今回は、PG 1/60 ダブルオーガンダムセブンソード/Gのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。PGキットなので、説明書、ランナー共に大ボリュームとなっています。
■パッケージレビュー
パケ絵はGN粒子を放出しつつ鮮やかなグリーンに輝くセブンソード/Gのバストアップイラストが掲載。流石に高価なPGということもあって、存在感や華やかさを感じるデザインに仕上がっています。ガンダム00の丸みを帯びたフォントやソレスタル・ビーイングのロゴなども近未来感を感じるものになっていると思います。PGおなじみの上部に取っ手が付いたパッケージです。
パッケージサイズはかなりの大型で、縦横高さ共に厚みのあるものになっています。画像ではわかりにくいかもですが、PGユニコーンガンダムのパッケージに比べてもかなり各辺のサイズが異なるものになっています。
裏面にキットの解説が掲載。割と掲載内容は少なめ。
開封。中にはランナー2箱(AとB)+GNドライヴユニットの3箱が入っています。PGダブルオーライザーもこんな感じで2箱に分けてありましたが、『A』はダブルオーライザーと同じもので、『B』がセブンソード/G用の新規ランナーになります。
パッケージ『A』。PG1/60ダブルオーガンダム用のランナーが入っています。パッケージデザインはシンプルで、モノクロで線描きのみのダブルオーガンダムが描かれたものになっています。ちなみにこのパッケージサイズを例えて言うなら、MGのVer.KaパッケージにRE/100のパッケージを足したくらいの大きさです。(ちょっとわかりにくいかも・・・;)
開封。ランナーが3列に並んでいます。色も左から白、カラー、グレーの3列でそれぞれ分けられている感じです。『A』箱だけだとランナー量はちょっとボリュームの多いMGくらいですね。
全部で14袋分のランナー+スプリングやLEDユニットが入った小袋が2袋入っています。
続いてパッケージ『B』です。こちらも青に武装類の線描きデザイン。そのうちこれ単体で発売されたりするんですかねぇ。ちなみにこのパッケージでも、MGガンダムVer.3.0やMGガンダムF91Ver.2.0のような一般MGのパッケージサイズよりも少し大きめです。
開封。こちらは2列です。武器パーツは大味なパーツが多く、そこまで凝った作りにはなっていません。パーツが大きいのでランナーも大判になっています。
8袋+シール小袋の9袋入っています。武装パーツ類に加え、セブンソード/Gのアンテナや肩部、胸部など、各部リファイン用パーツが同梱されています。
それとGNドライヴユニットです。PGダブルオーライザーに入っていたものとは、パッケージデザインが少し違うようです。
中には2個のコーン(GNドライヴユニット)が入っています。
ガンダムベース投稿やガンプラちゃんねるのチラシが同梱されていました。
以上、パッケージ、同梱物について見ていきました。簡単に言うと、MG2体分くらいのボリュームかと思います。開封後すぐに仕舞いたくなってしまうくらいの、PGの圧倒的なボリューム感が感じられる圧巻のパッケージでした。続いて説明書レビューです。
■説明書レビュー
では説明書を見ていきます。説明書はブックレットタイプで、ページ数は40ページ以上。なかなか肉厚ではありますが、全身にLEDユニットを内蔵するPGユニコーンガンダムやPGガンダムエクシアに比べると、説明書のボリュームとしてはやや少なめかと。
説明書を開くとバストアップの半身イラストになります。以下、説明書各ページを一通りご紹介しますが、何分ページ数が多いので、気になった部分にだけちょいちょい口を挟んでいきたいと思います。
では説明書を一通りどうぞ。
機動戦士ガンダム00V戦記のストーリーを踏まえたダブルオーガンダムセブンソード/Gの解説が掲載されています。一般発売のPGはこのような情報量の多い説明書になっているのが魅力です。
セブンソード/Gの特徴である各武装類の解説も掲載されています。
足裏にゴムシールを貼ったり、関節部に別造形のコンデンサーを内蔵するのは、他キットではあまり見られない構造なので、ちょっとした新鮮味や楽しさが味わえます。
脚部や腕部はGNコンデンサーを内蔵するため、構造がやや複雑になっています。組み合わせやパーツの配置が細かく支持してあるところもあるので、説明書をよく見ながら間違えないように組む必要があります。自分は「足首が妙にフラフラだなぁ・・・」と思っていたら、足首のポリキャップの入れ方を少し間違えていて、分解して組み換えるハメになりました(笑)
膝などのコンデンサーも、スイッチが押さえられるか確認したりする必要がありますね。
胸部の内部構造も少し特徴的な造形なので、組み間違えないよう注意です。ホログラムシートなどはある程度曲がったようなクセを付けておく必要がありますね。コックピットのスライド展開ギミックはなかなか味があって良い構造です。
この左ページの真ん中あたりに出てくる肩内部パーツM⑱とホログラムシート(L)、M⑯パーツの組み合わせがクセモノで、ホログラムシートをしっかりと曲げつつ、M⑯パーツもしっかりとはめ込んでおかないと、ショルダーアーマーやコンデンサー仕様の肩を動かすたびにホログラムシートが浮いたりしてしまうので、きっちりと組むなり、前もって浮かないようにするなど対処が必要かもです。
コンデンサーを仕込んだ腕は、本体と連結する前にある程度どこの関節が動くのかをテストしておいたほうが、後々のポージングがラクかと思います。
武器類は大型パーツが多く、組み合わせもかっちりとしているので、それほど組み間違えたりする部分はないかと。
組み立て説明の後にはセブンソード/Gやその他の機体解説、各部詳細、そして背景にアニメシーンも掲載されています。
カラーガイド。セブンソード/Gのカラーガイド自体はわずか5色とかなり少なめ。そのかわり刹那フィギュアの色種数が半端ないです(笑)セブンソード/Gの調色自体もそれほど複雑ではないですし、ガンダムタイプでよく見られるカラーリングなので、身近な塗料でサクッと塗装できそうですね。ただ、キットが大きいので、その分塗料の量は多く用意する必要があります。
以上、説明書レビューでした。続いてランナーレビューです。
■ランナーレビュー
ランナーを一通り、簡単な説明と共に見ていきます。大量にあるのでパッケージ『A』とパッケージ『B』で分けてご紹介します。まずはパッケージ『A』に入っているランナーを一通りどうぞ。
・パッケージ『A』のランナー
↑Aランナー。イエロー、クリアーレッド、クリアーグリーン、クリアーグリーン2のイロプラランナー。コンデンサーや頭部アンテナ、襟パーツなど。アンテナとエアインテーク内部パーツは旧型(PGダブルオーライザー用)なので、ここにあるものは使用しません。
↑Bランナー。ブルーの成型色で、同じものが2枚あります。GNドライヴ周りの外装パーツなど。一部余剰パーツです。肩パーツは旧型なので使用しません。
↑Cランナー、ブルー成型色で、バックパックや胸部外装パーツ類など。こちらのエアインテーク外装パーツも旧型なので使用しません。
↑D1、D2ランナー。レッドの成型色で、脚部やGNドライヴユニットなど各部パーツ。
↑Eランナー。ホワイト成型色で、頭部や腰部、胸部などの外装パーツ類。
↑Fランナー。ホワイトで、脚部や腕部など各部外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑Gランナー。ダークグレーの成型色で、胴体部などの内部パーツ類。
↑Hランナー。ダークグレーの成型色で、武器類やコンデンサー各部パーツなど。同じものが2枚あり、一部余剰パーツになります。
↑Iランナー。ダークグレー成型色で、主に脚部内部パーツ類です。同じものが2枚あります。
Jランナー。ダークグレー成型色で、GNドライヴユニットのアームや大腿部内部パーツなど。
↑Kランナー。ダークグレー成型色で、バックパックや頭部、GNドライヴユニット用アームなどの内部パーツ類。以下、しばらくABS樹脂素材が続きます。
↑Lランナー。脚部や胸部など、各部の内部パーツ類で、かなり細かくて分かりにくいパーツが並びます。
↑Mランナー。ダークグレー成型色で、肩や腕部、脚部、GNドライヴユニットなど、各部内部パーツ類。同じものが2枚あります。
↑Nランナー。ダークグレー成型色のマニピュレーターパーツです。第2関節だけを切り取って組み合わせ、指の形にしてからパーツを切り離すという少し変わった組み立て方になっているので、始めに切り取ってしまわず、説明書を見ながら組み立てていったほうがいいと思います。
↑Oランナー。ダークグレー成型色で、脚部内部パーツやGNコンデンサー組み立て用パーツ。中央下部にある丸型パーツがGNコンデンサー組み立て用パーツで、コンデンサーをビス止めする際に回転を防ぐために用意されています。予備がないので、組み立て前に紛失してしまわないよう注意が必要です。
↑Pランナー。ダークグレー成型色で、脚部やパーツ類です。同じものが2枚あります。
↑Qランナー。ダークグレー成型色で、武器類の内部パーツで、同じものが2枚あります。ここまでがABS樹脂素材でした。
↑Tランナー。クリアーピンクのサーベル刃パーツ。同じものが2枚あります。
↑Uランナー。ポリキャップパーツで、同じものが2枚あります。
↑LEDユニット2個、ビス、ナット、ホログラムシート1、ホログラムシート2、足裏のゴム質シール、リード線といった特殊部品が並びます。
↑各部GNコンデンサー用のスプリングとビス、ナットです。
ここまでがパッケージ『A』に入っているランナー、パーツ類になります。大漁大漁;ランナーを重ねるとこれだけの量になります。ここまででもランナー枚数が多いですが、まだランナーは続きます。続いて『B』パッケージに入っているランナーレビューです。
・パッケージ『B』のランナー
↑SA1ランナー。ブルーの成型色で、GNバスターソードⅡやGNソードⅡブラスター、GNカタールなどの各部外装パーツ類に加え、セブンソード/G用にリファインされたエアインテークや肩外装パーツ、膝外装パーツも含まれています。
↑SA2ランナー。ブルー成型色で、SA1の一部と同じです。
↑SBランナー。ダークグレー成型色で、GNソードⅡブラスター関連のパーツになります。ABS樹脂素材です。
↑SC1ランナー。ダークグレー成型色で、GNバスターソードⅡ、GNカタール、武器持ち手パーツなど各部パーツ類。セブンソード/Gの武器マウント用膝内部パーツなども含まれています。ABS樹脂素材です。
↑SC2ランナー。ダークグレー成型色で、SC1の一部と同じです。ABS樹脂素材です。
↑SDランナー。ダークグレー成型色で、GNバスターソードⅡ用の内部パーツ類。
↑SEランナー。ホワイト成型色で、GNソードⅡロングとショートの刃パーツになります。
↑SFランナー。ホワイト成型色で、GNバスターソードⅡ、GNカタールの刃パーツなど。同じものが2枚あります。
↑SG1ランナー。クリアーグリーン成型色で、GNソードⅡブラスターやGNカタールなどの刃パーツ類です。
↑SH、BA13-Aランナー。共にクリアー成型色。SHはGNバスターソードの内部パーツや台座用パーツで、同じものが2枚あります。BA13-Aは武器保持用クリアー台座(アクションベース)の底パーツです。
↑BA13-B1ランナー。クリアー成型色で、武器保持用クリアー台座(アクションベース)用の各部パーツです。
↑SG2、J1ランナー。SG2はイエロー成型色で、リファインされたアンテナとエアインテークパーツ。J1はダークグレーのLEDユニット蓋パーツです。
↑マーキングシール、ホイルシール、擦って転写するガンダムデカールの3種シールが付属。
パッケージ『B』のランナーを重ねるとこれくらいのボリュームになります。一般MGやRE/100シリーズのキットくらいのパーツ数はありそうですね。
以上です。さすがに圧巻のボリュームで、パーツ数やキットサイズもとてもスゴイものになっています。素組みレビューでもご紹介していますが、ホログラムシートやゴム質シール、LEDユニットなど、PGならではの特徴的なアイテムが揃っているので、普段HGなどを楽しんでいる場合は違った発見や新鮮味が味わえるキットになっていると思います。
組み立てに時間がかかりますし大変ではありますが、空き時間にコツコツ作っていくことで長くガンプラの楽しさに浸れるのもいいですし、冬休みなどにガッツリガンプラに浸ることもできます。完成後には大きさ、造形美、情報量など、PGならではの精密感などが味わえるので、入手してそのガンプラ三昧を楽しんでみるのもいいですね。
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2 件のコメントがあります。
高井俊明
on 2018年12月30日 at 06:45 -
昨日、ヤマダ電機で実物品を見ました。もの凄いインパクトでした。
nori
on 2019年1月2日 at 20:19 -
コメントありがとうございます!
箱が縦にも横にもでかいので、実品を見ると圧倒されるんですよね^_^
キットも両肩に武器を装備すると圧巻です!