製作① モノアイのディティールアップ、肉抜き穴埋めなど ⇒ 製作② 塗装 ⇒ 製作③ デカール貼り~トップコート・仕上げ ⇒ 胸部の組み立て ⇒ 腰部の組み立て ⇒ バックパックの組み立て ⇒ 頭部の組み立て ⇒ 右腕部の組み立て ⇒ 左腕部の組み立て ⇒ 脚部の組み立て① ⇒ 脚部の組み立て② ⇒ 脚部の組み立て③ ⇒ 武器の組み立て① ⇒ 武器の組み立て② ⇒ 改修 モノアイの変更
こんにちは!今回は、HGサイコザクの製作①をご紹介します!
今回からHGサイコザクを作っていきたいと思います!前回HGフルアーマーガンダムサンダーボルトVer.を作りましたので、ライバルの機体も作っとかにゃイカンでしょ!ということで、こちらも手をつけていきますので、どうぞお楽しみ下さいませ♪
HGサイコザクはHGフルアーマーガンダムと同様に、HGの割にお値段もそこそこしますし、ディティールも手を加えなくてもかなりいい感じのガンプラです。なので、プラ板などを使った大きな改修はしておらず、簡単なところで、モノアイの変更、肉抜き穴埋めくらいで済ませています。初心者でも難しくない作業なので、手軽にできると思いますよ。余裕があれば、手を加えてみてくださいね。では早速、モノアイの変更から。
■モノアイのディティールアップ
まずはモノアイをディティールアップパーツに変更していきます。使用するディティールアップパーツはウェーブの『オプションシステム シリーズ Hアイズ 3 ピンク』です。
モノアイなどのディティールアップ用パーツで、モノアイや武器のセンサーなどに使用します。立体的なモノアイになりますし、SPプレート(モノアイ用のメタルパーツ)と合わせて使うと、かなりリアルになりますよ。サイズ違いが数種類あるので、キットのサイズに合わせて間違えないように購入すべしです。
今回はHアイズのパーツのみ、モノアイとして使用しますので、それほど目力は出ないですが、ちょっとした印象アップにはなっているかと。
使うモノアイは2.8mmです。ランナーにミリ単位のサイズが記載されているので、サイズを間違いがないようにしてあります。はじめは2.5mmでもいけるかと思いましたが、残念ながらD-2パーツのモノアイサイズとは合いませんでした。2.8mmだと丁度いい大きさだったので、こちらを使用しました。
まずサイズの小さいピンバイスなどで、しっかりと中心を狙って穴を開けていきます。ピンバイスを小さいものから順に大きくしていくことで、正確な位置に穴を開けることができます。
そして3.0mmサイズのピンバイスで、穴を大きくしていきます。時々モノアイをハメてみて、ちょうどいい大きさになるまで拡張していきます。丁度いいサイズにすると、周りの縁が少し残るかと思います。おこのみですが、もう少し大きい穴を開けて、3.0mmのモノアイを付けてもOKかと。ちなみに3.0mmのモノアイだと『Hアイズ1 ピンク』になりますのでご注意を。
では、モノアイの発色を良くするために、モノアイの裏面をシルバーで塗装しておきます。ラピーテープを使ってもOK。もっと明るいモノアイがお好みの場合は、蛍光ピンクで全体を塗装しもいいですね。このモノアイは、また明るいバージョンも製作してみようと思いますので、製作したらご紹介しますね。
モノアイの裏面をスターブライトシルバーで筆塗りしておきます。乾いたら表面をクリアーレッドでエアブラシ塗装していきます。モノアイの塗装に関しては、製作②あたりでついで程度にご紹介したいと思いますです。
とりあえず、モノアイに関してはここまでです。
■肉抜き穴埋め
HGサイコザクには肉抜き穴がいくつかあるので、そこをパテで埋めていきます。まずは足裏です。
HGサイコザクには足裏にごっポリと肉抜き穴があります。これを、いつも使っているタミヤのエポキシパテで埋めていきます。
足裏の形状はかなり細かくギザギザしているので、パテ埋めはかなり手間とキレイな埋め方が必要になります。パテは表面がボコっとするくらいに盛っておいて、凹みの部分をキレイにパテ用のヘラなどで整形していきます。表面は固まった後でヤスリがけすればキレイになるので、とにかく凹み部分に注力して、キレイな形にしていきます。パテとヘラはくっつかないよう水をつけながらキレイに整形します。
パテが乾いたら、表面をキレイに紙やすりで慣らしていきます。凹み部分は固まる前にキレイに整形しているので、画像のように表面をだけをヤスリがけすればいい感じに仕上がると思います。
こんな感じで両足とも穴を埋めておきます。もしパテで埋めた部分に凹みがあったら、またパテを練ってキレイに整形しておきます。
続いてサブアーム。
サブアームにも、『冗談でしょ^_^;』と思えるくらい見事な肉抜き穴があるので、これもパテで埋めておきます。少し多めにパテを塗って、乾かしてヤスリがけするときれいになります。
裏面には表面のようなディティールがないので、プラ棒などで造形してもいいですね。
そして動力パイプも切れ目があるので、パテで埋めておきます。ここで注意点ですが、あまりパイプを伸ばしてパテ埋めをすると、バックパックに取り付けた時に長さが合わず、動力パイプが折れてしまうので注意です。バックパックとの距離感をしっかりと合わせておき、そのサイズ、その形状でパテ埋めをして下さい。
あと、パテ埋めをしてしまうとサイコザクの腰の可動はほぼゼロになります。もともと動力パイプの影響で腰は大きく動かせませんが、少しでも可動域を残しておきたい場合は、動力パイプのパテ埋めはしないほうがいいかと思います。
■合せ目消し&ヤスリがけ
では塗装前の仕上げとして、合わせ目消しとヤスリがけをしておきます。
HGサイコザクの合わせ目を消すパーツはとてもた~くさんあります。画像に一通り並べていますが、ご紹介すると、プロペラントタンク☓2、脚部内部パーツ、ショルダーアーマー、肩部パーツ、シーリング処理部(足首、股関節、膝部、肘部)、ザク・バズーカ☓3、ジャイアント・バズ☓2、ザク・マシンガン、サブアーム(格納型)☓4、ザク・バズーカ用マガジン☓3、シュツルム・ファウスト☓4(1本は予備)、バックパック用パーツ☓2。
細かく、パーツ数が多いですが、根気よく合わせ目を消していきます。合わせ目は接着剤を塗って乾かし、パーツ同士をくっつけてからヤスリがけをするという、いつもの基本的な方法です。注意点もいつものとおり、ポリキャップのはさみ忘れに注意です。関節部には一通りポリキャップがあるので、それを忘れずにハメ込んでから合わせ目を消しておきます。
合わせ目を消したら、400番などでゲート処理などをしておきます。切れてるやすりは現在かなり品薄状態。400番はすでに在庫切れで、1200番に至っては、お値段が12,000円以上と高騰しています。(Amazon調べ)これがあると大きさが丁度いいですし、ペーパーを切る手間がなくすむので残念です。特にどれがということはないので、お好みの紙やすりでヤスリがけをどうぞ。
ヤスリがけをしたらパーツ洗浄をして乾かし、塗装に備えておきます。合わせ目を消したパーツ類はかなり大きさがあるので、パーツ洗浄では破損しないよう注意しましょう。
以上です。ここまで下準備をしておきます。今回メタルパーツは、HGサイコザクの外見上、埋め込む箇所が見当たらなかったので埋め込みませんでした。その代わり各部にゴールドのスラスターやアポジモーターが付いているので、見た目的にもそこそこキラキラしていればいいかと。
ガンプラのカスタマイズや改修はおこのみなので、手を加える手助け程度でも参考にしてみてくださいね。では次回はHGサイコザクの塗装をご紹介していきます。
良いガンプラライフを。ではでは~。