今回は、HG 1/144 MS-05 ザクⅠ(黒い三連星機)のレビューをご紹介します!
HG ザクⅠ(黒い三連星機)は、機動戦士ガンダム THE ORIGIN スミス海の戦いで黒い三連星が使用したモビルスーツ『ザクⅠ(黒い三連星仕様機)』の1/144スケールモデルキットです。パイロットは機動戦士ガンダムではおなじみのガイア、オルテガ、マッシュ。価格は1,836円(税込み)。プレミアムバンダイ限定商品です。
黒い三連星機ですがブルー系のカラーで成形されたMS-05ザクⅠ。2017年3月に発売されたHGザクⅠ(シャア・アズナブル機)のカラバリです。ランバ・ラル専用のブグと比較するとだいぶ深みのある青になっていて、ランバ・ラル機がインディブルーならこちらはコバルトブルーでシックな印象が強いです。
オリジン版キットなので各部のモールドも細かく、組み合わせや関節もしっかりとした作りになっています。試作型ザクなので、L字型シールドやショルダーアーマーのスパイクはありません。
ガイア機、オルテガ機、マッシュ機それぞれをチョイスできるナンバリングマーキングシールが付属。胸部や肩部、シールドに貼り付けて楽しむことが出来ます。
関節部分各部にポリキャップが使用されていて、ポージングもし易いですしポロリするパーツもありません。自立もしっかりとしています。
頭部。動力パイプがないことでおなじみのザクⅠです。上部にモールド、口内にスリットと、細かいところまでディテールが再現されています。モノアイシールは2種類あって、ピンクの部分が大きいものと、画像のように中央がピンクで周りがグレーで再現されたものとをチョイスできます。
頭部の下にはモノアイを可動させるためのスイッチが付いています。
スイッチを左右に動かしてモノアイを左右に振ることで、顔に表情をつけることができます。
バストアップ。HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)では胸の中央パーツが腕や頭部と同じピンクでしたが、こちらはグレーパーツになっています。
腰回り。こちらもHGザクⅠ(シャア・アズナブル機)と比べて中央のパーツがグレーになっています。それ以外はHGザクⅠ(シャア・アズナブル機)のカラバリ構成。
右腕部。L字型シールドのない軽装スタイルです。前腕パーツの中央と裏面に合わせ目があります。
左腕部。こちらにはノースパイクのショルダーアーマーを装備。他は右腕部と同じ形状です。
ショルダーアーマーは前後挟み込みタイプなので中央に合わせ目が出るようになっています。
脚部。後部の合わせ目は段落ちモールド化され、腿や側面などには細かくパネルラインが入っています。側面のアポジモーターは別パーツ化されていないので、彫込を深くしたりメタルパーツを埋め込んだりするとよりリアルに仕上がります。
足首から下の部分。ザク系キットおなじみの曲型。足裏には細かいパネルラインがたくさん入っていてリアルです。
バックパック。こちらにも細かいモールドが入っています。スラスター内部は大まかな2重構造。スラスターは付け根がボールジョイントなので、上下に少し可動します。
HGガンダムバルバトスルプスレクス、HGユニコーンガンダムと比較してみました。さすがにザクは小柄に見えます。
HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)と。形状は全く同じです。脚部や胸部中央あたりが少し色の組み合わせを変えてあります。色が違うだけでもだいぶ印象が違います。⇒HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)の詳細はこちら
HGシャア専用ザクⅠ(MS-05S)とも比較してみました。MS-05SはMS-05の改良機として武装を充実させています。一方MS-05は試作機としてスミス海で初めてモビルスーツ戦を行った機体です。⇒HGシャア専用ザクⅠ(MS-05S)の詳細はこちら
頭部の可動はまずまず。首パーツを少し引き抜くことで可動範囲が広がります。
首周りがスッキリとしているので左右へも可動させやすいです。
左右への腕上げも水平以上に上げることが出来ます。
肘の可動もしっかりと。
前かがみや胸張りもそこそこ可動。あまり後方にそらすと腹部のボールジョイントが抜けてしまうので注意です。
胸部に内蔵しているポリキャップが手前に可動し、付け根もボールジョイントになっているので、腕部は前後に幅広くスイングします。
胸の両脇パーツも少し左右に可動します。
腰回りもしっかりと可動。360度回転可能です。
股関節に差し込み穴はなく、付属のアタッチメントでアクションベースに設置します。
アクションベースに設置しました。まずまず安定していますが、あまり激しいポージングをしているとアタッチメントが股から外れるので注意です。
フロントアーマー、サイドアーマーの裏面にモールドはありません。フロントアーマーは特に切り分けることもなく、左右独立して可動します。
股関節部分は前後に可動。ポージングの幅が広がります。
脚部は腰回りのアーマーを回避して水平以上に前後可動します。
膝の可動もまずまず。
足首の可動は微量。
内股、がに股は、脚部付け根パーツが独立しているのでかなり柔軟に可動します。
左右への開脚はサイドアーマーを少し後ろにスライド移動させることでより広く展開可能です。サイドアーマーを定位置にして足を開くとサイドアーマーが外れてしまうので注意です。
足首は脚部の裾の範囲内で可動します。
立膝はしっかりと。オリジン版ザクは各部がよく動くのでポージングが優秀です。
MS用バズーカA1型、MS用マシンガン、マシンガン用予備マガジン、ヒート・ホーク(展開型、収納型)、シールド、MS用バズーカA1型用アタッチメント(余剰パーツ扱い)、シールド用アタッチメント、武器用ハンドパーツ、平手ハンドパーツが付属。
MSバズーカB2型用パーツやその他各部の余剰パーツが多数付属します。パーツを組み替えることで少し違ったカラバリキットを楽しむことが出来ます。
シールド。HGブグやHGシャア専用ザクⅠ、HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)に付属しているものと同じです。裏表に細かいモールドが入っています。
付属のグリップをハンドパーツで挟み、付属のアタッチメントを使用して保持させます。2箇所で固定されるのでしっかりと保持してくれます。
今回のHGザクⅠ(黒い三連星機)だけに付属しているMS用バズーカA1型。標準のザク・バズーカともMSバズーカB2型とも違う新たな形状です。
センサーやサブグリップは可動式。発射口は内部までしっかりと開口しています。
グリップにダボがついているので、ハンドパーツに差し込んでしっかりと保持させることが出来ます。
バズーカとシールド装備状態。HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)とはまた違った味があってかっこいいですね。
余剰パーツのバズーカ用アタッチメントを使うと、MS用バズーカA1型をリアアーマーにマウントできます。
おなじみのMS用マシンガン。細かいモールドが入っています。
こちらもセンサーとサブグリップは可動式。
グリップにはダボがあるのでしっかりと保持できます。ストックが前腕に干渉するので、少し変な角度で保持させるようになります。手首が長めなのでラクに保持が可能です。
予備マガジンはリアアーマーにマウント可能。
ヒート・ホーク。上がロングサイズ(展開型)で下がショートサイズ(収納型)です。収納型にはマウント用のダボがあります。
ハンドパーツに差し込んで保持させます。保持力はまずまず。収納型はサイドアーマーやリアアーマーにマウント可能。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。キットはHGザクⅠ(シャア・アズナブル機)のカラバリなので、レビューはかなり簡単にご紹介しました。HGザクⅠ(シャア・アズナブル機)から変わっているのは成型色とマーキングシール、そしてMS用バズーカA1型が付属しているくらいです。ですがキットの性能はTHE ORIGIN版ということもあってかなりしっかりとしています。青色ベースなのも印象が違って見えるのでいいですね。バズーカを持ったザクⅠがここまで映えるのかとも思います。
既に黒い三連星仕様ですが、全体的に黒やグレーで塗装して本当の意味での黒い三連星仕様にしてみてもいいと思いますし、3機並べてガイア、オルテガ、マッシュ機それぞれを再現するという楽しみもあります。画像のようにブグやシャアザクと並べてディスプレイするとより良く見えますし、劇中のシーンを思い起こさせるのでいいですね。
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