今回は、痛車 けいおん! ランサーエボリューションX Ver.2の製作⑧をご紹介します!
前回、ボディの塗装やフロントグリル。テールランプなどの細かなパーツを塗装したので、今回からいよいよ『けいおん!』の水転写デカールを貼っていきます。これがきれいにならないとすべてが台無しになってしまう場合もあるので重要。果たしてどうなる・・・?
まずは前回、タガネで掘り起こした各部のモールドに、Mr.ウェザリングカラーのマルチグレーでスミ入れをしておきます。
そしてデカール貼りの下準備として、サイドステップやバンパーなどを両面テープやマスキングテープでボディにしっかりと固定しておきます。これをしておかないとデカールがずれたり破れたりする原因になるので必ずしっかりと固定します。
それではデカールを貼っていきます。
この痛車シリーズは下地のようなデカールの上からキャラクターなどのデカールを重ね貼る仕様になっているので、貼り付ける際は重ね順を間違えないように注意します。貼ったら表面からMr.マークセッターを塗って綿棒で拭き取り、ぴったりとくっつくようにします。(あくまで自分独自の方法なので作業し易い方法でどうぞ。)
マークセッターを塗って乾燥させたら、バンパーなどを跨ぐ(またぐ)部分(赤◯)にデザインナイフで切り込みを入れ、バラす際に破れないようにしておきます。あと、スジボリしたドアのモールド部分(赤矢印)もデザインナイフで切り込みを入れ、マークセッターで軟化させると、ぴったり貼り付いてより自然な感じになると思います。
そしてこの痛車の最難関であるキャラクターのデカール貼り。キャラクターのデカールはドアノブや下のサイドステップを跨ぐように貼り付けるため、どうしても破れやすく、汚くなってしまいます。自分も苦労しましたが、一応貼った方法を簡単にご紹介します。
①まずはデカールに水をたっぷりと付け、台紙から浮くようになったら貼り付ける箇所にのせていきます。デカールが大きいので、台紙からスライドさせるようにして慎重にのせていきます。
②のせたらピンセットなどを使ってデカールをお好みの位置に移動させます。そして綿棒で水分を拭き取ります。このとき、赤いラインの部分を綿棒の先でトントンと優しく抑えながら角に貼り付けていきます。浮きやすいですが焦らずじっくり。赤いラインから下の部分は少し水を拭き取りますが、貼り付けず浮かせた状態にします。
③そして少し乾燥させたら、赤いラインから上の部分にマークセッターを塗って綿棒で拭き取り、しっかりと貼り付けて固定。
④上の部分のマークセッターが乾いたら、赤矢印の部分にマークセッターを少しずつ塗って軟化させながら、トントンと抑えつつ角にぴったりとくっつくように貼り付けます。このとき、下の浮いているデカールを寄せるようにすると角に隙間なく貼り付けることができます。
⑤あとはサイドステップの部分にもマークセッターを塗ってしっかりと貼り付けます。どうしても弄れば弄るほど破れやすくなるので、もし破れて汚くなったら、余ったデカールを貼ってカモフラージュするのも手ですね。
⑥貼り付けた後は赤矢印の部分にデザインナイフで切り込みを入れ、サイドステップを取り外せるようにしてから再度マークセッターを塗って整えます。
画像が貼り付けた後のものしかないので解説が分かりにくいかもですが、少しでも参考になれば幸いです;
説明書に従って各部にデカールを貼り付けます。そんなに多くはないので、1日もあればすべて貼り付けられると思います。細部に細かく貼り付けていく分、どちらかと言うとガンプラのほうが手間ですね。
ホイールの中央にもデカールを貼り付けています。小さいので紛失に注意です。
幸い予備があるので、マークセッターを塗る前であれば失敗しても違うキャラクターデカールに交換ができますし、最悪余ったデカールの一部を切り取って敗れた部分に充てがうこともできます。他の痛車に使っても良さそうですね。
以上、今回はここまでです。手元にクリアがなくコートまで出来なかったので、また入手したらコートしてボディを研ぎ出ししていきます。
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