HG ガンダムキマリストルーパー レビュー

今回は、2016年3月に発売されたHG 1/144 ガンダムキマリストルーパーのレビューをご紹介します!

HG ガンダムキマリストルーパーは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するガエリオ・ボードウィン搭乗機『ガンダムキマリストルーパー』の1/144スケールモデルキットです。「ガンダム・キマリス」の新形態として立体化。巨大なリアスカートに加え、サイドスカートに装備したサブアームなどを造形。トルーパー形態への変形機構を持った特徴的なキットになっています。価格は1,512円(税込み)。

ガンダム・キマリスを地上決戦用として装甲換装した機体のガンダムキマリストルーパー。脚部を展開させることで四脚のトルーパー形態に変形可能なキットになっています。内部フレームはHGガンダム・キマリスと同じガンダムフレーム2を使用。

成型色はややパープル気味のホワイトやパープル、淡いブルーなど。白や紫を基調とした、キマリス系特有のカラーリングになっています。

ポリキャップはHG IBO他、ガンプラの定番となっているPC-002を使用。関節強度はまずまず高めです。高可動域を実現したガンダムフレームが採用されていますが、へたれによって関節が弱くなってくる可能性もあります。特に大型の背負い物もなく、自立は安定しています。

頭部。縦長でシャープな大型センサーを装備し、ガンダムタイプらしからぬ特徴的なフェイスで造形されています。かなり細かくモールドが入っています。

左右挟み込みタイプで後頭部に合わせ目ができます。ツインアイは白いパーツにシールを貼っての色分け。

胸部や腰部。他のHG IBOと同じくガンダムフレームに簡単な外装を被せる構造です。パネルラインやモールドの入った装甲板のようなな形状が再現されています。フロントアーマー中央下部のダクトはシールでの色分け。

サイドスカートにはフレキシブルアームを装備。アームが自由に展開します。アームの内側などには肉抜き穴があります。

腕部。曲型で細身。部分的にガンダムフレームの動力パイプやシャフトなどが露出しています。

二の腕は筒型ですが、前腕は前後挟み込みタイプで左右にあわせ目ができます。肘から分離しないので、合わせ目を消すには後ハメ加工などが必要です。肘手前のモールドはシールでの色分けです。

ショルダーアーマーはガンダムフレームに1個パーツを取り付けるだけの簡単な作り。

脚部。かっちりとしていてバランスのいい造形が再現されています。膝裏やふくらはぎ裏はガンダムフレームのシャフトや動力パイプが露出した状態。ふくらはぎ左右の紫は別パーツで色分けされています。

後部には合わせ目があるので、消す場合は後ハメ加工や別パーツ化したりする必要がありそうです。

膝の装甲は上下に可動します。

スネも装甲が展開します。

そして装甲の裏側から馬脚のような部分が展開し、トルーパー形態に変形が可能です。

ソール部。つま先が上向きで特徴的な形状になっています。足裏はつま先側に大きめの肉抜き穴があります。

つま先は深くまで折り曲げることができます。

後部にはホバー機能を兼ねた特徴的な大型リアスカートを装備。表裏ともに細かくモールドが入った造形になっています。表面のダクトはシールでの色分けです。

リアスカートは上下に可動します。展開したときは自立が難しくなるので注意です。後部のテールも可動します。

バックパックはシンプルな角型タイプ。

接続はガンダムフレーム各機に共通した3.0mm穴2個仕様で、他のHG IBOキットバックパックが取り付け可能です。バックパック本体は1個パーツなので内側はくり抜き状態です。

バーニア部分は組み換えで角度変更が可能です。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。同シリーズなので高さはルプスレクスとあまり変わりませんが、ルプスレクスは改良によってソール部がハイヒール型になっているので少し大きめ。HGガンダム・キマリスが手元にないため、比較ができませんでしたm(_ _)m

頭部は上下、左右とも広く可動します。特に干渉する箇所もありません。首はポリキャップパーツ。

腕はY字程度にまで上げることができます。肩ポリキャップが上部に引き出し可能なので、ショルダーアーマーが干渉しなければ更に上げることができそうです。肘はV字程度まで。

肩はボールジョイント接続で、前後とも同じくらいの範囲でスイングが可能です。

腰のボールジョイントやガンダムフレーム腹部の可動によって、上半身を広めに前後スイングさせることができます。

腰は干渉物もないので、かなりラクに360度回転が可能です。アクションベースへは、通常通り股間部に差し込んでのディスプレイとなります。

腰アーマーの可動が柔軟なので、前後開脚も水平にまで広く可動します。

膝はくの字程度まで曲げることができます。ちょっとどこが曲がっているのかわかりにくい構造。膝装甲の内側にモールドなどはありません。

足首は前後、左右ともかなり柔軟に可動します。

つま先は独立して回転可動させることができます。かかとの内側はくり抜き状。くるぶしにあるバーニアは表面が簡易的な造形になっています。

左右への開脚は水平にまで展開が可能です。

内股は大腿部と股間部が干渉するので45度程度までですが、がに股は水平以上に広く可動します。

膝の折れ曲がる位置のバランスが悪いので、立膝は不安定になります。

可動域の総括としては、ガンダムフレームのキットはどれもそうですが、全体的にかなり広い可動域を持っています。どこもよく動くので、多彩なポージングが再現できそうです。

キマリスシールド、デストロイヤー・ランス、キマリスサーベル、突き型武器持ち手(右:手甲パーツなし)、クリアーのランナーレス台座が付属。

その他、ガンダムフレーム用パーツがいくつか付属します。

クリアーのランナーレス台座。最近では定番となっている台座です。上部は組み換えで角度変更が可能です。脚には3.0mm穴が多数開口されているので、使いみちはいろいろとありそうです。

組み合わせて収納しておくのも一つの手なのかも。

デストロイヤー・ランス。かなりのロングサイズ武装です。槍の部分は左右挟み込みタイプなので、上下に合わせ目ができます。

側面の140mm機銃などは簡易的な造形になっています。

グリップ部分を挟み込む構造になっているので、合わせ目消しは後ハメ加工などが少し難しいかもです。

キマリスシールド。2個パーツの簡単な作りですが、凹凸の入った肉厚な造形が再現されています。上部の三角モールドはシールでの色分けです。

キマリスサーベル。1個パーツの簡単な作りです。

キマリスサーベルはシールドの内側に収納可能。するりと入り込んで保持できます。

キマリスシールドとデストロイヤー・ランスを装備して。ナイトのような出で立ちなので、槍などの武装がよく似合います。

シールドはグリップを掴ませ、ダボを前腕側面に差し込んで固定。保持力は高いです。もちろんサーベルを収納した状態で装備可能です。

デストロイヤー・ランスは手甲パーツにグリップのダボを差し込んで保持させます。こちらも固定されるので保持力は高め。抜け落ちることなく装備させることができます。

ハンドパーツを組み換えることで、ランスで突くようなポーズも再現可能です。

造形も可動域も十分なので、ちょっと手を加えるだけで簡単に様になるポーズが再現できます。

腰のサブアームも柔軟に可動。キマリスサーベルやデストロイヤー・ランスも保持が可能です。強度が高めなので、デストロイヤー・ランスも垂れることなく保持してくれます。

関節が柔軟なので、ランスの両手持ちも余裕。

トルーパー形態へは、バックパックのバーニア部を組み換え、リアスカートを展開。先端の尻尾も展開しておきます。

脚部のつま先を伸ばして膝を曲げ、スネの装甲を展開させて四脚の脚部を展開させたら、トルーパー形態への変形完了です。

トルーパー形態を前後から。4脚の特徴的な形態になっています。

4つ脚になったことで、キマリストルーパーに躍動感が出てきます。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。ガンダムフレームがとにかくよく動くので、かっこいいポーズが簡単に決まります。デザイン性も高いので、造形美も十二分に楽しめるのがいいですね。サブアームなども使い勝手がいいですし、武装類も保持しやすいです。

欠点的には、ポージング頻度が高いとハンドパーツがバラけやすくなってきたり、可動が柔軟な分、関節類がヘタれて弱くなってきたりするので、弱くなったらある程度補強する必要があるかもです。各部に出来る合わせ目が消しにくい構造になっているので、きれいに消したいなら、少し技術が必要かと。

近年のキットなので完成度は高く、ファンの期待通りの出来になっていると思います。トルーパー形態など他にはない形態が楽しめる、遊び心がくすぐられるようなキットなのではないでしょうか。

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