HGUC ザクⅡ改 Bタイプ(ユニコーンVer.)のレビューです。

今回は、HGUC 1/144 ザクⅡ改 Bタイプ(ユニコーンVer.)のレビューをご紹介します!

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HGUC 1/144 ザクⅡ改 Bタイプ(ユニコーンVer.)は、機動戦士ガンダムUCにて、トリントン基地に襲撃をかけたネオ・ジオン残党軍機『ザクⅡ改 Bタイプ』の1/144スケールモデルキットです。一般発売のHGUC 1/144 ザクⅡ改をベースに劇中で使用したザク・バズーカが新たに付属。フリッツヘルムが特徴的なキットになっています。価格は1,512円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

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形状は2008年5月21日に発売されたHGUC ザクⅡ改と全く同じですが、成型色にUC登場時のカラーリングが再現されています。HGUC ザクⅡ改にフリッツヘルム型頭部も付属していたため、新たに追加されたのはネオ・ジオンマーキングシールとザク・バズーカのみになります。

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新規付属のネオ・ジオンマーキングシール。ジオンタイプとネオ・ジオンタイプが選べます。

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HGUC ザクⅡ改で不満要素だった右手ハンドパーツは今回も付属せず、右手には武器用のハンドパーツを常に取り付けた状態となります。

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ポリキャップはPC-123プラスを採用。関節強度も高めで自立は安定しています。

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ザクらしく左右のショルダーアーマーにはスパイク型とL字型シールドを装備。

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頭部。上からかぶせるタイプなのでヘルムの上面に合わせ目は出ません。適度にモールドが入っていて、作りとしてはしっかりとしたものになっています。動力パイプのスリット、口内のモールドも再現されてリアル。モノアイは黒いシールを貼り、その上にモノアイのシールを貼るようになっているので、貼付け位置を変えることでモノアイに表現をつけることができます。

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通常のザクⅡ改頭部も付属。お好みで組み替えることが出来ます。(ちょっとモノアイが下すぎましたが、こちらも貼り付ける位置によって表現を変えることが出来ます。)

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こちらの口内は四角いモールドが再現されています。

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バストアップ。胸部にある装甲板のようなモールドや腹部の動力パイプといった細かいディテールが特徴的。コックピットハッチは赤色パーツで色分けされ、10年近く前のキットながらもなかなか作り込まれています。

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腹部から腰部。サイドアーマーは左右で別の形状になっていて、右側面にはハンド・グレネードを3基装備。残念ながら個別でパージすることは出来ません。フロントアーマーや股関節にも凹凸、丸型モールドが入っていてリアルです。

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右腕部。L字型シールドは表裏共に細かいモールドがはいっています。前腕は左右挟み込みタイプなので前後とも中央に合わせ目が出来ます。二の腕パーツは筒状なので合わせ目はなし。各部のモールドがしっかりとしているだけに、通常のハンドパーツがないのは少し残念。

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左腕部。こちらはショルダーアーマーがスパイク型。腕部の形状は右腕部と同じです。

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スパイク型のショルダーアーマーは前後挟み込みタイプなので中央に合わせ目ができます。側面のスパイクは別パーツになっています。L字型シールドはとくに合わせ目はなく、しっかりと作り込まれているようです。

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脚部。側面にアポジモーターのモールドがありますが、彫り込みは少し浅め。色分けもされていないので、塗装による塗り分けが必要です。太腿と膝から下の外装パーツが前後挟み込みタイプなので、側面に合わせ目が出来ます。ですが膝から下が分離するので、合わせ目消しは比較的ラクそうです。

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脚部後方のスラスターも色分けパーツでモールド化。彫り込みは甘いですが、スラスターカバーは別パーツによって細かく再現されています。

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足首から下の部分。先端パーツとアンクルガードが旧キットと違ってダークグレーになっているので、全体的な見た目がシンプルになりました。足裏は肉抜き穴もなく、細かいモールドが入っています。

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バックパック。合わせ目がありますがモールドの一部のようになっているので目立ちません。メカニカルなモールドが多数入っているのでこちらもリアル。3基のスラスターは内部に円形モールドが入っているだけのシンプルな形状。

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塗装済みのHGUCユニコーンガンダム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと。どちらと比べても小柄。

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HGUC陸戦型ジム、HGUCゲルググ(ユニコーンVer.)と。陸戦型ジムとは同じくらいの大きさですが、さらに年代物のゲルググ(ベースのシャア専用ゲルググは2006年発売)と比べると小柄です。劇中だとあまり差のないような感じがありますが、サイズの大きいシナンジュなどと比べるとさらに差がありそうです。ちなみにシナンジュが全高約22.6mで、ザクⅡ改が全高約17.5m。

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頭部の可動はかなり微量。首が長くないのと形状がワイドなので、干渉部分が多く、わずかに変化させる程度です。

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首周りが平坦な分、左右への首振りはなんとかこなしてくれました。

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腕部上げは左右で形状が違うので、可動させる範囲も異なります。ですがどちらも柔軟性には乏しいです。

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付け根が適度にスイング可能。

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膝の可動も90度程度。

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L字型シールドはポリキャップなので柔軟に可動します。

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腰部は挿し込みタイプのボールジョイントですが、可動域は狭いです。外装パーツに可動スペースが設けられていないようです。

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腰の回転も腹部の動力パイプ類が邪魔をして微量にしか動きません。

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股関節の穴にアクションベースをマウントさせます。

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股関節の穴がポリキャップしようなので、アクションベースを差し込むとしっかりとしていて安定します。差し込み箇所が下めなので、アクションベースに設置すると他キットよりも少し高めの位置に固定されます。

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フロントアーマー、リアアーマーなどに裏打ちパーツはなし。外装に合わせたモールドが入っているだけなので、多少プラ板でデコってもいいかもです。

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前後への開脚は広々と。フロントアーマーがしっかりと動きますし、リアアーマーを回避することで後方へも柔軟に広がります。膝の可動は動力パイプの影響もあってあまり広くは可動しませんでした。

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サイドアーマーは左右とも少し展開させることができます。

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足首の前後への可動は、伸ばす形はそれほどでもないですが、つま先を上げるとかなり広範囲に可動してくれます。

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サイドアーマーの干渉もあり、左右への開脚は共に45度程度。

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足首の可動もそれなり。このあたりの形状を見ると、ザクⅡからハイザックに移行する過程がなんとなく分かる気がします。

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内股、がに股も低範囲。太腿パーツが股関節に干渉します。

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立膝も不十分で、こういったポージングには不向きなキットです。

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股関節のシャフトが前後に可動できる仕様になっているので、脚部をワイドにスイングさせることができます。機動戦士ガンダム0080の劇中シーンを再現させるための可動域かと。

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MMP-80 90mmマシンガン、ヒート・ホーク(長)、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク用アタッチメント、平手ハンドパーツ(左)が付属。余剰パーツとしてザク・マシンガン、ザク・マシンガン用マガジン、ヒート・ホーク(短)、握り手ハンドパーツ(右)、武器用ハンドパーツ(左)武器用マウントパーツが付属。

余剰のハンドパーツに緑の手甲パーツを取り付けることはできない仕様になっています。

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MMP-80 90mmマシンガン。細かいモールドが入っていてリアルです。マガジンは脱着可能。

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モナカ割なので中央に合わせ目が出来ます。説明書に記載はありませんが、先端のグレネードランチャーは脱着可能です。

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グリップにダボがあるので、右の武器用ハンドパーツにしっかりと固定できます。

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平手ハンドパーツを使用することで、手を添えた両手持ちも可能に。

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ザク・マシンガン。余剰パーツとして付属しているので特に説明書に記載はありません。

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余剰パーツの武器用ハンドパーツ(左)で保持できますが、前述したとおり、手甲パーツがハマらないようになっています。しっかりと持たせたい場合は多少加工して手甲パーツをハマるようにする必要があるかと。手首の形状の違いから、右の武器用ハンドパーツで保持することは出来ませんでした。

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ヒート・ホーク。こちらは短いものです。動力パイプ付け根にダボがあります。

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ヒート・ホーク。こちらは長いものになります。形状的にほとんど違いはありませんが、このヒート・ホークにはダボがありません。

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長短共にアタッチメントによってリアアーマーにマウント可能。画像上が長いヒート・ホークです。

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どちらもハンドパーツに差し込んで保持させます。ハンドパーツをしっかりとはめ込んでおかないと、柄部分がスルッと抜け落ちてしまいます。

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頭部を変更して機動戦士ガンダム0080風に。劇中のシーンを再現するためにも、右のハンドパーツが欲しかったところです。説明書では武器用ハンドパーツにヒート・ホークを持たせたりしています。

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新規付属のザク・バズーカ。2013年に発売されたHG黒い三連星ザクIIなどに付属しているものと同じです。2002年や2003年などに発売されたシャア専用ザクⅡやザクⅡ量産型に付属しているものと比べると少しディテールがアップしているようです。本体部分はモナカ割なので中央に合わせ目ができます。

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こちらもグリップにダボがあるので、武器用ハンドパーツにしっかりと保持させることが出来ます。

では適当に何枚かどうぞ。

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以上です。全体的なディテールを重視してか、可動範囲が広いところと狭いところで明暗がくっきりとしている感じです。動くところは動きますが、動かないところは動かないという構成。したがって、ポージングは不十分なところが多く、そういった部分では旧キットらしさを感じました。

また、キット全体的に見ても右のハンドパーツは付属していないですし、新規付属はネオ・ジオンのマーキングシールとザク・バズーカくらい。ザク・バズーカはこれまで販売されたキットにも付属しているので、正直プレバンで買うメリットさえも薄いのでは?と感じてしまいます。

ですが唯一の救いはザク・バズーカが思いの外よく似合うということでしょうか。当然ザク専用のバズーカなので合うのが当たり前ではあるのですが、それにしてもバズーカを保持したザクⅡ改は魅力的ですし、あ~、やっぱりザクだな~♪って気分にさせてくれます。それと、成型色が旧キットとは違うので、ミリタリー感がより強いものになっているのはいいですね。

外装のモールドがしっかりとしていますし、完成度も割りと高めです。なので、使い回し感が強いながらもじわりじわりとザクの魅力を引き出してくれるキットに仕上がっているといえますね。

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