今回は、SDガンダム クロスシルエット シャア専用ザクIIのレビューをご紹介します!
SDガンダム クロスシルエット シャア専用ザクIIは、『機動戦士ガンダム』他に登場するシャア専用MS「シャア専用ザクII」のSDガンダム クロスシルエットシリーズキットです。シャア専用機の赤いカラーリングを成型色で再現。付属のSDフレームと別売りのCSフレームに対応。モノアイが可動し、ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホークといったザクⅡ特有の武装も付属します。価格は880円(税込み)。
SDフレームとCSフレーム(別売り)を使うことで、頭身の変化が可能なシリーズ「SDガンダムクロスシルエット」にシャア専用ザクⅡが登場。2018年7月に発売されたSDCSザクIIをベースに、シャア専用の赤いカラーリングと指揮官機特有のアンテナ付き頭部が再現されています。
成型色は印象的な淡いサーモンピンクと臙脂色のシャア専用機カラー。シールはモノアイクリアーピンクパーツの内側と武器センサーにのみ使用します。まずはSDフレームと組み合わせた形態から見ていきます。
SDCSキットなのでポリキャップは使用しません。画像は用意していませんが、内部にはグレーのSDフレームが採用されています。一部ニッパーが必要な箇所もありますが、ほとんどのパーツはランナーから手で切り離すことができます。パーツ数も少なく組み立てもカンタン。低頭身なので自立も安定しています。
ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、ヒート・ホーク、脚部ミサイル・ポッド(左右)が付属。付属品もザクⅡと同じです。
頭部をグリーンのザクⅡと並べて比較。頭部メット裏のパーツが変更され、指揮官機用のアンテナが造形されています。モノアイは内側にシルバーのシールを貼り、その上からクリアーピンクパーツを被せての造形です。モノアイレールも造形されています。
モノアイは裏面のレバーをスライドさせることで左右に可動します。
胴体部。中央のダークグレーや臙脂色、動力パイプなどがパーツで色分けされています。バックパックはⅠ個パーツの簡単な作り。SDCSなので説明書にカラーガイドの記載はなく、バンダイホームページの塗装済みキットもバーニア内部の塗り分けはされていないようでした。
腕部。右肩はL字シールド、左肩はスパイクアーマーのザクⅡ定番の装備。前腕はSDフレームを左右で挟む構造で合わせ目ができます。ハンドパーツは1個パーツ構成で、裏には肉抜き穴があります。
L字シールドは1個パーツ構成ですが、裏面にはモールドが造形されています。肩パーツはSDフレームに2ライン型ダボをはめ込むタイプ。はめ込んだダボ型がそのまま露出します。
左肩のスパイクアーマーは2個パーツ構成で合わせ目ができます。腰裏にモールドはありません。
脚部は大腿部が省かれていますが、ザク特有の動力パイプや曲型造形が再現されています。前後挟み込みタイプなので、側面に合わせ目ができます。足裏はふちに肉抜き穴があります。
グリーンのザクⅡと並べて。異なるのはカラーリングと頭部アンテナだけです。2体並ぶことで1stのワンシーンのようになるのが良いですね。
SDクロスシルエットのRX-78-2、フリーダムガンダムと並べて。
各部可動域はSDCSザクⅡ(グリーンのザク)と同じなので、そちらのレビューをご参考くださいm(_ _)m
ザク・バズーカ。砲身は筒型パーツの組み合わせで合わせ目はありません。
グリップは前後に可動します。
フォアグリップは前後に可動します。センサーはピンクのシールでの色分け。
側面のダボによってシャア専用ザクⅡのリアアーマーにマウント可能です。
ザクマシンガン。こちらは本体部分が1個パーツ構成。それにグリップとドラムマガジンを組み合わせたものになります。
ヒートホーク。刃の部分はクリアーイエローパーツでの色分け。ちょっとしたこだわりを感じます。
ミサイル・ポッドは脚部側面にマウント。1個パーツ構成で、後部に肉抜き穴があります。
ギリギリですが、武器の両手持ちはなんとか可能でした。
ザクバズーカはグリップが可動するので持たせるのがラクです。
ケリはなんとかくりだせました。形にはならないですね;
続いてCSフレームと組み合わせたシャア専用ザクⅡです。SDフレームよりも若干の高頭身化。すらっとしたフォルムになっています。
SDフレームのシャア専用ザクⅡとも比較。プロポーションバランスには好みが出そうですが、個人的にはどちらも好きですね。
CSフレームによって肩が左右に引き出せ、前後スイングがより幅広く可動するようになりました。
肘も90度程度曲げられるようになりました。二の腕は内側に肉抜き穴があります。
股間部の接続も縦から横型のボールジョイント接続になり、膝も90度程度曲げられるようになっています。
脚の付け根が回転するので、内股、がに股もしっかりと可動します。
可動がかなり柔軟になり、ポージングにもメリハリが出てきます。
武器の両手持ちも余裕。
CSフレームを組み込んだ2体のSDCSキットでアクションシーンを再現すると、なかなかの迫力が出ます。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。キット自体は以前発売されたSDCSザクⅡとほとんど同じですが、赤いカラーリングとアンテナによってザクⅡにより存在感が出ていると思います。成型色も丁度色合いになっていますし、ポージングして映えやいです。やはりシャア専用機は一味違うなという印象を感じました。
欠点的には、SDCSキット全種に言えることですが、ポリキャップ仕様ではないためポージングを付けたりしていると徐々に関節などが弱くなり、外れたり武器の重量で垂れるようになったりしてきます。弱くなったら多少補強したりして手を加える必要がありますね。シャア専用ザク用に、アレンジしてベルト給弾式マシンガンとか付属していると面白かったかも。
CSフレームを使ったRX-78-2やグリーンのザクⅡと組み合わせてシーンを演出すると、単機でディスプレイするよりも圧倒的にリアルさや臨場感が生まれます。数機のザクⅡとシャア専用ザクⅡを組み合わせて演出するなど、ホワイトベースやガンダムを襲撃した懐かしのシーンを演出したりするのもいいですね。
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