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エアーブラシなしで作る① ⇒ エアーブラシなしで作る② パーツ洗浄 ⇒ エアーブラシなしで作る③ 塗装その1 ⇒ エアーブラシなしで作る④ 塗装その2 ⇒ エアーブラシなしで作る⑤ デカール貼り ⇒ エアーブラシなしで作る⑥ つや消しスプレーを吹く ⇒ エアーブラシなしで作る⑦ 仕上げ
今回は、HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る④をご紹介します!
では前回の筆塗りの続きをしていきます。特に前置きもないので、早速塗装工程をどうぞ~。
まずは太もも外装パーツの白いV字モールドをフラットホワイトで塗っておきます。
この部分は細いラインモールドになっているので、先の細い面相筆でないとちょっと塗りにくいかもしれませんね。使い古して先が広がってしまっている筆を使うのは避けたいところです。
自分は面相筆を、頻繁に使うものとたまに使うものの2本くらい用意しています。なので、こういったより細いところを塗装する場合は、頻繁に使っていない、先がキレイな筆を使って塗装しています。フィギュアの塗装なんかもそうですね。
安物の面相筆は特に先が痛みやすいので、予め何本かストックしておくといいかもですね。
先のキレイな面相筆を使ってもはみ出ることもあるので、そういった場合は爪楊枝などで慎重にはみ出た部分を落としていきます。
足裏のタコ足のようなスラスター内部はガンメタルで塗り分けておきます。最初の塗料一覧にはなかったガンメタルなので、「また別に購入しなければいけない!」といった場合には申し訳ないですがご購入をm(_ _)m
グレー系塗料があるならそれを使ってもいいかもですね。ジャーマングレイならいけると思います。チタンシルバーとジャーマングレイを混ぜ合わせて使う場合は、ジャーマングレイがつや消しなので、せっかくの金属粒子のてかりがなくなってしまうのでどうかな~?ってかんじです。
ガンダムフレームの動力パイプやシャフト部、スラスター内部などはチタンシルバーで筆塗りをしておきます。このようなメタリック系で塗装した部分は、後でつや消しクリアーを吹くと輝きが消えてしまいます。ですがつや消しコートをした後に、また同じように筆塗りするので輝きが戻ります。
では一通り筆塗りが終わりましたので、コピックモデラー(マルチライナー)を使ってモールド各部をなぞりつつスミ入れをしていきます。
赤い外装パーツなのでブラックではなく、ブラウンを使うのが好ましいと思います。スミ入れした部分が際立つことなく、自然の色合いになるのでいいですよ。(画像ではスミ入れした箇所がわかりにくいかもですが、実際はそこそこスミが入っています。)
フライングアーマーの翼や濃い赤色パーツ、白いパーツも同じようにコピックモデラーのブラウンでスミ入れしておきました。
翼や白いパーツも別にブラウンでスミ入れでいいと思うんですけど、白系のパーツなだけにブラックやグレー系でスミ入れしたほうが良かったかも?と少しだけ後悔しています。このあたりはお好みでどうぞ。
では筆塗り、スミ入れといった部分塗装が一通り終わりましたので、各部を組み立てておきます。後でつや消しクリアースプレーを吹くので、できるだけスプレーの量が少なくて済むように組んでおくといいですね。(2017/9/16追記)注:頭部はツインアイのシールを貼り付けずに組み立てておきます。
以上、今回はここまでです。今回は外装を無塗装で仕上げていますが、色を変えたいなら筆塗り前に赤系スプレーをブシャーっと吹いておくといいかもです。
赤い部分はシャインレッド辺りで、濃い赤の部分はあずき色辺りのスプレーかなってところかと。スプレーは重ね吹き過ぎると液だれしたりする場合があるので、その点に注意しつつ塗装をしておきましょう。
ちなみにスプレーって言うと、自分は昔、HG1/550デンドロビウムを製作した時に、白いスプレーを吹いて液だれしまくった経験があります。スプレーの吹き方がわからなくって、下地が見えるのをムリに何度も重ねて吹き、塗料が乗りすぎて液だれしたんですねー^_^;
本当はスーッと一度吹き、しばらく置いてからまたスーッとスライドさせながら吹いていけば液だれすることなく、下地も段々見えなくなっていくんですけど、使い慣れないと難しいです。
スプレーは何度も塗っていくとすぐになくなってしまいますし、ボタンを抑えるのに力がいるので指がとにかく疲れて痛くなります。コスト的にも高くつきます。なのでできればスプレーはあまり使いたくないというのが本音です^_^;
そういった意味では、エアブラシははじめは使い方が難しいかもしれませんが、使い慣れると塗料や溶剤は少なくて済みますし、使っていて指が痛くなることもなく、かなり使いやすいです。なので、ご家庭の環境にもよりますが、もし使える環境であればエアブラシを使った方がいいかもですね。
ちょっと昔話を取り上げてみましたが、スプレーは手軽で音もうるさくないのが魅力ですし、その点に関してはエアブラシよりも使いやすさはあります。結局のところやっぱり環境や使いやすさに応じてってことですね。
では、語るとやっぱり長くなりそうなので今回はこのへんで^_^;
では良いガンプラライフを。ではでは~。
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3 件のコメントがあります。
U.C.0063
on 2017年9月12日 at 21:24 -
nori様
ガンダムアスタロトオリジンの製作更新ありがとうございますm(_ _)m
nori様、今回も質問させてください。
メタリックの塗装でフレームの動力パイプ、シャフト、スラスター内部をチタンシルバーで筆塗り、後でつや消しクリアーを吹くと輝きが消えてしまうのでつや消しコートをした後に
また同じようにチタンシルバーを筆塗りする。とありますが
フレームのグレー→つや消し→チタンシルバー
の一度塗りだとチタンシルバーの発色が違うのでしょうか?
nori
on 2017年9月12日 at 21:36 -
コメントありがとうございます!
正直あまり色的な変化はないと思うんですけど、
つや消しコートを吹いた後に塗料をはみ出させたくないので保険的な意味ではじめに筆塗りしてる感じですね^_^;
自分もめんどくさい時はコートした後で筆塗りすることもありますし、
どちらがいいかはそこまで比較検証はしてないです^_^;
ただ、2重に塗装しておいたほうが、
関節部なんかは塗装が剥がれても全く別の色合いにならなかったりするのでいいかもですね。
U.C.0063
on 2017年9月13日 at 19:23 -
nori様
早々に御返信ありがとうございますm(_ _)m
なるほど、そう言う理由で下塗りをするのですね。
勉強になりました。ありがとうございました。