塗装済み完成品レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
制作① 各部の改修1 ⇒ 制作② 腕部の改修 ⇒ 制作③ 脚部の改修 ⇒ 制作④ 腰部の改修 円状のスジボリなど ⇒ 制作⑤ ブーストポッドの改修 ⇒ 制作⑥ コンポジットシールドブースターの改修 ⇒ 制作⑦ 塗装 ⇒ 制作⑧ 細部の塗装 ⇒ 制作⑨ スミ入れ、細部の塗装、デカール貼りなど ⇒ 制作10 仕上げ 各部ディテールアップなど
今回は、HGUC 1/144 ガンダムTR-6[ウーンドウォート]のレビューをご紹介します!
HGUC 1/144 ガンダムTR-6[ウーンドウォート]は、機動戦士Zガンダム外伝『ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~』に登場するMS『RX124 TR-6[ウーンドウォート]』の1/144スケールモデルキットです。特徴的な機体形状を新規造形で再現。モビルアーマーへの変形やライフル、クローに変形可能なコンポジット・シールド・ブースター、ジャバラアームといった武装が付属する個性的なキットになっています。価格は1,944円(税込み)。プレミアムバンダイ限定商品です。
TRシリーズの集大成として開発されたウーンドウォート。「TR-6」のコアMSがHGでキット化されました。蟻のような特徴的な形状で、モビルアーマーへの変形も可能なキットになっています。女性っぽさのある可愛らしい姿が特徴的。
AOZのモビルスーツらしいホワイト、ネイビー、イエローのカラーリング。部分的な塗装は必要ですが、全体的にしっかりと色分けされ、素組みでも完成度の高いキットになっています。
足底がかなり細く特徴的な形状。可動部(足首)の強度がまずまずあるのと、キットが軽量なので自立は問題なく可能です。足首がヘタれてくると自立が難しくなってくるかも。
頭部。V字アンテナこそありますが、ガンダムタイプとは一味違った特徴的な造形。内外パーツによって色分けは細くされています。バルカンも色分けされているのは素晴らしいですね。額と後頭部のセンサーはシールによる色分けで、アンテナ先端には安全加工がされています。後頭部にはガンダムタイプらしさが残っていますね。両肩のバインダー先端はネイビーのシールによる色分けです。
胸部。細身ながらもガンダムらしい形状は残っています。エアインテークはダクト形で、内部は塗り分けが必要です。
腹部、腰部。かなり特徴的な造形で、フロントにはナイチンゲールのようなユニットが形成されています。先端のダクトはパーツによる色分けで、中央のV字マーク部はシールによる色分けです。股関節部もモールドの入った円型パーツでの造形。
リアアーマーはセンサー部がグリーンのシールによる色分けで、モールドが内部パーツで色分けされています。5つあるモールドの中央は赤く塗り分ける必要があります。リアアーマーは脱着可能で、内側にはモールドが造形されています。
腕部。変形機構を実現した構造なため、複数パーツの組合せになっています。肘や前腕部分には縦に合わせ目が入っていますが、段落ちモールド化されています。機体構造上、ショルダーアーマーはありません。
脚部。こちらも特徴的な形状。
大腿部は複数パーツの組合せになっているので合わせ目はできません。変形を意識した作りになっています。側面のセンサーはシールによる色分けがされ、前面のダクト内部は塗り分けが必要です。
足首から下の部分は細身の左右挟み込みタイプ。膝から下が分離出来ないので、後ハメ加工と合わせ目消しが必要になってきます。
足首から下の部分。造形というほどの形はなく、軸パーツ1本で接地した特徴的なスタイルになっています。足裏はスリット入り。
背中にバックパックはなく、パーツによって色分けされた特徴的な造形になっています。
HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと。一見小柄に見えますが、陸戦型ジムよりも大きいです。
頭部の可動はわずか。頭部側面と両肩のバインダーが干渉するため、見上げる状態は少しだけになります。左右へも多少干渉しますが、真横に問題なく可動できました。
腕は水平にまで上げることができ、肘は外装が干渉するので可動範囲はそこそこ。手首はスイング可動します。
肩は特殊な構造になっていますが、肩のバインダーが干渉することもあり、前後とも同じくらいの可動域になっています。
腹部の前後可動はなく、腰は上半身を少しひねることができます。下部のアーマーをかわせばもっと曲げられるかも。
付属のマウントパーツを使用してアクションベースにディスプレイします。ディスプレイさせる際は、アクションベースに付属している3mmダボのマウントパーツを使用して設置します。
腰部アーマー類がないこともあり、脚部はかなり広く上げることができます。画像では少しわかりにくいかもですが、膝も変形機構があるので完全に折りたたむ事ができます。
足首は90度から完全に収納できるまで可動します。左右へは全く可動しないので、足首に角度をつけることはできません。
左右へは水平程度にまで展開し、さらに内部パーツが特殊な曲げ方ができつつ、前後にも回転するようになっています。
リアアーマーは上下可動します。画像は用意していないですが、付け根がポリキャップで回転可動もできます。
大腿部がワイドな形状をしていることもあり、干渉するので内股はわずか。がに股も干渉するまでは広げることができます。
特殊な形状ではありますが、立膝はかなりキレイにこなしてくれます。全体的な可動域はかなり優秀。
ランナーレス台座☓2、コンポジット・シールド・ブースター、クローモード用脚部パーツ☓2、モビルアーマー変形用ウイングパーツ☓2、モビルアーマー変形用頭部パーツ、平手(左右)、リード線が付属。
T3部隊ロゴの入ったマーキングシールも付属します。
コンポジット・シールド・ブースターのライフルモード。かなりのロングサイズ武器になります。形状は左右対称。
砲身部は脱着可能で、ネイビーの部分はシールによる色分けです。
本体前側のセンサーはシールによる色分けで可動式。この画像には写っていないですが、後部のスラスターっぽい造形部分は赤く塗り分ける必要があります。
コンポジット・シールド・ブースター本体内部からはジャバラアームが展開。ジャバラアームは脱着可能で、接続はポリキャップになっています。
ジャバラアームは左右挟み込みタイプの部分には合わせ目ができます。可動箇所が多く、柔軟に可動します。ジャバラアームの白いフィンも可動式。
ライフルモードをキットと並べて。かなりのサイズ差があります。
コンポジット・シールド・ブースター中央のグリップも可動式。グリップにハンドパーツを挟んで保持します。重さがあるので、前側にクルッとかえりがちになるので注意です。ポージングは少し難しさがあるかも。手甲パーツも少し外れやすいので保持に難しさがあるかもです。
ロングサイズの武器なのでポージングするとやはりカッコいいですね。平手ハンドパーツは指先を塗り分ける必要があります。
説明書に記載はありませんが、ハンドパーツのみでの保持が難しい場合は、ジャバラアームを肩にマウントすると安心して保持が可能です。
ジャバラアームのマウントパーツを外すと、リード線を差し込むダボ穴が露出します。脚部パーツを曲型に変更し、外装パーツを取り付けることでクローモードに変形可能です。
クローモード。昆虫や蜘蛛のような特徴的な造形になっています。
コンポジット・シールド・ブースターのクローモードが襲いかかる姿には迫力がありますね。
ではここから、ウーンドウォート本体を変形させていきます。まずは各部を分離させておきます。それぞれ各部がポリキャップ接続になっているので、ヘタリは少ないと思います。
腕をコンパクトに折りたたんでおきます。脚部はウイングパーツを取り付け、こちらも足首や膝を収納してコンパクトにしておきます。
モビルアーマー用頭部パーツに肩バインダーと折りたたんだ腕部をマウントしておきます。そして腰部パーツのリアアーマーを上向きにし、画像左の腕部パーツ類をリアアーマー裏に取り付けます。
フロントユニットをくの字に折り曲げ、最後に脚部パーツを取り付けたらモビルアーマーへの変形が完了です。
モビルアーマー形態。コンパクトで曲型な、愛着の湧きそうな造形です。アクションベースへのマウントパーツが少しゆるいので外れやすいかもです。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。プレバン商品なためもっと大味なのかと想像していましたが、実際のキットはかなり細かく、特殊でしっかりとしたキットになっていました。変形機構も組み換えながらも精密に再現されていますし、造形も良く、ユーザーが納得する出来になっていると思います。
欠点としては、他のガンプラとは構造や組合せ方が少し違っているため、はじめはどこが動くのか少しわかりにくいところがあるかもです。変形機構を持っているのでより可動部が多くなってますね。なので破損には注意が必要かと。細かいパーツもまずまずありますし、組立時の紛失にも気をつけないとですね。
造形としてはとても良いですし、これをベースにTR-6シリーズが広がるとすれば申し分ないコアキットになっていると思うので、今後このキットを軸にしてユニット類を展開してもらいたいですね。
⇒あみあみでHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート]を探す
⇒DMM.comでHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート]を探す
⇒楽天でHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート]を探す
⇒駿河屋でHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート]を探す
⇒ヤフーショッピングでHGUC ガンダムTR-6[ウーンドウォート]を探す
HGUC 1/144 RX-124 ガンダム TR-6[ウーンドウォート]
塗装済み完成品レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
制作① 各部の改修1 ⇒ 制作② 腕部の改修 ⇒ 制作③ 脚部の改修 ⇒ 制作④ 腰部の改修 円状のスジボリなど ⇒ 制作⑤ ブーストポッドの改修 ⇒ 制作⑥ コンポジットシールドブースターの改修 ⇒ 制作⑦ 塗装 ⇒ 制作⑧ 細部の塗装 ⇒ 制作⑨ スミ入れ、細部の塗装、デカール貼りなど ⇒ 制作10 仕上げ 各部ディテールアップなど
3 件のコメントがあります。
安藤隆浩
on 2018年6月26日 at 20:47 -
こんにちはorこんばんは
お久しぶりにコメントします。
梅雨時で暑い日がありますがお元気でやってますか?
HGでプレバンですがウーンドウォート出ましたね
自分は2個買いました、MGヘイズル改が
発売されたから、いずれはリリース
されると思っていたけど意外に早かった。
これが発売されたから、アドバンスド・ウーンドウォートも期待したいですねぇ、ADZでこの機体が
一番好きです、その次にネモカノン
nori
on 2018年6月29日 at 02:18 -
コメントありがとうございます!
ありがたいコメントに感謝ですm(_ _)m
安藤さんもこれから暑い日が続くと思うのでご注意くださいね^_^
ウーンドウォート、出ましたね~V
アドバンスドは普通に出せそうですけど、出ないんですかねー、でもそれがまたプレバンらしさではあります(笑)
でも、ネモカノンといい、なかなか渋い知識をお持ちですね!
どれもハードなカスタム機なので、ぜひキット化してほしいです^_^
匿名
on 2020年1月2日 at 15:26 -
MA形態のときに武器は持てないのか
設計ミス?