今回は、SDW HEROES ヴェルデバスター隊員のレビューをご紹介します!
SDW HEROES ヴェルデバスター隊員は、『SDガンダムワールド ヒーローズ』に登場する『ヴェルデバスター隊員』のSDキットです。エリート警察官の特徴的な形状を再現。巨大な手錠、シールド、警棒といった武装一式が付属する他、サージェントヴェルデバスターガンダムDXセット(別売り)の飛行用ユニットや脚部ユニットも装備可能なキットになっています。価格は660円(税込み)です。
サージェントヴェルデバスターガンダムと共に市民を守るエリート警察官『ヴェルデバスター隊員』がSDでキット化。2021年4月に発売されたSDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダムをベースに、隊員仕様の頭部や各部の色分け、隊員用の武装が再現されたキットになっています。
成型色はダークブルーとブラックがベース。頭部や脚部にクリアーブルーが配色されていますが、全体的な色種は少なめです。
部分的にシールで色分けしますが、サージェントヴェルデバスターガンダムほど多くはありません。シールでは色が足りない箇所があるので、サージェントヴェルデバスターガンダムと同じく部分的なモールドを細かく塗り分ける必要があります。
関節・内部パーツはグレー成型色のSD三国創傑伝やSDW HEROES共通フレームが採用されています。
ポリキャップは不使用で、全てパーツによる構成となっています。背部に背負いものはなく自立は安定しています。
警棒(ジャスティスバトン)、バリスティックシールド、EXT-マグナムが付属。これらは2021年10月に発売されたSDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダムDXセットに付属しているものと同じです。
ボールジョイント型のパーツが余剰で付属。
サージェントヴェルデバスターガンダム(画像では『隊長』と記載)と比較しながら各部を見ていきます。
頭部は隊員用に左右の装甲やバイザーパーツが新造されています。上部のアンテナが省かれ、バイザーパーツもスリットが2本に。内部のクリアレッドパーツはクリアーブルーに変更され、額のエンブレムも小型なものに変更されています。
バイザー内部には簡単なツインアイが造形。額のエンブレムも小型ながら緻密なモールドが造形されています。
胴体部。形状は同じですが、各部のゴールドがブルーに変更されています。左胸のゴールドマークも小型なものに変更。
胸部装甲を外すと違っているのがよくわかります。
フロントアーマー裏にはサージェントヴェルデバスターガンダムと同じくジャスティスロック(手錠)を装備しています。キットを弄っていると手が当たって外れやすいところもあるので注意が必要です。
ジャスティスロックは2基を組み合わせることができ、グリップを展開可能。
なので、腕を挟んで逮捕するようなシーン演出も楽しむことができます。
背部形状は全く同じです。
腕部。こちらも形状はサージェントヴェルデバスターガンダムと同じ。ですがショルダーアーマーのモールドがゴールドからブルーに変更されて地味になっています。
二の腕裏とハンドパーツ裏が肉抜き穴。
脚部を左右それぞれ、サージェントヴェルデバスターガンダムのものと並べて。まず右脚ですが、サージェントヴェルデバスターガンダムは膝の青いパトランプがシールでの色分けなのに対し、隊員ではクリアーブルーパーツでの再現となっています。
一方左脚は、サージェントヴェルデバスターガンダムは膝のパトランプがクリアレッドですが、隊員では赤いシールでの色分けとなっています。その下のスリット内部はゴールドからブルーに変更されています。大腿部の内側は肉抜き穴。
足裏は全体が肉抜き穴です。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。HGの2/3程度で、他のSDW HEROESキットと同じくくらいです。
SDW HEROES サージェントヴェルデバスターガンダムと並べて。頭部形状が異なる他、頭部のクリアーパーツがクリアレッドからクリアブルーに変更されているのと、全身各部のゴールドが違う色に変更されていたりします。さすがに隊長と隊員では見栄えが違いますね;
劇中で絡みのあるSDW HEROES悟空インパルスガンダム、SDW HEROESアルセーヌガンダムXと並べて。
各部可動域はサージェントヴェルデバスターガンダムと全く同じ。頭部形状が少し異なりますが、可動域に大きな違いはありません。
可動域の詳細については以下のリンクから、SDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダムのレビューをご参考くださいm(_ _)m
⇒SDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダム レビュー
バリスティックシールド。グリップと表面盾の2個パーツ構成ですが、表面には細かなモールドが造形されています。SDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダムDXセットに付属しているものと同じ。表面をダークブルーに塗り分ける必要があります。
グリップは組み替えることで縦に配置することが可能です。
EXT-マグナム。隊員用の基本装備になります。1個パーツ構成の簡易的な作りで、片側はすべてが肉抜き穴になっています。後部トリガーや表面のモールドは細かく造形。こちらもSDW HEROESサージェントヴェルデバスターガンダムDXセットに付属しているものと同じです。表面はブルーやブラウンに細かく塗り分ける必要があります。
左のサイドアーマーにマウント可能です。右のサイドアーマーにはダボ穴がないため、装備することはできません。
警棒(ジャスティスバトン)。1個パーツ構成の簡易的な作り。ですがシャフト部分には細かなモールドが造形されています。シャフトはピンクに塗り分けが必要。
グリップや先端などにもモールドが入っています。
一通り武装して。
EXT-マグナムやシールドはハンドパーツとの隙間なく、しっかりとした保持が可能です。シールドのグリップは差し込みが難しいので、難しいようならグリップを外してハンドパーツに持たせてからシールドを組み合わせるとよいかと。
ジャスティスバトンもハンドパーツにしっかりと差し込むことができます。
とりあえずサージェントヴェルデバスターガンダムと組み合わせて2体で演出してみましたが、隊員が複数あると十分な警備隊らしさが演出できて良さそうですね。
形状がサージェントヴェルデバスターガンダムと同じなので、DXセット(別売り)に付属しているレールガンなどを組み合わせることで、隊員のフルパッケージを再現することも可能です。
頭部形状や部分的なカラーリングが違っているぶん、ちょっとした変化を楽しむことができます。
DXセットに付属している空中部隊装備用のユニットを装備して、隊員の空中部隊装備に。
劇中に登場したスタイルをそのまま表現することができます。サージェントヴェルデバスターガンダムに装備するよりも似合っている気がします。
DXセットの脚部ユニットを装備して地上部隊装備に。
劇中のように、滑りながら移動し、攻撃を繰り出すようなシーンも再現可能です。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。形状自体はサージェントヴェルデバスターガンダムとそれほど大きな違いはないですが、新造された頭部に意外と味があり、このメカニカルなボディとバランスが良く合っている気がします。新規造形で新鮮だからか、サージェントヴェルデバスターガンダムよりもよく見えてしまうところがありますね。
気になる点は、膝のパトランプとフロントアーマーが干渉しやすいため、シールが剥がれやすかったりフロントアーマーやジャスティスロックが外れたりしすることがあるので注意が必要です。
全体的に無駄な装備がなくポージングはしやすいですし、DXセットとの組み合わせも申し分なし。今回は1体しか入手しませんでしたが、多数入手して劇中のように集団で囲むようなシーンを演出するのも面白そうですし、主役にもやられ役にもなれそうなユーティリティ性で、使い勝手が良さそうなのもいいですね。
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