今回は、ガシャポン戦士f ペーネロペーのレビューをご紹介します!
ガシャポン戦士f ペーネロペーは、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するモビルスーツ『ペーネロペー』のディフォルメフィギュアです。FF(フィックスド・フライト)ユニットとオデュッセウスガンダムが再現され、組み換えで合体と分離が可能になっています。価格は2,268円(税込み)。プレミアムバンダイ限定商品です。
まずは2.5頭身くらいにディフォルメされたガシャポン戦士f(フォルテ)のオデュッセウスガンダムから。各部がガンダムらしいトリコロールカラーで色分けされています。全身が硬化ゴムのような素材で出来ています。【製品素材】PVC・ABS・MABS
色分け箇所は粘土細工のような要素が強く、手作り感を感じる塗り方になっています。白い箇所などには細かくモールドが入っています。
関節にはプラ素材のボールジョイントパーツなどが使用されているので、関節強度は高いです。各部とも動かすとポロリし易いです。
短足なので自立はかなり安定。ほぼ倒れることはありません。
細かく分解されてパッケージされていて、組み立てて完成させるようになっています。
頭部。かなり手塗り感が強いです。大まかではみ出ている部分も多いですね。ただ、画像はアップにしているので粗さが目立ちますが、実際はかなり小さいのでそこまで目立つ感じでは無いです。
頭部はアンテナとマスクが分離可能。
胸部と腰部。胸部はだいぶ雑な感じが否めません。
腕部。両前腕にはシールドを装備しています。シールドは凸凹した形状ですが、細かく塗り分けられ、モールドもしっかりと入っています。ハンドパーツはプラ素材です。
脚部。黄色の塗料が散った感じになっているのも少し残念。小さいキットなので、なかなか手作業でも機械でも正確に塗り分けるのは難しいのかもしれません。側面の角のようなパーツは外れやすいので注意です。股関節はしっかりとしています。
足裏にも細かくパネルラインが入っています。
バックパック。こちらも粘土細工のようなザラザラした感じがあります。
首の可動は肩が干渉する位置まで動かす事ができます。頭部がでかいのであまり動きはスムーズでは無いですね。付け根も硬化ゴム質のボールジョイントなので固く、首をひねっても反動で少し元に戻ったりします。
肩はボールジョイントパーツで接続されていて、ある程度左右に開きます。硬いのでボールジョイントパーツをしっかりとはめ込む必要があります。ポージングしても肩はそれほど外れることはないですね。
肘もジョイントパーツが使用されているので適度に曲がります。
腰も少し浮かせる形で360度回転します。
股関節の穴に付属の台座をマウントさせます。
しっかりと刺さるので、この状態だとまず安定しています。
足の付根はボールジョイントなので、前後に適度に可動します。あたふたしたような感じが可愛らしいです^_^
クリアーピンクのビームサーベル刃☓2、ビームライフル、平手ハンドパーツ(左右)が付属。
ビームライフルはハンドパーツにそのまま挿し込みます。しっかりと固定されるので安心してポージングできました。
ビーム刃をシールドに差し込んでビームトンファーのような状態にすることができます。
次にパッケージを見ていきます。『機動戦士ガンダム ガシャポン戦士フォルテEX01』と印字されたダンボールに入って届きました。
パッケージ。うっすらとペーネロペーのイラストが掲載。PENELOPEの英文字がデラックスな感じを出しています。ペネロペはオデュッセウスの妻とのことですが、ギリシャ語でアヒルという意味だそうです。
各部位が細かく分解されて入っています。
説明書。表面には各部ジョイントパーツの組み立て方が掲載。
反対側はオデュッセウスガンダムやFF(フィックスド・フライト)ユニット、ペーネロペーの組み立て方が掲載されています。ペラの説明書でかなりシンプルです。
ジョイントパーツとハンドパーツはランナー状で入っています。左のジョイントパーツは2個付属。
FF(フィックスド・フライト)ユニット。鳥のようなディテールが特徴的です。こちらは割りときれいに色分けされているようです。
こちらも分解されているのを組み立てる仕様になっています。こちらはオデュッセウスガンダムと違って、ちょっと触っただけでもポロリし易いので、ポロリを避けるためには取り扱いにはかなり注意が必要です。
オデュッセウスガンダムよりもユニットの方が大きめ。
FF(フィックスド・フライト)ユニットも付属の台座にマウントすることができます。足の部分などが落下し易いので、慎重にハメ込みます。台座にはまずまず差し込めるので安定しています。
ペーネロペー用の肩パーツは2種類付属します。片方には肩パーツが接着してあります。なので、これ用にジョイントパーツも2個分付属しています。
肩パーツが接着してある理由は、テスト段階で耐久に不安を感じたため仕様を変更したそう。それで出荷日が遅れたとのことです。
接着してある肩パーツ上部には、塗料が流れたようなムラがありました。少し気になりますが、このあたりは個体差があるのかもしれません。
ペーネロペー。オデュッセウスガンダムとFF(フィックスド・フライト)ユニット(ペーネロペーユニット)と合体させた姿です。ディフォルメでもなかなかのかっこよさがあります。
肩アーマー裏のダクトもしっかりと塗り分けられていました。スリットも入っています。
尾翼の赤いラインも細かく塗り分けられています。
ダクト内部は色分けされていませんが、スリットは入っています。
ペーネロペー用の足裏にもパネルラインが入っていて、ミノフスキークラフトの内側も黄色く塗り分けされています。
HGガンダムバルバトスルプスレクスと比べるとこのサイズ。かなり小さいです。
ペーネロペーも付属の台座にマウント可能。股関節パーツはオデュッセウスガンダムと変わらないものの、こちらのほうが少し不安定で、差し込んでもすぐに抜けてしまうようでした。何かが干渉しているのかもしれません。(個体差があるかもです。)この影響で、少し後ろに倒れ気味でした。
台座にしっかりとハマっていない状態ですが、角度を変えてポージングさせてみました。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。見た目は可愛らしくもあり、しっかりとしたディテールも再現されているのでかっこよさを感じるキットです。
ですが各部のポロリ頻度が高いのが難点ですね。一度どこかがポロリすると、そこをなおすことで他の箇所もポロリするというポロリの連鎖が始まってしまいます。ただ、サイズが小さいので簡単に組めるのと、肩パーツが一体になった別パーツが付属しているのでそこまでストレスを感じることはなかったです。
ポロリが多かったので、各部に瞬間接着剤を塗って乾かし、補強しました。そうするとある程度はポロリがなくなり、ラクにポージングできるようになりました。もともと複雑で干渉してしまうキットなので、やはりおとなしく静かに飾っておくのがベストなのかもしれません。
小さいキットなので、色分けの雑さはそこまで気になるほどではありませんでした。組み換えられるのもいいですし、ディテール的にも申し分ないので、ディスプレイしておくだけでも十分楽しめるキットになっていると思いますよ。
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