したフォースシルエット。可動箇所は少ないですが、その分かっちりとした作りで強度が高いのがいいですね。

アクションベースへの接続穴がないので、ディスプレイする場合はディスプレイ用アームなどが必要です。

MA-BAR72高エネルギービームライフル。砲口のみ別パーツで本体はモナカ割の簡単な作り。各面に合わせ目ができます。側面のモールドは塗り分けが必要です。

センサーも塗り分けが必要。

MA-BAR72高エネルギービームライフルはリアアーマーにマウント可能で、フォースシルエットを装備しても特に干渉はありませんでした。固定強度も高めで、ポージング時に外れることもありません。

MMI-RG59V機動防盾。十字は黄色パーツでの色分けですが、縁の白や内側のグレーなど、大部分を塗り分ける必要があります。

外装を組み替えることで、コンパクトな収納型にすることができます。

MMI-RG59V機動防盾はマウントパーツを使って前腕に固定。付け替えることで側面と後部に配置させることができます。

MA-BAR72高エネルギービームライフルとMMI-RG59V機動防盾を装備して。フォースインパルスガンダムで一番しっくりくる装備なのでかっこいいです。

MA-BAR72高エネルギービームライフルはダボ固定ではないので、少しふらつきます。ですが手甲パーツもしっかりと固定されるので、落下することはありません。

MMI-RG59V機動防盾はそれほど固定強度が高いわけではないですが、こちらもポージング時外れることはなさそうです。

MA-M941ヴァジュラビームサーベルはハンドパーツ付き。塗装が必要なのと、一体型なので少し味気ないですが、ポロリが無いのはメリットかと。

股関節が左右に開脚出来ない割にポージングは悪くなく、バランスの取れたポージングが可能です。

上半身は肩を引き出し、腕を曲げて高エネルギービームライフルと組み換えた機動防盾を装備してチェストフライヤーに。

下半身は膝とつま先を曲げてレッグフライヤーに。共にアクションベースにディスプレイし難いのはツライところです。

ですがキット各部の強度が高く、アームへの引っ掛かりもいいので、ある程度形にして飾ることができます。

以上です。多少可動域の不十分さはあるものの、割とポージングは様になりますし、旧キットならではの強度の高さがあります。特にふらついたりポロリしたりするところがないので、ストレスなくポージングできるのがいいですね。逆に各部に合わせ目が多かったり、塗装する必要がある箇所が多いので、そういった部分は旧キットならではの手がかかるところでもあります。

ディスプレイは少し工夫する必要がありますが、インパルスガンダムの特徴である分離・合体は問題なくこなせますし、プロポーションも古さを感じさせないバランスの良い出来だと思います。REVIVE版と比べても甲乙つけがたい良さを持っているので、まだまだ捨てがたいキットと言えますね。

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