今回は、2013年6月に発売されたビルダーズパーツHD-24 ノンスケール MSディテール01のレビューをご紹介します!
ビルダーズパーツHD MSディテール01は、細部にまでこだわった公式改造パーツです。ハイ・メガ・キャノンやフックのディテール等に使用可能な汎用パーツで、キットと組み合わせることで、火力増強などさまざまな楽しみ方が可能なアイテムになっています。価格は660円(税込み)です。
内容物は1/100、1/144スケールのキットに対応可能なハイ・メガ・ディテール2種(大、中、小、極小サイズ)✕2、タイダウンフック2種(大、小)✕2、フック(大、小)✕2。
成型色はサーフェイサーを吹いたようなライトグレー。モールドが目立ちやすいため、改修などもしやすくなっています。パーツ数が少なく組み立ても簡単ですが、小さいパーツが多いので紛失に注意します。
ハイ・メガ・ディテールは砲口が六角形と四角形のものが付属。大、中、小、極小サイズの砲口パーツがそれぞれ2個ずつ付属しています。
それぞれサイズが違っているので、形状にフィットするものが使えるのはいいですね。
砲口のフレームが上下に突き出ているタイプで、内部にはスリットモールドも細かく造形されています。小と大が中央に◯モールドが入っているのに対し、極小と中は丸モールドがないので注意。
各種とも2個パーツを組み合わせる簡単な構造。個体差かもですが、一部パーツの組み合わせ強度が弱く、簡単にバラけたので、使用する際は接着したほうが良さそうです。パーツ分割されているので砲口を塗り分けてみても良さそうですね。
裏面はフラットな状態なので、接着する場合でもしっかりと貼り付いてくれそうです。
1/144のHG RX-78-2ガンダムと合わせてサイズを確認。1/144サイズのキットだと小と極小サイズがいいのかなと思います。大と中はちょっと大きすぎるみたいですね。
1/100のMGジム・コマンド(コロニー先戦仕様)と合わせて。ジム・コマンドはMGの中でも小柄な部類に入るので中以下が合いそうです。大だとまだ大きい気がします。
HGガンダムルブリスウルの各部に組み付けて。違和感があるかもしれませんが、塗装すれば意外としっくりとくる場合も。両面テープを使って仮止めしています。
HGザウォートの大腿部に組み付けて。ミリタリー調のMSによく合いそうですね。
HGティックバランやMGジム・コマンド(コロニー先戦仕様)にも組み付けて。
脚部に取り付けてスラスターっぽく使ってみるのも面白いかも。
六角形のものは特に組み合わせる向きなどは無いですが、四角形のハイ・メガ・ディテールのパーツは上下があるので向きを間違えないように注意します・・・といった先から間違えてますね;
こちらも2個パーツ構成で塗り分けがしやすくなっています。
四角形のハイ・メガ・ディテールパーツも1/144サイズのHG RX-78-2ガンダムと合わせて。こちらも小と極小サイズが合うようです。
肩や腹部に取り付けて。うまく盛ればフルアーマーっぽい装備にすることもできそうですし、腹部に接着すればサイコガンダムっぽい雰囲気にもなります。
六角形のものは干渉して腹部に組み付けられませんでした。四角形のものは1/144、1/100どちらも上手くフィットしました。
陸ジムの胸部に組み付けても面白そうですね。
続いてタイダウンフックのAとBです。角型A、曲型がB。形状が違うので連邦系とジオン系で使い分けられそうです。ちなみに『タイダウン』とは『運搬物を固定するヒモ、ベルトで長さ調節ができるもの』とのこと。
各種ともフックは可動式。フックにスリットモールドが造形されるなど、小さいながらも各部に細かなモールドが入っていてディテールは十分です。
基部が2個パーツ構成で合わせ目ができます。小さいパーツなので合わせ目を処理するのが少し難しいかも。
1/144のHG RX-78-2ガンダム、1/100のMGジム・コマンド(コロニー先戦仕様)と合わせて確認。大のほうは1/144だと厳しいかもですが、小は1/144、1/100どちらの細部ディテールアップにも使えそうです。
各部に表情が付くのでいいですね。特にバックパックなどに2個並べることでメカニカルな雰囲気が強くなってきます。
HGUCジェガンやザウォート、ルブリスウル、MGマラサイなどにも組み付けて。ちょっとした隙間のディテールアップにも役立ちます。こういうのはもっとたくさんあってもいいですね。
最後にフックパーツです。大小それぞれ2個ずつ付属しています。
こちらも小さいので紛失に注意。一部にスリットモールドが造形されるなど造りが細かいです。
1/144のHG RX-78-2ガンダムと合わせて確認。大は1/100に、小は1/144と1/100に合いそうです。
バックパックに組み付けると高機動型ザクっぽくなっていいですね。バックパックだけでなくキャノン砲やコンテナなどに組み付けて持ち運びできる仕様にしてみても良さそうです。
シールドに組み付けて保持強化用の取手にしてみても面白そうですね。
以上、ビルダーズパーツHD MSディテール01のレビューでした。
続いてビルダーズパーツHD MSディテール01のパッケージ・ランナーレビューです。
パッケージは他のビルダーズパーツと同様、ビニール包装の陳列タイプです。透明でランナーが確認できるようになっています。裏面にはセット内容などが記載。
台紙の裏面にはセット内容、内面には組み立て方が記載されています。
Aランナーが2枚入っています。画像は表面と裏面。各パーツとも対に配置されているのでわかりやすく、組み立てもしやすくなっています。
以上です。主にミリタリー調の機体とよく合いそうですが、各部に組み付けることで細部がメカニカルに演出できていいですね。特にタイダウンフックはどこに取り付けても様になりますし、ちょっとしたスキマをバランスよく埋めることができます。
一方のハイ・メガ・キャノンも、取り付け場所は限られそうですが、腹部などに組み付けることでサイコガンダムやフルアーマーらしさが表現出来ますし、武装増強にも貢献できそうです。フックも取り付けるだけで携行装備にできるなどなかなか有能。ガンプラの表現力を高めるためにうまく活用していきたいですね。
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