今回は、HGUC 1/144 マラサイのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビーム・ライフルを両手持ちで射撃するマラサイの膝上イラストが掲載。背景は月面でハイザックと共に戦闘を繰り広げるシーンです。劇中のマラサイは、グラナダから出港のアレキサンドリアから出撃し、月面都市アンマンでガンダムMk-Ⅱを苦しめます。カクリコンとジェリドが搭乗したオレンジのマラサイは存在感のある機体でした。
パッケージサイズは一般的なHGと同じ。ナンバーは052です。ちなみに051はHGUCジム・コマンド(宇宙仕様)で、053はHGUCガンダムMk-II + フライングアーマー。この頃テレビでは機動戦士ガンダムSEED DESTINYが放送されていたので、HGはそれに関するキットが多く発売されていました。同じくして『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』が公開になり、それに合わせてこのマラサイが発売されています。
横絵はマラサイの機体情報やキットの開発経緯なども掲載されていますが、さすがに今に比べると、デザイン的に古さを感じます;
では開封。ほぼ大判ランナーによる構成です。
全部で2袋分と少なめ。
説明書はおなじみの塗装済みキットが表紙のペラ説明書になります。なぜか塗装キットにも古さを感じますが・・・・。
では説明書を一通りどうぞ。
以上、説明書でした。説明書は組立工程は白黒面のみで、カラー面は全てキットのアクションポーズや解説などになっています。合わせ目が多く、構造的に簡単なこともありますし、武器類が少ないなどで組み立て工程が少ないというのもあるかと。慣れた方なら1時間あれば組み立てられるくらいです。
カラーガイドは基本中の基本カラーでの調色になっていて、親切にもガンダムカラーの案内まで加えてあります。このHGUCマラサイ発売当時はマラサイ用のガンダムカラーセットも販売されていましたが、今現在は売り切れになっているようです。セットがあれば調色も必要ないので、売り切れ(製造されていない)のはちょっと残念。
では各ランナーを見ていきます。
↑Aランナー。グレー、オレンジ、クリアーイエロー、グリーンのイロプラランナー。ビーム・ライフルや各部内部パーツなど。バンダイのホームページを確認すると、グリーンの動力パイプパーツはアサレフと言われる軟式素材で作られているそうですが、ネットで検索しても『アサレフ』に関して表示されず、HGUCマラサイ関連のページしか出てきません。おそらく『アサレフ』ではなくて『アサフレックス(スチレン系特殊透明樹脂(SBC)』ではないかと思います。
↑B1ランナー。オレンジのランナーです。腕部、頭部、脚部など各部外装パーツ類。
↑B2ランナー。オレンジのランナーです。Bランナーですが、B1と同じ形状ではなく、全く別のパーツで構成されています。脚部と腹部の外装パーツ類。
↑Cランナー。レッドのランナーで、シールド、脚部、胸部、バックパックなど各部の外装パーツ類になります。
↑ポリキャップ(PC-123プラス)、ホイルシールです。
以上です。ランナーを見てもかなりパーツのざっくりとした感はありますが、キットにすると体型バランスはよく、今でも見劣りしない造形が楽しめますね。フォルムは渾身の出来なので、合わせ目などに目をつぶればとても良いキットだと思います。
肘や膝など各部が分離するので合わせ目消しはラクですし、合わせ目消しのためのマスキング塗装も必要ないので、きっちりと仕上げたい方でも手軽に処理できるかと。なのであとはハンドパーツを新造するなり、HGBCなどから持ってくるなりすれば近年のキットにも劣らない出来になるかと思います。
マラサイに関してはティターンズ所属の一機として、ジェリド使用機として名を残す機体なので、HGUCガンダムMk-Ⅱと組み合わせて戦闘シーンを楽しむのもいいですね。できればHGのバリュートパックも発売していただいて、バリュート展開による地球降下時のシーンも演出できれば楽しみも広がるのではないでしょうか。(マラサイはやられ役になりますけど^_^;)
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