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HG グレイズリッター(カルタ機) レビュー

今回は、2016年3月に発売されたHG 1/144 グレイズリッター(カルタ機)のレビューをご紹介します!

HG グレイズリッター(カルタ機)は、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するMS『グレイズリッター(カルタ機)』の1/144スケールモデルキットです。グレイズリッターの特徴的な各部形状を新規パーツを用いて再現。専用武器であるナイトブレードの他、ライフルやバトルアックスといった標準武装も付属するキットになっています。バックパックと太ももパーツの交換により、宇宙用と地上用の組み替えも可能。価格は1,320円(税込み)です。

地球に降下しようとする鉄華団に攻撃を仕掛けた地球外縁軌道統制統合艦隊の司令官『カルタ・イシュー』専用MS『グレイズリッター(カルタ機)』がHGでキット化。2015年10月に発売されたHG グレイズ(一般機/指揮官機)(以下、グレイズ)をベースに、頭部や胸部、肩部、大腿部、ナイトブレードが新規造形で再現されています。「リッター」は「騎士」を意味するドイツ語。

成型色はブルーグリーンをベースに、各部にブラックを配色。内部フレームはグレー、腹部動力パイプやリアクターの一部はライトグレー成型色での再現となっています。

シールは頭部や肩アーマー一部のレッド、頭部センサーや胸部リアクターの一部などを補いますが、多くはありません。シールを貼らないと物足りないですが、シールを貼ることでレッドやイエローが映えるようになっています。

ABSは不使用。関節や内部、武装類のグレー、各部のブラック成型色パーツにはKPSが使用されています。

ポリキャップはPC-002を肩部や腰部、足首などに使用します。ソールがハイヒール状で接地面が小さいため、多少の不安定さがありますが、各部関節がKPSパーツ構成で強度があるので、自立を安定させることができます。

宇宙用への組み替え用大腿部パーツ、背部ブースターパーツ、ライフル、バトルアックス、ナイトブレードが付属。

HG グレイズ(一般機/指揮官機)用の余剰パーツがいくつか付属します。二の腕やソール部パーツなどがないため、通常のグレイズとして組むことはできません。

グレイズと同じ内部フレーム(グレイズ・フレーム)が造形されています。

頭部はグレイズと同じ。中央にはメカニカルな球体センサーが造形されています。

胴体部には1基のエイハブ・リアクターが造形。

HGガンダムバルバトスのフレームとは異なり、腕部、脚部とも外装を介すことなく、フレームのみで構成されています。

グレイズと比較しながら各部を見ていきます。

頭部をグレイズと比較して。メット部はラインモールド入りのものが新造され、その上部にはカルタ機用のアンテナが新造。一部を赤いシールで色分けすることで、西洋騎士をイメージしたような気品あるデザインになっています。

メット部を組み替えることで、内部の球体センサー露出状態が再現可能。球体センサーの表面は黄色いシールを貼っての色分けです。

胸部をグレイズと比較して。大部分の形状は同じですが、胸部中央の装甲が新造されています。グレイズは装甲が重機感あるデザインになっていますが、カルタ機はシャープで近未来的なデザインになっています。

腰部や背部形状はグレイズと同じ。背部リアクター部分は黄色いシールを貼っての色分けです。

腕部をグレイズと比較して。カルタ機は腕部全体が隠れるほどの大柄な肩アーマーを装備。アーマーの表面は赤いシールでの色分けです。

二の腕もグレイズリッター用の装甲パーツが新造。グレイズフレームに外装を被せるタイプで合わせ目はありません。前腕の装甲はロール可能。

ショルダーアーマーはカルタ機用に新造。表面モールドは比較的少なめです。

肩アーマーは各面を広く展開させることができます。側面のアーマー内部にはバーニアを装備。バーニアは別パーツ化されているので、塗装する場合も塗り分けしやすそうです。アーマー裏には適度なパネルラインモールドが入っています。

側面の装甲は基部がロール可能。可動させることでちょっとした表情をつけることができます。

脚部をグレイズと比較して。大部分はグレイズと同じですが、大腿部にブラック成型色の装甲とスラスターが新造されています。

膝から下は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。それ以外はフレームに外装を被せる仕様で合わせ目はなし。スラスターの接続部はボールジョイント。スラスターを適度に可動させることができます。

スラスターは2個パーツのモナカ割で作りは簡易的。ですが合わせ目はできないパーツ構成になっています。

ソール部をグレイズと並べて比較。少し厚底になり、より高さのあるハイヒールに変化。グレイズ以上に気品を感じるデザインになっています。

足裏はかかとの形状が少し変化しています。つま先側もグレイズに比べて少し深めに造形されています。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。新造された脚底によって全高が増していることもあり、HGキットとしては少し大きめ。ルプスレクスと同サイズ程度となっています。グレイズリッターの全高は18.7m。

HG グレイズ(一般機/指揮官機)と並べて。とさかとソールが変化したことで、グレイズリッターのほうが少し大きくなっています。グレイズの全高は17.8m。

HGグレイズリッター(カルタ隊所属機)と並べて。頭部とさかの他、ショルダーアーマーのサイズと胸部装甲の形状が違っています。それ以外の形状は同じ。成型色は全く同じですが、頭部とショルダーアーマーの色分けが赤と白で違っています。

その他、HGガンダムバルバトス第6形態HGシュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機)とも並べて。

可動域をグレイズと並べて簡単に比較。腕を上げる角度はほぼ同じ。水平以上に上げることができます。肘は二の腕の装甲が変わったことで干渉が少なくなっているため、より深くまで曲げられるようになっています。

肩部は広めに前後スイングが可能。グレイズと大きな違いはないようです。肩アーマーの干渉もありません。

膝の曲げる角度も同じ。深くまで曲げることができます。

大腿部が大型化しているため干渉しやすく、前方への開脚がやや制限されます。

左右への開脚幅や足首の可動などはほぼ同じです。

可動域の総括としては、肩部や大腿部の装甲が新造されていますが、肩部装甲の可動における影響はほぼないようです。大腿部は多少前後開脚に影響しますが、少しぎこちなさを感じる程度でした。

その他の可動域はグレイズと大体同じなので、可動域の詳細は以下のリンクから、HGグレイズ(一般機/指揮官機)のレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HGグレイズ(一般機/指揮官機) レビュー

ナイトブレード。大剣型の近接装備になります。本機の専用武器として開発され、実践はもとより、式典での運用を考慮して優雅さを含んだデザインとなっているとのこと。

1個パーツ構成で作りは簡易的。ブラック成型色のみなので、柄をゴールドやダークグレー、刀身をシルバーなどに塗り分ける必要があります。

サイドアーマーにマウント可能です。

120mm25口径ライフル。携行式の速射砲になります。グリップの左右にマガジンを配するタイプで、グレイズに付属しているものと同じです。

本体部分はモナカ割で上下の一部に合わせ目ができます。

銃口は開口。フォアグリップは左右にスイングします。

バトルアックス。対MS戦闘用の白兵武装になります。こちらも1個パーツ構成です。グレイズに付属しているものと同じ。刃の部分をシルバーに塗り分ける必要があります。

サイドアーマーにマウント可能。

ナイトブレードを装備して。頭部や肩部装甲などの変化により、グレイズよりも気品を感じるデザインになっているのがいいですね。ちなみにこの容姿はグレイズリッターの地上用になります。

肩部装甲に存在感があるので、展開させて簡単にポーズを取るだけで十分な迫力や躍動感が出ます。

ナイトブレードはグリップに指すだけで保持が可能。ハンドパーツと柄との間に隙間ができないので、クルッと回転することもなく保持することができます。

ライフルは一旦下部の装甲パーツを外し、前腕に組み付けて持たせます。

しっかりと固定されるので、安心して射撃ポーズを取らせることができます。(前腕のダボが外れてますね;)

両手持ちはややぎこちなく、肩のボールジョイントが外れることがありますが、それなりにでもポーズを取らせることは可能です。

バトルアックスは1個パーツ構成なので取り扱いはラクですが、ハンドパーツとの間に隙間ができるので、たまにクルッと反転したりします。ポーズを付ける際は少し気にする必要がありますね。

肩の可動が柔軟なので、武器を振りかぶる動きなどがかなり表現しやすいです。脚部は新造された大腿部装甲が腰部サイドアーマーと干渉したりして外れやすいので注意が必要です。

大腿部を通常の装甲パーツに組み替え、背部にブースターパーツを組み付けて宇宙用に。

脚部がスマートな仕様になり、背部にブースターが追加されたたため、上半身に装備が集中しています。

地上用に比べて上半身の可動に大きな変化はないですが、大腿部が軽装になった分、脚部の少し可動に余裕ができています。

HGガンダムバルバトス第6形態に付属しているショルダーアーマーとグレイズリッター用のパーツに組み替えることで、グレイズリッター(一般機)が再現可能。ただしショルダーアーマーは塗装する必要があります。

HGグレイズリッター(カルタ隊所属機)と形状は全く同じ。カルタ機と比べてアンテナとショルダーアーマーが小型になり、胸部装甲の一部がグレイズと同じものになっています。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。新造されたアンテナやショルダーアーマー、大腿部装甲により、西洋騎士らしい容姿がうまく再現されていますし、その容姿によってどんなポーズもかっこよく魅せてくれます。可動が柔軟で関節強度もありますし、素体のグレイズの良さも再認識させてくれるキットになっていますね。

気になる点は、多少腰部と大腿部が干渉して大腿部装甲パーツが外れやすいので注意が必要です。手首や手甲パーツもあまり固定強度が高くはないので、このあたりは経年でヘタレやすくなってきそうです。

装甲の組み替えによって地上用も再現できるなど演出力は十分。武装類は簡易的ながらも使い勝手が良く、ナイトブレードを構える姿も指揮官機らしさが伝わってきます。地球外縁軌道統制統合艦隊を指揮するカルタ・イシューの気品が感じられるキットとして楽しめそうですね。

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