HGUC ザクⅢ改 (Twilight AXIS Ver.) レビュー

今回は、HG 1/144 ザクⅢ改 (Twilight AXIS Ver.) のレビューをご紹介します!

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HG 1/144 ザクⅢ改 (Twilight AXIS Ver.) は、機動戦士ガンダム Twilight AXIS(トワイライト アクシズ)に登場する『ザクⅢ改 』の1/144スケールモデルキットです。価格は2,052円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

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アクシズ内でガンダムAN-01トリスタンと交戦した赤いザクⅢ改です。HGUCザクⅢ改とHGUCザクⅢのランナーを組み合わせたものと、HGUCギラドーガに付属の武器を流用させたもので構成されています。

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ジオンのマーキングシールが付属。ポリキャップはPC-111が使用されています。

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材質は少し強度のあるプラスチックパーツで構成されています。両肩のアーマーやシールド、脚部は腰部の形状から、かなり重量感のあるキットになっています。

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関節各部が全てポリキャップで構成されているので、特に保持力の弱い箇所はなく安定。足裏の面積も広いので自立もしっかりとしています。20年以上前に発売されたHGUCザクⅢがベースということもあって、全体的に細かなモールドの少ないシンプルデザイン。

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頭部。形状はザクⅢ改と同じ。モノアイはシールによる色分けで、内部に黒いシールを貼ってその上にモノアイシールを貼る仕様です。モノアイシールの貼る位置を変更することで、違った角度を見ている状態が再現可能です。

頭部中央が角と一体型の別パーツになっていて、両脇の合わせ目はモールド化されています。目元から口にかけて合わせ目が目立つので少し処理が必要なのと、口内もパーツによる色分けではないので塗装が必要です。

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バストアップ。説明書には胸部中央にジオンのマーキングシールを貼るように指定されています。動力パイプは腰部、頭部ともにポリキャップのような軟式ではなく硬式プラ素材。

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腰中央部分は縦に合わせ目が出る仕様になっています。フロントアーマーにはビームキャノンを展開させるためのグリップが付いています。

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右腕部。肩にはT字型のシールドを装備。上部はポリキャップによって適度に可動します。前腕には縦に合わせ目があり、二の腕は筒状パーツなので合わせ目はなし。肘から分離するので、合わせ目は比較的ラクに消すことが出来ます。ハンドパーツのボールジョイント部分が長めなので、手首が少し簡素に見えますが柔軟性はあります。

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T字型のシールド上部は中央に合わせ目ができる仕様。シールド内部は別パーツで再現され、サーベルとクラッカーがモールド化されています。一体型パーツなのでサーベルとクラッカーの取り外しは不可。

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左腕部。ザクらしいスパイク付きショルダーアーマーを装備。ザクⅢ改仕様のショルダーアーマーは、ザクⅢの三角形スパイクアーマーとは形状が異なります。

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スパイク付きのショルダーアーマーは前後挟み込みタイプなので中央に合わせ目が出来ます。前後のスパイクは別パーツ化。アーマーのダクト内部にスリットはなく、貫通しておらず途中で塞がれています。

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脚部。膝の部分がノーマルのザクⅢと同じ形状。側面にはパネルラインがモールド化されています。太ももと膝から下の外装は共に左右挟み込みタイプなので、縦に合わせ目ができます。膝から下を引き抜くことができるので、合わせ目消しはラクそうです。

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膝の外側には動力パイプが再現されています。膝に差し込んで内部に垂らすだけの簡易仕様。内部も下から筒抜けになっているので、きれいに仕上げるならプラ板を貼ったりする必要もありそうです。

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足首から下の部分。パーツによって色分けされていて、組み合わせも変わっているので合わせ目は出ません。足裏には細かいモールドが多数あり、ダクトの形状も再現されています。

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かかと裏も細かくモールドが再現。

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股下パーツのフロント部分には別パーツによって円形モールド(スラスター?)が再現され、リアスカートは裏打ちパーツによってスリットが再現されています。

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リアスカート下部には、バウの胸部にもあるマークがモールド化されています。スカート上部のダクトは貫通しておらず、途中で塞がっています。

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バックパックはザクⅢと同じ形状。タンクの白い部分はシールによる色分けです。

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タンクは円形ではなく一部が平らな形状です。タンクマウント部分はモナカ割なので縦に合わせ目が出る仕様。3基のスラスター内部は、側面に細かいモールドが縦に入っています。バックパックも前後挟み込みタイプなので中央に合わせ目が出来ます。

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HG陸戦型ジム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと。ルプスレクスもHGにしては大きいほうですが、ザクⅢ改はさらに大きいです。宇宙世紀、モビルスーツの巨大化が流行していた時期の機体なので、そのサイズに合わせてキットも大型化されています。

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HGガンダムAN-01 トリスタン、HGザクⅠシャア・アズナブル専用機(THE ORIGIN)とも比較してみました。トリスタンと比べても大きいですね。

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首は前後へはほとんど可動せず。顎を引いたり見上げたりするポージングは出来ません。

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首周りに干渉がないので左右へはしっかりと可動します。

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HGガンダムAN-01 トリスタンと同じく、旧キット並の低可動域。原型がかなり前に作られたものなので、組立工程も古く、可動域もやや物足りない物になっています。

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接続シャフトが別パーツ化されておらず、胸部から直接伸びているので、腕部を前後にスイングすることが出来ません。

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肘も90度ほど曲げることができる程度です。

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腰にあまり柔軟性がないので、前かがみはほぼできず、胸を張るポーズは若干といったところ。

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腰はしっかりと回転してくれます。多少胸部周りやリアアーマーが干渉しますが、180度回転させることも可能です。

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フロントアーマーの裏面には細かいモールドが入っています。可動ギミックのないサイドアーマーには縦に合わせ目があります。

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フロントアーマーのグリップは可動します。

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なんとか両腕でグリップを掴むことができましたが、両手持ちはかなりギリギリの保持となります。片方だけだと腰を少し動かすことでラクに保持できます。

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股下にアクションベースのダボを差し込む穴はなく、アクションベース1に付属のアタッチメントを使用してのディスプレイとなります。

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アクションベース1はサイズが大きいので、少し高い位置でのディスプレイとなります。

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前後への開脚はこの程度。フロントアーマーは水平程度に可動しますが、サイドアーマーと太ももが干渉するので脚部を前方ワイドに展開することは出来ないようです。後方へも大型のリアスカートがあるのでほぼ不可能。膝の可動もくの字に可動する程度です。

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つま先を上げる動きは微動ですが、足首は伸ばす動きはまずまず。

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かかとパーツが回転可動しますが、反対の面はごっそり肉抜き状になっています。

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かかとパーツを回転させることでかかとのディテールに変化を加えることができます。さらに上方にも可動するので、あまり自立のサポートにはならないようです。

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左右への開脚もこの程度。アクションベースのマウントパーツが股関節に干渉するので、立たせているときよりも可動域が狭まっています。

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足首の左右への可動はまずまず。脚部のアーマーが広く展開しているので、その範囲内で可動します。脚部の中では一番柔軟な表現ができる箇所かも。

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股関節が旧式のボールジョイントタイプなので、内股、がに股共に微動となります。

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各関節の可動が低範囲なので、立膝もこの程度。

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バックパックの側面に付いているタンクマウント部分は適度に可動します。

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付属の武器は銃剣付きビーム・ライフル、ビーム・ライフル、ビーム・マシンガン☓2、ビーム・サーベル☓2、武器用ハンドパーツ(左右)が付属。武器が豊富なのはいいですね。ビーム・サーベルはクリアーパーツではなく、柄と一体型になったもので、きれいに仕上げる場合は塗装が必要です。

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HGザクⅢ改用のバックパック、ザクⅢの頭部、そしてザクⅢ・ザクⅢ改やギラ・ドーガの各余剰パーツが付属します。ハンドパーツが多数付属しますが、ザクⅢ改の手首とサイズが合わないのでマウントできませんでした。手甲パーツも組み合わせ不可。

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ザクⅢの頭部とザクⅢ改のバックパックは組み換え可能。ミキシングを楽しむことが出来ます。

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ビーム・ライフル。ザクⅢ改専用のものです。側面には長いマガジンかグリップのようなものが付いていて、近未来的なデザインをしています。本体部分はモナカ割なので中央に合わせ目ができる仕様です。

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グリップの底辺に厚みがあるので、ハンドパーツがしっかりと保持してくれます。なかなか安定しています。

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センサー部分にシールなどは特になし。

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銃剣付きビーム・ライフル。HGUCザクⅢに付属の特徴的な武器です。

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銃剣は取り外すことが可能。銃剣のマウントパーツはポリキャップです。銃剣をハンドパーツに持たせてみましたが、グリップが太く、手甲パーツがきちんとハマりませんでした。後部のストックは可動式。こちらもセンサー部分にシールはなく、本体がモナカ割なので中央に合わせ目ができます。

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こちらはグリップがやや細身でダボもないので、ハンドパーツで持たせると少したるみがあります。ですがストックを脇に当てることで安定して持たせることができます。

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ビーム・マシンガン。ギラ・ドーガに付属していたものです。本体はモナカ割なので中央に合わせ目ありです。画像はありませんが、後部のストックは伸縮可能。先端にはグレネードランチャーがマウントされていて、サブグリップは可動式です。

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こちらはグリップにダボがあるため保持は安定。ダボをはめ込む仕様にはなっていませんが、ダボによって隙間が埋まる分、しっかりと保持できています。

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両手持ちも可能です。

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ビーム・マシンガン。こちらはHGUCギラ・ドーガレズン機に付属していたものです。本体はモナカ割で中央に合せ目あり。マガジンは脱着不可です。

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グリップにダボがあるのでまずまず安定して保持してくれます。

では適当に何枚かどうぞ。

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以上です。関節、特に脚部にほとんど柔軟性がありませんが、重装甲の旧キットベースなら致し方なしかと。ですがポージング姿は意外と様になっていてかっこいい部分もありますね。特に赤いザクⅢ改は想像以上に映えるものでした。合わせ目は各部にありますが関節が脱着可能なので消すのもそれほど手間ではないと思います。

ノーマルのザクⅢ頭部だと違和感ありありですが、ザクⅢ改の頭部なのでキットにあまり古さを感じませんし、画像のようにトリスタンとの戦闘シーンを再現するのにも楽しめるのではないでしょうか。


4 件のコメントがあります。

  1. ウラガン

    on 2017年6月22日 at 13:47 - 返信

    丁寧なレビュー楽しませていただきました。
    ですが気になった点を言わせてもらうと、ザクⅢには放送当時に発売されたキットが存在しますので「旧キット」とはそちらを意味することになると思います。
    HGUCのザクⅢもすでに20年近く前のキットですから旧キットと言いたくなる気持ちもわかりますけどね。

    • nori

      on 2017年6月23日 at 01:44 - 返信

      コメントありがとうございます!
      鋭いご指摘、ありがとうございますm(_ _)m
      1/144ザクⅢ、懐かしいですね~(^^)自分は親戚のおばちゃんにこの1/144ザクⅢを買ってもらった記憶があります。
      親戚のおばちゃんの子供には500円のデザートザク・・・・(だったかな?)を、そして自分には700円のザクⅢを買ってもらったので、子供ながらに申し訳ない気分でした(笑)
      ちょっとした昔話をしてしまいましたが、ザクⅢはZZ世代には懐かしい思い出なんかがあったりするキットですね♪

  2. 匿名

    on 2017年6月24日 at 16:32 - 返信

    こんにちは 丁寧な解説ありがとうございます
    正直に言うとREVIVEで出して欲しかったですね
    ZZ関連のキットはもっと盛り上がって欲しい!!
    完全変形フル可動ビッグブースター付きのジャムルフィン待ってますw

    • nori

      on 2017年6月25日 at 00:37 - 返信

      コメントありがとうございます!
      個人的にもできればREVIVEザクⅢ改であってほしかったな~と思いますね。
      今後もあまり期待できないでしょうし、ここでこそって感じだったのに_| ̄|○
      上のコメントでご紹介している親戚の子と共同で1/144ジャムルフィンも購入したのですが、こちらは変形できなかったので残念でした^_^;
      って、やっぱりZZの登場機だとコメントにも花が咲きますね(^^)

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