今回は、HG 1/72 YM-03 メイレスレイキのレビューをご紹介します!
HG メイレスレイキは、アニメ『境界戦機』に登場するAMAIM(アメイン)『YM-03 メイレスレイキ』の1/72スケールキットです。KEN OKUYAMA DESIGNによる構造検証によって立体化。大型のリアスカートの展開に加え、回転可能な各部スラスターユニットによってダイナミックなアクションポーズが再現可能なキットになっています。捕縛用電撃網発射機、超熱振式薙刀が付属。価格は2,640円(税込み)です。
空力性能を向上させるように設計され、機動性に特化してチューンナップされたMAILeS(メイレス)※で、レジスタンス組織「八咫烏」に所属の紫々部シオンが搭乗するAMAIM(アメイン)『YM-03 メイレスレイキ』がHGでキット化。※MAILeS(メイレス)・・・・自律思考型AIを搭載したAMAIM(アメイン)。
2021年9月に発売されたHGメイレスビャクチの内外パーツを流用しつつ、淡黄と白の機体色やレイキ特有の各部形状、捕縛用電撃網発射機や超熱振式薙刀が新規造形で再現されています。
成型色はライトイエローをベースに、全身各部にホワイトを配色。その他、頭部センサーがクリアブルー、内部・関節や武装類がダークグレー成型色での再現となっています。外装のライトイエローとホワイトはマットな質感の成型色で柔らかい雰囲気が表現されています。
シールは頭部センサーや胸部左右のシャフト、脚部の一部、リアスカートの一部モールドなどを補いますが多くはありません。捕縛用電撃網発射機や超熱振式薙刀の一部などを塗り分ける必要がありますが、レイキ本体は素組みで十分な色分けが再現されています。
内部・関節や武装類のダークグレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。
ポリキャップも不使用。肘・膝共に外装と同じPS素材パーツ構成で関節強度はまずまず高め。リアスカートが大柄ですが特に負荷はかからず、長いつま先でバランスよく接地するため、自立は安定します。
超熱振式薙刀、捕縛用電撃網発射機、平手(左右)、武器持ち手(右)が付属。右下の上腕パーツは余剰になります。武器持ち手(右)はこのキットでは使用しませんが、お好みでご自由にお使いくださいとのこと。他キットから武器を拝借する際に使うと良さそうです。
頭部をビャクチと比較して。シルエットは全く別物。三角形の平たい頭部形状で、鼻先や後部装甲など各部がパーツで細かく色分けされています。ツインアイは星が煌めくような棘感のあるデザインで印象的。
メット部はパーツが細かく組み合わさる構造で合わせ目はありません。ツインアイはクリアブルーパーツでの再現。ブラックライトで照らしても発光はしませんでした。
首は2箇所が可動。付け根はボールジョイントでフレキシブルに可動します。
胸部・腹部をビャクチと比較して。内部構造や左右のシリンダーシャフトは同型ですが、上部の三角型の装甲などがレイキ用に新造。
シリンダーシャフトがビャクチやケンブ、ジョウガンと同じ構造なので、肩部は前方にスイングさせることができます。肩のスイングに合わせて胸部のゴールドシャフトがスライド。
シャフトのゴールドはシールで色分けしますが、引っかかるとシールがめくれたりするので注意です。ゲート跡などをきれいにカットしてからシールを貼るようにします。
肩部は前後だけでなく上下にもスイング可能。肩のカバーはヒンジ接続で上下に可動します。
腹部は柔軟に可動するため、上半身を撚るように回転させることができます。このあたりの構造もビャクチやケンブ、ジョウガンなどと同じ。
腰部をビャクチと並べて。フロントアーマーはレイキ用に軽装でモールドの無いものが新造。
一方のリアアーマーは後部全体を覆うような大柄なリアスカートが新造されています。リアスカートの一部モールドは白いシールでの色分け。
スカートアーマーは上部に広く展開可能。1ダボ接続なので左右にロールさせることもできます。
リアスカートは左右に展開可能。こちらも1ダボ接続ですが、弄っていると少しずつ抜けてくるので注意です。
裏面には適度にパネルラインモールドが入った裏打ちパーツが造形。
リアスカートの裾にはスラスターを装備。適度に角度変更が可能です。スラスターは1個パーツ構成ながらダクトが細かく色分けされています。
腕部をビャクチと並べて。構造は同じですが、流用されているのは一部のパーツのみ。多くの箇所はレイキ用に新造されています。
上腕は左右の組み合わせで合わせ目ができます。合わせ目を消す場合はグレーのジョイントパーツを後ハメ処理する必要があります。前腕は薄型ですが、裏打ちパーツが造形。
前腕には特徴的なウイングが造形。スラスターはロール可能。2個パーツ構成と簡易的ながら、前後のスリット口はパーツで色分けされています。
ショルダーアーマーは派手ではないですが、上部には六角型のスラスターを装備。パーツによる色分けも良く、各部とも合わせ目ができないパーツ構成です。
上部のスラスターはヒンジ接続で側面に展開できますし、基部が1軸ダボでロールが可能。スラスターの向きを自由に変更することができます。
肩部は上部にスライドさせ、外側のカバーパーツを展開することで、腕部の可動域を広げることができます。
この可動によって45度までしか上がらなかった腕部が水平程度にまで上がるようになります。
脚部をビャクチと並べて。どちらもS字型のシルエットですが、形状は全く別物。流用パーツは一部で、各部ともレイキ用に新造されています。
大腿部は左右の組み合わせで前後に合わせ目ができます。消す場合は後ハメなどの処理が必要。膝から下も左右の組み合わせで一部に合わせ目ができます。こちらも合わせ目を消す場合はある程度の処理が必要そう。
膝から下の部分の一部はグレーのシールでの色分け。足の付け根は、ビャクチやケンブ、ジョウガンなどとは異なり、白い装甲部分がロールするようになっています。
膝から下にビャクチのような可動部はなく、可動箇所は膝のみ。なので深く沈み込むような感じにはなりません。このあたりは機動性というよりも空力性能を重視した機体らしい感じも。
膝のスラスターは上下やロールが可能。こちらもホワイトとグレーの2個パーツ構成ですが、スラスター口などがパーツできっちりと色分けされています。
ソールは長い爪先が印象的なデザインで、かかともヒール状。スタイリッシュでどことなく上品な雰囲気が感じられる作りになっています。
足裏はつま側がごっそり肉抜き穴。節がモールドのような形になっているので、それをデザインとして残しつつ埋めていくと良さそうですね。
つま先は2箇所がヒンジ接続で深くまで反らすことができます。ただし簡単な組み合わせなので、反らすと外れやすいので注意です。
背部はビャクチ、ケンブ、ジョウガンそしてレイキすべて同じ形状。左右のダクトは黄色いシールでの色分けです。背部上下に2ラインダボ穴があるので、ケンブなどに付属しているウェポンラックを装備させることができます。
HG陸戦型ジム、MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)と並べてサイズを比較。他のHG境界戦機シリーズと同様、1/144と1/100ガンプラのちょうど中間の大きさになります。特別大きくもなく、かっちりとしているので取り扱いがラク。
HGメイレスビャクチと並べて比較。カラーリング、形状ともにかなり違っています。ビャクチは機械的な雰囲気が強いですがレイキはジョウガンと同様、生物的な雰囲気が強いですね。
HGメイレスケンブ、HGメイレスビャクチと並べて。すべて同じフォーマットですが、成型色、デザインともにかなり違っています。近接戦闘、射撃戦闘、空域戦闘それぞれが別の特化仕様なので、組み合わせてディスプレイすると楽しみが増しそうですね。
装甲が干渉するため、頭部は少し上下する程度。左右へは装甲の干渉も少なく、スムーズにスイングさせることができます。
その他の構造はメイレスビャクチとあまり大きな違いはないので、ビャクチと比較しながら各部を見ていきます。腕は可動ギミックがありますが、水平まででビャクチよりも制限されます。肘は同じ構造なので深くまで曲げることができます。
腰部は干渉なく360度回転可能。脚部の形状が異なりますが、立膝は深くまで腰を落とすことができます。
左右への開脚も水平程度まで幅広く展開させることができます。足首も90度以上に幅広く可動。
可動域の総括としては、肩に可動ギミックがありますが、それでも肩がそこまで広く展開するわけではないので少しぎこちない感じはありますね。ですがそれ以外の箇所はビャクチやその他のHG境界戦機シリーズと同様、幅広く可動するので柔軟なポーズが再現できそうです。
超熱振式薙刀。ロングサイズの薙刀になります。近接戦闘用武装ながら長い柄によるリーチの長さが特長で、機動力に秀でたレイキの俊敏さにマッチしているとのこと。構造自体はシンプルで、グレーのKPSのみで構成されています。
刃の部分は先端がシャープに造形。柄の部分も角型でモールドは少なめです。刃の部分はオレンジに塗り分けが必要。
刃の部分は180度展開可能。伸ばすことでロングサイズの薙刀状に変化します。柄の裾は白く塗り分ける必要があります。
捕縛用電撃網発射機。その名の通り、敵機確保用の電撃網を発射する武装になります。3個パーツ構成で、発射口はグレーに塗り分けが必要。
捕縛用電撃網発射機は前腕にマウントさせて使用します。
一通り武装して。
超熱振式薙刀は柄をハンドパーツに差し込むだけで保持が可能。柄に凹凸がないので簡単に差し込めますし、太さもハンドパーツと合っているので、簡単に移動したりすることはありません。
KPSで軽量なので、腕が重量で垂れるようなことも全くありません。腕部の関節強度も高く、自由なポーズを取らせることができます。足首が深くまで曲がるので、自立させてのポージングも安定しています。
肩が幅広く前後するので、超熱振式薙刀の両手持ちも問題なくラクに再現することができます。
浮かせてディスプレイさせる場合は、アクションベースやスタンドの股間部に3.0mm軸を差し込みます。
平手は他のHG境界戦機シリーズのキットと共通のもので、シャープでメカニカルなものが付属。手甲パーツを組み替えて使用します。
平手を使用することで、構えたり薙刀に手を添えたりとポーズにより自然な表情をつける事ができます。
各部のスラスターやリアスカートを展開して空中戦仕様に。
各部が展開するので、通常のスタイルに比べてポーズをよりダイナミックに演出することができます。このフォーマットは相変わらず可動が柔軟で、躍動感あるポーズが付けられるのでいいですね。
どことなく蝶をイメージしたような雰囲気もありますね。リアスカートを展開するぶん腕部などと干渉しやすくなり、ポーズを取らせる際に少し注意が必要になるので注意です。
HGメイレスケンブの60mm携行機関砲を拝借し、付属の武器持ち手で装備。後部ストックは前腕の隙間に収まるので、干渉などなく構えることができます。
射撃武装を装備しても全く違和感などはないですね。よく似合っていますしポーズも様になります。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。蝶や騎士のような雰囲気を併せ持つ容姿で華やかさがあるのがいいですね。造形的も良く、ポージングが格好良く決まりますし、リアスカートや肩部スラスターなど、展開してもせずとも十分にポーズが映えます。超熱振式薙刀や捕縛用電撃網発射機を使ったポージングも劇中再現度が高いです。
気になる点は、肩の可動が少し制限されるため、腕を上げるのが難しくぎこちないところがあります。それとつま先が簡単なヒンジ接続なため、外れやすいので注意です。超熱振式薙刀も展開ギミックは良いのですが、この価格帯だともう少し凝った造りでも良かったかなと。
このフォーマットは他の境界戦機シリーズと同様、可動が柔軟で表情が付けやすく自然なポーズを付けることができますし、全力で攻撃するような迫力あるポーズも簡単に再現することができます。そしてその柔軟なフォーマットを持ちつつ、ライトイエローの特徴的なカラーリングや造形でケンブやジョウガンとは違った魅力、特長を持ったキットになっているのがいいですね。
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2 件のコメントがあります。
匿名
on 2023年7月30日 at 11:12 -
ルプスレクスと比較って書いてあるのにルプスレクスがないのはどうして?
nori
on 2023年7月30日 at 12:17 -
コメントありがとうございます!
ご指摘感謝ですm(_ _)m
間違ってましたね;修正しておきました;