MG モビルジン レビュー

今回は、MG 1/100 ZGMF-1017 モビルジンのレビューをご紹介します!

MG モビルジンは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する量産機『モビルジン』の1/100スケールモデルキットです。既存のZ.A.F.T.フレームを使用し、モビルジンの特徴的なプロポーションやデザイン、バックパックなどをメカニカルに再現。新規設計によってシャープなフォルムに造形された重斬刀、76mm重突撃機銃、持ち手が引き出しが可能なミサイルポッドといった多数の武装が付属します。価格は4,730円(税込み)。

ミゲル・アイマンらが搭乗し、メビウスやストライクガンダムなどと交戦したZ.A.F.T.(ザフト)主力量産型MS『モビルジン』がMGでキット化。MGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)で新造されたZ.A.F.T.フレームを使用し、トサカ型アンテナや背部翼型スラスターといった特徴的な装備が新規造形で再現されたキットになっています。

成型色はノーマルジン特有のブルーグレーとライトグレーをベースに、各部にホワイトやレッド、オレンジなどを細かく配色。量産機らしい地味めながらも渋さのあるカラーリングが再現されています。シールはモノアイのみ。ダクトなど各部ともパーツで色分けされ、塗装はほぼ必要ないくらいの仕上がりになっています。

内部のZ.A.F.T.フレームはダークグレー成型色のKPSで、関節強度はまずまず高め。背部に翼型スラスターを持つバックパックを装備しているため多少後方に比重がかかりますが、自立は問題なく可能です。

キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。) ⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー

重斬刀、76mm重突撃機銃、マガジンラック、3連装ミサイルポッド✕2、指パーツ(平手用:左右、武器持ち手用:左右、握り手用:左右)が付属。

MGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)用の内部フレームが付属します。

モビルジンの形式番号やザフト軍のロゴなどが入ったマーキングシールが付属。

内部フレームのみで全身から。

頭部。1stのザクにも似た特徴的なデザインに造形されています。HGに比べて少し丸みを帯びた印象も。ひさしのラインやトサカ型アンテナ、額のセンサーなど各部はパーツできっちりと色分けされています。後頭部の合わせ目も段落ちモールド化。

鳥帽子のようなトサカ型アンテナは左右パーツを組み合わせ、上下に合わせ目ができますが、角でシャープなのであまり目立ちません。

上部装甲は簡単に引き抜くことができ、外すことで内部のモノアイが確認できます。モノアイはモノアイレールなどが細かく造形。ピンクのシールを貼っての色分けです。バイザーはクリアーパーツで再現。

モノアイは上部のつまみによって左右に可動させることができます。

首パーツは前後にスイング可能。肩のダクトはパーツによって細かい色分けが再現されています。

胴体部。胸部、腰部共にモールドは少なめでプレーンに造形。腰部もアーマーの裾やダクトなどがパーツで色分けされています。

リアアーマー、サイドアーマーともにハードポイントが造形。リアアーマーのハードポイントは展開が可能です。サイドアーマーのハードポイントも回転が可能。

胴体内部フレームは簡易的な造り。

胸部中央のコックピットハッチは開閉が可能。内部にはザフト兵(ミゲル・アイマン?)のフィギュアが内蔵されています。

脇の装甲は前後にスライドし、腕の可動域が広がるようになっています。

腰アーマー裏はフロントアーマーのみ裏打ちパーツが造形。サイドとリアは簡易的な装甲とモールドが入っているだけです。フロントアーマーは広く展開し、リアアーマーも45度程度展開が可能。

股間部にはZ.A.F.T.フレーム特有のスライドギミックがあり、脚部を柔軟に可動させることができます。カチッとロックがかかるようになっているので、ポージングもさせやすいかと。

腕部。細身で特別変わった造形でもないですが、適度にモールドが入っていることでメカニカルさが表現されています。

腕部内部フレーム。Z.A.F.T.フレームなので形状はMGガナーザクウォーリアと同じ。

二の腕は前後挟み込みタイプ、前腕は四方からパーツを組み合わせるタイプで、各部とも合わせ目は段落ちモールド化。ハンドパーツは親指のみ可動し、残り4指は組み換えタイプです。

ショルダーアーマーも曲状で適度にモールドが造形。側面の赤いダクト口はパーツで色分けされていますが、一旦組むと分解しにくいのです。なので塗装で仮組みなどする場合は注意が必要です。

側面の装甲は可動しますが、あまり広くは展開できないようです。

脚部はザクウォーリアなどとも似ていて、Z.A.F.T.系らしい曲角型のどっしりとしたフォルムに造形されています。

脚部内部フレーム。ザクウォーリアから膝下の装甲がモビルジン用に新造されています。

大腿部は前後挟み込みタイプ、膝から下は四方から組み合わせるタイプですが、各部とも合わせ目は段落ちなどでモールド化されています。側面には回転可動式のハードポイントが造形。

後部のスラスターは内外がパーツで色分けされています。スラスターは少し上下に可動。

ソール部も派手さはないですが、MGらしくしっかりとした作りになっています。

足裏もモールドが細かく造形。つま先は大きく反らすことができます。

バックパックは左右に翼型スラスター(ウイングバインダー)を装備。

バックパックは縦二本軸接続でMGザクウォーリアとは形状が異なります。なのでモビルジンがウィザード系を装備することはできません。

バックパックは基部で少しスイングが可能です。

翼型スラスター。鳥羽(燕羽)のような特徴的なフォルムに造形されています。ウイング状の装甲は被せるタイプで合わせ目はなし。装甲の一部もパーツでの色分けとなっています。

翼型スラスター内外のバインダーはそれぞれ展開が可能。

翼型スラスターは内部フレームが造形。バックパック中央部に内部フレームはありません。

スラスター口もメカニカルに造形されています。

スラスターパーツは別パーツ化されているので、塗装する場合も手軽に色分けすることができます。

翼型スラスターの基部は上下にスイングが可能。

基部を外側に引き出すことで翼型スラスターの上下可動域が広がり、基部がロール可動するので前後にもスイングさせることができます。

バックパック中央部はスラスターが別パーツで色分けされています。上部に合わせ目あり。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べて比較。さすがにダブルゼータほどの大きさはないですが、ジム系よりも少し大きめ。モビルジンの全高は21.43mで設定通りなようです。

MGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)と並べて比較。内部フレームは共通ですが、外装が違っているので同じフレームが使われているとは感じにくいですね。ガナザクのほうが少し小型。胴体内部の構造が違っているぶん、全高に差がでています。

MGエールストライクガンダムVer.RM(2013年5月発売)と並べて比較。発売時期に差がありますが、並べても特別違和感はなさそうですね。

HGモビルジンが手元にないので、HGジン・ハイマニューバとサイズを合わせてプロポーションを比較。MGのほうがエッジが効いているのでリアルさや重厚感がありますね。胴体部のバランスが良くなり、四肢も細身になっています。

頭部はまずまず広めに上下可動します。左右へも干渉なくスイングが可能。

腕は水平よりも少し上くらいまで上がり、肘は深くまで曲げることができます。

上半身は少し前後にスイングが可能。

左右へもスイングさせることができます。

腰は装甲が干渉するため、少しひねる程度。アクションベースやスタンドへは、股間部にジョイントパーツを組み付けてのディスプレイとなります。カチッとはまり込むので、固定強度は高いです。

前後開脚は幅広く展開が可能。後方へは広げすぎるとサイドアーマーが外れるので注意が必要です。

膝は深くまで曲げることができます。関節は合わせ目が段差モールド化。膝装甲裏は簡単な裏打ちパーツが造形されてはいますが抜けた状態です。

足首は前後左右ともに幅広くスイングさせることができます。

左右への開脚は水平まではいきませんが、幅広く展開させることができます。これ以上に上げるとサイドアーマーが外れるので注意が必要。

内股、ガニ股ともに干渉するので45度程度まで。

立膝はきれいな姿勢で再現することができました。

可動域の総括としては、腹部周りはあまり柔軟とは言えませんが、腕部や脚部などは最新フォーマットらしく深くまで可動させることができます。量産機ということで主人公機ほどの派手な演出は必要ないかもですが、各部がよく動くのは表現力が高まっていいですね。

重斬刀。高い切断能力を誇る超硬度刃剣で、モビルジンを代表する武装になります。

3個パーツの簡易的な造りですが、刃の部分はシルバー成型色で実体剣らしくなっています。柄の部分に接続ダボがあるのはちょっと見栄えが悪いかも・・・;

サイドアーマーのハードポイントにマウント可能です。

76mm重突撃機銃。76ミリ弾が連射可能なアサルトライフルになります。砲身部分は少し肉抜き穴状になっています。

ブルーグレーの装甲は左右挟み込みタイプで上部の一部に合わせ目ができます。上部のマガジンは脱着が可能。マガジンラックの予備マガジンと交換することができます。

マガジンはモナカ割りですが、各面の合わせ目は段落ちモールド化。差し込む側には弾頭のモールドが入っています。細かいところまで造形されているのがいいですね。

76mm重突撃機銃はリアアーマーにマウント可能。バックパックは干渉しないように少し角度を変えておきます。

マガジンラック。3基の予備マガジンが格納されています。ジョイントは簡易的な造り。

こちらもサイドアーマーのハードポイントにマウント可能です。

ミサイルポッド。弾頭が別パーツで色分けされ、格納しているポッドもメカニカルに造形されています。挟み込みタイプですが、側面の合わせ目はモールド化。弾頭パーツは厚みがあるので、分解して発射状態を再現するには改修が必要そうですね。

後部のグリップは引き出し可能。ミサイルポッド単体で保持させることができます。

脚部側面のハードポイントにもマウント可能です。

一通り武装して。普通に装備させるだけでも十分なかっこよさですね。

重突撃機銃は指パーツの固定がやや弱く外れやすそうではありますが、普通にポーズを取る分にはポロリもなく問題なかったです。何度もイジっているとポロリが起こる可能性も。

フレームがKPSで軽量なので、全体的に軽さがあってディスプレイもさせやすいです。アクションベースなどの台座のふらつきが少ないのがいいですね。

重斬刀は持ち手にしっかりと収まるので保持しやすいです。モノアイが可動するので表情も付けやすくていいですね。各部が細やかに動くので、どんなポーズでも自然な感じでかっこよく決まります。

ミサイル・ポッドはクルッと向きが変わることもなく、しっかりとした保持が可能です。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。適度な強度を確保しつつ、軽量かつ可動が柔軟という非常に取り扱い安い、安定したキットになっていると思います。モールドも多すぎず少なすぎずで十分なメカニカルさが表現されていますし、成型色、パーツによる色分け、ポージングなどどれをとっても満足できるキットになっています。

気になる点はほとんどないですが、頭部形状やプロポーションに多少違和感を感じるかなぁと。ですが量産機特有の地味加減を表現するには丁度いい造形なのではないかと思いますし、ポージングさせると体型の違和感はなくなるのでこれくらいでも問題なさそうです。武器に肉抜き穴があるのはちょっともったいない気もするので、気になる場合はパテなどで埋めることになりそうです。

武装類も豊富で様々な攻撃演出ができ、劇中シーンの再現性も高いです。バリエ展開のベースキットとして十分な造りになっているので、今後キット化されるであろうバリエ機の仕上がりも楽しみですね。

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