今回は、HGUC ペーネロペーの製作⑨をご紹介します!
前回に続いてFFユニットを製作中のペーネロペー。今回もユニットの各部を整形していきます。今回は表面処理や段差部分の溝出しなどを簡単に処理したあと、ゼータガンダムのパーツを使って胸部装甲裏を新造してみたいと思います。
まずは前回、プラ板を貼っていた機首の先端部をヤスってシャープ化しておきました。
そして表面処理をし、機首各部にあるモールドをスジボリして溝を深め、スミ入れしやすくしておきます。スジボリはいつものBMCタガネ0.2mmを使用。段差のある部分もスジボリし、スミが入りやすくしておきました。
前回合わせ目を接着しておいたスタビライザーやテール部分も、それぞれ合わせ目をヤスって消しておきます。
表面に円形などのヒケが目立つので、しっかりと表面処理してヒケを消しておきました。(画像だとわかりにくいですね;)
テールは合わせ目の関係で上部の羽に溝が出来てしまっているので、ここはフィニッシャーズのラッカーパテで埋めておきます。ラッカーパテが乾燥してカチカチになっている場合、ラッカー系の溶剤を数滴垂らしておけば粘度が復活します。
テール部分も表面処理後、モールドや段差部分をスジボリし、スミ入れがしやすいようにしておきました。
上部の羽は先端を金属ヤスリで平らにし、プラ板を重ねて接着。流し込み接着剤を何度も流し込んでガッチリと組み付けておきます。しっかりと乾燥させ、後日ヤスってシャープ化します。
テールの左右ダクト部も合わせ目を消して表面処理をし、モールドをスジボリしておきました。
ここからはFFユニットの胸部増加装甲を処理していきます。設定画だとゼータガンダムの胸部のような装甲がデザインされています。ですがこのHGUCペーネロペーでは、裏面の大部分が肉抜き穴になっていて見た目が少し物足りなく感じます。
なので、ガンダムベース限定のHGUC Zガンダム3号機を犠牲にし、胸部パーツを拝借して増加装甲裏に組み付けていきたいと思います。とりあえずイメージで仮組みしてみました。
まずは各部の肉抜き穴を埋めるため、裏打ちパーツを作っていきます。マスキングテープを貼り付け、形状に沿ってマジックで縁取り。
縁取りしたマスキングテープをプラ板(0.5mm程度)に貼り付けて切り出します。プラ板のカットにはゴッドハンドのプラバンハサミRを使用します。力を加えなくても、プラ板を簡単且つまっすぐに切り出すことができます。
少し大きめにカットし、ヤスリなどで削りながら形状を合わせていくといいですね。
先程切り出したプラ板は、内側にタミヤのエポキシパテを塗ってから重ね合わせ、流し込み接着剤で固定します。周りから見える部分をプラ板で塞いだり、パテで埋めたりしておきました。
プラ板を貼り付けた部分にはプラ板0.3mmを切り出し、見栄えがするようなモールドを造形しておきます。パテ埋めした部分もヤスって整形し、Zガンダムの胸部パーツを仮組みし、バランスを確認しておきます。胸部パーツは裏打ちパーツがあると厚みが出てしまうので外して接着することにしました。
以上、今回はここまでです。後半は少しハードな作業でしたが、前半は何気に合わせ目消し、表面処理、スジボリだけだったので、面白みは全く無かったかも。大きいキットなので表面処理だけでもなかなか時間がかかりますね;
ただ、これらは製作においてどうしても時間がかかってしまいますが、クォリティを高めたい場合は避けて通れないところでもあります。手間をかけるとその分仕上がりが良くなりますし、やっていると気分が良くなってやらずにはいられなくもなるので、制作にこだわり、その病みつき感を味わうのもいいかもですね。
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