HG RX-78-2 ガンダム［2020年ドバイ国際博覧会日本館PRアンバサダー］のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HG 1/144 RX-78-2 ガンダム［2020年ドバイ国際博覧会日本館PRアンバサダー］のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵は2020年ドバイ国際博覧会日本館のPRアンバサダーであるこのキット『HG RX-78-2ガンダム』用の限定フルカラーパッケージ。日の丸をイメージした白と赤に、「麻の葉模様」をイメージした和の雰囲気が感じられるデザインになっています。中央の英文字には赤い箔押し印刷が採用され、メタリックレッドの高級感が表現されています。

パッケージサイズは一般的なHGよりも1.5cm程度薄型。HG RX-78-2ガンダム（REVIVE版）のパッケージとは同じ大きさです。四肢などに細かなパーツ分割がされていますが、キットのサイズ等含め、REVIVE版とパーツボリュームはほぼ同じです。

横絵は一般的なガンプラのようなギミックや造形解説、ポージングなどはなく、機動戦士ガンダムの詳細や同梱されている大河原邦男氏インタビューのリーフレットについての記載となっています。まだガンダム自体を知らない方向けの記載になっているようですね。

開封。

全部で2袋分のランナーです。

特別収録されている大河原邦男氏インタビュー特製リーフレットが付属。厚紙でしっかりとした作りでパンフレットみたいになっています。中身については実際に購入してからご確認くださいm(_ _)m

説明書。パケ絵と同じようなデザインですが、2020年ドバイ国際博覧会と日本館のテーマなどが記載されています。スペックなどガンダム自体の細かな情報の記載はなし。説明書内部にはポーズを取るガンダムが掲載されていますが、ロボットという近未来的な素材で武士のような抜刀ポーズを取るというのはなかなか海外受けが良さそうですね。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。完全新規造形で部分的な色分けは細かいですが、構造的なベースはREVIVE版と同じなので組み立てはしやすいです。組立時間もあまりかからずサクッと組み立てられるのはいいですね。それでいて合わせ目も少ないですし、全体的な完成度は高いです。

カラーガイドはわずか4色。ある程度パーツによる色分けが再現されているので、パーツごとに塗装するだけでもそれなりに色分けはできそうです。白いラインはマスキングなどで塗り分ける必要があります。ガンダムを知らない外国人がいきなり塗装のはハードルが高そうなので、国内向けのカラーガイド？

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、四肢など各部の外装パーツ、シールドパーツなど。

↑Bランナー。レッド、イエロー、クリアーピンク、クリアーイエローのイロプラランナーで、頭部や胴体部、四肢各部の色分けされた部分、ビームサーベル刃、シールドパーツなど様々。

↑グレー成型色で、各部の内部や関節パーツ、ハンドパーツ、バックパック、ビームライフルパーツなど様々。KPS素材です。

↑ポリキャップPC-002、ホイルシール、マーキングシールです。

以上です。かなり完成度の高いガンプラになっているので、多くの外国人の方々にも好まれそうですね。ドバイ万博では日本館に人気が集中しているようですし、その中でこのガンダムがどのくらい注目されるのかも楽しみです。国内でガンプラが不足しているのは不本意ですが、海外にガンダムの知名度が広がるのは嬉しい限りです。国内のガンプラが普及し、世界での人気も高まるといいですね。