こんにちは!今回は、HG 1/144 レギンレイズジュリアのレビューをご紹介します!
HGレギンレイズジュリアは、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの登場機『レギンレイズジュリア』の1/144スケールモデルキットです。レギンレイズジュリアはグレイズの後継機であるレギンレイズをさらにカスタマイズし、ギャラルホルンで開発された高機動型試験機。各部に大型のウイングを装備し、より機動性能を高めた機体のディテールが再現されています。発売日は2017年2月18日。価格は1,512円(税込み)です。
レギンレイズの面影を残しつつも、各部のアーマーを大きく拡張させたスタイル。パイロット『ジュリエッタ・ジュリス』にちなんだ名前が付けられています。レギンレイズと同じく『レギンレイズフレーム』を使用。全体的にはジュリエッタのイメージカラーであるグリーンとホワイト、グレーのカラーリングです。
肩部のアーマーと膝部から伸びる、ブレードパーツ付きの大型アーマーが特徴的。モビルスーツとは思えないようなディテールによって、宇宙空間での機動性が重視された機体になっています。
大型アーマーが補助になり、小型な脚部ながらも直立は安定します。説明書にも大型アーマーを支えにするような記載がありました。
左右から。左右対称で後方に向けてかなりロングサイズになっている大型アーマー類。付け根がしっかりとしていながら、可動性も高い部分です。
頭部。レギンレイズにV字型のブレイドアンテナを装備したような形状。どことなく龍のようなイメージもありますね。フェイス中央のセンサーと左右外装のカラーリングはシールによる色分けとなっています。
フェイス内部にはセンサーのようなディテールが再現されていますが、レギンレイズのように露出させるギミックはありませんでした。
バストアップ。胸部周りのデザインはレギンレイズと似ていますが、胸部中央パーツなどがよりシャープ化されています。両肩のアーマーも特徴的。
腹部。おなじみのレギンレイズフレームが露出しつつも、腰部アーマーなどが大型化。レギンレイズジュリア独自のフォルムになっています。
腕部。両腕にジュリアンソードを装備し、標準装備でも攻撃的な印象を持っています。胴体への接続部分は少し抜けやすいので注意です。
腕部は細かく外装パーツを被せていく形状なので合わせ目はありません。マニピュレーターは5本指のマニピュレーターではなく、アーム型。アームは特に可動ギミックはありません。レギンレイズのマニピュレーターが装着可能なので、他の武器を保持させるときにはレギンレイズのものを使用します。
ジュリアンソードは取り外し可能。差し込んで固定させます。
肩部アーマーの白い部分はパーツによる色分け。後部のグレーのところはシールによる色分けです。裏面の中心部は別パーツを組み合わせますが、その周りには大きめの肉抜き穴がありました。肩部とはボールジョイントによる接続で、アーマーの柔軟な表現が可能です。
脚部。レギンレイズとほぼ同じ形状ですが、大型アーマーを装備するため、太もものパーツは新規造形になっています。裏面は大型アーマーを外して撮影。腕部同様に細かいパーツの組み合わせなので、合わせ目は出ない仕様です。大型アーマーはボールジョイントによる接続。
後部にブレードパーツを装備した大型アーマー。大型シールドのような装甲を持っています。装甲も白いパーツで色分けされています。
装甲の内側は肩部アーマーと同じく中心部が別パーツ、周りには肉抜き穴のような形状があります。
足首から下の部分。レギンレイズとは大きく異なり、鳥足のようなディテールに。かなり簡略化された部分。足裏には肉抜き穴などがあって大まかなものになっていますが、一応別パーツによって可動するようになっています。
バックパック。こちらもレギンレイズとは大きく異なり、中央にスラスターが装備されています。レギンレイズジュリア独自の形状。露出しているレギンレイズフレームの一部は黄色いシールでの色分けとなります。
HGガンダムバルバトスルプスレクス、HGユニコーンガンダム(デストロイモード)と。大きさはルプスレクスとほぼおなじ。
頭部の可動はそれほど広範囲ではありませんでした。首関節のボールジョイントが少し弱く、首がフラフラするので補強が必要かもです。
左右への可動は、肩部アーマーを回避するようにして左右にしっかりと可動できます。
腕部左右への可動は、水平までとはいかず。頭部と肩部アーマーが干渉するのでここまでです。
肘の可動は外装が干渉するまで可動。細身の割に制限がありますが、まずまずの可動範囲。
ショルダーアーマーはレギンレイズと同じ形状。上下に可動します。
腹部の可動は最低限。前かがみはほとんど表現できませんが、胸を張るスタイルはまずまず表現可能。
胸を張るポーズではレギンレイズフレームが大きく露出します。
腰部の可動は、アーマーが干渉するためあまり表現性は高くありませんでした。
腰部左右のアーマーはフロントアーマーとサイドアーマーが一体型になっていて、適度に展開可能。前後にスラスターが付いています。付け根がボールジョイントになっていて、あまり左右に広く可動させると外れるので注意です。
リアアーマーは広く展開可能。表現性の高い部分です。
リアアーマーの裏にはスラスターを装備。
専用の台座が付属し、股関節の穴に差し込んで固定させます。
専用台座はランナーレスの台座が付属し、一部を別パーツで補うことで高さをアップさせています。
挿し込みタイプなので台座への設置はかなり安定。高さがあるのと大型のアーマーを装備しているということで、他キットと比べるとポージング時には倒れやすいところもあります。普通にディスプレイしておくには全く問題ないですね。
前後への開脚は、前面へは腰部アーマーが干渉するので45度程度しか上がりませんが、後方へはリアアーマーが可動するので水平まで可動。一般的なキットとは逆の可動範囲を持っています。
脚部アーマーがスッキリとしているので、膝の可動は広範囲に。
別パーツによって再現されている足首から下パーツの可動域はそれなり。
内股は水平にまで可動。脚の付け根の可動範囲が広いです。
がに股は大型アーマーが干渉するのでそれほどでもないですが、アーマーを外すと180度可動します。
左右への開脚は、腰部のアーマーが干渉するので広くは取れませんでした。これ以上脚を開くと腰部アーマーが外れてしまいます。
足首は特殊なパーツの組み合わせによって、左右両方にクルッと上向きに。
立膝はかなり難しめ。ギリギリの可動をさせてなんとかこの状態にさせることができました。
ごちゃっとして見にくいかもしれませんが、大型アーマーの先端部分は可動式。上下に広範囲に可動します。先端にはブレードパーツが付属。先端パーツの内部には大きな肉抜き穴があります。
スラスターの上部に付いているアーマーも上下に可動します。
スラスターも上下に少し可動。
大型アーマーは脚部に装着可能。装着方法は以下のとおり。
①足首から下のパーツを外します。(画像左)
②大型アーマーの白いパーツを外します。(画像右)
③脚部と大型アーマーを接続します。(画像左)
④白い外装パーツをまた被せておきます。(画像右)
これで脚部と大型アーマーを接続完了。大型アーマーは3箇所でしっかりと脚部に固定されるので、全くポロリなどはありません。脚部と一体化されています。
大型アーマーを脚部に接続した、無重力空間でのスタイル。かなり脚長で、機動性の高そうな仕様に変化しています。
大型アーマーの先端は適度に可動。表現が豊かです。
足首から下のパーツとジュリアンソードのウィップモードパーツが付属。
その他、レギンレイズ用の余剰パーツも多数付属。
組み替えで足首から下のパーツが飛行スタイルに変更できます。
ジュリアンソードのウィップモードパーツも組み換え式。
ウィップモードパーツは軟質素材なので、曲げることで柔軟な表現が可能です。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。可動範囲が多く、各部のボールジョイントや首の可動は意図しないところで動いてしまうこともあります。このため、取り扱いには少しストレスを感じたりすることもありますね。全体的にちょっとごちゃっとした感じもあるので、把握するまでには多少時間を要することも。
ただ、全体的なスタイルの美しさは他のキットにはない部分ですし、レギンレイズがここまでかっこよくなってしまうのは専用機ならではのところもあると思います。ポロリ箇所も特に無いので、その点はお気に入りのポージングを楽しむのもし易いかと。装備はジュリアンソードのみと、もう少し武器類が欲しいような気もしますが、このあたりはオプションセットと組み合わせて違ったスタイルも楽しみたいですね。
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2 件のコメントがあります。
わぱ
on 2017年2月22日 at 21:38 -
トリコロールって確かに3色って意味ですが
一般的には赤青白の組み合わせを指す言葉ですよ
レギンレイズジュリアをトリコロールカラーっていうのはかなり違和感があります
nori
on 2017年2月22日 at 23:49 -
コメントありがうございます!
ですよね~^_^;自分もトリコロールって言葉を使う時、『う~ん、なんか違うな・・・』って思いました。
ご指摘いただき感謝ですm(_ _)mここは修正しておきたいと思います。