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HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る⑥ つや消しスプレーを吹く

今回は、HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る⑥をご紹介します!

部分塗装をしてデカール貼りまで済ませましたので、今回は部分組立しているキットにつや消しスプレーを吹いていきます。製作前の道具紹介でご紹介したとおり、つや消しはMr.スーパークリアーつや消しのスプレーを使用します。

つや消しスプレーを吹く作業もなかなか難しいものがあるので、今回は注意点も踏まえつつ、失敗しないような吹き方を細かくご紹介していきたいと思います。では製作工程の続きをどうぞ。

まずは各部パーツ類をクリップで挟んでスプレーに備えます。スプレーを吹いた後、下につかないようバランスをとりながら挟んでおきます。

あまり重いとコテっと倒れてしまい、倒れてしまうとせっかくつや消しスプレーを吹いたところが台無しになってしまいます。なので、とにかく倒れないように死守します。(ちょっと大げさですね^_^;)

上の画像のように、上半身と後部スタビライザーも分離しておいたほうが倒れにくくなるのでいいかもです。肩部フライングアーマー(可変型ブレードシールドと言うそうです^_^;)と腕部も外しておいたほうがいいかもですね。

ここでもまた新しい道具が登場しましたが、100均などで売っているクリップを用意しておきます。エアブラシ用のペンディングクリップではちょっと重さに耐えられないかもしれないので、大きめのクリップを用意しておいたほうがいいですね。

クリップにはさんで倒れない状態(スプレーを吹いた各部パーツが下につかない状態)にしたら、パーツ類を箱にでも入れて、スプレーを吹いても大丈夫な環境に持っていきます。

『スプレーを吹いても大丈夫な環境』とは、屋外や塗装ブース使用環境のある、十分換気が出来ている部屋などですね。自分は屋外かつ塗装ブースがあるところ(納屋)があるので、そちらでスプレーを吹きます。

あと、つや消しコート剤を検証したページでは、『コート剤(ラッカー系のつや消しスプレー)がパーツのキズや隙間から入り込んで割れてしまうことがある』と記載しています。

確かにそうなんですけど、HGくらいパーツに厚みがあるキットの場合はラッカー系でも問題なくコートできると思います。実際にHGアスタロトオリジンは全く問題なく仕上げることができました。

RGのような精密なパーツがあるキットでも大丈夫だとは思いますが、できれば塗装したりしてから吹いたほうがいいかもですね。

ちょっと脱線しちゃいましたね^_^; ではスプレーを吹いていきます。

サクッとスプレーを吹きかけた状態のパーツのみご紹介していきますが、スプレーを左から右にスーッと吹きつつ全体に吹きかけた状態です。

30cm程度(できればもっと)離した状態でスプレーを吹きかけ、画像のように表面が軽く湿った状態にまで吹きかけておきます。全体がムラなく湿った状態になっていればOK。これ以上に吹き足すと表面が白くなり、乾燥した後に白化した状態になってしまいます。

なので、ちょっと甘いかな?くらいがやめどきです。甘いかな?と思ったらとにかく乾燥させ、それでツヤが消えていないようならもう一度スーッと吹きかけるようにしていきます。

スプレーはボタンが固めなので、吹きかける量の調整が難しいところがあります。吹きすぎて白化しやすいのもスプレーの特徴なので、吹きかける距離を保ちつつ慎重に吹きかけます。

ラッカー系なので乾燥は比較的早く、少し放っておくだけですぐにツヤが消えていきます。(夏に製作したので余計乾燥が早いですね^_^;)画像ではパーツ類を置いている場所が凸凹で不安定なので、もっと平らで安定している場所において乾かしたほうがいいですね。

しばらくパーツを放置してしっかりと乾燥させたら、今度は脚部などを曲げてスプレーがかかっていない部分にもスプレーを吹いておきます。脚部などを曲げた後も、パーツが下につかないよう安定した状態でクリップに挟んでおきます。

内部の膝パーツにゲート跡が少し残っちゃってますが、気になるならコート前にガンダムマーカーのグレー系をちょこっと塗って隠すか、ゲート跡が残らないようにしっかりとヤスリがけしておくといいですね。

スラスター部分は爪楊枝にマスキングテープなどを巻き、ずれないようにしてからスプレーを吹いておきます。

こんな感じで一通りつや消しにすることができました。やはりつや消しにすると一気にガンプラのリアルさが増しますし、かっこよくなります。そして慣れてくるとこのつや消しで仕上げるのが病みつきになるんですね^_^

では最後につや消しスプレーを吹く前の注意点を。

スプレーを吹く時は必ず湿度の低い状態で吹きかけるようにします。湿度は80%以下が好ましいですね。85%でもおそらく大丈夫だと思いますが、それ以上であれば白化してしまうと思います。雨が振っている場合もやめたほうがいいですね。

もし白化してしまったら、湿気の少ない日にもう一度スプレーを吹くとリカバーできる場合があります。(厚塗りによる白化の場合は重ね吹きしてもダメかもです。)

せっかくここまで作り上げているので、できれば失敗したくはないですね。なので、スプレーとガンプラとの距離をしっかりと保ちつつ、表面がしっとりしたら乾かすなど、慎重につや消しスプレーを吹いて仕上げていきましょう。

では今回はこのへんで。良いガンプラライフを。ではでは~。

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