今回は、痛車 けいおん! ランサーエボリューションX Ver.2の製作⑩をご紹介します!
前回、ボディの水研ぎや研磨をして全体をコーティングしたので、今回はボディのモールやフロントバンパーダクト、リアバンパーなどを塗り分けていきます。っとその前に、まずは窓ガラスの水研ぎをしておきます。
窓ガラスは後部のデカールを貼った箇所だけ水研ぎしていたのですが、やっぱり気になったので他の箇所も処理することにしました。
バフレックスで水研ぎすると表面が平らになりますが、研ぎキズのせいで画像のようにスモークがかかったように曇ります。(前回の製作で全体をクリアコートしているのでご注意を。)
曇ったクリアパーツはMr.コンパウンドの極細で磨いて透明にしていきます。磨けば磨くだけ綺麗になっていきます。
Mr.コンパウンドだけでも十分綺麗になりますが、もっと透明度を上げたかったのでハセガワのセラミックコンパウンドで更に磨きます。
セラミックコンパウンドは光沢塗装、透明プラスチックなどを研磨するのに最適なコンパウンドです。セラミック超微粒子で研磨するため、削りカスがなく、凹部分に貯まることもありません。その他、 スミ入れのはみだし部分のふき取りと、 塗装面の磨きが同時に行えるというメリットも。
それではボディのモール部分を塗り分けていきます。モールは曲状になっていてマスキングが難しいので、マスキングテープを細長くカットして隙間が出来ないようにしつつ貼り付けていきました。
ここで注意ですが、ボディをしっかりとクリアコートしたつもりでも、マスキングテープを剥がす際にデカールも一緒に剥がれてしまう場合があります。せっかくのデカールとクリアコートが台無しになってしまうので、できるだけデカール部分を避けながらマスキングテープを貼り付けていきます。
デカールを貼っている箇所は、画像のように薄い紙などで保護しながらマスキングしていきました。自分は不要になったカレンダーを切り出してメモ帳にしてるものを使いましたが、比較的柔らかい素材のほうがマスキングしやすいと思います。
フロントやリアバンパーも同様に、塗り分ける箇所を残してマスキングしていきます。
窓ガラスのパーツは付属のマスキングシールを前後の裏面から貼り付けます。リアガラスのマスキングシールが若干小さめなので、その点を踏まえてバランスよく貼り付けました。貼り付ける際はシワが出来ないように注意します。
ただ前後を貼っただけではダメなので、側面も薄い紙などを使用しつつ、塗り分ける箇所をマスキングしていきます。塗り分ける箇所はフロントガラスとリアガラス内側のふちだけです。(赤◯の箇所にサンバイザーのモールドがあるのでそのあたりまで塗り分けます。)
サイドミラーも細かくマスキング。
各部をマスキングしたら、後ではみ出た箇所を落とせるように、タミヤエナメルのフラットブラックで塗装します。
マスキングを剥がしたら、はみ出た箇所をエナメル溶剤と綿棒で落としてきれいにしていきます。
色が乗り切っていない箇所はエナメルのフラットブラックで筆塗りして修正しておきました。
以上、今回はここまでです。足早に塗装を済ませてテールランプなども組み上げようかと思いましたが、何気に塗り分けに時間がかかって出来ず仕舞い。しっかりとクリアコートをしたつもりでも、マスキングテープでデカールが剥げる場合があるのは怖いですね;痛車はそのあたりが一般的なカーモデルに比べてシビアなので、製作する場合は注意しないと・・・。
次回は内装やテールランプやウインカーなどを組み付けて完成まで持っていければと思います。
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