今回は、SD 三国創傑伝 BUG & 部隊兵 セットのレビューをご紹介します!
SD 三国創傑伝 BUG & 部隊兵 セットは、『SD 三国創傑伝』に登場する『BUG 』と『部隊兵 』のSDキットセットです。進化したプロポーションと、パーツ分割によるSD史上最高峰の色分けを実現。一新された頭身バランスと各所の関節構造により、躍動感あるポージングが再現可能なキットになっています。頭部のリバーシブル構造により、4種類の部隊兵とBUGの計5種のうちの2体を選択再現可能。価格は550円(税込み)です。
SD三国創傑伝の4エリア(ショク、ギ、ゴ、ラクヨウ)に所属する一般兵『部隊兵』と、黄化ウィルスによって感染した『BUG』が再現可能な『BUG & 部隊兵 セット』がキット化。小型で組み立てやすい簡易的な構造で再現されています。
成型色はブラックのみ。頭部モノアイやバイザーをシールで色分けしますが、部隊兵を再現する場合はホワイトや各エリアごとのカラーリング(ブルー、レッド、グリーン、グレー)で塗装する必要があります。ポリキャップは使用されておらず、可動箇所は各部ともボールジョイント接続です。大きな背負いものはなく自立は安定。
パーツはランナーから手で切り離すことができますが、ゲートを一箇所カットするだけでラクに切り離せます。ゲートカットには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。 ⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー
カービンランス、剣、組み換え式のフェイスパーツ2種が付属。
BUGのフェイスと部隊兵のフェイスを前後で組み合わせるようになっていて、BUGのフェイスは2種類、部隊兵のフェイスは4種類(ショク、ギ、ゴ、ラクヨウの4エリアの部隊兵)が用意されています。組み合わせて再現できるのは2体のみ。組み合わせ強度があまり高くないので、簡単にサクッと組み換えることができます。
BUGのフェイスはデスアーミータイプ。BUGのモノアイはモールドにシールを貼っての色分けですが、ふちと中央のモノアイはそれぞれ別のシールを貼るようになっています。
部隊兵のフェイスは『ショク』エリアがジェスタタイプ、『ギ』エリアがリーオータイプ、『ゴ』エリアが105ダガータイプ、『ラクヨウ』エリアがジンタイプになります。それぞれシールを貼っての色分けですが、ジンタイプのみモノアイモールドが造形。
各エリアで設定されている長(劉備ユニコーンガンダム、曹操ウイングガンダム、孫堅ガンダムアストレイなど)それぞれのガンダムシリーズ登場機に合わせたデザインになっているので親しみが持てますね。
ショク・エリアの頭部はジェスタタイプのフェイスです。バイザーはブルーのシールでの色分け。メット部は1個パーツ構成とシンプル。表面にはモールドが造形されています。
胴体部と合わせた状態で。胴体部はかなり簡易的な構造で肉抜き穴は多め。全く色分けされていないので、全身各部をグリーン、ホワイト、ゴールドに塗り分ける必要があります。
ギ・エリアの頭部はリーオータイプ。バイザーをイエロー(ゴールド)のシールで色分けします。全身各部をブルー、ホワイト、ゴールドに塗り分ける必要があります。
ゴ・エリアの頭部は105ダガータイプ。バイザーをブルーのシールで色分けします。全身各部をレッド、ホワイト、ゴールドに塗り分ける必要があります。
ラクヨウの頭部はジンタイプ。モノアイをイエロー(ゴールド)のシールで色分けします。全身各部をグレー、ライトグレー、ゴールドに塗り分ける必要があります。
BUGの頭部はデスアーミーベース。モノアイや周りのラインモールドによって禍々しさが表現されています。
BUGを全身から。BUGは全身が黒なので塗装する必要はありません。
胴体部は前後2個パーツ構成。背部は背中3箇所と腰部中央のディスプレイ用で4箇所の3.0mm穴が空いています。
腕部は1個パーツ構成で裏面全体に肉抜き穴があります。肘や手首などの可動ギミックはありません。
脚部は脚部全体とソール部の2個パーツ構成。脚の内側には肉抜き穴があります。
足裏はつま先側に肉抜き穴、中央に3.0mm穴が造形。
HGキット(HG陸戦型ジム)と並べて比較。HGの半分程度の大きさでかなり小柄。大人と子供くらいの差があります。
他のSD三国創傑伝キット(劉備ユニコーンガンダム)と並べて。SD三国創傑伝のキットと並べても頭一個分くらいの差があります。
頭部の上下可動はわずか。左右へも干渉して45度程度までしか向けることができません。首が可動しないので、その分干渉しやすく、自由が制限されます。
腕はほとんど上げることができず、45度程度まで。腰の可動ギミックもありません。
アクションベースやスタンドへは、後部3.0mm穴に軸を差し込んでのディスプレイとなります。前後開脚は割と広めに展開が可能でした。
足首は前後左右ともまずまず可動。
左右への開脚はハの字程度です。
カービンランス。小銃と槍が組み合わさった武装になります。一部を白く塗り分ける必要があります。(画像は裏面になってますね;)
1個パーツ構成で簡易的な作り。片側には肉抜き穴があります。
説明書に各エリアごとのビームフラッグがプリントされているので、切り出して付属のシールで貼り付ければ、各部隊ごとのフラッグを掲げることができます。
カービンランスは背部にマウント可能。
剣。シンプルな武装になります。こちらも1個パーツ構成。
ショク・エリアの部隊兵で一通り武装して。
簡単なポーズしか取れませんが、ビームフラッグなどがあるのである程度様にはなりますね。
ギ・エリアの部隊兵で。ビームフラッグは一度シールと旗を貼り付けると、貼り付いてしまって剥がしてもビリビリになり、粘着力がなくなる場合があります。うまく剥がしたり、一度剥がして貼り替えはしないなどの対応が必要です。
ゴ・エリアの部隊兵で。カービンランスの両手持ちはさすがに無理でした。
ラクヨウ・エリアの部隊兵で。カービンランスは、銃を使うように持たせることもできます。ただし柄の部分が肩と干渉するので、あまり派手に角度や向きを変えることはできないようです。
頭部を組み換えてBUGを再現。一気に禍々しい兵士に変化しました。
可動箇所は少なめですが、バタバタしたような表現ができて可愛らしさもありますね。
股間部に接続用のジョイント穴があるので、部隊兵(BUG)をトリニティバイクに搭乗させることができます。
部隊兵は小柄なので、劉備ユニコーンガンダムなどのように背部ジョイントを接続するのは難しいようです。カービンランスはトリニティバイク各部の3.0mm穴にジョイント可能。
一般的な部隊兵でも、バイクに乗ると風格が出てきますね。
適当に何枚かどうぞ。
以上、SD 三国創傑伝 BUG & 部隊兵 セットのレビューでした。続いてSD 三国創傑伝 BUG & 部隊兵 セットのパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵はデスアーミーベースのBAGが群がるように掲載。その中で4体の部隊兵が立ち向かうように掲載されています。劇中では雑魚感の強い部隊兵ですが、パケ絵は勇敢な感じがしていいですね。
パッケージサイズはHGBCなどのオプションセットよりも少し大きめ。高さは同じです。SDCSのパッケージよりは小さかったです。
横絵はBUGや各エリアの部隊兵、カービンランス、ビームフラッグなどの解説が掲載。
開封。一袋分のランナーが入っています。
説明書。シリーズ28番目のキットですが、組み合わせることでバトルシーンなどが再現できるので、劉備などと同日に一般発売されたのではないかと思います。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。四肢に関節がない1,2個パーツ構成と単純なので、組立工程もかなり少なめです。ただしフェイス、カラーリング、旗と種類が多いので、組み合わせを間違えないように注意が必要です。
↑A1ランナー。ブラック成型色で、メット部、BUGフェイス、胴体や四肢、カービンランス、そしてゴとラクヨウの部隊兵フェイスです。
↑A2ランナー。ブラック成型色で、メット部、BUGフェイス、胴体や四肢、剣、そしてショクとギの部隊兵フェイスです。
↑ホイルシールです。
以上です。単純な構造で可動箇所も少なく、四肢の大部分に肉抜き穴ができる構造ですが、その分組み立てやすく強度があって遊びやすいですね。部隊兵だけでなくBUGも再現できますし、2体組み上げることができるのでお得感もあります。劉備ユニコーンガンダムとのバトルシーンを演出するにも、駒ができてシーンが盛り上がりました。
可動域が制限されるぶんバタバタ感があって独特の可愛らしさがありますし、BUGもデスアーミーの禍々しさ、無機質感がよく表現されています。トリニティバイクとも組み合わせられ、主役機さながらのかっこよさが感じられるなど使い勝手もいいので、主人公機だけでなく、脇役ならではの良さを味わうのもいいのではないでしょうか。
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