今回は、SDW HEROES シャイングラスパードラゴンのレビューをご紹介します!
SDW HEROES シャイングラスパードラゴンは、『SDガンダムワールド ヒーローズ外伝 THE LEGEND OF DRAGON KNIGHT』に登場するキャラクター『シャイングラスパードラゴン』のSDキットです。クリアブルーを基調とした成形色での再現。全身12箇所以上が可動し、様々なポージングでのディスプレイが楽しめるキットになっています。SDW HEROESシリーズやSD三国創傑伝シリーズのキャラクターも騎乗可能。価格は770円(税込み)です。
高い生命力と知性を併せ持つが、気性が穏やかで争いを好まないという、ナイトワールドの秘境に生息すると言われる幻の生物『シャイングラスパードラゴン』がSDでキット化。ドラゴン(竜)の容姿を持つ特徴的な形状が新規造形で再現されています。
成型色はホワイトをベースに、各部にクリアブルーを配色した清潔感あるカラーリング。2022年6月に発売されたSDW HEROES 軍馬 ナイトワールド Ver.と同じ成型色での再現となっています。シールは付属せず、各部ともパーツによる色分けが再現されています。
素組みでも違和感のない配色になっていますが、翼などクリアブルーパーツの一部はホワイトに、テールなど白いパーツの一部はライトブルーに細かく塗り分ける必要があります。
2本脚ですが、脚底が平で更にテールが支えになるため、自立は安定しています。関節強度が高く比重バランスも安定しているので、テールを浮かせた状態でも自立させることができます。
専用のジョイントパーツが付属します。
頭部は一目でドラゴンと分かるくらいの整ったデザインで、各部がシャープでバランスよく造形されています。額や目、後頭部、ひげなどはクリアパーツで細かく色分けされています。歯や左右の羽は一部をライトブルーに塗り分けが必要。
左右と上部の組み合わせで、後部と下部に少し合わせ目ができる程度です。首はクリアブルーの1個パーツ構成で肉抜きのような作り。大部分を白く塗り分ける必要があります。
顎は幅広く上下に可動し、口を広げるだけでなく噛みつくような表情を付けることができます。
口内も舌などが細かく造形。髭はボールジョイント接続で適度に上下可動させることができます。動かしすぎると外れるので注意。
頭部はボールジョイント接続で上下左右フレキシブルに可動します。
首もボールジョイント接続で適度に上下スイングが可能。
腕部は1個パーツ構成ですが、鱗のような動物感やメカニカルさを併せ持つようなデザインになっています。爪など一部をライトブルーに塗り分けが必要。
側面は見た目もよく造形されていますが、下部すべてが肉抜き穴なので埋める場合はなかなか手間がかかりそうです。
腕はボールジョイント接続で幅広く上下させることができます。
内外にも適度に展開可能。
二の腕部分に3.0mm穴があるので武器などをマウントさせることができます。
胴体部は鱗のようなモールドによる生物的なデザインで造形されています。
白い装甲部分は左右の組み合わせで背部の合わせ目はモールド化。腹部は合わせ目ができます。クリアパーツを挟むので、後ハメなどが必要です。クリアブルーパーツは一部を白く塗り分けが必要。
腰がボールジョイント接続なので、上半身を前後や左右にスイング可能。
左右にひねることも可能で、360度回転させることができます。
翼も部分的に開口され、各部がシャープに造形。クリアブルー成型色の1個パーツ構成なので一部を白く塗り分ける必要があります。表裏とも同じデザインですが、基部のボールジョイント軸に角度が付いていて向きがあるので、組み間違いに注意です。
2箇所に3.0mm穴があるので、こちらへも武器などをマウントさせることができます。(画像ではSD三国創傑伝 諸葛亮フリーダムガンダムのウイングを組み付けています。)
背部にはSDW HEROESシリーズやSD三国創傑伝シリーズのキャラクターが騎乗できる騎乗部が造形されています。騎乗部の表面には緻密な模様が造形。3.0mm穴では無いので、武器などはマウントできませんでした。
裏面は大部分が肉抜き穴。股間部下部に3.0mm穴があるので、アクションベースやスタンドでディスプレイさせることができます。
テールは1個パーツ構成ですが、棘状の背びれもリアルに造形。背びれはライトブルーに塗り分けが必要です。
裏面はすべて肉抜き穴。3.0mm穴も造形されています。
ボールジョイント接続で上下左右、ロールなどの可動が可能です。
脚部も特徴的に造形。ソール部との2個パーツ構成で簡易的です。側面は2箇所に3.0mm穴が造形されているので、武器などをマウントさせることができます。
内側はほぼ肉抜き穴。膝の可動ギミックはありません。こちらも埋めるのがかなり大変そうですね;
ソール部は3又。クリアブルー成型色の1個パーツ構成で各部をホワイトに塗り分けが必要です。
股間部がボールジョイント接続なので、脚部は幅広く前後させることができます。
左右へも広めに展開可能。内股は制限されます。
足首は少し上下する程度。ボールジョイント接続なので360度ロールさせることは可能です。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。頭頂高はそれほどでもないですが、翼を含めると陸ジムよりも大きくなります。
SDW HEROES 軍馬 ナイトワールド Ver.と並べて。成型色は同じです。神聖なる生物たちといった感じ(笑)清潔感がありますね。
SDW HEROES ナイトストライクガンダムとも並べて。
まずはあおり視点から。脚部内側の肉抜き穴がごっそり見えてしまうのは残念ですが、この角度だと巨大さが感じられて迫力が出ます。
スタンドにディスプレイさせて。脚部を後方に向けることで飛行シーンが演出可能。羽で飛び立つようなシーンは様になりますし、躍動感が感じられます。口を開くことで強さや凶暴さなどが表現できるのもいいですね。
各部の可動が柔軟なので、股を大きく開いて威嚇するようなポーズやテールを振り抜くポーズなどもある程度表現することができます。胴体部がロールするので、後ろを振り向くようなポーズも再現可能。頭部と髭が比較的外れやすいので注意です。
ナイトストライクガンダムと組み合わせることで、シャイングラスパードラゴンを連れて移動したり、共に戦うようなシーンも再現することができます。
背部の台座に付属のジョイントパーツを組み付けることで、ナイトストライクガンダムなどSDW HEROESシリーズやSD三国創傑伝シリーズのキャラクターを騎乗させることができます。
SDW HEROESナイトストライクガンダムを騎乗させて。まずまずの固定強度で、台座にしっかりと脚を載せられるので安定した騎乗が可能です。特に不自由さや難しさなどはありません。
シンプルに騎乗させるだけでかなりの迫力。
キャラクターの腕の位置によってはドラゴンの翼と干渉することがあるので注意です。
SDW HEROES レイフガンダムGP04を騎乗させて。こちらも問題なく騎乗可能。マントを装備していると少し表情が付きにくく、騎乗させても雰囲気が出ない感じがあったので、胸部のマントを外して騎乗させることで表情が付くようにしてみました。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。全身の鱗など生物的な造形が細かくリアル。プロポーションもいいのでそのままで十分にドラゴンの美しい容姿が感じられますし、十分なかっこよさがありますね。各部ボールジョイントで可動も柔軟。自然な表情を付けることができます。ナイトワールドVer.の白とブルーのカラーリングも清潔感があっていいですね。
気になる点はやはり全身各部の肉抜き穴で、あおりなど視点を変えると大部分が露出してしまいます。埋めるのもかなり手間がかかりそうなのは少しもったいないですね。コスト的に仕方がないところはありますが、ちょっと気になる部分ではあります。
口や髭の可動など細かい表情も付けられますし、キャラクターを騎乗させることで迫力も増します。ディスプレイも映えるので、軍馬と同様、ディスプレイやポージングの幅を広げてくれるキットとして重宝しそうですね。
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