今回は、2015年11月に発売されたHGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)のレビューをご紹介します!
HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)は、『機動戦士Zガンダム』に登場する主人公機『ガンダムMk-II』の1/144スケールモデルキットです。新規フォーマットの新規造形REVIVE版としてキット化され、成型色もエゥーゴカラーのホワイトで再現。広い可動域によって多くの劇中シーンが演出可能なキットになっています。ビーム・ライフルやハイパー・バズーカに加え、ガンダムMk-IIの特徴でもあるバルカン・ポッド・システムも付属。価格は1,620円(税込み)。
HGUCのガンダムMk-Ⅱは2002年にHGUCスーパーガンダム、2005年にガンダムMk-Ⅱ+フライングアーマー(以下旧キット)として発売されていますが、それから10年後に新たに新造されたガンダムMk-Ⅱになります。
外装の造形自体は旧キットからそれほど大きな変化はありません。ですが新規のフォーマットが使用されていることで、各部が広範囲に可動するようになっています。
成型色は若干グレーめのホワイトとネイビーのエゥーゴカラー。部分的な黄色と赤のトリコーロールカラーでガンダムらしい配色が実現されています。
ポリキャップはおなじみのPC-002。首以外の各部にポリキャップを使用し、関節強度も高め。特に一方に比重がかかるような装備もなく、自立は安定しています。
頭部。RX-78ガンダムから引き継いだシンプルな造形に加え、全体的に締まったやや精悍な顔立ちを持つガンダムになっています。アンテナはシャープな造形を崩さない程度の安全加工が施されています。
とさか前後のセンサーはシールによる色分けで、側面のダクトは塗り分けが必要です。頭部は前後挟み込みタイプで、真横に合わせ目ができます。合わせ目を消す場合、フェイスパーツなどの後ハメ加工が必要です。
ツインアイはクリアーグリーンパーツ。赤いパーツにシールを貼ってクリアーグリーンを活かす方法と、ツインアイシールをそのまま貼る方法がチョイス可能です。
胸部。マッシブな造形。モールドは少なめですが、それほど物足りなさを感じない造形になっています。エアインテークやコックピットハッチはパーツによる色分けで、エアインテーク上部のセンサーはグリーンのシールによる色分けです。胸部は前後挟み込みタイプですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。
腰部。ガンダムMk-Ⅱの特徴的な形状。こちらもモールドは少なめですが、バランスのとれた造形になっています。
リアアーマー中央部は開閉式のハイパー・バズーカ用のマウントラッチになっています。腰部アーマー類の裏はシンプルでモールドはありません。
腕部。モールドが少なめのシンプルな造形ですが、二の腕の付け根パーツがネイビーの特徴的な配色になっています。二の腕パーツは筒型で前腕は前後挟み込みタイプ。前腕の合わせ目は段落ちモールド化されています。
ショルダーアーマーは上部パーツを挟み込んで前後からパーツを組み合わせるタイプ。合わせ目はモールド化されていて目立たないようになっています。側面のダクトは黄色いパーツでの色分けですが、内部はグレーに塗り分ける必要があります。
脚部。こちらもモールドが少なめですが、全体的にゴツゴツした肉厚な造形になっています。大腿部は筒型で、膝から下は複数パーツ(前後左右)の組み合わせにっていて合わせ目が出ないようになっています。膝関節がポリキャップ式で分離することができます。
膝パーツは左右挟み込みタイプ。合わせ目は段落ちモールド化されています。太もも内外のダクトはスリット入りのイエローパーツによる造形で、内部はグレーで塗り分ける必要があります。
足首から下の部分。重機のような角ばった造形。アンクルガードは左右挟み込みタイプで、合わせ目は側面でモールド化されています。足裏はモールドは多めですが、縁に肉抜き穴があります。
バックパック。Mk-Ⅱ特有のバーニアアーム付き。
差し込んで下げることで固定されるタイプですが、背中には2箇所ダボ穴もあるので、他キットのバックパックやGディフェンサーもマウントできるようになっています。(陸ジムのバックパックは一応取付可能でしたが、スカスカした感じでした。陸ジムの劣化でダボがゆるくなったのかも。)
バックパックは前後挟み込みタイプで、側面に部分的に合わせ目ができます。下部のバーニアは2重のスリット入りのシンプルな造形。バーニア2個が一体のパーツになっていて、特に可動ギミックなどはありません。
バーニアアームは付け根のボールジョイントによって適度に可動します。バーニアアームにマウントしているサーベル柄は脱着可能です。
HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと。ガンダムMk-Ⅱは平均的なサイズになります。全高は陸戦型ジムが18.0mでガンダムMk-Ⅱが19.6mです。
2002年11月に発売されたHGUCスーパーガンダムに付属のガンダムMk-Ⅱ(旧キット)と比較して。REVIVE版は劇場版機動戦士Zガンダムに合わせたようなマッシブスタイルのプロポーションになっています。
HGブルーディスティニー3号機と。似たカラーリングではありますが、各部の造形やフォーマットなど細かな部分は全く違っているようです。
同シリーズのREVIVE版HGUCゼータガンダムと。ゼータのほうが大きめになっています。ちなみにゼータガンダムの全高は19.85m。全高の設定値はほとんど差がないですが、キットだと多少のサイズ差があります。
頭部は顎引きはわずかですが、ボールジョイントを浮かせるようにすればかなり上まで見上げることができます。左右へは顎が襟と干渉しますが、問題なく水平にも可動します。
腕は肩のボールジョイントが引き出し可能なので、Y字くらいに上げることができます。肘もしっかりと折りたたむことができます。肩はボールジョイントを引き出すことでわずかに前後スイングする程度。
腰もボールジョイントを浮かせることで、前後スイング、回転といった可動が実現可能です。
リアアーマーは可動しませんが、フロントアーマーは可動するので幅広い前後開脚が可能です。膝の可動はくの字程度。脹脛や大腿部の外装がやや太めなので、干渉してしまいます。
足首は付け根と足首の2箇所が可動するので、かなり幅広い前後スイングが可能です。アンクルガードも適度に可動します。左右への可動はわずか。
左右への開脚は水平程度に。内股は大腿部が干渉しますが、がに股は水平以上に可動させることができます。
立膝もまずまずな形に。やや太めな外装ではありますが、可動域は広く柔軟なキットです。
シールド、シールド用マウントパーツ2種、ハイパー・バズーカ、ビーム・ライフル、ミサイル・ポッド・システム、サーベル刃☓2が付属。
シールド。複数パーツの組み合わせで細かく色分けされています。上部側面のモールドは黄色いシールによる色分けです。
シールドは組み換えでショートサイズにすることができます。
2種のマウントパーツによって、後方と側面へのシールド装備形態がチョイス可能です。
ビーム・ライフル。適度にモールドが入っています。本体部分は左右挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができます。関節と同じ成型色なので、ダークグレーなどに塗装する必要があります。
サブグリップは可動式で、センサーはグリーンのシールによる色分けです。ビーム・ライフルはサイドアーマーにマウント可能。ライフルは左右にマウント用のダボがあるので、両サイドアーマーに取り付けることができます。
ビーム・ライフルにトリガーガードはなく、ハンドパーツでそのまま挟み込んで保持させるタイプですが、手甲パーツも外れにくいですし保持力は高いです。
肩の前後スイングが無いため、ビーム・ライフルの両手持ちはギリギリといった感じ。
シールドもしっかりと固定されます。
ハイパー・バズーカ。こちらも関節と同じ成型色なので、ホワイトやダークグレーに塗り分ける必要があります。砲口以外の本体部分は簡単なモナカ割なので、上下に合わせ目ができます。
砲口は途中まで開口され、サブグリップは適度に前後可動します。センサーはグリーンのシールによる色分けです。
ハイパー・バズーカはリアアーマーのラッチにマウント可能です。
グリップが可動するのでかなり保持しやすいです。特にふらつくこともないですね。
ミサイル・ポッド・システム。2個パーツでの造形ですが、細かいモールドが入っています。一部のモールドは赤く塗り分ける必要があります。
ミサイル・ポッド・システムを取り付けた状態。 頭部側面に固定します。
各武器類を装備して。
バックパックの外装パーツを外すとダボ穴が露出します。
露出したダボ穴には、HGUCスーパーガンダムに付属のGディフェンサーがマウント可能です。
では適当に何枚かどうぞ。
ビーム・サーベルもしっかりと保持できるのでポージングしやすいです。バックパックのバーニアアームに柄がしっかりと固定されているので、取り外すのが少し難しいかも。
以上です。シンプルな構成ながらも完成度の高いキットになっていると思います。欠点といえる部分はほぼなく優秀。欲を言えば平手が付属してほしかったというくらいですね。武器類も馴染みの装備が多めに付属するのでポージングがいろいろと楽しめます。
REVIVEされたことで可動域もかなり広くなり、造形もモールドが少なめながらも物足りなさを感じないデザインになっています。ファンの期待を裏切らない、高品質でバランスのとれたキットに生まれ変わっているので、入手して十分な満足感が得られると思いますよ。
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1件のコメントがあります。
匿名
on 2021年4月30日 at 01:59 -
比べてみると頭部は旧HGUCの方が劇場版Zに近いのが意外でした