今回は、SDW HEROES 信長ガンダムエピオン ダークマスクVer.のレビューをご紹介します!
SDW HEROES 信長ガンダムエピオン ダークマスクVer.は、『SDガンダムワールド ヒーローズ』に登場する『信長ガンダムエピオン』ダークマスクVer.のSDキットです。ダークマスクVer.の謎めいたカラーリングを成型色で再現。抜刀アクション再現用に膝関節が可動し、印象的なダークマスクに加え、クリアパーツを組み付けることで必殺技が再現可能な名刀が付属するキットになっています。価格は770円(税込み)です。
司馬懿デスティニーガンダムの誘いにより、己の野望を遂げるために武士の誇りを捨て、ダークマスクによって変貌した姿『信長ガンダムエピオン ダークマスクVer.』がSDでキット化。2021年4月に発売されたSDW HEROES 信長ガンダムエピオン(以下、通常版)をベースに、印象的なダークブルーのカラーリングが再現されています。
成型色は黒に近いダークグレーをベースに、各部にゴールドを配色。ツインアイはクリアレッド、仮面パーツや絶刀・燬灼龍堅穿(ぜっとう・ひじゃくりゅうせん)などはクリアブルー成型色での再現。
シールは通常版とほとんど同じですが、背部装甲の一部を色分けするシールが省かれています。シールだけでは色が足りないので、各部のラインモールドなどを細かく塗り分ける必要があります。
関節・内部パーツはグレー成型色で、SD三国創傑伝シリーズと共通のフレームが採用されています。
ポリキャップは不使用。背部にマントを装備していますが、自立に影響はありません。ただ、肩部、背部、腰部などの装甲が大きめで干渉しやすいですし、脚部の干渉で接地状態が悪くなり、ふらつくこともあります。
絶刀・燬灼龍堅穿(ぜっとう・ひじゃくりゅうせん)再現用のクリアエフェクトパーツ(マスクとエフェクトパーツ)が付属。ダークマスクVer.ではクリアレッド成型色のフェイスパーツが新規付属するので、信長ガンダムエピオン用のフェイスパーツが余剰となっています。
頭部。通常版からワインレッドがブラック成型色に変更され、ゴールドが少し高級感ある色合いに変更されています。その他ツインアイや後頭部センサーは赤いシールでの再現となっています。頬や後頭部の装甲などはゴールドやブルーなどに塗り分けが必要。
胴体部。形状、配色などに大きな違いはなし。胸部中央の丸モールドがレッドに変更されています。装甲各部はブラックやゴールド、ブルーなどに塗り分けが必要。
エアインテークなどは細かなモールドが造形されています。
左のサイドアーマーには名刀『へし切り長谷部(へしきりはせべ)』が装備可能。
通常版では刃の部分がホワイト成型色でしたが、こちらはブラック成型色になっています。鞘や柄などはゴールドに、刃の部分はシルバーに塗り分ける必要があります。
腰アーマー裏は簡易的ながらも作りはまずまず。
右腕部にはマントの一部装甲が造形されています。ブラック成型色で全体的に締まった印象。マントの溝をブルーに、一部モールドをゴールドに塗り分ける必要があります。
右肩のマントは外側に少し引き出すことで展開させることが可能。腕の可動域が広がります。肘は45度程度曲げることができます。
腕部は肘可動用に二の腕と前腕が別パーツ化。二の腕や前腕の内側、ハンドパーツ裏など部分的に肉抜き穴になっています。
ショルダーアーマーは挟み込みタイプで中央に合わせ目ができます。ラインモールドはゴールドでの色分け。青いラインは通常版よりも明るいブルーになっています。
左のショルダーアーマーには鎧の大袖のようなデザインの装甲を装備。ゴールドとダークブルー成型色パーツでの色分けで、表面はダークブルーのシールを貼って色分けします。こちらも右のマントと同じく、外側に引き出して展開させることができます。
脚部も色分け変更箇所や形状は同じ。ゴールドに深みがあるので、全体的に締まった感じが出ています。大まかにしか色分けされていないので、各部をダークブルーやゴールド、脚甲をレッドやブルーなどに塗り分ける必要があります。
大腿部、脚部内側、足裏それぞれ肉抜き穴です。塗装時に埋める箇所は多め。
マント。通常版ではワインレッドとホワイトだった部分がブラックに統一。一部モールドの色分けもなくなり、暗い雰囲気に仕上がっています。ひし形モールドや家紋はシールでの色分けで、マントのラインモールドなど一部はゴールドやブルーに塗り分ける必要があります。
額とマントの家紋は細かなモールドが造形。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。頭頂部に結があるのでHGキットと同じくらいの大きさになっています。ただし全身の半分が頭部。
通常版(信長ガンダムエピオン)と並べて。ガンダムエピオンもヒロイックというほどではないですが、ダークマスクVer.はそれ以上にヒール感の強いカラーリングになっています。
劇中で絡みのある佐助デルタガンダム、曹操ウイングガンダム 倚聖の装とも並べて。
ほぼカラバリキットなので、各部可動域は信長ガンダムエピオンと全く同じ。なので可動域の詳細については以下のリンクから、SDW HEROES信長ガンダムエピオンのレビューをご参考くださいm(_ _)m
各部装甲に厚みがあるのでかなり干渉しやすいです。ポージングでもどうしてもぎこちない動きになってしまいますね。
ですがマントを広げたり肩の装甲を広げたりするだけでも、どっしりとした強武将らしく、威厳が感じられるものがあります。
ツインアイは赤いシールでの再現で、血気を感じるくらいのインパクトがあります。肘が曲がるので、へし切長谷部を肩に担ぐようなポーズが再現できるのはいいですね。
仮面パーツ。2本角のような特徴的な装甲と、ツインアイを覆うゴーグルが組み合わさっています。ダークマスクVer.なのでクリアブルー成型色での再現。
絶刀・燬灼龍堅穿(ぜっとう・ひじゃくりゅうせん)再現用のクリアエフェクトパーツ。
エピオンのヒートロッドをがデザイン元と思いますが、各部に細かなモールドが造形されるなど炎をイメージした作りになっています。
節目は角度変更が可能。ムチのような使い方をすることもできます。
前腕のダボに固定します。
仮面パーツは額のアンテナパーツを外して組み付けます。組み付けることで鬼のようなスタイルに変化。通常版では赤鬼、ダークマスクVer.では青鬼といった印象も。
エフェクトパーツはまずまずの固定強度があり、形状が崩れたりすることなく装備することができます。
クリアエフェクトパーツはへし切長谷部にマウントさせることが可能。
覚醒前の曹操ウイングガンダムと組み合わせて、ダークマスクの信長ガンダムエピオン誕生時のシーンを再現。絶刀・燬灼龍穿(ぜっとう ひしゃくりゅうせん)で曹操を薙ぎ払うシーンも演出可能です。
軍馬に騎乗させることも可能です。劇中の軍馬は青い(紫)カラーリングで武装されていたので、このダークマスクVer.に合わせた軍馬がキット化されると劇中の再現度が高まりそうです。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。形状は通常の信長ガンダムエピオンと同じですが、黒い容姿や赤いツインアイなどが印象的で、圧倒的なヒール感を楽しむことができます。ゴールド成型色も深みのあるカラーリングに変わっていて全体的に締まった感じが強いですね。
気になる点はそれほどないですが、腰や脚部は特に干渉しやすく、動きがぎこちなかったりパーツがバラけたりするのでポージング時は注意が必要です。あと、シールでもいいのでもう少し色分けが再現されていると良かったかと。
エフェクトパーツを組み付けることで青鬼のようなクール且つ強者の出で立ちが再現できますし、軍馬との相性も良さそうです。ヒロイックで対称的な曹操ウイングガンダム 倚聖の装との決闘シーンもダイナミックに演出したいですね。
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