MG エールストライクガンダム Ver.RM レビュー

今回は、2013年5月に発売されたMG 1/100 GAT-X105 エールストライクガンダム Ver.RMのレビューをご紹介します!

MG エールストライクガンダム Ver.RMは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する主人公機『エールストライクガンダム』の1/100スケールモデルキットです。新プロポーション、完全フルモデルチェンジにより、リマスター版としてリニューアル。GAT-Xフレーム設定を再現しつつ、高精細、高密度を実現したキットになっています。価格は4,620円(税込み)です。

主人公キラ・ヤマト搭乗のストライクガンダムがエールストライカーを装備した形態『エールストライクガンダム』がVer.RM(リマスター版)としてキット化。2012年2月に発売されたMGデュエルガンダムアサルトシュラウドなど、SEED系キットのフレームを使用し、外装などが新規造形で再現されたキットになっています。

成型色はホワイトに加え、ブルーやレッド、イエローといったガンダムタイプ定番の配色になっています。色味もよくあるオーソドックスなものに。シールは頭部センサーなどを補うくらいで、全身各部はすべてパーツによる色分けとなっています。塗り分けもほとんど必要ないくらいの色分けを実現。

MGキット特有の内部フレームが造形されています。内部フレームはABS素材。ポリキャップはPC-130Bを各部に使用し、関節強度は高めです。

背部にエールストライカーを背負っているため、少し後方に比重がかかります。ですが上手くバランスを取ったりすることで問題なく自立は可能です。

エールストライカーを外したノーマルのストライクガンダムで。旧キット(2003年10月に発売されたMGエールストライクガンダム)と比べて脚が長く、スタイリッシュなプロポーションになっています。

頭部。バランスの取れたイケメンフェイス。左右のイーゲルシュテルンやダクトはパーツで色分けされ、外装は合わせ目はできないような組み合わせになっています。個体差かもしれませんが、アンテナが少し抜けやすかったです。

とさか前後のセンサーやツインアイはクリアーパーツにシールを貼っての色分け。

胸部、腹部。グレーのフレームを交えたトリコロールカラーで配色されています。モールドはあまり多くはないですが、部分的に内部パーツを露出させるなどリアルな仕上がりに。

胴体部は内部フレームが造形。内部フレームはX-100系フレームをベースにして、一部にストライクガンダム用のパーツが組み込まれた形になっています。

コックピットハッチは開閉可能。

コックピット内部にはキラ・ヤマトを搭乗させるようになっています。ムウ・ラ・フラガフィギュアも付属し、どちらかをチョイスすることが可能です。

腰部。ホワイトカラーで全体的にシンプルに仕上がっています。こちらもダクトなどが内部パーツを交えて色分けされ、リアアーマーのスラスターは赤いパーツを使いつつ、高い色分けを実現しています。

サイドアーマー内部にはアーマーシュナイダーを格納。

アーマーシュナイダーは刃の部分が展開可能。刃の部分は白成型色なので塗装が必要です。

腰アーマー裏はフロントとリアアーマーに裏打ちパーツが造形。サイドアーマーはパーツにモールドが造形され、内部のアーマーシュナイダーが固定できるような作りになっています。サイドアーマーは開きすぎると外れやすいので注意です。

股間部にはスライドギミックがあり、脚部の可動範囲を広げることができます。

腕部。装甲に凹凸が多く、メカニカル感と丈夫さを併せ持つスタイルにデザインされています。

腕部も内部フレームが造形。

二の腕は筒型、前腕は前後挟み込みタイプ。合わせ目が出来ないパーツ構成になっています。ハンドパーツは親指のみ可動し、残りの4指を組み換えるタイプです。肘にはマウントラッチが造形。

ショルダアーマーもフレーム構造。上部には展開式のマウントラッチが造形されています。マウントラッチにはソードストライカーやランチャーストライカーのユニットが装着可能。

脚部。部分的にフレームが露出したX-100系ならではの構造になっています。

脚部内部フレーム。

各部とも細かくパーツを組み合わせるようになっているため、合わせ目はすべてモールド(又は段落ちモールド)化されています。

ソール部。大部分はデュエルガンダムなどどと同じ形状。足裏は別パーツでの色分けで、モールドも細かく入ったものになっています。

つま先は少し角度変更が可能。

背部もスラスターを含め、内部フレームなどのパーツを交えつつ、細かく色分けされています。エールストライカーとは横長のダボ接続。

なのでアストレイ系の一部の武装が装備可能です。

エールストライカー。完全新規造形で色分けの再現度も高く、完成度の高い仕上がりになっています。

サーベルホルダーは付け根ボールジョイントによってフレキシブルに可動。先端のダクトも赤いパーツで色分けされています。

主翼はシャープで薄型ですが、先端が角張った独特のフォルムで造形されています。中間部のフラップは上下に可動。裏面にはモールドも細かく造形されています。薄いパーツの集合体ですが、分解することなく仕上がっています。

基部を引き出すことで主翼を折りたたむことができます。だた、基部のダボ軸強度があまり高くないのでふらつきやすいです。完全に抜けてしまうことはないですが、少し気にしておく必要があるかも。

主翼は上向きにすることもできますし、基部軸を中心に回転させることもできます。

下部翼もスラスターを踏まえ、パーツで細かく色分けされています。合わせ目は出来ない作りに。付け根はボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。

上下4基のスラスターはノズルカバーが脱着可能。内部構造も精密に再現されています。

本体部分はスライド展開が可能。内部フレームが露出します。このスライドに合わせて、側面にマルチプルアサルトストライカー用のハードポイントが露出するようになっています。

エールストライカーはストライクガンダム本体との接続部も後方にスライドします。肩の干渉を妨げることがないので、腕を広く可動させることができるようになっています。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムと並べて比較。SEED系のMSなので小型です。ストライクガンダムの全高は17.72m。キットも設定通りのサイズでキット化されているようです。

HGUCエールストライクガンダムと大きさを合わせてプロポーションなどを比較。MGのほうが少し密度感がありますね。プロポーションはHGのほうがすこしだけ脚長。

PGストライクガンダム本体(PGパーフェクトストライクガンダム)と大きさを合わせてプロポーションなどを比較。MGのほうが若干細身なくらいで、プロポーションはあまり変わらないようです。ですが細部の作りが結構違っています。

頭部はある程度上下スイングさせることができます。左右へは多少干渉しますが、真横にまで可動します。

腕は高くまで上げることができ、肘も完全に曲げることができます。

肩にはスイングギミックがあり、前方に幅広くスイングさせることができます。

上半身は前方に広くスイングが可能。後方へは干渉するためわずかに反らせる程度です。

腰は干渉するので少しひねられる程度。無理に回すと腹部の白いパーツがバラけるので注意です。アクションベースやスタンドへのディスプレイは、股間部にジョイントパーツを取り付けてのディスプレイとなります。

腰アーマーがある程度広く展開するので、前後開脚は幅広く可動することができます。

膝も完全に曲げることが可能。膝関節は裏打ちパーツもしっかりと造形されています。

膝は曲げることでスライドギミックが展開。

足首は前後左右とも適度な範囲で可動します。

左右への開脚は広めに展開が可能。広げすぎるとサイドアーマーが外れてしまうので注意が必要です。ただし、股間部をスライドさせることで股間部の位置が下るので、サイドアーマーがはずれないように広く(水平にまで)開脚させることができました。

内股は大腿部と股間部が干渉しやすいのでわずかですが、ガニ股は股間部をスライドさせることで干渉なく可動させることができました。

立膝はまずまずな姿勢でこなすことができますが、脚の角度によってはサイドアーマーが外れたりするので注意が必要です。

可動域の総括としては、腰の可動はやや不十分なところがありますが、その他は全体的によく動くキットになっているようです。特に四肢は完全に折り曲げられたり、肩も幅広く可動するので柔軟。ポージングの再現度は高そうです。

対ビームシールド、57mm高エネルギービームライフル、対装甲コンバットナイフ『アーマーシュナイダー』×2、ビームサーベル刃×2、指パーツ各種(平手用:左右、握り手用ダボ付き:左右、武器持ち手用:左右)、キラ・ヤマトフィギュア、ムウ・ラ・フラガフィギュア、ディスプレイベース用ジョイントパーツが付属。(画像に加えていませんが、アクションベースやスタンドディスプレイ用のジョイントパーツも付属しています。)

その他、パーフェクトストライクガンダム再現用のジョイントパーツやバッテリーパック用パーツ、武器保持用指パーツ(左右)が付属します。

MGデュエルガンダムアサルトシュラウド用のパーツがいくつか余剰で付属します。

専用のガンダムデカールやマーキングシールが付属。

専用台座(ディスプレイベース)が付属。カタパルトと連結ケーブルが造形されていて、劇中のようなカタパルト発進シーンが再現可能なものになっています。旧キットに付属しているものと同じです。

カタパルトは前後にスライドが可能。かかとの部分が展開するなど、ディスプレイしやすいものになっています。中央の支柱は引き起こしが可能で、支柱の位置を変えることでキットの角度調整が可能となっています。

連結ケーブルの基部は1個パーツ構成ですが、モールドが造形されていますし、太めのリード線による連結ケーブルもリアルな作りになっています。ケーブルの先端はリード線を挟んでの組み合わせで中央に合わせ目ができます。左右のパーツは可動式。

キラ・ヤマトとムウ・ラ・フラガフィギュア。劇中キャラクターのイメージがよく再現されています。

対ビームシールド。MGデュエルガンダムアサルトシュラウドに付属しているものと同じ形状です。各部ともパーツで色分けされるなど、再現度は高め。裏面にも細かいモールドが造形されています。黄色いパーツの裏には肉抜き穴があります。接続基部は回転などフレキシブルに可動し、グリップは組み換えて配置を変更することができます。

57mm高エネルギービームライフル。単色ですが、適度にモールドが入っていて作りはいいものになっています。

上下の合わせ目は各部ともモールド化。

フォアグリップは左右に可動。センサーはクリアーパーツにシールを貼っての色分けです。クリアーパーツは一度はめ込むと抜けなくなりそうだったので取り付けていません。

57mm高エネルギービームライフルと対ビームシールドを装備して。

57mm高エネルギービームライフルはまずまずな保持強度がありますし、対ビームシールドは前腕にしっかりとマウントすることができます。ポージングでの不自由さはあまり感じませんでしたが、指パーツは外れやすいので注意が必要です。

膝が深くまで曲がり、股間部もスライドで脚部の可動域が広がるので、武装した状態での立膝も余裕で再現することができました。

ビームサーベルはダボ固定でしっかりと保持ができます。アクションべースへのジョイントパーツは、キットの角度を変えると外れやすいので注意です。背部のエールストライカーに重量があるので、キットの角度によっては後方にひっくり返ってしまうことも。

57mm高エネルギービームライフルの両手持ちも余裕で再現可能でした。

アーマーシュナイダーは軽装で取り扱いやすいです。ダボ固定なのかわかりませんが、溝にダボを差し込んでも少し緩かったです。可動する親指で支えれば問題なく保持が可能。

リード線や接続ケーブル、カタパルト付きのディスプレイベースを使うことで、出撃シーンが再現できるのはいいですね。

ディスプレイベースの支柱へは、付属のジョイントパーツをリアアーマーに差し込んでのディスプレイとなります。固定強度は高め。

カタパルトから飛び立つようなシーンも再現可能です。背部にディスプレイベースがあることで、キットにも躍動感が生まれます。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。発売から少し経っているため若干の古さは感じさせるものの、内部フレームや各部モールドなど細部までしっかりと作り込まれていますし、プロポーションもバランス良く仕上がっていると思います。主人公機ということで、完成度の高さが伺えるキットになってますね。

欠点的には、アクションベース用のジョイントパーツが傾きやすく、重量配分によってはキットが落下してしまう場合があるので注意が必要です。背部のエールストライカーは密度感があって作りもいいですが、主翼を閉じたときに基部がふらついて弱い感じがあったので、その点も少し注意かと。

旧キットからですが、リアルなディスプレイベースが付属するなど、総合的な演出力は高いです。現代でもまだ十分に通用するので、エールストライクガンダムの良さを十分に味わせてくれるキットとして楽しめますね。

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