今回は、MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパック Iタイプ(木星決戦仕様)のレビューをご紹介します!
MG ガンダムF90用 ミッションパック Iタイプ(木星決戦仕様)は、『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』に登場するMS『ガンダムF90 Iタイプ(木星決戦仕様)』が再現可能なミッションパック『Iタイプ』の1/100スケールモデルキットです。肩部パーツや脚部推力増加ユニット、フライトシールドなどが付属し、別売りのMG 1/100 ガンダムF90と組み合わせることで、ガンダムF90 Iタイプ(木星決戦仕様)が再現可能。価格は2,200円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
MGガンダムF90に装着することで、木星決戦仕様が再現可能なユニット『ミッションパック Iタイプ 木星決戦仕様』がMGでキット化。2020年7月に発売されたMGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のミッションパックIタイプと同型で、F90用のカラーリングが再現されたユニットになっています。新規造形のショット・ランサーが新たに付属。
Iタイプ(インターセプトタイプ)の内容物はビーム・ライフル一体型ショット・ランサー、フライト・シールド、肩部増加スラスター、脚部推力増加ユニットです。
ショット・ランサーの5連装ミサイル・ランチャーやフライトシールドのセンサーを色分けするシールが付属。
フライト・シールド用の支柱パーツ、ウェイブライダー形態ディスプレイ用のジョイントパーツが付属。
F90Ⅱ用の余剰パーツがいくつか付属。
レコードブレイカーのエンブレムなどが入った専用の水転写デカールが付属します。
キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー
ビーム・ライフル一体型ショット・ランサー。5連装ミサイル・ランチャーなどを装備する特徴的な武装になります。グレー成型色で、完全新規造形での再現となっています。
本体部分は左右挟み込みタイプですが、上下の合わせ目は段差モールド化。グリップは左右にスイングが可能です。
5連装ミサイル・ランチャーの先端は黄色いシールでの色分け。
中心のランサーは引き抜きが可能。
先端には合わせ目ができます。
MGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のビームランサーを並べて。造形的にも全くの別物。
フライトシールド。MGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のものと同じ形状。マシンキャノンや展開式のウイングなど、フライトユニットとしての性能を持つ武装になっています。
上部装甲はクリアーブルーパーツでの色分け。白い装甲は上下挟み込みタイプで側面に合わせ目ができます。左右2基のマシンキャノンは別パーツ化されているので塗装などの塗り分けもしやすいかと。
後部のバーニアは内外パーツで細かく色分けされています。ただ、一旦組むと分解がしにくいので、塗装する場合は仮組み時には取り付けないなど対処が必要かと。後部は各部とも合わせ目が段落ちなどでモールド化。下部のバーニアは付け根がボールジョイントでフレキシブルに可動します。
裏面2箇所のグリップは可動式。
左右のウイングを展開し、本体部を上下に引き伸ばすことでフライトユニットとして使用可能です。
ウイングは表面にパネルラインなどが細かく造形。
フライトシールドをMGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のものと並べて。表面のライトブルーがF90と同じブルー成型色に変わっただけで、その他の部分は全く同じです。
フライトシールドの装備は、グリップを握らせ、前腕に装着。重量があるので付属の支柱を支えにして保持させます。
肩部増加スラスターをMGガンダムF90Ⅱ Iタイプのものと並べて比較。形状は全く同じで、ライトブルーがブルー成型色に変わっています。前後の三角モールドや側面のスラスター口もパーツで細かく色分けされています。
F90の肩カバーパーツを外して組み付け。
脚部推力増加ユニット。バーニア2基と厚みのある装甲を持つ増加ユニットになっています。こちらもMGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のものと同じで、ライトブルーがブルー成型色に変更されています。
バーニア内部はパーツでの色分け。付け根はボールジョイントでフレキシブルに可動します。
脚部推力増加ユニットをMGガンダムF90Ⅱ Iタイプに付属のものと並べて。成型色がブルーに変更された他、膝の三角マーク用のシールが省かれています。
脚部推力増加ユニットの装備は、基部をMGガンダムF90の脚部に装着し、各部装甲を組み合わせます。
MGガンダムF90にミッションパックIタイプを装備して。迎撃・追撃戦仕様になります。「鋼鉄の7人」作戦時にミノル・スズキが搭乗した機体。
胴体部に追加装甲はなく、四肢や武装に重きを置いた装備で個性的なシルエットになっています。造形的にもなかなかの重武装感がありますね。
MGガンダムF90Ⅱ Iタイプと並べて。色味が明るいせいか、F90Ⅱのほうがハイカラな感じも。F90のほうが色が濃いこともあって、引き締まった印象があります。
なかなかの重武装なので、ポーズを取らせると十分な迫力があります。ショット・ランサーは指パーツがポロリしやすく、保持は難しめ。
フライトシールドも重量があるので、F90の関節がヘタれている場合の保持はかなり厳しいかと。きれいな姿勢でポーズを取りたい場合は、指パーツのポロリや肩関節の垂れなども補強しておく必要があります。シールドがデカいと存在感があって防御シーンが映えますね。
ウェイブライダー形態でのディスプレイは、フライトシールド中央の装甲パーツを外してディスプレイ用のジョイントパーツを組み付けます。ウイングは展開させ、本体部も上下に伸ばしておきます。
フライトシールドの下部にあるダボと、脚部推力増加ユニットのダボ穴を連結して固定。ハンドパーツでグリップを握らせます。
ウェイブライダー形態でディスプレイ。脚部がしっかりと固定されているので、フライトシールドごと角度を変えても形状が崩れることはありません。ジョイントパーツもしっかりと固定されているのでディスプレイはしやすいです。
搭乗させているF90は動かすといっても上半身を反らせ、ショットランサーの向きを変える程度なので、ポージングの表現にはやや乏しい形態。ですがフライトユニットが大型なので、その分迫力のある絵にはなりますね。
MGガンダムF90 2号機にミッションパックIタイプを装備して。カラーリングに統一感はないですが、そこまで違和感はないかなという感じです。1号機とはグッと印象が変わりました。
渋さがあり、見るごとに馴染んで良さが感じられるようになってきます。共に同月発送の新商品なので、関節強度もあって取り扱いやすいですね。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。素立ちだとそこまでかっこよくは感じませんが、重厚なフォルムや大型なフライトシールド、ショットランサーなどから、ポーズを取らせるとミッションパックの中でも際立つかっこよさがありますね。経年で劣化したF90に装備させるのであれば、うまく補強してその良さを体感したいところです。
気になる点としては、ショットランサーは全体的に合わせ目も少なく、出来がいいですが、5連装ミサイル・ランチャーの先端がシールでの色分けなのでもったいないですね。ここもパーツでの色分けが再現できていれば、ある程度納得できたかなぁと。
2号機と組み合わせても味のある仕様になりますし、個性的なウェイブライダー形態も飛行性能を感じさせるデザインで、面白みがあります。新規造形のショットランサーも安定した造りで、高高度での敵機迎撃・追撃という任務を遂行するという表現もしやすいキットになっているのがいいですね。
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