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HGUC ズゴック レビュー

今回は、1999年11月に発売されたHGUC 1/144 MSM-07 ズゴックのレビューをご紹介します!

HGUC ズゴックは、『機動戦士ガンダム』に登場するMS『MSM-07 ズゴック』の1/144スケールモデルキットです。量産型ズゴックの青いカラーリングを成型色で再現。腕、足、胴各部にABS樹脂製ボールジョイントを採用し、曲線を描くスムーズな可動を実現したキットになっています。頭部ミサイルやクロー展開もリアルに再現。価格は770円(税込み)です。

マッドアングラー隊等に配備され、ベルファスト基地周辺でガンダム、ガンキャノン、ガンタンク等と戦闘を繰り広げた『MSM-07 ズゴック』がHGUCでキット化。量産型である水色の機体色に加え、頭部と一体の胴体部、蛇腹状の手足、鋭い3本爪といったズゴック特有の機体形状が新規造形で再現されています。

成型色は頭部・胸部にライトブルー、四肢の蛇腹部分にブルー、前腕や四肢、背部推進装置などにダークブルーを配色。その他、3爪はグリーン気味のブルー、モノアイレールや内部パーツはブラック成型色での再現となっています。

シールはモノアイとコックピットハッチを補うくらいでわずか。塗装もほぼ必要がなく、素組みで十分な色分けが再現されています。

関節や内部のブラック成型色パーツにはABSが使用されています。KPSは不使用。

ポリキャップはPC-123を各部に使用し、すべて使い切ります。関節強度はまずまず。蛇腹状の上腕や大腿部がボールジョイント接続で多少強度が弱い感じもありますが、負荷のかかるような装備はないため、自立は安定しています。

特に別途付属する武装などはありません。

頭部は胴体内部に埋め込まれたようなデザイン。表面には細身のモノアイスリットとフレームが特徴的に造形されています。簡単な2個パーツ構成ですが合わせ目はありません。

頭頂部には6基の240mmロケット弾が造形。弾頭は別パーツでの色分けですが、シルバーなどに塗装してメカニカルさを強調させても良さそうですね。

頭部は脱着が可能。首はポリキャップ接続ですが、胴体部にしっかりと埋まって固定されているため、特に可動はしません。

モノアイは黒いモノアイレールにピンクのシールを貼っての再現で、特にモールドなどは造形されていません。モノアイの位置を変える場合は、頭頂部のパーツを外してからシール位置を貼り替えるようになります。

胴体部は蟹(カニ)をイメージしたような独特の機体形状。円形ダクトやスリット状のインテークがパーツで細かく色分けされています。中央のコックピットハッチはライトブルーのシールでの色分け。

肩は胸部内部に埋め込まれたABSパーツによるボールジョイント接続です。胴体部は前後の組み合わせで肩部に合わせ目あり。

腰部は逆三角型で特徴的。特にアーマー類はなく、前後装甲パーツの組み合わせて作りは簡易的です。内部フレームを前後で挟み込む構造で側面に合わせ目ができますが、フレームパーツはほぼ露出しないのでそのまま合わせ目を消すだけで良さそうです。

股間部はABSパーツによるボールジョイント接続。下部にディスプレイ用の3.0mm穴はなく、簡単な小型スラスターが別パーツ化されているのみです。

腕部。蛇腹状の上腕フレキシブル・ベロウズ・リムや前腕以下のクロー(アイアン・ネイル)が特徴的に造形。水陸両用機らしい機体形状が再現されています。特にフレキシブル・ベロウズ・リムの伸縮ギミックなどはありません。

上腕の蛇腹部分は筒型パーツの組み合わせで合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせで一部に合わせ目ができます。上腕、クロー共に分離するので合わせ目消しはラク。

蛇腹部分は2節がABS素材のボールジョイント接続、前腕とは1軸とポリキャップ接続になります。経年で黒いABSパーツが抜けやすくなったり、ボールジョイントの強度が緩くなったりする場合があるので注意。

クローと前腕とは1軸とポリキャップ接続で、クローはロール可能。クローの基部はブラック成型色のABS素材が使用されています。

アイアン・ネイルは3方向に展開可能。中央には小型のメガ粒子砲が造形されています。

脚部。腕部と同様、蛇腹状の大腿部フレキシブル・ベロウズ・リムや太い円筒状の脚部が再現されています。水中での抵抗を軽減するような曲状のシルエット。

蛇腹状の大腿部は筒型パーツの組み合わせで合わせ目はなし。膝から下は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。

こちらも腕部と同様、大腿部の2節はABSのボールジョイント接続。膝は1軸とポリキャップ接続になります。ABSパーツは経年でヘタれてくる場合があるので注意。

ソール部はシンプルな楕円形。特にパーツ分割などもなく、色分けもありません。水陸両用機らしい無駄のない作り。足底が平らでしっかりと接地できるため、自立が安定します。

足裏はメカニカルなモールドが造形。全体を1枚の裏打ちパーツでフタされるため、肉抜き穴などはありません。中央のファンはシルバーなどに塗り分けたいところです。足首はABSパーツによるボールジョイントとポリキャップ接続。

背部には2基の推進装置を装備。各部インテークから取り入れた海水を、高圧で噴射するハイドロジェット、またはウォータージェットによって航行するとのこと。推進装置は左右とも形状は同じです。

推進装置本体は簡単なモナカ割で前後に合わせ目ができます。推進装置に適度な段差モールドがあるので、合わせ目を消す場合は細かな処理が必要。

底パーツのみ別パーツ化。噴射口は適度にフレームが造形されています。MGのような内部ファンなどは造形されていません。

ズゴック本体とは1軸とポリキャップ接続で、少し引き抜くことで左右にスイングさせることができます。推進装置をしっかりと押し込むことで垂直に固定されます。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。大きさは陸ジムと殆ど同じですが、胴体部に厚みがあるため、陸ジムよりも少し大きく見えます。量産型ズゴックの頭頂高は18.4m。

HGUCシャア専用ズゴックと並べて。形状は全く同じ。全体的な成型色が違っているのと、腹部コックピットハッチのシールの色味が違っています。劇中ではガウ内部くらいしか共に見た記憶はないですが、組み合わせてジャブロー攻防戦を再現してみても面白そうですね。

エコプラを塗装したものですがHGUC(021)RX-78-2ガンダムHGUC(191)RX-78-2ガンダム(REVIVE)と並べて。どちらと組み合わせても合うと思いますが、021のガンダムだとレトロな雰囲気、RVIVEだと近代的な雰囲気になるのかなと思います。

各部可動域もHGUCシャア専用ズゴックと全く同じ。腕は水平程度まで上げることができます。肘は45度程度まで角度変更が可能。

膝は90度程度まで曲げることができます。前後開脚は蛇腹大腿部が左右に開いてしまうため、少しガニ股になります。腰は干渉するため、45度程度までしか回転しません。

左右への開脚は水平まで幅広く展開可能。足首はボールジョイント接続で適度に可動します。

可動域の詳細は以下のリンクからHGUCシャア専用ズゴックのレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HGUC シャア専用ズゴック レビュー

簡単にポージング。蛇腹状の上腕や大腿部が柔軟に可動するので、クローを突き出すようなポーズや靭やかに曲げるポーズも自然な表情で再現することができます。

立膝もラクに再現可能。シールを貼り替えてモノアイ位置を変えることで、ギロリと睨むような表情を付けることができます。シールにシワが出来やすいので、ピンセットなどを使用してきれいに貼り替えたいところです。

アイアン・ネイルを展開することでより攻撃的な演出をすることができます。腰を少し引いた状態にすることで、どっしりと構えるような格好良いポーズも演出可能。

股間部にディスプレイ用の3.0mm穴などはないので、浮かせてディスプレイさせたい場合は、アクションベースやスタンドなどのアームで挟んだり引っ掛けたりしてディスプレイすることになりそうです。

浮かせてディスプレイさせる場合、ある程度ポーズを取らせることはできますが、ふらつきやすく落下もし易いので注意が必要です。多少蛇腹の関節部分が垂れやすいので、予め補強してからポーズを取らせたほうが良いかも。

比較的肉厚なキットなので、腕部やクローを展開してのポーズに迫力やダイナミックさが出ますね。水陸でホワイトベース隊を追い詰めたインパクトある劇中シーンも十分に演出できそうです。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。頭部を持たない独特の機体形状ですが、その容姿によって重厚感あるポーズが演出できますし、プロポーションバランスもよく、クローを展開したポーズや伸ばして突き刺すようなポーズもリアルに演出することができます。モノアイ可動はシールでの表現ですが、それが逆に無駄がなく、ラクに表情を変えられるのもなかなか理にかなっているようでいいですね。

気になる点は、浮かせてディスプレイできるようになっていないため、アームを使って浮かせてディスプレイさせる場合はキットの落下や破損などに注意が必要です。それと蛇腹部分の内部ABSパーツの強度があまり高くないため、ヘタりやすかったりするので注意です。予め補強しておいたほうが良いかも。

HGUCの中でも初期のキットなので組み立てがかなりラク。細かいパーツがないため、パーツの紛失なども殆どなさそうですし、取り扱いやすく、ポージングもサクサクっとこなせて無駄がありません。ブルーを基調としたカラーリングも脇役感がなく、十分な存在感を持ったキットになっているのがいいですね。

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