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HG ブレイディハウンド レビュー

今回は、HG 1/72 NA12 ブレイディハウンドのレビューをご紹介します!

HG ブレイディハウンドは、アニメ『境界戦機』に登場するAMAIM(アメイン)『NA12 ブレイディハウンド』の1/72スケールキットです。海老川兼武氏デザインによる特徴的な機体形状を新規造形で再現。両肩ホバーユニットの他、ナックルモードが再現可能なハンドパーツ、ライフルといった武装により、印象的なポージングが再現可能なキットになっています。頭部パーツの差し替えによる駐機状態も再現可能。価格は2,640円(税込み)です。

攻撃力や防御力、機動力を両立させたオールラウンド機で、劇中ではストークキャリーにて輸送。アメインゴースト鹵獲のため、ブラッド専用機とともに戦闘に加わった北米同盟軍の主力アメイン『NA12 ブレイディハウンド』がHGでキット化。球状の頭部センサーや両肩のホバーユニット、ウイング、メカニカルな四肢外装といった特徴的な機体形状が新規造形で再現されています。

成型色はダークブラウンやサンドブラウンがベースのミリタリーカラー。その他、全身各部にくすみのあるイエローやダークグレーが配色されています。関節や内部パーツも同様にダークグレー成型色での再現。

シールは頭部スリットセンサーとライフルのセンサーを補うくらいでわずか。塗装もナイフの一部を塗り分けるくらいで、素組みで十分な色分けが再現されています。

ダークグレー成型色パーツにはKPSが使用されています。ABSは不使用。

ポリキャップも不使用。肘、膝関節はPS、KPSパーツによる組み合わせで関節強度はまずまず高め。ソールが小型で接地面が狭いですが、負荷のかかるような装備はないため自立は安定します。

ライフル、ナイフ✕2、ナイフ用ジョイントパーツ✕2、握り手✕2、駐機状態用頭部パーツが付属します。

頭部は球状の個性的なデザインで、表面には3本のスリットセンサーが造形。その頭部が幅のある外装で覆われているという独特のスタイルになっています。センサーはモールドの上からシールを貼っての色分け。

外装の合わせ目は段落ちモールド化。表面には適度なモールドがデザインされています。外装は特に可動ギミックはありません。

球状の頭部はボールジョイント接続で左右やロールに可動。この動きで少し表情を付けることができます。

胴体部前面はシンプルな外装で、表面に簡単なモールドが入ったミリタリー調のデザイン。後部にはスリットフィンを持つスラスターを装備しています。後部も細かなモールドがデザインされていてチープさはありません。

腰部も各面にエッジの効いた装甲を装備するなど、重機的なデザインで造形されています。サンドブラウンカラーでミリタリー感も強調。

リアアーマーは手前に少し引き出すことで展開可能。フロントアーマーは1ダボ接続で適度にロールさせることができます。多少大腿部との干渉が避けられるようですね。

腰アーマー裏はサイドとリアアーマー裏にのみ裏打ちパーツが造形。フロントアーマー裏は簡易的ですが、展開しないので内側は殆ど見えません。

腕部。上腕以下は細身ですが、肩には特徴的なホバーユニットやウイングを装備。機動性重視の機体であることがよく分かるデザインになっています。

上腕、前腕ともに合わせ目はなし。パーツで細かく色分けされ、フレームも露出するなどメカニカルさが強調されています。平手は左右対称にデザインされているのでどちらの腕部にも対応します。

肩には垂直尾翼を持つ特徴的なウイングを装備。ウイングは各面ともモールドが造形されるなどメカニカルさが強調されています。表面のスリットモールドは裏打ちパーツとの兼ね合いで細かく色分けされています。

胴体部とウイングの間には特徴的なホバーユニットを装備。各面にパーツを組み合わせていく構造で合わせ目はモールド化されています。スラスターやダクトなど前後もパーツで色分けされるなどしっかりとした作り。

胴体部とホバーユニットを繋ぐ肩関節は細かなパーツ構成で上下や前後フレキシブルに可動します。駐機状態用に内側に押し込むことも可能。ただしホバーユニットとの組み合わせが硬く、強引に分解したりすると破損に繋がる可能性もなくはないので、少し注意したほうが良いかも。(分解に苦労した後が・・・;)

脚部も腕部と同様、イエローパーツを交えてメカニカルにデザインされています。

大腿部、膝から下ともに細かくパーツを組み合わせていく構造で、左右の組み合わせ箇所も合わせ目は段差モールド化。表面には適度な丸モールドも造形されるなどデザインにも気を使ってあります。

膝を曲げると膝装甲が突き出た形に。

アキレス部分の装甲は上下に可動。適度に表情を付けることができます。

ソール部は前後に爪を持つ獣風のデザイン。基部パーツが左右の組み合わせで、それに外装を被せていく仕様なので合わせ目はありません。サンドブラウンの足甲パーツがややポロリし易いかも。

足裏もメカニカル。合わせ目は段落ちモールド化されています。つま先とカカトの爪は収納可能。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。ブレイディハウンドは1/72サイズですが、1/144サイズのガンプラと比べてもそれほど大きくはなく、少し大柄なHG程度。ブレイディハウンドの全高は9.5mです。

同シリーズのHGメイレスケンブHGバンイップ・ブーメランと並べて。どれも大きさは同じくらい。

頭部はボールジョイント接続ですが、ロールはしますが上下には可動しません。左右へは少しスイングする程度。

腕はホバーユニットの付け根と肩ボールジョイントの可動で水平程度まで上げることができます。肘は1重関節で90度曲がる程度。

肩もホバーユニットの付け根と肩ボールジョイントの可動で適度に前後スイングさせることができます。

胸部と腹部の付け根が可動するので、上半身を適度に前後させることができます。

左右へも少しスイング可能。

腰は干渉なく360度回転可能。アクションベースやスタンドへは、股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイとなります。

前後開脚は、フロントアーマーが少しロールしますが、大腿部が干渉するので前方への開脚はやや制限されます。後方はリアアーマーが可動するので広めに展開させることができます。

膝は1重関節ですがV字程度まで曲げることができます。

足首は前後左右とも広めに可動します。

左右への開脚は水平まで幅広く展開可能。サイドアーマーは干渉を避けるため後方に向けています。

足の付け根がロールするので、内股、ガニ股も広く展開させることができます。

立膝はあまりきれいな姿勢にはなりませんでした。

可動域の総括としては、頭部は独特の可動で表情付けも個性的ですが、それ以外の可動は全体的に広め。大腿部の干渉で前方への開脚がやや制限されるものの、ある程度躍動感あるポーズは再現できそうです。

ライフル。大口径の機関砲を基に、アメイン用の携行武器として開発され、速射性と射撃の正確さを兼ね備えているとのこと。KPSパーツ構成。ミリタリー風のメカニカルなデザインでチープさはありません。

砲身部分は左右の組み合わせで合わせ目は段落ちモールド化。その他の箇所も合わせ目が出来ないパーツ構成です。塗装派も合わせ目消しが必要なく処理がラク。

下部のセンサー?、マガジン、グリップ各部とも細かく分解可能。ただし分解して使用する例がないので、特にパージするような仕様ではないようです。マガジンも予備などは付属せず。

握り手は手甲がスライド。武器保持時は手甲をスライドさせ、ハンドパーツの穴を広げて保持します(マニピュレーターモード)。手甲を閉じた状態だとナックルモードとして使用することができます。

ただ、説明書に「携行武器であるライフルをマウントするときはナックルモードにそれぞれ変化する」とありますが、説明書ではライフル保持時も手甲パーツを展開するようになっていました。

ナイフ。シンプルな携行武装になります。簡単な1個パーツ構成ですが、表面にはスリットモールドなどが細かくデザインされています。刃の部分などはシルバーに塗り分けが必要。

ナイフは付属のジョイントパーツを使用することで、ホバーユニット下部にマウント可能。固定強度はまずまず高めです。ジョイントパーツの基部が可動するので、ナイフの角度を調整することができます。

一通り武装して。

ライフルは握り手(マニピュレーターモード)にグリップを差し込むだけで保持が可能。握り手を分解する必要がないのでサクッと持てますが、多少隙間があって抜けやすいので注意です。

平手が付属するので、ライフルの砲身に手を添えたりするポーズも演出可能。肩はそれほど広くスイングするわけではないですが、違和感がない程度には動かすことができます。

特にポロリなどもないのでポーズは付けやすいです。関節強度も高いので姿勢が崩れる心配もなし。肩のボールジョイントがたまに抜けるのと、前腕パーツの組み合わせの隙間が広がると手首ボールジョイントが緩くなるのが気になる程度。

ナイフも握り手(マニピュレーターモード)に柄を差し込むだけで保持が可能。多少隙間があるので、角度によっては抜け落ちることもありました。ですが適度に凹凸があって引っかかるので、ポージング時のストレスは少ないかと。軽武装なのでポーズを取らせるのもラク。

足裏が狭く接地がやや不安定ですが、足首がある程度深くまで曲がるので、自立させてのポーズはそれなりに再現することができます。立膝も多少姿勢は崩れますが、適度に表情を付けることは可能です。

説明書に記載はないですが、ナックルモードというくらいなので打突系の攻撃も演出は可能です。

駐機状態への変形は、まず装甲パーツを外して頭部を駐機状態のものに組み替えます。駐機状態の頭部はスリットセンサーがグリーンに発光していない状態で黒のスリットのみとなっています。こちらもモールドにシールを貼っての色分け。

両脇の可動部を内側に収納。脇のナイフホルダーは水平に、サイドアーマーは少し前方に展開しておきます。

リアアーマーを展開して脚部を後方に移動。カカトの爪を収納したら駐機状態への変形完了です。

駐機状態を前後から。

膝とつま先の装甲がランディングギアの役割を果たすため、駐機状態でも安定した接地が可能となっています。

今回はHGストークキャリーが手元にないので再現していませんが、駐機状態でつま先の爪も収納することで、ストークキャリーと組み合わせて輸送状態を再現することもできます。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。やや個性的な容姿ではありますが、各部ともメカニカルに造形されていて緻密さがありますし、いかにも海老川氏らしいデザインで格好良いですね。ミリタリー風のカラーリングも渋いですし、3スリットの頭部センサーも新鮮味があって良い味を出していると思います。

気になる点は殆どないですが、多少前腕パーツが広がると手首が緩くなってきます。なので弄る頻度が高い場合はある程度調整しながらということになるかも。それと肩関節とホバーユニットの組み合わせがやや固めなので、仮組みなどで分解する場合は破損させないように少し注意が必要です。

メイレス系とはデザイナーが異なるため、ガンダムシリーズに登場しても違和感がなさそうですし、30mmにも通じるものがありそうです。ポージングでは格好良く演出できますし、境界戦機シリーズとして固執することなく楽しめそうな、量産機ならではの幅のある魅力を持ったキットになっているのが良いですね。

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