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SDCS F9ノ1改 レビュー

今回は、SDガンダム クロスシルエット F9ノ1改のレビューをご紹介します!

SDCS F9ノ1改は、『ガンダムビルドシリーズ』10周年記念映像『ガンダムビルドメタバース』に登場するガンプラ『F9ノ1改』のSDガンダム クロスシルエットシリーズキットです。くノ一をモチーフにした低頭身SDの特徴的な機体形状を再現。CS、SD2種のフレームの選択により、自分好みのプロポーションが楽しめるキットになっています。パーツの組み替えで「最大出力モード」や「軽装モード」が再現可能。価格は2,640円(税込み)です。

チームビルドダイバーズのメンバーである「アヤメ」のガンプラであり、劇中ではバトルフィールド「隕石帯」にて、リクのガンダムダブルオーダイバーアークやリオのラーガンダムとバトルを繰り広げた『F9ノ1改』がSDCSでキット化。『機動戦士ガンダムF91』に登場する「ガンダムF91」のデザインを基に、くノ一をイメージした女性らしい各部形状が再現されています。

SDとCSフレームの両方が付属し、組み替えることで頭身を変化させることが可能。まずはCSフレームで組んでいます。

成型色はパープルを基調に、頭部アンテナや胸部装甲、ソール部などにゴールドを配色。その他、頭部やハンドパーツ、ジム頭などがホワイト、アンテナ中央や襟巻き、後頭部の結、腹部などがクリアパープル成型色での再現となっています。

シールは腕部や脚部、部捨羽亜大苦無・改(ヴェスバーダイクナイ・カイ)などのゴールド、ジム頭などを補いまずまずの量。一部に塗装が必要ですが、素組みでもシールを貼れば十分なくらいの色分けが再現されます。

グレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。組み立てに接着剤やニッパーは不要。パーツはランナーから手で切り離せるので、手間がなくラクに組み立てることができます。

ポリキャップも不使用。すべてパーツによる組み合わせで構成されています。背部に2本の部捨羽亜大苦無・改などを装備しているため、後方に負荷がかかりますが、うまくバランスを取ることで自立は可能です。

組み換え用のSDフレーム(腕部、下半身)、仕込ビーム苦無用ビーム刃✕2、忍者刀、マント用ジョイントパーツ、ジム頭が付属。

SD、CSフレームの一部パーツが余剰で付属します。このキットにはSDフレームとCSフレームの両方が付属していますが、プロポーションを変更する際は腕部と下半身だけを組み替えます。なので各フレームの胸部パーツ、CSフレームの大腿部パーツは使用しません。

頭部。F91のデザインをベースに、忍者を思わせる網状のメット部装甲がパーツで細かく色分けされています。その他、アンテナや額中央のパーツも別パーツでの再現。とさか前後のセンサーは青いシールで色分けします。左右のバルカンはゴールドに塗り分けが必要。

メット部は左右の組み合わせでとさか上部から後頭部にかけて合わせ目ができます。消す場合は網状パーツの後ハメ加工が必要。後頭部の結びはボールジョイントでフレキシブルに可動。白いリボンも左右にロールします。結びの内側は肉抜き穴。

メット部を外すと軽装の頭部装甲が露出。額の九ノ一モールドがいい味を出していますね。白い軽装頭部も前後の組み合わせで側頭部などに合わせ目が出来ます。

ツインアイやマスクは別パーツ化されていて、反転させることで表情を変化させることができます。

ツインアイのパーツは前後で2枚のシールを貼るようになっていますが、シールは4種あってお好みのデザインをチョイスすることができます。

マスクを反転させることで、最大出力モード時のフェイスも再現可能。

胴体部。F91のデザインがそのまま反映され、丸みのある装甲が細かく造形されています。襟巻きや胸部のゴールドライン、網状の装甲はパーツでの色分け。その他のゴールドは各部ともシールでの色分けとなっています。

背部にはマント用パーツを組み付ける2ダボ穴がありますが、少し径が大きく、HGUCなどとも幅が合わないのでカスタマイズには向かないようです。

首は前後に可動。肩部もCSフレームのパーツを用いて前後に少しスイングさせることができます。

襟巻きも細かく造形。後部に流れる布はボールジョイントでフレキシブルに可動します。

腰アーマー裏にモールドはなく軽装。

腕部には比較的丸みのある装甲を装備。CSフレーム上腕の内側は肉抜き穴です。前腕は左右の組み合わせですが、中央の合わせ目は段落ちモールドっぽく造形。ハンドパーツも忍術を唱えるような形で印象的。

ショルダーアーマーは丸みのある装甲でゴールドのラインモールドはシールでの色分け。付属のクリアパーツ3枚羽を側面に組み付けることで、最大出力モード時の容姿を再現することができます。

脚部もF91のデザインと九ノ一の楔帷子のような網状モールドが印象的に造形されています。膝の丸型の網状モールドはシールでの色分け。膝の△モールドやアンクルアーマーのラインモールドもゴールドのシールで色分けします。

大腿部内側や足裏は肉抜き穴あり。

背部には2本の部捨羽亜大苦無・改(ヴェスバークナイ・カイ)とバックパックを装備。

バックパックは簡単な1個パーツ構成ですが、ヒートシンクのようなF91の特徴的なバックパックがそのまま再現されています。

部捨羽亜大苦無・改(ヴェスバークナイ・カイ)。F91のヴェスバーをモチーフにしたF9ノ1改のメイン武装になります。その名の通り大型のクナイのような形状になっています。ゴールドのラインはシールでの色分け。こちらは大苦無モード。

グリップ位置を組み替えることで部捨羽亜(ヴェスバー)モードに変形させることができます。

グリップと付属のクリアパーツを組み合わせることで、仕込ビーム苦無としても使用可能。

左前腕にはF91のビームシールド発生器から着想を得たとされるビームシールド大手裏剣を装備。仕込ビーム苦無用ビーム刃を組み付けることで、大手裏剣として使用することができます。ビームシールドとして装備する場合は手前のダボ穴(赤◯)の位置に組み替えます。

HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。1/144サイズキットの2/3程度の大きさです。

F9ノ1改のビルダーであるアヤメが以前使用していたSDBD RX-零丸と並べて。零丸は構造的に厚みがあり、男性のようなフォルムをしているため少し大きめ。

HGUCガンダムF91と並べて。F9ノ1改がF91のデザインをベースに作られているため、似ている箇所が多いです。HGUCのF91はかなり小柄なので、大きさにも差があまりないですね。

頭部は襟巻きなどが干渉しますが、適度に上下させることができます。左右へは水平にまでスイング可能。後頭部の結びや部捨羽亜大苦無・改が干渉するので、うまく避けるようにして動かします。

腕は水平程度まで上げることが可能。肘はCSフレームのフォーマットで適度に曲げられますが45度程度まで。

肩はボールジョイントや肩の可動ギミックによって適度に前後させることができます。

腰は干渉なく360度回転可能。アクションベースはスタンドへは、股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイです。

腰部装甲が干渉しますが、前後開脚はハの字程度まで展開可能でした。膝はCSフレームの可動ギミックによってくの字程度に曲げることができます。

足首はボールジョイント接続で、前後左右ともそれなりに可動します。

左右への開脚はハの字程度まで展開させることができます。

股間部がボールジョイント接続で、内股、ガニ股は共に45度程度まで可動。

可動域の総括としては、幅広く動くわけではないですが、SDとしてはよく動くほうかなと。CSフレームの恩恵で肘膝が可動しますし、腰もしっかりと回すことができ、更に開脚なども適度に展開できるので、躍動感あるポーズも十分に再現できそうです。

忍者刀。RX-零丸から引き続き使用される格闘用装備になります。ビーム刃としても使え、切れ味は更に増しているとのこと。簡単な1個パーツ構成で、裾や鍔をゴールドに塗り分ける必要があります。

忍者刀はリアアーマーにマウント可能。クリアパーツの襟巻きの布が干渉しないように注意します。

忍者刀で簡単にポージング。通常のハンドパーツをグリップに組み付けて握らせます。固定強度はまずまずですが、忍者刀が軽量なので特にポロリしたりすることはありません。ハンドパーツに動きがついているため、きっちりと握らせた状態にはなりませんが、これはこれでありかなと。

既にハンドパーツには表情が付いているので、忍術を唱えるようなポーズも再現することができます。ハンドパーツ裏面には少し肉抜き穴があります。

部捨羽亜大苦無・改(ヴェスバークナイ・カイ)を装備して。見た目重量があるように見えますが、思ったよりも落とすことなく保持させることができました。

グリップを位置を変えて部捨羽亜(ヴェスバー)モードに。こちらも特に不自由さはないですね。弄っているとメット部がポロリしやすいのと、襟巻きの布パーツや背部にマウントしている部捨羽亜大苦無・改が干渉しやすいので注意です。

ビームシールド大手裏剣はシャープなデザインで、前腕に装備させればポーズに華やかさが出ます。裏面に3.0mmダボがあるので、アクションベースのジョイントパーツなどを使用すれば単体でディスプレイさせることも可能。なので手裏剣を投げ飛ばすようなポーズも再現することができます。

仕込ビーム苦無を装備して。逆手で持たせると表現力が高まり、より軽快な動きを表現することができます。ちなみにクリアパープルパーツはブラックライトで照らしても発光はしませんでした。

Figure-rise Standard ダイバーアヤメと組み合わせてディスプレイさせても良いですね。

頭部マスクを反転させ、肩にエフェクトパーツを組み付けて『彩・代・華・導(サイ・ダイ・カ・ドウ)』に。F91の最大稼働状態をアレンジした全力システム(シノビモード)になります。

少し形態が変化していますが、特にポーズで不自由なところはありません。通常モードと同じくしなやかな動きを表現することができます。

マスクは排熱効率の高いフェイスフードを装着した形態。肩には放熱フィンが展開されるなど、F91の最大出力モードを彷彿とさせる容姿になっているのが良いですね。

メット部や襟巻き、胸部・肩部アーマーを外すことで軽装仕様を再現することができます。

頭部は白いメット部パーツの後頭部に結びを組み付けた状態。

胸部は楔帷子(くさびかたびら)をまとったような軽装スタイル。肩部もCSフレームがそのままむき出しになった状態です。

上半身がかなり軽装になっているので、干渉やポロリを全く気にすることなくポーズを取らせることができます。なので両手持ちも柄に手が添えられるようになりますし、より柔軟な動きが付けられるのが良いですね。

股間部のダボ穴が浅いため、浮かせてディスプレイさせる時に外れやすいので注意です。

襟巻きを外して頭部をジム頭に組み替えることで、変幻自在のF9ノ1として(無個性の)ジム姿を再現することができます。

ジム頭は簡単な2個パーツのモナカ割で頭頂部から側頭部にかけて合わせ目ができますが、モールドのようにデザインされているのでそのままでも良さそうです。バイザー部分には「忍」文字の入ったシールを貼るようになっています。

変わり身の術を使っているような忍者らしい表現ができるのが良いですし、CSフレームの余ったジム頭をこのような形で使うというのも面白いですね。

ツインアイのシールを貼り替えて。瞳が違うだけで表情がかなり変わってきます。星型の瞳だとときめいている感じがありますし、覚醒状態の瞳だと洗脳されたような雰囲気も出て表現力が高まります。

マント用ジョイントパーツは2ダボ接続で背部に組み付け可能。使用すればLEGENDBB騎士ガンダム(別売り)に付属のマントを装備させることができます。

LEGENDBB騎士ガンダムが手元に無いのでマントを装備した状態を再現することは出来ませんでしたが、パーツに3.0mm穴が3つあるので様々なアイテムと組み合わせてカスタマイズを楽しむこともできます。

腕部と下半身をSDフレームに組み替えて。全体的なボリューム感はCSフレーム時と同じですが、四肢が短くなったことで頭身も少し変化。より小柄になって可愛らしさが増しています。

肘膝が曲がらないので、動きもよりバタバタした感じに。

CSフレームのF9ノ1改と並べて。

肩や足の付け根など、関節部分にある程度余裕があるので、SDフレームでも適度な動きは付けられるようですね。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。SDですが思った以上にプロポーションバランスが良く、違和感がなくて良いですね。F91をモチーフにした各部形状も細かく造形されていて、九ノ一の衣装ともうまくマッチしています。SDフレームだとCSフレームよりも少し可動やバランスが劣る感じはありますが、バタバタした表情が可愛らしいですし、CSフレームでのポージングは良く決まります。

気になる点は、メット部パーツが外れやすいのと、襟巻きの後ろ布が背部の部捨羽亜大苦無・改と干渉し易いので、うまく交わしつつポーズを取らせる必要がありますね。それと股間部の3.0mm穴が浅いので、浮かせてディスプレイさせる際に抜けやすいので注意です。

武装類が豊富でポージングには事欠かないですし、組み換えによってシノビモードや軽装仕様も再現可能。SDフレームへの組み換えも楽しみがあります。更にCSフレームのジム頭を使用することで変わり身の術のようなニセクノイチが再現できるなど、小さい体に無数のギミックが詰まった遊び甲斐のあるキットになっているのが良いですね。

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