今回は、2014年7月に発売されたワンピース 偉大なる船コレクション バラティエのレビューをご紹介します!
ワンピース 偉大なる船コレクション バラティエは、アニメ『ONE PIECE』に登場する海上レストラン船『バラティエ』のプラスチックモデルキットです。サバガシラ1号の船首の他、オシャレにデザインされたレストラン店舗や展開可能な拡張甲板といった特徴的な船体形状が再現されています。海の情景パーツが付属し、水面航行イメージなども再現可能。価格は1,760円(税込み)です。
海のコックを仲間に加えるためにルフィらが訪問。そこで出会ったサンジを仲間に加える舞台となった海上レストラン船『バラティエ』が偉大なる船コレクションシリーズに登場。
赫足のゼフが海での絶食経験を胸に、海賊を引退して開いた海上レストランで、1階は店舗、2階は店員食堂、3階にオーナー船室で構成されています。名前は作者が高校時代にアルバイトをしていたステーキハウス「薔薇亭」に由来。
成型色はライトグリーン、オレンジ、ライトブラウン、ホワイトの4色をメインに、セイルがオレンジ、海の情景パーツはクリアブルーでの再現。でですがそれでも色が足りないので、セイルや甲板の一部などを塗り分ける必要があります。
ホイルシールが大量に付属し、船体各部に細かく貼り付けるようになっています。
ランナーからパーツが手で取り外せるタッチゲート仕様なので、ニッパーや接着剤といった工具を使用すること無くラクに組み立てることができます。ポリキャップ、KPS、ABSは不使用。
海の情景パーツ、台座パーツ(底面に設置済み)、甲板パーツ(左右)が付属。
セイル用のマーキングシールが付属。貼ることでオシャレなストライプ模様を再現することができます。
シールを貼らない状態で。シールを貼らないとかなり大味なカラーリングになってしまうので、面倒でもきっちりと貼り付けたほうが良さそうですね。
船首部分はサバガシラ1号の魚頭が再現されています。黄色いフチはシールですが、口のオレンジはパーツでの色分け。白い部分は左右の組み合わせで中央に合わせ目ができます。内部には3門の大砲もきっちりと造形。サバガシラ1号の展開ギミックはありません。
店舗や食堂、オーナー船室部分は四方から外装パーツを組み合わせる細かな構造。手すりや窓、入り口扉などはシールでの色分けです。シールは切り込みがあったり細いシールだったりするので、貼り付ける際は破れないように注意します。
「BARATIE」や「RESTRANT」はマーキングシールでの再現。「BARATIE」文字はホイルシールの上に貼りますが、チープな感じもなくて良いですね。
手すり、窓などシールでの色分け箇所はきっちりとモールドが造形。パーツ分割はされていないので塗装する場合はなかなかハードな作業となりそうです;
船底は球状で独特。木板のようなモールドが細かく造形されています。一部モールドは黒いシールでの色分け。
後部は簡単なパーツ構成で、各部モールドはシールで細かく色分けします。
セイルやマストはいくつかのパーツで簡単に色分けされています。セイルは表面のみマーキングシールでの色分けなので、後面は同じように塗り分ける必要があります。上部はブラウンに塗り分けが必要。
個体差かもですが、マストを支える左右のシュラウド(黒いパーツ)がポロリし易いので注意です。
海の情景パーツは表面に波状のモールドが造形。白でグラデーション塗装したりすると航行時のリアルな波しぶきが表現できて見栄えがしそうです。台座パーツはシンプルな1個パーツ構成。
台座パーツにバラティエの船体を載せてディスプレイさせます。多少傾いてもバラティエ本体がずれ落ちるようなことはありません。ある程度安定したディスプレイが可能です。
海の情景パーツは船底パーツを分割して組み付けることで、水面航行シーンを再現することができます。
海の情景パーツの波がリアルに造形されているので、アップで見ると実際に航行しているようで見応えがありますね。ちなみにクリアブルーパーツはブラックライトで照らしても発光はしませんでした。
甲板は左右それぞれが簡単な1枚パーツ構成でフチをブラウンに塗り分ける必要があります。裏面の作りは簡易的。
甲板を左右に組み付けて戦闘形態に。甲板がトビウオのヒレのようになって可愛らしい感じになるのがいいですね。
甲板を下部に組み付けることで通常の航行時の形態も再現することができます。付属の台座パーツにしっかりと組み付けられるので、こちらでディスプレイさせたほうが安定はしますね。
通常の航行時の形態でも海の情景パーツが組み付け可能。
海の情景パーツや船底、甲板を組み付けた状態で見上げると情景パーツが水面のように見えるため、水中から船を見上げるような見応えのあるビューを楽しむことができます。
船底パーツを外して甲板を展開した状態でのディスプレイも可能。
平時は屋外パーティーのために、非常時・襲撃時には船内を傷つけないために、ヒレ(甲板)を開いて足場にするとのこと。
サバガシラの部分も外せるので、劇中のようなスタイルにすることもできます。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。高さは陸ジムと差がないですが、甲板を装着すると横のボリュームが増します。ですがHG2体分ほどなのでディスプレイスペースはそんなに必要なさそうですね。
船底の中央に3.0mm穴があるので、バラティエを浮かせた状態でディスプレイさせることもできます。そこそこ重量がありますが、穴にしっかりと固定できるので安定したディスプレイが可能です。
甲板を側面に配置した状態でも浮かせてのディスプレイは可能。甲板を下部に組み付けた状態だと穴が塞がって3.0mm軸が差し込めないようになっています。
適当に何枚かどうぞ。
「・・・・長い間!!!くそお世話になりました!!!」
以上です。トビウオのようなデザインで可愛らしさがありますし、甲板の配置変更で形態が変えられるのも表情に変化が付いていいですね。レストランの建物もバランスよく造形されていて細部モールドも細かいですし、セイルやマストも帆船ならではの格好良さを楽しうことができます。
気になる点は、個体差かもですが、セイルを支える黒いパーツがポロリし易いのでちょっと面倒でした。それとパーツ数が特別多くないのでサクッと組み立てられますが、シールが鬼のようにあるので貼るのがなかなか大変;
ですがそのぶん、素組みでもかなり華やかなデザインに仕上がりますし、海の情景パーツを組み付ければリアルな航行シーンを再現することができます。船底を取り外せるので航行シーンのバリエーションも豊か。人気度はそれほど高くないかもですが、粋なグランドシップとしてコレクションに加えておきたいアイテムの一つですね。
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