HGBF サイコジム レビュー

今回は、HGBF 1/144 サイコジムのレビューをご紹介します!

HGBF 1/144 サイコジムは、『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』に登場するガンプラマフィア所有ガンプラ『サイコジム』の1/144スケールモデルキットです。巨大な体躯(たいく)に適合したジムタイプの頭部を新規造形で再現。赤を基調とした機体色を成型色で再現し、劇中でバトルを繰り広げた巨漢MSのディテールが楽しめます。MS形態、MS形態への完全変形も可能。価格は6,264円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

赤い機体色とジム型の頭部で再現されたサイコジム。頭部が新規造形のジム頭で、首から下は2004年に発売されたHGUCサイコガンダムが使用された大型キットになっています。ポリキャップを各部に使用しつつ、ビス止めを必要とするという少し特殊な構造を持っています。

モールドが適度に各部に入っていますが、外装が大型かつ角ばっていて簡素なだけに、どことなく戦隊モノや勇者系のロボットに見えなくもないディテールです。

変形機構を持っていますが、かみ合わせはかなりしっかりとしていて関節強度も高めです。ポロリ箇所はほぼなく、ガタイのいいディテールで少々のことでは壊れなさそうな丈夫さがありますね。飛行ポーズを必要としないキットということもあり、自立はかなり安定しています。

頭部。前後パーツで挟み込むタイプなので、側面に合わせ目ができます。ゴーグルはクリアーグリーンのパーツで再現され、ゴーグルの内側には別パーツによるモールドが再現されています。頬や側面のダクトは別パーツ化されていないので、塗装などによって塗り分ける必要があります。

ゴーグルのクリアーパーツは後部のセンサーまで届くものになっています。

バストアップ。モールドも適度にありますし、エアインテークもスリットがはいっていて、古いキットながらもしっかりとした形状になっています。

胴体パーツは後ろ側が丸々1個パーツになっていて、内部はスカスカな状態です。ですがその分強度は高く、変形時も破損や不安定さのないものになっています。数カ所をビス止めするのも強度アップの要因になっているようです。

腹部、腰部。前面はある程度パーツ分けされていて、色分けもそこそこできています。ガンダムっぽいヘリウムコアも健在で、モールドもしっかりと入っていますね。

腕部。ショルダーアーマー、二の腕、前腕とすべての箇所が挟み込みタイプなので、側面や前後に合わせ目が出来ます。肘部は分離しないですし、合わせ目消しや塗装は少し手間がかかりそうですが、キットが大きいので比較的処理し易いかと。

襟のパーツは上下挟み込みタイプなので側面に合わせ目が出来ます。裏面には可動はしませんが、シャフト型で造形されています。

ショルダーアーマーは合わせ目がくっきりと見えるものになっています。

ハンドパーツは指先がサイコガンダムらしいビーム砲になっていて、砲口も開口しています。可動式ですがそれほゆるさもポロリもなく割りと丈夫です。

第1関節が動かないので、握り手は少し不自然なところもありますが、よくできた作りになっていると思います。

脚部。太ももは左右挟み込みタイプなので後方に合わせ目が出来ます。ですが合わせ目は段落ちモールドでカモフラージュされています。膝から下前面は3個パーツの組み合わせで合わせ目は出ず、裏はメカニカルな内部パーツが露出した状態です。外装パーツには各部にモールドがありますが、どれも別パーツ化されていませんでした。

足首から下の部分。最低限の色分けは出来ていますが、左右挟み込みタイプの簡素な作りなので甲に合わせ目が出来ます。足裏はしっかりとパネルラインが入った別パーツになっています。

バックパック。中央は変形時に頭部に被せる帽子のような形状になっています。両側面はスラスターが付いた横幅のあるディテールになっています。

スラスター内部は縦にスリットが入っていて、奥側も少し作り込んだ形状になっています。

フロントアーマー裏やサイドアーマー裏はかなりシンプルでモールド類は無し。サイドアーマーが少ししか可動しないので、脚部を組み込んだ後で股関節部分を取り外すのはかなり困難です。股下はアクションベースをマウントできるようにはなっておらず、3箇所の大型スラスターのようなディテールになっています。

HG陸戦型ジム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと比較してみました。ルプスレクスはHGとしては大きめのキットですが、もはやそんなことはどうでもいいくらい圧倒的なサイズ差があります(笑)

PGフェネクス、MGジム・コマンド宇宙戦仕様とも比較してみました。ジム・コマンドはMGとしては少し小柄ですが、MGとくらべても大きいですね。PGのキットほどは大きくはないようです。

頭部はシンプルな形状なこともあり、割りと首の可動は柔軟です。ですが変形機構により、ふらついて少し下に下がってしまうことが多いので、胸部を挟んである程度固定していおいてやる必要がありそうです。

左右へも特に襟が干渉することも無く、真横以上に可動します。

肩部は水平程度に上げることが出来ます。ショルダーアーマーはさらに広く可動しますが、腕部に影響はありませんでした。

肩部は前後には全く可動しませんでした。今の技術だったら可動させられたかもしれませんね。

肘も90度いかないくらいの可動域です。ポージングは制限されそうですが、大型キットはズブいというのが定番なので、デカければムリに動かなくても存在感だけで十分です。

腰部に可動箇所がないので、前かがみや胸張り、腰をひねる可動は一切ありません。

脚部は水平程度に上げることが出来ます。後方へはリアアーマーが動かないこともあって少し移動する程度。膝も90度程度に曲がるのみです。ですが片足で自立させてこれらの可動を確認できるという、他のHGキットではあまり見ることができない安定さがありました。

足首もそれほど広い可動ではありません。

左右への開脚もハの字になるくらい。

足首の左右への可動は割りと柔軟な感じです。

片足で自立させられるので、こんなフラッとしたポーズにさせることもできました。

内股、がに股も、付け根がボールジョイントであることや、股関節が干渉することでこの程度の可動となります。

立膝はさすがにちょっとムリがありました^_^;

シールドとシールド用ジョイントパーツが付属します。そしてHGUCサイコガンダム用頭部が余剰パーツとして付属しています。

サイコガンダム頭部。ツインアイはシールによる色分けで、マスクやアンテナも別パーツによって色分けされています。アンテナパーツなどは付属しなくてもサイコジムの組み立てに影響はないですが、オマケ的にあえて付属させてあるのがいいですね。

アンテナは変形用に収納可能で、マスクも展開させることができます。付け根はHGUCサイコガンダムではポリキャップですが、この余剰パーツ頭部はポリキャップが足りないため、プラ素材のK6を使用するようになっています。

サイコガンダム用のシールが付属し、各部を色分けすることが出来ます。HGUCサイコガンダムのカラバリキットも楽しめるようになっています。

サイコガンダム仕様に。これも少し違った良さがありますね。

シールド。最低限の色分けですが、割りと細かくディテール化されています。それにしてもデカイです^_^;

側面も簡素ながらダクトにスリットが入ったりしています。

シールドは分割可能。左右非対称のダボで連結させるようになっています。

前腕側面のカバーパーツを取り外し、ジョイントパーツを使用してシールドをマウントします。

しっかりと差し込めて不安定さもなく保持できます。大型のシールドですが、ポロリせずに保持できました。

ではMA形態に変形させていきます。まずはシールドを2枚に分け、内部の翼を展開させておきます。

頭部を少し後方にずらします。

胴体の前面パーツを手前に引き出します。

頭部と襟を格納し、バックパックのカバー一部を下に下げます。

バックパック中央部を上部に展開させて頭部を隠します。

胴体の前面を広く展開させ、内部のシャフトを前に倒します。胴体前面パーツをシャフトに固定させます。

胸部中央のアーマーを上側にスライトさせ、顔を隠します。

足首を伸ばします。(画像左)腿を伸ばします。(画像中央)膝から下のパーツを下側にスライドさせます。(画像右)

太ももの前面カバーを開き、側面のパーツを取り外しておきます。

腿の内部パーツを手前に曲げて上げ、膝内部パーツを折り曲げます。

かかとパーツを後方に折り曲げて腿のパーツとマウントさせます。

これで脚部の変形は完了です。

続いて腕部です。ハンドパーツと手首内部パーツを引き出し、側面に折りたたんでおきます。

ショルダーアーマーや二の腕、前腕の各部ハッチを展開させ、肘を折り曲げて固定します。

これで腕部の変形は完了です。ハンドパーツは胴体の側面から内部隠れるようになります。

最後にシールドにジョイントパーツを取り付け、腿と肘にマウントさせます。先に腿に取り付けて角度を調整してから肘に取り付けるといいですね。

これでMG形態に変形完了です。かなり凝った変形機構で、変形自体も楽しめるものでした。

各部ともしっかりと固定できているので、そのまま手で持っても割りとかっちりとしていました。ではMG形態他、いくつかHGBFサイコジムの画像をどうぞ。

以上です。はじめはただのデカブツかとあまり期待していない感じもありましたが、組み立てている段階で「なかなかいいじゃん・・・・」と思えるようになっていきました。組み立て構造が思ったより複雑で、2004年発売キットがベースながらもHGとしては結構質の高いものに仕上がっているようです。

HGの他キットと比べ、大きさが規格外で構造も違うので、いい意味で笑ってしまうようなところもありますね。可動域が狭かったり、形状がシンプルなのでやや大味なところもありますが、変形やビス止め仕様など、HGとしてはよく出来ている考えられたキットになっていると思います。

サイコガンダムの頭部も付属していますし、変形機構には凄みさえ感じます。値段的にも納得できるくらいのキットになっていると思いますし、圧倒的なサイズ差があるので、劇中のシーンが大迫力で演出できるのもうれしいですね。

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2 件のコメントがあります。

  1. モリゾー

    on 2017年12月19日 at 08:42 - 返信

    毎回毎回わかりやすいレビューを楽しみにしてます

    • nori

      on 2017年12月19日 at 23:24 - 返信

      コメントありがとうございます!
      こちらこそいつもご訪問いただき、そしてお楽しみ頂きありがとうございますm(_ _)m
      引き続き参考になるレビューをしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します^_^

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