HGUC 陸戦型ガンダム レビュー

今回は、HGUC 1/144 陸戦型ガンダムのレビューをご紹介します!

HGUC 陸戦型ガンダムは、『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場する機体『陸戦型ガンダム』の1/144スケールモデルキットです。形式はRX-79[G]。2007年に発売されたHGUC陸戦型ガンダムとは異なるフォーマットによってキット化。外装パーツや180mmキャノンなどが新規造形となっています。180mmキャノンはウェポンコンテナに収納可能。価格は1,836円(税込み)です。

2007年の発売から10年。現行のフォーマットによって陸戦型ガンダムがリメイクされました。フォーマットはHGUC陸戦型ジムベースで、関節や内部パーツ類こそHGUC陸戦型ジムのものが使用されていますが、外装パーツ類はほぼ新規造形のランナーで構成されています。

量産タイプのガンダムということもあり、デザインは比較的地味な印象。左右非対称の頭部や胸部といった一部分以外は白とグレーの淡白なカラーリングになっています。

宇宙世紀の機体らしいガッチリとしたフォルムで、関節強度も高めで自立は極めて安定。シンプルなガンタムタイプなのでポージングしやすいキットになっています。

ナンバーのマーキングシールが付属。複数個購入して小隊を作るのにも役立ちそうです。

頭部。陸戦型ガンダム特有のゴテっとした厚みのある頭部になっています。側面のダクト部や額パーツ(アンテナマウント部)などが別パーツ化され、モールドも細かく入っていてリアルさを感じさせます。

頭部は前後はさみ込みタイプなので、上部真横に合わせ目ができます。合わせ目を消すには手の混んだ後ハメ加工が必要です。アンテナ先端には安全加工がされています。

とさか前後のセンサーはシールによる色分けで、頬のダクトは塗り分けが必要。ツインアイのシールを剥がすとクリアーグリーンのパーツになっています。(最近のクリアーグリーンパーツはやや濁りのあるカラーリングになっているようです。)

頭部側面は左右非対称。重厚感のある特徴的な形状になっています。

胸部。陸戦型ガンダムおなじみの左右非対称。右胸はダクト形で左はバルカン砲とマルチランチャーを装備。バルカン砲はモールドによる造形で、右胸のダクトは陸戦型ジムのようなシールではなく、パーツによって色分けされています。胸部中央の三角形マークは白と黒のシールによる色分け。

腹部の上側がしっかりと固定されるタイプではなく、比較的ふらつきやすい構造(HGUC陸戦型ジムと同型)になっています。胸部と腰部をしっかりと挟み込むことでふらつきにくくなります。

マルチランチャーは奥まで開口していないですが、パーツの向きを反対にしてはめると奥まで開口した形になります。ただしこの状態だとパーツが緩いのでポロリしやすくなります。(説明書に記載もないので、あくまで一例としてということで;)

腹部、腰部。全体的にシンプルなスタイル。フロントアーマー中央は赤いパーツによる色分けで、V字マークはシールによる色分けとなります。全体的に細かなモールドもなく、陸戦型ジムよりも薄く小さめに造形されています。

腰部アーマー類の裏はすべてモールドはなし。無駄がない分、逆に造形がしやすいかも。

腕部。量産機らしいシンプルさがあります。二の腕は筒型、前腕は前後はさみ込みタイプで側面に合わせ目が出来ます。

陸戦型ジムとほぼ同じ形に見えますが、前腕側面は段落ちモールドではなくなっていたり、肩側面が別パーツ化されていたりして少しずつ違っています。(画像下が陸戦型ジム)

脚部。ゴツゴツした陸戦型ならではの形状です。膝には別パーツで色分けされたニースパイクを装備。大腿部は筒型で、膝から下もモールド化されているので合わせ目はわからないようになっています。

側面の三角マークは黄色と黒のシールによる色分けで、ニースパイクは陸戦型ジムに比べて長く細身に造形されています。(画像右が陸戦型ジム)

ふくらはぎ側面のサーベルラックにはサーベル柄を収納。ラック内部にも細かくモールドが入っています。ハッチは画像のように開いた状態にしておくこともできます。

足首から下の部分。赤い底板が肉厚になり、アンクルガードの形状もやや細めの新規造形パーツに。足裏はつま先側に肉抜き穴が一周しています。

コンテナ・ラック装備型のバックパック。中央の三角マークは黄色と黒のシールによる色分けです。側面には合わせ目が出来ますが、モールドとしておいても問題なさそうな配置になっています。

2箇所のダボによるマウント。しっかりと固定されるので、外れるようなことはなさそうです。側面のスラスターは可動せず。内部はシンプルな造形です。

コンテナ・ラックは形状を変化させることで付属のウェポンコンテナをマウント可能。マウント時はラック上部を展開させ、ラック下部を開いて下に下げます。

いつものようにHG陸戦型ジムとHGルプスレクスとの比較です。陸戦型ジムと同じフォーマットなので大きさも同じくらい。ガンプラの中では小柄なサイズです。

HG陸戦型ジム、HGブルーディスティニー3号機を合わせて見ていきます。一見3号機に似ているようにも見えますが、各部が細かく違っていますし、成型色も違います。

頭部の上下可動はわずか。首が短く、襟と干渉しやすいので顎引きや見上げるポーズなどは表現性に乏しいです。

左右へは干渉しつつ水平に向ける事ができます。塗装後などに可動させると擦れや塗装ハゲなどが気になりそうです。

腕部は水平程度にまで上げることが出来ます。陸戦型ジムよりはマシですが、ブルーディスティニー系はかなり広く動かせるのでやや残念。

ですがその分内部パーツが前側に引き出せるので、武器の両手持ちなどはしやすい構造になっています。肩接続パーツはポリキャップではないので、頻繁に可動させるとヘタるかもしれません。後方へはそれなり。

肘はしっかりと可動します。前腕と二の腕がひっつくくらい可動するので文句はないですね。

腹部の可動は、前かがみは少し可動しますが、胸を貼るような反ったポーズはほぼ出来ないようです。腰はフロントアーマー中央部が出っ張っているので干渉しますが、上半身を浮かせてかわすことで360度回転可能。

股関節のダボ穴にアクションベースをマウント。特に不安定さもなく安定したポージングが楽しめます。

フロントアーマーが水平以上に可動するので、前方へはしっかりと開脚可能。リアアーマーが動かないので後方へはそれなり。

膝は肘と同じくらいしっかりと折り曲げる事ができます。

足首も広く前後可動します。

アンクルガードも適度に上下可動します。

つま先も少し可動。

水平にまで開脚可能。サイドアーマーが干渉しますが、しっかりと開いてもサイドアーマーがポロリすることはなかったのでストレスはありませんでした。ポージングし続けるとヘタれてくるかも。

足首の左右への可動はそれなり。

股関節が可動するので上半身を左右に振ることができます。

股関節と大腿部が干渉するので内股は僅かの可動。がに股も大腿部と脚部の付け根パーツが干渉するので真横程度の可動ですが、無理やり回すと後方に向けることもできます。

立膝は完璧にこなせます。陸戦型キットとしては必須のポーズ。

180mmキャノン、100mmマシンガン、ビーム・ライフル、ビーム・サーベル刃☓2、ウェポンコンテナ、180mmキャノン収納用パーツ、シールド、平手(左)、武器用持ち手(右)が付属。

ウェポンコンテナ。組み立て方やランナーのパーツナンバーなどから、2007年に発売された陸戦型ガンダムに付属のものがそのまま流用されているっぽいです。ですが特に合わせ目も目立たずモールドも入っているので物足りなさはなくかっちりとした作りになっていると思います。

内部にもメカニカルなモールドが入っていますし、ハッチも硬めなので自然に閉じたりすることはありません。(個体差があるかも。)

180mmキャノン。細かいパーツの組み合わせで成り立っているのでかなりリアル。本体部分は上下に合わせ目が出来ます。

グリップやサブグリップは折りたたむ事ができます。砲身部分は別パーツの組み合わせによって肉抜き穴などが出来ない仕様になっています。その分合わせ目が出来ますが、合わせ目を消すのは難しくなさそうです。

砲口も別パーツによって筒型が形成されていますし、マガジンも別パーツで脱着可能になっています。マガジンはモナカ割で合わせ目が出来ます。マガジンはポロリしやすいので注意です。(個体差があるかもです。)

武器用持ち手を使用して保持。両手持ちはなんとかできるくらいで、あまり複雑なポージングをさせるとハンドパーツの内側が外れたりする場合があります。(こちらも個体差があるかもです。)

後部のグリップをハンドパーツで掴むことは出来ませんでしたが、砲身中央のグリップはハンドパーツで保持することができます。

180mmキャノンは4つに分解可能。

分解した180mmキャノン砲はウェポンコンテナ用パーツに差し込んで固定。そしてウェポンコンテナ収納可能です。

コンテナに収納時はマガジンをフタの部分にマウントしておきます。

ウェポンコンテナ装備状態。かなりリアリティを感じるスタイルです。ウェポンコンテナが少し重いので、後方に倒れやすくなります。前傾姿勢で自立させておいたほうが安定します。背負ったままポージングするなら中身をからにしておいたほうが良さそうですね。

ビーム・ライフル。ブルーディスティニー系に付属していたものと同じ。陸戦型ガンダムには一部の機体にのみ配備されていたとのこと。内外でパーツ分けされているので色分けがよく、モールドも適度に入っています。左右はさみ込みタイプですが合わせ目はそれほど目立たず。

サブグリップは可動式で、センサーはシールによる色分けです。

武器用持ち手で保持。大きくない武器なので保持しやすく取り回しもラクです。

100mmマシンガン。陸戦型機おなじみの武器です。本体部分は左右はさみ込みタイプなので上下に合わせ目ができます。

サブグリップとストックは可動式。下部のマガジンはサイドアーマーのものと交換が可能です。

シールド。こちらも陸戦型機おなじみのバイポッド付き。バイポッドを展開させることで、シールド単体で自立が可能です。輝き撃ちをするには必需品。

シールドは前腕にマウント可能。やや外れやすいのでポージング時は少し注意が必要かも。

マウント部を伸ばすことで攻撃的なスタイルにすることもできます。

以上です。キットの素体自体はシンプルで地味ですが、コンテナを背負ったり180mmキャノンを装備したりすることで一気にリアリティが増すのがいいですね。いかにも密林で密かに行動する兵士のような、素朴ながらも力強い感じが伝わってきます。

ポロリのストレスや不具合などの欠点もないですし、可動域も広めでポージングの柔軟性もあるので、ブンドドにもジオラマにも向くと思います。ブルーディスティニー系と構造は似ていても、こちらの方がより泥臭さを感じるので、そういった部分でも宇宙世紀MSとしての良さを感じさせるキットでした。

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3 件のコメントがあります。

  1. こさっち

    on 2018年4月22日 at 00:33 - 返信

    4月21日陸戦型ガンダム購入しました
    まだ作っては、ないですが
    先にこの記事見て良かったです

    • nori

      on 2018年5月9日 at 14:42 - 返信

      コメントありがとうございます!
      返信が遅くなってしまってスイマセンm(_ _)m
      記事を御覧いただきありがとうございますm(_ _)m
      少しでも参考になる部分があるなら、記事をアップしてよかったと思えますし、ありがたいコメントに大変感謝です^_^

  2. ナオきんぐ

    on 2018年5月22日 at 16:16 - 返信

    こちらを見て、衝動買いしちゃいました!
    素晴らしい記事ありがとうございます。

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