今回は、HGUC ペーネロペーの製作⑭をご紹介します!
完成に向けて一つ一つ工程を進めていますが、今回は塗装前の工程として表面処理をしていきます。大量のパーツ数でひたすらヤスリがけを繰り返しますが、表面処理だけだと面白みがないので、少しFFユニットの発光部分の色味調整をしておきたいと思います。
まずは外装パーツの各部にあるヒケを処理しつつ、表面処理をしていきます。外装はつや消しの白で塗装するので、ヒケは残っていてもあまり目立たないと思います。ですが気が済まないので処理しておきました。
細かいパーツにはパーティングラインがあってヤスってもなかなか消えてくれませんが、デザインナイフで表面を軽く擦るだけで平らになります。その後、紙やすりで表面を処理すればきれいになります。
パーツが多いので表面処理だけでもなかなかの時間がかかりますが、合間に少しずつ処理していきました。パーツ洗浄をして乾燥させ、塗装に備えます。
ではここから、FFユニット内側の発光部分の色味を調整していきます。蛍光塗料を使ってどう自然な色合いにするかが悩みの種ではあるのですが、まずは下地としてコールドホワイトとマーズライトグレーを使って塗装してみます。
カットしたプラ板にホワイトサフ後、コールドホワイトとマーズライトグレーで塗装します。中央はホワイトサフのみです。
そして蛍光イエローと蛍光オレンジを適量混ぜ合わせてそれぞれに吹いてみました。結果は全部同じ;微妙に違うかなという程度で変化は殆ど見られませんでした。この程度の明暗では色味に変化は出ないってことですね;
発光度合いもほぼ同じです。
これではなんの成果も得られないので、下地としてニュートラルグレーⅣで塗装し、その上から蛍光イエローと蛍光オレンジを混ぜたものを吹いてみました。今度はかなり濃い色になってしまっています。(画像右)
これも思った色味ではないので、今度はホワイトサフを吹いたプラ板に、蛍光イエローと蛍光オレンジを混ぜたものにニュートラルグレーⅣを少し混ぜて吹いてみました。(画像一番左)今度は微妙に暗く変化し、少しだけ思った色に近づきました。
下地が黒くても、グレー系の塗料を混ぜても、発光度合いはあまり変わらないようですね。
次に下地としてニュートラルグレーⅢで塗装したものに、蛍光イエローと蛍光オレンジを混ぜたものを吹いてみました(画像右)。少し黒いですが、かなり目標の色味に近づいたと思います。ニュートラルグレーⅣ(画像左)に比べるとだいぶ明るいですね。
塗装見本と比較するとこんな感じ。見本は思った以上に暗いですが、下地にニュートラルグレーⅢを使うとかなり近づきました。割と深みのある色でも大丈夫なようですね。後少し下地を明るめ(ニュートラルグレーⅡ50%+ニュートラルグレーⅢ50%あたりかな?)にし、蛍光塗料の比率を変えればうまくいきそうです。
ちなみに蛍光塗料がカップの中に残ると、白で塗装した箇所が発光するようになるので注意が必要です。カップ内に残った場合、一度黒系塗料を吹いておくと良いようです。
以上、今回はここまでです。蛍光塗料は色味を調整していくのが難しかったですが、今回のテストである程度目処が立ちました。塗装もなかなかハードですが、発光部分を含め、少しでも見栄えのするように仕上げていけたらと思います。次回から塗装していきます。
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