今回は、一番くじ ラストワン賞 MG 1/100 ガンダムエクシア ソリッドクリアアナザーのレビューをご紹介します!
MG ガンダムエクシア ソリッドクリアアナザーは、一番くじ(ハズレなしのキャラクターくじ 1回790円:税抜)の最後の1枚を引くことで貰えるラストワン賞の当選アイテムです。一般発売された『MG ガンダムエクシア』の外装にクリアパーツを採用した一番くじオリジナルの特別仕様。
2009年7月に発売されたMGガンダムエクシア(以下、通常版)をベースに、イエロー成型色がクリアイエロー、ホワイト成型色パーツが乳白色のクリアパーツに変更。通常のクリアとは少し違った雰囲気で、独特のメカニカルさを感じさせるキットになっています。
その他の成型色は、ブルーやレッドは通常版よりも少し淡めの成型色での再現で少し軽めな印象。関節や内部パーツはメタリックグレー成型色、GNソード刃やGNブレイドの実態刃はシルバー成型色、全身各部のGNコンデンサーはクリアグリーン、頭部センサーやGNドライヴ用の台座はクリアー成型色パーツでの再現となっています。
シールは頭部センサーや胸部GNドライヴ、各部のGNコンデンサーを補うくらいで少なめ。クリアバージョンのキットなので塗装は不要なようです。
メタリックグレー成型色の内部・関節パーツにはABSが使用されています。KPSは不使用。肩部や腹部、大腿部などのGNケーブルには樹脂素材のホログラムシートが使用されていて、光を当てたり角度を変えたりすることで虹色に見えます。
ポリキャップはPC-130Bを各部に使用します。肘膝関節はABSパーツの組み合わせで関節強度はまずまず高め。ソールの可動が若干緩いため、多少のふらつきが見られますが、特に負荷のかかるような装備はないので自立は安定します。
GNソード、GNロングブレイド、GNショートブレイド、GNシールド、GNビームサーベル刃(長✕2、短✕2)、GNドライヴ用のスタンド、背部カバーパーツ、カレル、刹那・F・セイエイフィギュア、ディスプレイ用ジョイントパーツが付属。
マーキングシール、擦って転写するガンダムデカールが付属します。
頭部。エクシア特有の近未来的なフェイス。マスクなんかは乳白色のクリアがわずかに透けているので、その分メカニカルさが感じられるようになっていていいですね。ツインアイやとさか前後のセンサーはクリアパーツにシールを貼っての再現です。
メット部は左右の組み合わせですが、後頭部の合わせ目は段落ちモールド化。とさか左右にはホログラムシート、側面のGNコンデンサーはシールの上からクリアグリーンパーツを被せての再現です。
胸部・腹部も近未来的な作り。中央のGNドライヴが印象的に造形されています。エアインテークや肩のアンテナがクリアイエローでメカニカルな雰囲気が強調されていていいですね。
肩のクラビカルアンテナは収納可能。
エアインテーク部分の装甲や腹部のコックピットハッチは開閉可能。
GNドライヴは側頭部と同様、シールの上からクリアグリーンパーツを被せての再現です。シールには文字が印字。コックピット内部にはパイロット姿の刹那・F・セイエイフィギュアが格納されています。
肩の装甲は上下にスイング可能。脇にはホログラムシートのGNケーブルが造形されています。肩も適度に前方にスイングが可能。
腰部は軽装。三角形のアーマーが印象的に造形されています。クリアで内側のダボが見えやすくなっていますが、バランスよく配置されていてモールド風にも見えますね。
リアアーマーも軽装ですが、中央には2本のGNビームサーベルホルダーが造形されています。
サーベルホルダーは上下や左右に可動。
腰アーマー裏は前後とも裏打ちパーツが造形されています。メタリック調の成型色なのもクリアバージョンならでは。股間部にはスライドギミックがあり、脚部の可動域を広げることができます。スライド先でカチッとロックがかかるので自然にずれたりすることはありません。
腕部。細身ですが、肩のGNケーブルや前腕のGNコンデンサーなどが未来的。クリアパーツによって更に未来感やメカニカルさが強調されています。
前腕は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちなどでモールド化。前腕は合わせ目が出来ないパーツ構成です。ハンドパーツは親指と人差指、残り3指がそれぞれ可動するタイプ。手のひらダボが浅めなので、武器保持が気になるところです。
前腕のGNコンデンサーもシールの上からクリアグリーンパーツを被せての再現。文字も細かく入っています。
ショルダーアーマーは内部フレームに外装を被せていくタイプで合わせ目はなし。側面のGNケーブルはホログラムシートでの再現で虹色に輝きます。
肩後部のサーベル柄は上下にスイング可能。
脚部も他の箇所と同様、膝側面のGNコンデンサーなど近未来的なデザインで造形。全体にクリアパーツが使用されているので少し神秘的な雰囲気もありますね。スネの装甲は裏面のモールドが透けて見えるなどメカニカルさが強調されています。
各部とも内部フレームに外装パーツを細かく組み合わせていく構造で合わせ目はありません。
膝側面のGNコンデンサーは他の箇所と同様、シールの上からクリアグリーンパーツを被せての再現。内部には細かな文字がプリントされています。大腿部にはホログラムシートによるGNケーブルが造形。虹色に輝きます。
ソールもデザインが近未来的。脚底が少し浮いたような独特の形状をしています。
足裏はつま先、かかと共にモールド入りの裏打ちパーツが造形。モールドがくっきりとしているので塗り分けても良さそうです。つま先と先端部、アンクルアーマーは可動式。つま先の可動が緩いので、場合によっては自立させても徐々に傾いてくるので注意です。
つま先側は左右にも少し角度変更が可能です。
背部にはGNドライヴを装備。3本のアームで固定されています。
3本のアームを展開することでGNドライヴが取り出し可能。内部にもメカニカルなモールドが入っています。GNドライヴは外装がクリアパーツなので、通常版とは違ったデザインに見えるのがいいですね。
GNドライヴ。重粒子をエネルギーに変換する、半永久的に動作可能なユニットになります。コーン型の可動部やドーム状の発光部、表面のメカニカルな装甲が印象的に造形。
説明書に記載はないですが、GNドライヴは前後に分離可能で、2個のLEDユニットを組み込むことができます。
LEDユニット(緑)が手元に1個しかなかったので、前後に組み込んで発光させてみました。外装がクリアパーツなので、通常のホワイト成型色に比べて全体が透けて見えるのがいいですね。
付属のクリア台座を使用することで、GNドライヴ単体でディスプレイすることができます。ディテールがいいので飾っておいても映えそうですね。
GNドライヴ使用しない場合は付属の赤いカバーパーツを組み付けておきます。組み付ける向きに注意します。
カバーパーツは台座の上に乗せておけますが、しっかりと固定されるわけではないので注意です。カバーパーツの裏面にはメカニカルなモールドも入っています。
MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べてサイズを比較。ジム・コマンドよりも若干大きいくらいで、MGの中では比較的小柄です。ガンダムエクシアの頭頂高は18.3m。
HGガンダムエクシアとサイズを合わせてプロポーションを比較。そんなに変わらないですが、MGのほうが少しスリムかなという感じ。フェイスはMGのほうが設定に近いデザインになっているようですね。
頭部は45度ほど見上げる動きが可能。左右へは顎や肩のアンテナが干渉し易いですが、一応水平程度まで展開させることができます。
腕は水平程度まで上げることが可能。肘は2重関節で深くまで曲げることができます。
肩は少しスイングする程度。前方へは可動ギミックがあるのでその分広めに可動します。
腹部の可動ギミックや腰部ボールジョイントにより、上半身を適度に前後させることができます。
腰は少し干渉しますが、360度回転させることができます。アクションベースやスタンドへは、股間部に付属のジョイントパーツを組み付けてのディスプレイです。
股間部のスライドギミックにより、前後開脚は幅広く展開させることができます。
膝は2重関節で深くまで曲げることが可能。コの字型に可動します。
足首は前後左右とも広めに可動します。
左右への開脚はハの字よりも少し広めに展開可能。
脚の付け根がロールするので、内股、ガニ股ともに幅広く可動させることができます。
立膝もきれいな姿勢で再現することができました。
可動域の総括としては、飛び抜けて広く可動するわけではないですが、各部とも平均的、もしくは広めに可動します。細身で干渉も少ないのでその分可動も柔軟。アクションポーズを取らせるのもラクそうですね。ABSでヌルヌルと動くのが少し気になるくらい。
GNソード。ガンダムエクシアの主武装で、右腕に装備する折り畳み式の大型実体剣になります。刃の中にGNコンデンサーが搭載されていて、使用時にはGN粒子によってコーティングされることで、ビームサーベルと実体剣の両方の特性を持つ武装になるとのこと。画像は刃の部分を折りたたんだライフルモードになります。
ライフルの銃口部分は別パーツでの色分け。
側面に装備するバックラーは基部がフレキシブルに可動。展開状態、収納状態など自由な形態に変化します。
バックラー、ビームライフル、実態刃それぞれが展開可能。
グリップや刃の部分を展開してソードモードに。刃の部分はシルバー成型色パーツが使用されています。
GNシールド。左腕部に装備するエクシア専用のカーボン製シールドになります。中央の装甲のみクリアパーツでの再現。
左右の青い装甲は少し展開可能。表情を変化させることができます。
GNロングブレイドとGNショートブレイド。大小2振りの実体剣で、刃をGN粒子で包み込むことで脅威的な切断能力を発揮するとのこと。刃の部分にはシルバー成型色パーツが使用されています。
各部ともパーツで細かく色分けされています。黒い柄の部分は左右の組み合わせで一部に合わせ目ができます。
大腿部側面のブレイドホルダーは、引き出してジョイントを展開することでGNブレイド各種を腰部にマウントすることができます。ボールジョイント接続で干渉が避けられるようになっていますし、しっかりと固定されるので簡単には外れないようになっています。
小型作業用ロボット『カレル』。艦やガンダムの整備を行うための小型作業用ロボットになります。1個パーツ構成ですが、主要端末であるハロの部分も簡単ですが造形されています。
刹那・F・セイエイフィギュアはヘルメットを脇に抱える姿で造形。クリアパーツでの再現で、クリスタルっぽい神秘的な感じになっています。
一通り武装して。
GNソード(ライフルモードはグリップをハンドパーツにダボ固定し、バックラーのジョイントを前腕に組み付けて保持します。前腕への固定強度が弱いですが、ハンドパーツと前腕の2箇所で固定できるので適度にポーズを取らせることができます。
GNシールドも前腕にダボ固定します。そんなに固定強度があるわけではないですが、こちらも頻繁には外れない程度に保持することができます。
先端がシャープなので打突系の武装としても使えそうな気がします。腕を外側に展開すると、肩のGNケーブルが突っ張って少し戻ってしまう場合があるので注意。
実態刃を展開してソードモードに。刃が太いので、振りかぶったり切り裂いたりするポーズにも迫力が出ます。
GNロングブレイド、GNショートブレイドを装備して。グリップをハンドパーツにダボ固定させて保持します。ダボが浅めですが、指で握らせることで適度に保持してくれます。
軽装備なので取り扱いがラク。切り裂くポーズ、振りかぶるポーズなども再現しやすいです。ABSなので関節がヌルヌル動きますが、動きをつけるにはいいですね。
背部のGNドライヴを発光させて。発光させることで、エクシアが稼働している感じがより良く表現できます。前面にはシールを貼るようになっているため、GNドライヴの文字が浮かび上がるような表現は出来ないようです。
ディスプレイ用のジョイントパーツがやや外れやすいので、キットを傾けると外れて落下する場合があるので注意です。
GNビームサーベルも同様、柄をグリップにダボ固定させます。保持強度はGNブレイドと同じ。長短のビーム刃が付属しているので、劇中のように投げつけるシーンなども再現することができます。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。白成型色の部分が乳白色のクリアになっているため、A賞などのクリーンなクリアとはまた違ったメカニカルさが表現されていていいですね。部分的に見える丸ダボや裏面のモールドが神秘的で、通常のエクシアにはない魅力があります。関節や内部に使用されているパーツがメタリックグレーで上品な仕上がりになっているのもいいですね。
気になる点は通常のガンダムエクシアと同じですが、ソールの可動が緩いため、自立でポーズを取らせると倒れやすいのと、武器の保持が少し緩く、ポージングを頻繁に変えていると外れやすいので注意です。それと、ディスプレイ用ジョイントパーツの固定強度が弱めで、キットを傾けると外れやすいので注意です。
多少のポロリはありますが、可動柔軟なのでアクションポーズも決まりやすいです。セブンソードがしっかりと再現されていてポージングバリエーションが豊富ですし、ソード系の軽武装なのでポージングが軽やか。ラストワン賞特有の優越感を感じつつ、クリア成型色の神秘的なエクシアを楽しみたいですね。
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