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RE/100 ビギナ・ギナ(ベラ・ロナ スペシャル) レビュー

今回は、RE/100 1/100 ビギナ・ギナ(ベラ・ロナ スペシャル)のレビューをご紹介します!

RE/100 1/100 ビギナ・ギナ(ベラ・ロナ スペシャル)は、『機動戦士ガンダム F91 MSV』より、真紅のベラ・ロナ仕様が再現された『ビギナ・ギナ』の1/100スケールモデルキットです。クロスボーン・バンガード製MSの特徴的なゴーグル状ハイブリッド・デュアルセンサーを新造。新開発のマーキングシールによって全身の壮麗なエングレービングが再現されたキットになっています。価格は4,320円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

レッドカラーが特徴のビギナ・ギナ ベラ・ロナ機。デナン・ゾンやデナン・ゲーのフェイスのようなゴーグル(ハイブリッド・デュアルセンサー)が新造された特徴的なキットに仕上がっています。頭部(フェイス)以外は一般発売のRE/100ビギナ・ギナと全く同じ造形です。

エングレービングのマーキングシールが付属。豪華なベラ・ロナ機はシールを貼ることで再現可能です。

ですがシールを貼らなくても外装がレッドとピンクの2色で色分けされ、動力パイプなどがゴールドになっているので素組みでも割と様になるデザインになっていると思います。グレーパーツもビギナとは違った色合いになっています。(グレーもブルー系とブラウン系の2色)

説明書は通常のRE/100ビギナ・ギナのものですが、表紙をめくるとベラ・ロナ機用のページが追加されています。

関節強度の弱さが注目されるRE/100ですが、ビギナ・ギナは小柄で関節に負荷がかからず自立も安定しています。強度もまずまず高め。

頭部。ハイブリッド・デュアルセンサーの両目、マスク、額のガードが新規パーツで、それ以外はビギナ・ギナと同じ造形です。ビギナのナイトらしいフェイスに比べると、ダース・ベイダーのようなこのフェイスには異質さを感じますが、クロスボーン・バンガード機としては馴染みな造形です。

ハイブリッド・デュアルセンサーはとさかセンサーと一体になったクリアーブルーパーツでの再現。首周りの動力パイプはゴールド成型色になっています。

一般発売のRE/100ビギナ・ギナ頭部と比較して。ベラ・ロナ機はインパクトが強いフェイスです。

腹部、胸部。胸部両脇のダクトは、ビギナはパープルでしたが、こちらはグレーパーツによる色分け。腹部中央のダクトはゴールド成型色のパーツですが、塗装見本ではシールを貼って赤く色分けされています。

上部の装甲が鹵獲前(丸みのある)と鹵獲後(角ばった)のパーツが組み換え可能なのもビギナと変わらず。

腰部。フロントアーマー中央がグレーの配色になっています。それ以外の配色はビギナと同じです。

腰部アーマー裏は、フロントアーマーは裏打ちパーツ、サイド、リアアーマーはモールドが造形されています。股間部は前後にスライド可動するので、脚部のポージング表現が柔軟になります。

腕部。肩の付け根や二の腕がピンク成型色になっています。

左腕部のシールド基部もビギナと変わらず。シールド基部は複数パーツの組み合わせになっています。表面パーツを外して付属のビームシールドを挟み込んで固定。多少肩アーマーとビームシールドが干渉したりして、ポージング時に外れることもあるので注意です。

ショルダーアーマーは動力パイプがゴールド成型色に。動力パイプ付け根や側面のダクトはグレー成型色になっています。

脚部。大腿部や脹脛側面のアーマーがピンク成型色になり、膝下のダクトがグレーパーツでの色分けとなっています。

側面のバーニア内部は赤く塗り分ける必要があります。後部3枚のスラスターは可動式。噴射口はグレーに塗り分ける必要があります。

足首から下の部分。甲はピンク成型色で、かかとがグレー成型色と特徴的。モールドの入った足裏パーツもつま先側とかかと側で色分けされています。

バックパック。ビギナ特有の造形。8基のスラスターが造形され、各部独立可動します。ビギナと異なり、すべてのパーツがグレー成型色になっています。ただ、8基スラスターのマウントパーツだけ、ココアブラウンの入ったグレー成型色になっています。

バックパックは角型ダボ接続になります。固定強度は高めです。

8基スラスターはそれぞれ独立可動します。バックパック下部のバーニア内部は赤く塗り分ける必要があります。

もちろんビギナのバックパックも取付可能です。

一般発売のRE/100ビギナ・ギナと並べて。フェイス以外にも部分的な配色が違っています。赤いからか、ベラ・ロナ機のほうがインパクトが強く、隊長機らしい存在感を感じます。

各部可動域についてはRE/100ビギナ・ギナと同じなのでそちらのレビューをご覧くださいm(_ _)m ⇒RE/100ビギナ・ギナ レビュー

ビーム・ランチャー、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル刃☓2、ビーム・シールド、鹵獲後の胸部装甲パーツ、アクションベース用マウントパーツが付属。

余剰パーツがいくつか付属します。

ビーム・ランチャーをビギナのものと並べて。画像上のグレー成型色がベラ・ロナ機用のものになります。

本体部分は左右挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができます。

砲口は上下が別パーツ化され、グリップは広く可動します。エネルギーパックの脱着ギミックなどはありません。

ビーム・ライフルもビギナのものと並べて。こちらも画像上のグレー成型色がベラ・ロナ機用のものになります。

本体部分は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができます。

ビーム・ランチャーとビームシールドを装備して。

ビーム・ランチャーはグリップにダボがあり、グリップの角度調整もできるので保持がかなりラクです。バックパックの8基スラスターがビーム・ランチャーのエネルギーパックと少し干渉したりしますが、それほど不満なくポージングできます。

ビーム・ライフルはグリップの左右にダボがあるので、左右どちらのハンドパーツでも保持が可能です。

ブラックライトで照らすと、ピンク成型色のパーツが発光します。

エングレービングのマーキングシールを貼ってみました。若干ずれてシワができたりするので、できたら水転写デカールで付属してくれるとありがたかったですが、シールを貼った状態でも悪くないですし、豪華さがアップしたような感じになっているかと。

シールは一部が切れ目が入っていなかったりして、剥がしていると切れてしまったりするので、ムリやり剥がさずデザインナイフなどでカットしながら剥がしていったほうがいいかと思います。バックパックはシールなしです。

では適当に何枚かどうぞ。

以上です。発表当初は正直どうかとも思いましたが、キットはカラバリでも赤が2色(レッドとピンク)になっていますし、配色もいいので思いの外好感が持てるものでした。動力パイプがゴールドなのも細かな配慮がしてあると思います。最新RE/100で小型なので、関節強度やプロポーションもいいですし、シールを貼らなくても十分なキットとして楽しめると思います。

欠点があるとすれば、マーキングシールが水転写デカールで欲しかったということと、武器類の組み合わせが単調で合わせ目ができるというビギナからの問題点が気になるくらい。

赤いカラーリングということでシャア機や隊長機っぽい印象もあり、逆にビギナよりもよく見えたりします。エングレービングシールを貼ると華やかさや豪華さが出るので、特別感あるビギナとして楽しめると思いますよ。

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4 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2018年11月20日 at 14:01 - 返信

    初コメです。顔のデザインが怖すぎます。これにセシリが乗ると思うと、そのギャップでさらに恐ろしく思いました。

  2. 774

    on 2018年11月20日 at 19:59 - 返信

    2次受付分を注文しようか迷っているのですが、
    マーキングシールはテトロンシールのような材質でしょうか?
    こう曲面が多いとシワなく綺麗に貼るのはちょっと無理がありますよね
    特にふくらはぎの内側のピンク色の面は厳しそうな…

    • nori

      on 2018年11月20日 at 22:01 - 返信

      コメントありがとうございます!
      そうですね、ちょっと厚みのあるテトロンシールっぽい素材だと思います。
      粘着力は高いですが、シールの強度が高いので、ちょっとシワが入ったり厚みが出たりするのが難点かもです。
      貼ってもそこまで悪くはないと思いますが、きれいに仕上げたい場合はこのシールだと近づいて見たときの見た目が雑になりかねないので、水転写デカールの発売が待たれるところではありますね。

      • 774

        on 2018年11月20日 at 23:16 - 返信

        教えてくださってありがとうございます
        テトロンシールの類だとマークセッターやソフターも効果がないでしょうし、
        デザインナイフで地道に切れ込みを入れたりするしか
        上手く貼る方法はなさそうですね。購入するかどうかもう少し悩んでみます。

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