今回は、SDW HEROES 信長専用軍馬のレビューをご紹介します!
SDW HEROES 信長専用軍馬は、『SDガンダムワールド ヒーローズ』他に登場する『信長専用軍馬』のSDキットセットです。豪華な鎧を纏った特徴的な容姿を再現。脚部関節の可動により、歩行などの表情付けが可能キットになっています。二人での騎乗が可能な鞍パーツが付属。価格は1,045円(税込み)です。
ムシャワールド随一の走力と気高さを兼ね備えた信長の愛馬で、共に戦場を駆け抜けるため、専用の装具を与えられている軍馬『信長専用軍馬』がSDでキット化。 2021年6月に発売されたSDW HEROES 軍馬をベースに、信長専用軍馬の特徴的な各部装具などが新規パーツを用いて再現されています。
成型色はブラックとクリアレッドを基調に、頭部や上腕部、大腿部などの装具部分にゴールドを配色。
シールは新規鎧部分の各部を細かく色分けします。量はまずまず多め。台紙から少し剥がしにくいので、剥がす際はシールが破れないように注意します。
胴体部や脚部の一部を赤、装具の一部をダークブルーやパープルで塗装する必要がありますが、シールを貼れば、素組みでも簡素さを感じないくらいの色分けが再現されます。
ABSは不使用。軍馬本体のブラック成型色パーツにはKPSが使用されています。組み立てにニッパーは不要で、パーツはランナーから手で切り離すことができます。接着剤も不要の簡単組み立てキット。
二人乗り再現用の鞍パーツ(左右)、ジョイントパーツが付属します。ジョイントパーツはご自由にお使いくださいとのこと。
全身各部の装具を外した状態でSDW HEROES軍馬と並べて。ほぼ通常のSDW HEROES軍馬と同じですが、胸の装甲がないため、通常の軍馬を再現することはできません。
それと頭部に鎧パーツを組み付けるため、クリアパーツの形状が少し違って目の部分が省かれています。
シールを貼らない状態で。悪くはないですが、装具が色分けされていないので少し大味な感じですね。
SDW HEROES 信長専用軍馬(以下、軍馬)と比較しながら各部を見ていきます。
頭部を軍馬と並べて。前面には兜のような装甲、左右には鎧のような装甲を装備。更に左右と鼻先にはクリアレッドの刺々しい角が造形されるなど、風格を感じさせるようなデザインで造形されています。角の一部はゴールドに塗り分けが必要。
ゴールドの装甲は一部をホワイトやダークブルーのシールで色分けします。
軍馬と同様、首は上下に可動。少し動きを付けることができます。
首は左右の組み合わせで一部に合わせ目ができますが、角や裾にくるのであまり目立ちません。黒いパーツのみで構成されているので、部分的に赤く塗り分ける必要があります。
胸部には華やかな前掛け状の装具を装備。クリアレッドとゴールド成型色の2個パーツ構成で、ゴールドパーツの表面はシールを貼って色分けします。クリアレッドパーツも通常の軍馬とは形状が異なります。
裏面。
胴体部は軍馬と全く同じ。馬らしい丸みのある装甲で、表面にも鞍のようなモールドが造形されています。黒成型色パーツのみで構成されているため、一部を赤く塗り分ける必要があります。
胴体部は前方に引き延ばせ、腹部装甲も左右に展開させることができます。展開させることで、SDW HEROESやSD三国創傑伝シリーズのキットを騎乗させることが可能。収納時はカチッとロックがかかるため、胴体部が自然に伸びたりすることはありません。
展開箇所の中央部にはSDキットを騎乗させるための角ダボ(赤◯)が造形されています。
後部も軍馬と同じ。尻尾は黒とクリアレッドのパーツでシンプルに造形、色分けされています。適度に上下に可動。
前脚を軍馬のものと並べて。脚部本体の形状は同じですが、上腕の側面には炎と鎧を組み合わせたような装具が新造されています。
新造された装具パーツはゴールドとクリアレッドのパーツの簡単な組み合わせで、ゴールドの鎧部分をシールで細かく色分けします。それでも色が足りないので、ゴールドパーツの上部をダークブルー、下部をパープルに塗り分けが必要。
裏面の作りは簡易的でモールドなどはありません。上腕とは1ダボ接続。
前脚は上腕が左右の組み合わせ。一部に合わせ目ができますが、角にくるのであまり目立ちません。
関節から下の部分は1個パーツ構成で後部はガッツリ肉抜き穴。黒成型色パーツのみで構成されているので、一部を赤く塗り分ける必要があります。クリアレッドの関節パーツは前後にスイング可能。
後脚を軍馬のものと並べて。こちらも脚部本体の形状は同じですが、大腿部側面には炎と鎧を組み合わせたような装具が新造されています。
こちらも表面の鎧モールドはシールで色分けしますが、上下をそれぞれ塗り分ける必要があります。裏面は簡易的な作り。
前掛けと上腕、大腿部の装具はモールドが細かく造形されています。塗り分けるにはそれ相応の技術が必要そうですね;
後脚も前脚と構造が同じ。大腿部は左右の組み合わせで、一部に合わせ目ができますがあまり目立ちません。膝から下の裏面は肉抜き穴。大腿部、関節から下の部分共に一部を赤く塗り分ける必要があります。
前脚、後脚ともに関節を90度ほど曲げることができます。
足裏は前後とも蹄のようなデザイン。
前脚、後ろ脚共に前後にロールし、上部まで幅広く可動させることができます。
前脚は接続部ボールジョイントによって少し内股やがに股を表現することができます。
腹部側も丸みのあるデザインで、馬の雰囲気がうまく表現されています。左右の組み合わせで中央に合わせ目ができます。
下部のジョイントは引き出し可能。
アクションベースやスタンドを使用すれば、信長専用軍馬を浮かせた状態でディスプレイさせることができます。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。通常の軍馬は陸ジムと同じくらいでしたが、信長専用軍馬は角が新造されているため、更に大型になっています。存在感は十分。
SDW HEROES 信長ガンダムエピオンと並べて。専用の軍馬なので、装飾やカラーリングには似た感じがありますね。
SDW HEROES 軍馬 ナイトワールド Ver.と並べて。通常の軍馬にはない華やかさがあるので、キャラクターごとに装具の異なる軍馬があっても良さそうですね。
SD 三国創傑伝 トリニティバイク、SDW HEROES ダークグラスパードラゴンと並べて。
信長専用軍馬単体でディスプレイ。
各部に装飾が追加されているため、単体でディスプレイするだけでも通常の軍馬にはない豪華さが感じられて良いですね。
四肢を動かすと炎の装飾も動くので、炎が揺らめいているような感じで迫力が出ます。
通常の軍馬と組み合わせて群れを表現してみても良いですね。
信長ガンダムエピオンを騎乗させる場合は、信長ガンダムエピオンのリアアーマーを外してマントを左右に展開。赤◯の部分を軍馬に差し込んで騎乗させます。
騎乗させたら、引き伸ばしておいた胴体部を少し戻して隙間を埋めるようにします。
軍馬と組み合わせることで更にボリューム感がアップします。腕部を前方に伸ばせば手綱を掴んでいるような表現をすることもできます。
信長ガンダムエピオンはマントを装備しているため、左右に展開することで軍馬で駆け抜けるような表現ができて良いですね。そこそこ重量があるので、細い支柱だと角度が変わったりする場合があるかも。
信長に仮面とエフェクトパーツを組み付ければ、劇中のような絶刀・燬灼龍堅穿(ぜっとう・ひじゃくりゅうせん)を再現することもできます。
1/144サイズのキットも騎乗が可能。ある程度自然な形で騎乗できるのが良いですね。
後脚を取り外し、付属の鞍パーツを組み付けることで、信長専用軍馬の二人乗りが可能です。
鞍パーツは後脚の付け根と手前の部分(青⇒)で固定できるため、固定強度がしっかりとしています。
新ストーリーでは信長ガンダムエピオンと少年の悟空が一緒に旅をするということなので、復活の悟空インパルスガンダム(SDW HEROES ヒーロー再臨! 復活の悟空インパルスガンダム & 三蔵ストライクフリーダムガンダム セットに付属)を背部に騎乗させて。
この二人が会話をしたり、旅をするというのがあまり想像できないですが、ストーリー(『SDガンダムワールド ヒーローズ 輝羅鋼物語』)がどのように展開されていくのか楽しみですね。
赤いジョイントパーツは自由な位置に配置変更ができるため、鞍には様々なキットを騎乗させることができます。
敵対するキャラクターを一緒に騎乗させて、仲睦まじい姿を演出してみるのも面白いですね。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。ベースは以前発売された軍馬ですが、各部に装具が追加されたことでかなり華やかになっていますし、重厚感や風格が感じられて良いですね。炎や鎧を象った装具には力強さが感じられますし、簡単なポーズでも十分な迫力があります。
気になる点はそんなにないですが、ボリュームのあるキットを騎乗させると、左右の装具が干渉して動かしづらかったりする場合があるので注意です。
信長ガンダムエピオン専用なので当然、騎乗させても全くデザインの違和感がないですし、騎乗させることでかなりの迫力が出ます。背部に鞍パーツを組み付けることで二人乗りが可能など、通常の軍馬とは全く異なる、ボリューム感、満足感を感じさせてくれるオプションアイテムなのが良いですね。
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