塗装済み完成品レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
制作① 頭部・胴体部の改修、ディテールアップ ⇒ 制作② 胴体部のディテールアップ ⇒ 制作③ 腕部の改修 しいたけディテール追加など ⇒ 制作④ 脚部の改修 エッチングパーツを使ったディテールアップ ⇒ 制作⑤ エールストライカーやシールドのディテールアップ ⇒ 制作⑥ ライフル、サーベルの処理、塗装など ⇒ 制作⑦ 塗装、ツインアイやシールド裏の塗り分けなど ⇒ 制作⑧ スミ入れ ⇒ 制作⑨ フィギュア塗装、デカール貼り、組み立てなど ⇒ 制作⑩ ディテールアップ、組み立て、完成品画像など
今回は、MG 1/100 エールストライクガンダムVer.RM 塗装済み完成品 レビューをご紹介します!
MG エールストライクガンダムVer.RMが完成しましたので、塗装済み完成品のレビューと塗装レシピをご紹介していきます。
今回製作したエールストライクガンダムVer.RMは、手元にあったガンダムベース限定MG 1/100 エールストライクガンダムVer.RM(クリアカラー)を通常とは異なり、白と黒を基調としたカラーリングに塗装して仕上げてみました。
制作に関しては、肩部や前腕部、エールストライカーのスタビライザーにしいたけフィンを追加した他、全身各部にプラ板モールドやエッチングパーツ、メタルパーツを使用してディテールアップしています。
塗装に関しては、大部分をホワイトとブラック(ダークグレー)にし、部分的にライトグレーで塗装。アンテナをイエロー、腹部をレッドでワンポイントを加えています。ストライクガンダム自体がGAT-Xフレームがむき出しなので、パーツごとに塗り分けるだけで十分メカニカルに仕上がります。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
クリアカラーのエールストライクガンダムは白成型色部分がパール調で内部フレームが露出しないタイプになっています。その他の部分は内部フレーム以外がクリアカラーでの再現。部分的に内部フレームが露出するガンダムカラーで面白みはありますね。ですがそういったことは一切気にせず、クリアカラーも全て塗装で透明感を消しています。
大部分を白黒で塗り分けているため、ディアクティブモードっぽさもありますし、見方によってはνガンダム風にも見えなくはないカラーリングになっています。ただしオリジナルの配色であるため、少し配色を間違えるとデザインに違和感が出てくるので、塗装前にはどのパーツを何色で塗装するかしっかりと考察する必要があります。
エールストライカーを外し、ストライクガンダム単体で。
デカールはガンダムデカールDX3(SEED系)の他、MGプロヴィデンスガンダムプレミアムエディションに付属していたSEED系の水転写デカール、ハイキューパーツのRB01コーションデカール、Cloud Elevenデカールなどを使用しています。
頭部は頬やとさかにプラ板で装甲を追加。少しゴツみを出しています。アンテナ中央の装甲や顎を黒で塗装しているぶん、引き締まった雰囲気に。
ツインアイやセンサーはハセガワのホログラムフィニッシュを貼り付け、その上からツインアイはクリアイエロー(ガイアカラー)、前後センサーはクリアブルー(ガイアカラー)+クリアグリーン(Mr.カラー)で塗装しています。なので光の当たる角度によって虹色に輝きます。
胴体部は胸板にスジボリ、胸部と腰部にレッドチップを施した他、腹部にマイナスモールドメタルパーツ、全体的にプラ板でモールドを追加し、各部にディテールアップを施しています。
コックピットは開閉可能。上下が幅広く展開します。内部にはキラ・ヤマトフィギュアを格納。ブルーグリーンとホワイトのパイロットスーツ姿に塗装しています。
肩部や前腕部には、waveのディテールパンチでプレスしたプラ板を重ねてしいたけフィンを造形。アイアン色で塗装して埋め込みました。しいたけフィンの制作に関しては以下のリンクからどうぞ。⇒しいたけディテールの作り方
脚部は部分的にライトグレーで塗り分けた他、ソールは全体と馴染ませるためブラック(ダークグレー)に塗装。大腿部やアンクルアーマーなどをメタルパーツで、全体的に切り出したプラ板モールドでディテールアップしています。
大腿部後部にはスジボリ堂の鋼魂AW-100ダクトフィンを折り曲げて接着。ふくらはぎの溝にはレッドチップを接着し、ディテールアップを施しました。
エールストライカー。ストライクガンダム本体に合わせ、白と黒でまとめています。フロントのスリットダクトだけ、ワンポイントでゴールドを追加しています。
後部スタビライザーは装甲をくり抜き、ディテールパンチで制作したしいたけフィンを埋め込み。
主翼はストライクや地球連邦軍のマーキングを貼り付け。部分的に羽状の鋼魂のAW-111エッチングパーツを接着してディテールアップしています。
下部スラスターもエンジン廻りの白装甲部分に鋼魂のAW-111エッチングパーツを接着。メタリック調の小羽を追加しています。
内部スラスター口はすべてアイアン色で塗り分けています。
エールストライカーを装備すると後方に負荷がかかりますが、関節がポリキャップ接続で強度があるので、塗装しなくても自立は可能です。ですが塗装によって関節強度が上がっているため、より安定した自立が可能となっています。
MG エールストライクガンダムVer.RMの塗装レシピです。
○外装(ダークグレー):(下地:サフ)ジャーマングレー(ガイアカラー)
○外装(ライトグレー):(下地:サフ)ファンデーションホワイト(フィニッシャーズ)+ライトガルグレー(ガイアカラー)+ニュートラルグレーⅡ(ガイアカラー)
○内部・関節(メタリックグレー):(下地:サフ)混ぜ塗料に加え、オキサイトレッド+ガンメタル+ニュートラルグレー(全てガイアカラー)
○外装・武装(レッド):(下地:ピンクサフ)ブライトレッド+ローズブライトレッド(ガイアカラー)
○外装(イエロー):(下地:ピンクサフ)橙黄色+サンシャインイエロー(ガイアカラー)
○内部(アイアン):(下地:サフ、艶ありブラック)スターブライトアイアン(ガイアカラー)
○一部装甲(ゴールド):(下地:サフ、艶ありブラック)ブライトゴールド(ガイアカラー)
○ビームライフル(ダークブルー):(下地:サフ)ブルーグレー+ガンメタル+ウルトラブルー(全てガイアカラー)
○センサー部分の下地:(下地:サフ、艶ありブラック)スターブライトシルバー(ガイアカラー)
○センサー部分の発光:クリアイエロー、クリアブルー(ガイアカラー)、クリアグリーン(Mr.カラー)
○スミ入れ、細部の塗装など:Mr.ウェザリングカラー(マルチグレー)(マルチブラック)(ステインブラウン)、ジャーマングレイ、フラットブラック、ダークアイアン、フラットホワイト、など(タミヤエナメル)
○コーティング:Ex–10フラットクリアープレミアム、Ex-09セミグロスクリアー プレミアム
※アイアン部分の希釈にはメタリックマスターを使用しています。
その他の制作内容についてはMG エールストライクガンダムVer.RMの制作をご参考くださいm(_ _)m
シールドは通常のカラーリングに近いですが、一部をダークグレーで落ち着きのある色合いに。表面の一部モールドにはマイナスモールドのメタルパーツを埋め込んでいます。裏面は全体をエナメル塗料でメタリック調のダークグレーに塗り分け。
ビームライフルはメタリック調の少し青みがかったグレーで塗装。上下にできる合わせ目は消しています。
センサーはクリアパーツからハイキューパーツのSPプレート+GEMドームに変更。GEMドームはクリアブルー(ガイアカラー)で塗装しています。銃口下部にはハイキューパーツのUSリベット2.5mmを接着。
フィギュアはコックピットに内蔵したキラ・ヤマトパイロットフィギュアを含めて4種。ムウ・ラ・フラガとキラ・ヤマトの軍服とパイロットスーツ姿が付属しています。極細の面相筆とルーペを使って細かく塗り分けました。
アーマーシュナイダーは刃の部分をスターブライトアイアン(ガイアカラー)で塗装。
一通り武装して。
RX-78ガンダムにはプロトタイプカラー(RX-78-1プロトタイプガンダム)がありますが、ストライクをプロトタイプカラーにするとこんな感じになるのかなと。ただししいたけフィンなどを増設しているため、どちらかというとカスタム機になってますね。
全体が白黒の無彩色なので、その分色味のあるアンテナやシールド、腹部、高エネルギービームライフルのセンサーなどが目立ちます。ただ白黒で塗装するだけだと面白みに欠けますが、部分的に色を入れてメカニカルさを表現できれば、雰囲気もかなり違ってくるかと。
MGなので可動が柔軟。高エネルギービームライフルの両手持ちもラクに再現できます。ただ、塗装しても脚部を開くとサイドアーマーが干渉でポロリしますし、ディスプレイ用のジョイントパーツも外れやすいのでディスプレイ難易度はやや高め。
ビームサーベル刃はラメ入りのクリアピンク成型色なので、ラメをそのまま活かすため、ゲート処理・表面処理だけ行い、Mr.コンパウンドで表面を磨きました。その後は根元をフラットホワイトでグラデ塗装しています。
通常のストライクガンダムでアーマーシュナイダーを装備して。
エールストライカーを外すと軽装になるのでまた雰囲気が違ってきます。
MGエールストライクガンダムVer.RMには大型のディスプレイベースが付属。カタパルトや連結ケーブルなどが造形されたリアルなベースになっています。クリアブラック成型色を活かすため、今回は一切塗装せずそのまま使用します。
カタパルトからの出撃シーンを再現。連結ケーブルを切り離して出撃するシーンは、背後のあおり視点だとかなりの迫力がありますね。
適当に何枚かどうぞ。
それでは今回もPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、もし気に入ったものがあればダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上です。今回は主にwaveのディテールパンチを使用して、全身各部のプラ板モールドやしいたけフィンなどを作ってディテールアップしてみました。通常だとデザインナイフでちまちま切り出す必要がありますが、このようなアイテムを使うとサクッとモールドパーツが自作できますし、ディテールアップも手軽にできるのがいいですね。
主人公機といえば通常のトリコロールカラー、ガンダムカラーがセオリーですが、今回、通常とは大きく変えたことで、なかなかインパクトのあるエールストライクガンダムになったと思います。このように自分のオリジナルのカラーリングに塗装すれば、専用機、カスタム機らしさがより強調されるので、手持ちのキット制作時は、通常とは異なるオリジナルカラーで塗装してみるのもいいのではないでしょうか。
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MG 1/100 GAT-X105 エールストライクガンダムVer.RM
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制作① 頭部・胴体部の改修、ディテールアップ ⇒ 制作② 胴体部のディテールアップ ⇒ 制作③ 腕部の改修 しいたけディテール追加など ⇒ 制作④ 脚部の改修 エッチングパーツを使ったディテールアップ ⇒ 制作⑤ エールストライカーやシールドのディテールアップ ⇒ 制作⑥ ライフル、サーベルの処理、塗装など ⇒ 制作⑦ 塗装、ツインアイやシールド裏の塗り分けなど ⇒ 制作⑧ スミ入れ ⇒ 制作⑨ フィギュア塗装、デカール貼り、組み立てなど ⇒ 制作⑩ ディテールアップ、組み立て、完成品画像など
3 件のコメントがあります。
匿名
on 2022年10月21日 at 23:08 -
完成おめでとうございます
ヒロイックなカラーリングが印象的なストライクですけどシックな色合いもまたクールで格好良いですね
nori
on 2022年10月22日 at 00:28 -
コメントありがとうございます!
ありがたいお言葉感謝ですm(_ _)m
オリジナル塗装だと制作時にどうなるのか不安になることもありますが、結果的にいい感じに完成できてよかったです!
Your work is so impressive
on 2022年10月24日 at 18:51 -
Yyggggg