今回は、MG 1/100 MS-09 ドムのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵は劇中オデッサ防衛戦に登場した3機のドムが掲載。おそらく黒い三連星によるジェットストリームアタックのシーンと思われますが、イラストは油絵風でやや味のあるデザインになっています。全身が描かれているあたり、なかなかの迫力を感じるパケ絵になってますね。
パッケージサイズは一般的なVer.Ka系マスターグレードと同じ大きさ。1999年当時からMGのパッケージサイズは変わってないんですね。
横絵は今のパッケージに比べるとややレトロ感はありますが、大きめの画像を使ったシンプルなキット画像に加え、少しおしゃれなデザインのフォントがあしらわれています。
開封すると、最近発売されるキットには見られない、塗装済みキット写真(パッケージ大の厚紙)が入っています。調べて見ると、この厚紙が入っているのは2005年くらいまでとのこと。切り出してポスターっぽく壁に貼っておくのもいいかもですね。
厚紙を外すとこんな感じ。まずまずのボリュームですが、パッケージサイズに対しては少し余裕を感じます。構造的にそれほど細かくなっていないので、パーツも大きめのものが多いです。
こちらがパッケージ大の厚紙。最近のキットでは、塗装済み画像は説明書に掲載されていると思います。
全部で8袋分のランナー。
説明書は帯状で機体名やロゴ、ドムのラインアートなどが簡単に掲載されたものになります。よく見るデザインですが、近年発売されているキットにはあまり採用されていないようですね。正直、ジオン公国軍用MSでも黒枠(中央にパケ絵)だったりこの3帯だったりで、デザインの分類はイマイチわかりません。。ボックスアートを描いた人によるのかな?
では一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。説明書は初っ端からドムに関する詳細やスペック、メカニカルな部分がイラスト付きで掲載され、かなり読み物的な要素の強いものになっています。組み立て説明の間にも度々各部ユニット情報などが掲載されていて、組み立て中の一息としても利用されているようですね。
さらに組み立て記載では、左側に複数必要な小型パーツの組み合わせ、右側に全体を構成するための組み立てが分類されていて、容易且つわかりやすいような配慮がされています。キットがそれほど複雑な構造になっていないこともあり、ストレスを感じることなく、ラクで短時間に組むことができました。
カラーガイドは説明書の中盤あたりに、キット解説と共に掲載されています。塗装見本が成型色とかなり違うので、ミリタリー調にしたいならこのカラーガイドを参考にすると良いかと。成型色はかなり明るめのパープルになっていますが、塗装見本は比較的劇中のドムに近い色に設定されています。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。イエロー、パープル、グレー、クリアーのイロプラランナーです。ヒートサーベル刃や大腿部、ハンドパーツなど各部のパーツ類。指パーツなどは少し柔らかめの素材が使われているっぽいですね。タグ番号がくり抜きではないので、どのランナーなのか少し確認し辛いです。
↑Bランナー。ブラック成型色で、脚底パーツや腰部パーツなど。
↑Cランナー。グレー成型色で、大腿部内部パーツや腹部パーツ、ジャイアント・バズパーツなど。
↑Dランナー。レッド成型色で、脚部スカート内部フレームや腰部、肩部裏打ちパーツなど。
↑Eランナー。パープル成型色で、脚部や腹部、手甲外装パーツなど。
↑Fランナー。グレー成型色で、胸部や腹部コックピットユニット、頭部、腰部内部パーツなど。
↑Gランナー。グレー成型色で、ラケーテン・バズや脚底パーツなど。
↑Hランナー。パープル成型色で、脚部外装パーツです。
↑Iランナー。ブラック成型色で、頭部や肩部、腰部外装パーツなど。
↑Jランナー。グレー成型色で、肩部や脚部内部パーツなど。同じものが2枚あります。
↑Kランナー。パープル成型色で、腕部や脚部外装パーツ類。同じものが2枚あります。
↑Lランナー。グレー成型色で、90mmマシンガンやシュツルムファウスト、マガジンパーツなど。
↑M、Nランナー。Mはグレー成型色ですが、ポリキャップと同じ軟式素材になってます。Nはライトブラウン成型色で、1/20オルテガフィギュアパーツ。『MG ザクⅠ(黒い三連星)』にガイア、『MG 高起動型ザクⅡ(黒い三連星)』にマッシュ、『MG ドム」にオルテガが付属しているようです。正直なくても良さそうですが、マチルダを殺めたオルテガなので、マチルダファンとしてはいろいろ使いみちもあるかも・・・。
↑ポリキャップ(PC-121)、マーキングシール、ガンダムデカールです。
↑すべてのランナーを重ねるとこれくらいに。
以上です。ランナーは特にスイッチなどもないようで、角型のきれいなランナーばかりが入っています。ただ、ランナー枚数は多いですね。まぁ大きいパーツが多いので組み立てはそれほど手間はかかりませんが・・・;
自分が言うのも筋違いですが、キット自体の構造は申し分ないので、割と現在開発されているガンプラもまたこのような昔の構造(説明書含む)を見返してみてもいいのかなと思います。最近のキットは細かくて複雑ギミックが多いのはとてもスゴイんですけど、若干のひ弱さを感じる部分もありますからね。(言うのは簡単ですけど、この金型枚数だと相当なコストがかかるんでしょう;)
この構造は現代でも十分に通じるので、ほぼリメイクの必要はなさそうです。なので、今度プレバンで発売になるドワッジのように、関節可動など一部の不満点のみ再構築してバージョンアップさせるのもありなのかもしれませんね。
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