今回は、RG 1/144 ゼータガンダム RGリミテッドカラーVer.のレビューをご紹介します!
RG 1/144 ゼータガンダム RGリミテッドカラーVer.は、2014年に発売されたRGゼータガンダムに印象的なスプリッター迷彩を施し、RGリミテッドカラーバージョンとして発売された1/144スケールモデルキットです。2000年に月刊ホビージャパンの作例記事に掲載され、その後にイベント限定商品として販売されたアイテムが、2017年にプレミアムバンダイ限定商品として発売になりました。価格は3,456円(税込み)。
まずはスプリッター迷彩なしの素組み状態から。ライトブルーとホワイトが主体のリミテッドカラーVer.。ところどころがゼータガンダムとは違った配色になっていて、全体的な印象も大きく異るカラーリングになっています。
キット自体はRGゼータガンダムと同じですが、Dランナーが2種類、Eランナーが3種類、それぞれ色違いのものが入っていて、これらを組み合わせてリミテッドカラーVer.を再現しています。
細身なのと変形機構を持っているので、若干ふらつく箇所があります。ですがアドバンスド・MS・ジョイントが使われていることで関節強度が高かったりするので、自立はそこまで不安定ではありません。
シールドもスプリッター迷彩なしの状態を撮影。Zガンダムほどカラフルではないので、少し物足りなさを感じさせます。
スプリッター迷彩はシールによって再現します。説明書に従って各部に貼り付けていきます。
シールを貼り付けたスプリッター迷彩仕様。各部にブルーの迷彩が追加され、シールなしの状態とは印象もだいぶ変わってオシャレになりました。
頭部。特に変更などはない普通のゼータガンダム頭部です。後部はライトグレーのパーツによって色分けされ、細かくモールドが入っててなかなかのイケメンです。ガンダムの中ではシャープな印象の強いゼータ頭部。
バストアップ。胸部にも細かくシールを貼り付けて迷彩仕様に。シールは固めで曲部だと少し浮くようになるので、しっかりと貼り付けておく必要があります。粘着力がなさそうに見えて割りと食いつきはいいので、しーっかりと押さえておき、少ししてから手を離すと貼り付いてくれます。貼り付けるには少し慣れが必要かもです。
腹部、腰部、中央アーマーの一部に迷彩シールを貼るのみで、あとはRGゼータガンダムとほぼ同じです。
腕部。ゼータガンダムでは前腕に青と赤のパーツを使用しますが、こちらはボディと同じ色合いなのであまり華やかさはなし。迷彩シールによって少しカラフルになっています。
ショルダーアーマー側面のダクトは黄色いパーツによって色分けされ、ダクト内部の塗り分けもありません。肩部の迷彩シールにはアムロのマークがプリントされています。
ショルダーアーマーに貼っているシールは迷彩カラーとアムロマークが一体になっているものですが、余りシールの32番と34番を使って別々に貼り付けたりすることも可能です。アムロマークなしの仕様にもできるってことですね。
脚部。細身ですが変形機構もあって中身のつまった脚部になっています。内外のダクトは内部がグレー、フチがイエローのパーツで色分けされています。モールドも多く、上下でホワイトとグレーパーツによって色分けされています。膝周りには適度に迷彩シールを貼り付けます。
脚部後方のスラスターはボールジョイント接続で、内部のグレーパーツがスラスター内部を演出しています。
足首から下の部分。こちらも細かく迷彩シールを貼り付けますが、足裏に色分けはなし。足裏のモールドは細かくてリアルです。
背面のフライングアーマーとスタビライザー。フライングアーマーには、ランディングギアマウント部分やダクト類を避けるように、斜めにストライプが入っています。スタビライザーの先端には黄色いシールを貼り付けます。
おなじみのHG陸戦型ジムとHGガンダムバルバトスルプスレクスと比較してみました。見た目それほど大きく見せませんが、ルプスレクス程度の大きさはあります。
塗装したRGゼータガンダムとも比較してみました。色やデザインが違うだけでかなり印象が違います。
頭部の可動は少し。変形機構があるので頭部が中に引っ込みやすくなっています。ポージングには少し気を使うと思います。おなじみのRGゼータガンダムがベースということで、可動域のご紹介ははしょり気味にお届けします^_^;
肘の可動はしっかりと。
ショルダーアーマーは変形機構に合わせて柔軟に可動します。
腕部、脚部の開脚は水平くらい可動します。『土』文字も可能。
前方への開脚や膝の可動もなかなか柔軟です。
足首は適度に可動。
サイドアーマー内部にはビーム・サーベル柄をマウント。
フライングアーマーの翼やスタビライザーを展開させることができます。
ビームライフル、シールド、ビーム・サーベル刃(長☓2、短☓2)、グレネードランチャー用オプションマガジン☓2、武器用ハンドパーツ(左)、平手ハンドパーツ(右)、エモーションマニピュレーター(左右)、ランディングギア(前、左右)、カミーユ・ビダンフィギュアが付属。
リミテッドカラーVer.はアムロ専用機?(なのか?)ですが、フィギュアはカミーユのままです。塗装によってアムロにできなくもないかと^_^;
Dランナーには前腕やショルダーアーマーパーツなどの余剰パーツがあります。
Eランナーにはフライングアーマーやシールド、脚部パーツなど、多数の余剰パーツがあります。組み替えてカラバリを楽しむのもありですね。
ビームライフル。ほぼライトブルーなので、少しおもちゃ感も感じるところです。これも色分けしてスプリッター迷彩にしてみても面白いかもです。
ウエイブライダー用に各部が収納可能。
センサー部分はクリアーブルーのパーツをはめ込むようになっていますが、後の塗装を考慮してはめ込んでいません。
ハンドパーツに穴があり、ビームライフルのグリップにダボがあるので、ビームライフルをしっかりと保持させることができます。
ビーム・サーベルの銃口にはサーベル刃をマウント可能です。
迷彩シールを貼ったシールド。先端に黄色いシールも貼ったので、貼る前と比べてだいぶ彩りがよくなりました。シールドはRGゼータガンダムと同じなので伸縮可能です。
前腕の穴にマウント。シールド内側のグレネードランチャーは赤色パーツによる色分けとなります。
前腕のハッチを開き、グレネードランチャー発射体制に。
変形してウエイブライダー形態に。今回は変形工程もはしょらせていただきましたm(_ _)m それにしても・・・・かっこよすぎます(〃∇〃)
スタビライザー裏側のダクトは赤いパーツで再現。
青色シールがところどころに散らばっていることから見て、あまりスプリッター迷彩のデザインに規則性はないようです。
フライングアーマーとシールドのカバーを外してランディングギアをマウント。
HGUC GEP ゼータガンダムと並べてみました。シャープさは似たものがありますが、RGはやはりきめ細かさがあります。スプリッター迷彩とライトブルーカラーによって印象もだいぶ違うものに。
では適当に何枚かどうぞ。
■画像が明るいというご意見をいただき、明度を下げて撮り直した画像は以下の通りです。
以上です。シールが若干浮いてしまうのは気になるところですが、貼ると貼らないでは印象がぜんぜん違ってきます。スプリッター迷彩はオシャレでデザイン性も高いので、ポージングでも彩り豊かに演出できるのがいいですね。
キット自体はRGのゼータガンダムなので、可動域は広いですしスタイルもなかなかいいものに仕上がっていると思います。もちろん壊れやすかったり変形の高度さなどの欠点も多数ありますけど、このサイズで完全変形をやってのけるのはいつもながらスゴイと思います。やっぱりゼータはゼータですね。
3号機などデザインが違うものもいくつか発売されていますが、これらも相変わらずカッコイイですし魅力的です。塗装技術があるならシールではなく、マスキングで塗り分けたりするともっとスゴイリミテッドカラーVer.が楽しめそうですね。
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