今回は、RE/100 1/100 XM-07 ビギナ・ギナのレビューをご紹介します!
RE/100 ビギナ・ギナは、『機動戦士ガンダムF91』に登場するMS「XM-07 ビギナ・ギナ」の1/100スケールモデルキットです。ビギナ・ギナの特徴的な機体形状を組み立てやすいRE/100のフォーマットで立体化。ハイティテールな外装や曲面主体の美しいフォルム、特徴的なフィン・ノズルなど、洗練されたパーツ構成とMGに近い造形が再現されたキットになっています。価格は3,520円(税込み)です。
ダギ・イルスをベースに開発したクロスボーン・バンガードの試作型MSで、劇中ではセシリー・フェアチャイルド(ベラロナ)が搭乗。ガンダムF91と交戦した他、実父カロッゾ・ロナのバグやラフレシアと交戦し、中破した機体「XM-07 ビギナ・ギナ」がRE/100でキット化。
他キットからの流用はなく、背部に八基のスラスターポッド(フィンノズル)を持つ特徴的な機体形状、ビーム・ライフル、ビームランチャーといった武装類が新規造形で再現されています。リペア後のコックピットハッチ再現パーツも付属。
成形色はライトグレーを基調に、全身各部にパープルを配色。その他、頭部センサーがクリアブルー、内部や関節、武装類がブルーグレー成形色での再現となっています。
ホイルシールは付属せず。素組みでも十分な仕上がりですが、一部モールドやスラスター口、バーニア内部など、各部を細かく塗り分けることでより情報量や密度感が増すと思います。
内部や関節、武装類に使用されているブルーグレー成形色パーツはKPS素材。ABSは使用されていません。ABSは塗装時に破損やひび割れを起こす可能性がありますが、このキットは安心して塗装ができそうです。各部外装がアンダーゲート使用なので、極力ゲート跡が露出せず、見栄えの良い仕上がりになります。
ポリキャップはRE/100おなじみのPC-210を全身各部に組み込みます。肘や膝など主要部分はKPSパーツ構成で関節強度はまずまず高め。同ポリキャップ仕様のハンマ・ハンマやガンキャノン・ディテクターなどの大型キットは関節に負荷がかかってヘタレやすい傾向にありますが、このビギナ・ギナは小型で軽量なので大した負荷はかかりません。
背部に8基のスラスターを持つバックパックを装備していますが、少し負荷がかかるくらいで自立は安定します。
■付属品
ビーム・ランチャー、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル刃✕2、ビーム・シールドエフェクトパーツ、投降後にリペアされた胸部コックピットハッチパーツが付属。
余剰パーツがいくつか付属します。
専用のマーキングシールが付属。額に貼り付けるためのクロスボーン・バンガードエンブレムも収録されています。
■各部形状
RE/100 ビギナ・ギナの各部を見ていきます。
■頭部
頭部。メット部は西洋騎士の甲冑をイメージしたようなデザインですが、フェイス周りはダースベイダーのような独特のクセを感じる造りで特徴的。とさかセンサーなどもパーツで細かく色分けされていて造りは良いです。首はやや長めに造形。額にクロスボーン・バンガードのシールを貼ったほうが映えそうですね。
メット部は左右の組み合わせですが、後部の合わせ目は段落ちモールド化。額のセンサー内部とバイザーはクリアーブルーパーツでの色分けで、バイザーは内部にパールグレー調のシールを貼ることで、より質の高いセンサーが表現されています。首周りも動力パイプが別パーツで細かく造形されています。
■胴体部
胸部。全体的に丸みのあるデザインで造形。エアインテークや腹部スリットダクトなどがパーツで細かく色分けされていますし、モールド類も程よく造形されています。こちらは胸板のコックピットハッチが丸いもので、F91との交戦前(スペース・アークに投降前)の容姿になります。
角ばったコクピットハッチパーツに組み替えて。こちらはF91と交戦し、スペース・アークに投降後リペアされた状態になります。2種類のハッチパーツが付属し、組み替えることで少し異なる容姿が楽しめるようになっています。
肩は鍵型ダボ接続で簡単には抜けたりしないようになっています。このため、ポージングがしやすいですが、バラす際は無理やり引き抜いて破損させないように注意が必要です。首は前後にスイング可能。肩接続部(鍵穴)は少し前方に引き出せます。
腹部、腰部。各面とも幅があり、シャープで縦長な装甲が造形。ダクト類も内外パーツとの兼ね合いで各部が細かく色分けされています。リアアーマーにはサーベルホルダーが造形。ビーム・サーベルが左右から差し込めるようになっています。
サイドアーマーはボールジョイントによる接続で柔軟に可動。固定強度もまずまずあります。腹部脇にも細かなダクトが造形。内部もスリット入りパーツで細かく色分けされていて造りが良いです。
腰部アーマー裏はフロントアーマーにのみ裏打ちパーツが造形。サイドとリア裏面には緻密なモールドがデザインされています。股関軸は前後へスライドギミックがあり、スライドさせることで脚部の可動域を広げることができます。浮かせてディスプレイさせる場合は、股間部に付属のジョイントパーツを後部から差し込んで固定します。
■腕部
腕部。全体的に細身でスタイリッシュに造形。ショルダーアーマーには幅があり、動力パイプなどがメカニカルに造形されています。
上腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせですが、合わせ目は段差や段落ちモールド化されています。前腕から手首を覆っているアーマーは少し上下します。
左前腕にはビーム・シールド発生器が造形。MG ガンダムF91 Ver.2.0ではアームごと前腕に収納できましたが、このビギナ・ギナにそういった収納ギミックはありません。ですが複数パーツの組み合わせで造りが緻密。付属のビーム・シールドエフェクトパーツを挟むことで展開状態を再現することができます。
ショルダーアーマーは前後の組み合わせですが、合わせ目は端でモールド化。側面の先端部に少し合わせ目ができるくらいです。動力パイプや側面のダクトも別パーツで色分けされるなど落ち度のない造り。側面のアーマーは適度に上下します。
■脚部
脚部。こちらも腕部と同様、細身で無駄がなく、全体的にバランスの取れた造りになっています。膝モールドやスネのスラスター、側面バーニアなどもパーツで細かく色分けされています。
大腿部、膝から下ともに左右の組み合わせですが、どちらも合わせ目は段落ちや段差モールド化。内部フレームはありません。
後部の3枚のスラスターはそれぞれ個別に上下します。スラスター口の内部はグレーなどに塗り分けが必要。スネの小型スラスター口やアポジ、側面下部のバーニア内部も赤く塗り分けが必要です。バーニアに可動ギミックはありません。
3基のスラスターのうち、一番上のスラスターは膝関節のブルーグレーパーツにヒンジ接続されているため、膝を深く曲げると引き込まれて負荷がかかります。これによってヒンジ部分が白化してしまうことがあります。
自分の組み方や膝の曲げ方が悪いのかもですが、干渉を気にしつつ、膝をゆっくり曲げないと破損する可能性があるので注意です。(個体差があるのかもです。)白化して隙間が開くとスラスターがかなりポロリしやすくなります。
ソール部。程よく厚みがありながら、全体的にシャープでスタイリッシュに造形されています。説明書では組み立て時につま先に青いシールを貼るよう指示されていますが今回は貼っていません。裏面にはメカニカルな裏打ちパーツが造形。肉抜き穴などはありません。
■バックパック
バックパック。左右四対八基のスラスターポッドを束ねた推進機システムです。クロスボーン・バンガード所属機らしい特徴的なデザインで造形。ビギナ・ギナの象徴にもなっているユニットです。
ビギナ・ギナ本体とは角型ダボ接続でしっかりと固定されます。後発のビギナ・ギナⅡやビギナ・ゼラとは形状が少し異なるため、無改造でバックパックを交換することはできません。
8基スラスターポッドはバックパックとの接続部が前後に可動。表情を変化させることができます。バックパック中央部もスリット入りのダクトなどが別パーツで細かく造形。塗り分けたりするとメリハリが効いて良さそうですね。
バックパック下部の2基バーニアは内部を赤く塗り分けが必要。スラスターポッドはライトグレーの装甲部分が左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。合わせ目を消す場合はブルーグレーの接続部の後ハメが必要。
スラスターポッド先端の内部はグレーに塗り分けが必要です。スラスター接続部は簡単な平ダボ接続。スラスターは縦4基それぞれの大きさが異なるので組み間違いに注意です。
■他キットとの比較
MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、RE/100ガンキャノン・ディテクターと比較してみました。比較的小柄なジム系よりも小さいですし、同じRE/100のガンキャノン・ディテクターと比べると更に小さいです。
同作品の登場機であるMG ガンダムF91 Ver.2.0と並べて。ビギナ・ギナはRE/100ですが、MGと並べても外見的なディテールは見劣りしません。なので組み合わせて劇中シーンを再現しても十分に映えそうですね。
RE/100 ビギナ・ゼラ(画像中央)、RE/100 ビギナ・ギナⅡ(画像右)と並べて。どちらもこのビギナ・ギナがベースですが、外装各部や背部装備などが細かく違っています。成形色も対照的。各種が現在のフォーマット、プロポーションで補完されていくのは嬉しいですね。
RE/100 デナン・ゲーとも並べて。デナン・ゲーはビギナ・ギナよりも小型。どちらもクロスボーン・バンガード所属機なので部分的に似ているところあありますね。
■各部可動域
メット部の裾が干渉するため見上げる動きは制限されますが、顎は深くまで引けるようになっています。左右へは干渉なくスムーズにスイング可能。
腕はショルダーアーマーの干渉に関係なく、水平程度まで上げることができます。肘は外装パーツが干渉しますが、1重関節でV字程度まで曲げられます。
肩は内部パーツが引き出せるので、前方にやや広めにスイングします。後方ヘはほとんどスイングしません。
腹部の可動ギミックにより、上半身は前方に少しスイングします。後方へはスイングせず。腰は干渉なく360度回転させることができます。
フロントアーマーが広く展開するため、前方への開脚は水平以上に広く展開させることができます。膝は1重関節ながらV字程度まで曲げることが可能。
足首は前後に広く可動します。アンクルガードも少し可動。左右へもまずまず可動。
脚部はサイドアーマーの干渉に関係なく水平程度にまで可動します。サイドアーマーも幅広く可動。股関節が少し抜けやすいので注意です。
足の付け根がロールするので、内股、ガニ股は柔軟に可動します。足の付根は抜けやすいので注意が必要。多少RE/100用ポリキャップの強度不足の影響が出ているのかも。
立膝はある程度再現できますが、アンクルガードなど外装形状の関係で少し不自然な姿勢になります。
■武装類
ビーム・ランチャー。ビギナ・ギナ専用ではなく、地球連邦軍が一般的に使用している標準武器になります。クロスボーン・バンガード所属機は装備の規格が地球連邦軍のものに準じているため、装備が可能とのこと。エネルギーパックの分離ギミックはなく、単色のシンプル構造。本体部分は左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。
砲口は別パーツ構成なので塗り分けて見栄えを良くしても良いかと。グリップは前後にスイングが可能です。
ビーム・ライフル。基本的な射撃武装です。それほど凝った作りではないですが、表面には細かなモールドがデザインされていますし造形も良くリアル。
本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。銃身下部のフォアグリップは左右にスイング可能。
■ポージング
ビーム・ランチャーを装備して。ビーム・ランチャーはグリップのダボをハンドパーツに組み付けて保持します。しっかりと固定できるので安定した保持が可能。
グリップが前後にスイングするので、肩に担ぐポーズも干渉なく再現できますし、ゆったりと構えることができます。しっかりと固定されているため、ふらつくこともなくポージングがしやすいです。
脇に構えての射撃ポーズも問題なく再現可能。小型キットなので、アクションベース5などの小型スタンドでもふらついたり不安定になったりすることがなく、安定したディスプレイ、ポージングを楽しむことができます。
ビーム・ライフルを装備して。こちらもビーム・ランチャーと同様、グリップのダボをハンドパーツに組み付けて保持します。しっかりと固定され、安定した保持が可能。
ビーム・ライフルの両手持ちも問題なく再現可能。肩が前側にスイング可動するのでラクに構えられます。ビーム・ライフルのセンサーは特にシールや別パーツでの色分けは無いので塗装する必要があります。
MGガンダムF91 Ver.2.0を組み合わせて劇中シーンぽく再現。「あれもバグ・・・・?」
ビーム・シールドのエフェクトパーツがショルダーアーマーと干渉しやすいですが、ショルダーアーマーを上げて干渉を避けるようにすると、腕をラクに動かすことができます。シールド基部はロール可能。ビーム・シールドはバラけやすいので注意です。
「ならばこの手でっ!!!」
「機械が喋ることかっーーー!!」
以上です。激しいポーズを取らせると抜けやすい部分もありますが、全体的には程よい強度があって遊びやすいキットに仕上がっていると思います。これまで発売されたRE/100シリーズキットと比べても、小柄で小回りが効きますし、取り扱いやすいのがいいですね。
外装もディテールがいいので物足りない部分も少ないですし、程よい可動域があるので、ある程度派手なポージングも再現できます。武装類の造りがやや簡易的で合わせ目ができるなど、少し気になる部分はありますが、全体的にまとまりのある良キットに仕上がっていると思います。
このビギナ・ギナがキット化されたことで、MGガンダムF91Ver.2.0と組み合わせてディスプレイできますし、作品のバトルシーンも楽しく演出できそうです。せっかくのビギナ・ギナキット化なので、ヘビーガンやダギ・イルス、デナン・ゾンなど、このシリーズのその他のキットの発売にもつながると嬉しいですね。
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2 件のコメントがあります。
匿名
on 2018年6月24日 at 22:04 -
すいません、ビームランチャーは、CV軍では無く、連邦製ですが。
旧F90のキットに同梱されてますよ。
nori
on 2018年6月24日 at 22:40 -
コメントありがとうございます!
ご指摘ありがとうございますm(_ _)m
正しくは『クロスボーン・バンガード所属機は装備の規格を地球連邦軍のものに準じているため、装備が可能』でした^_^;
失礼しました。修正しておきますね。